第三百二十二話『勇気と謙虚さを同時に持つ』-【宇宙篇】ユーリー・ガガーリン-
2021-10-30 13:24

第三百二十二話『勇気と謙虚さを同時に持つ』-【宇宙篇】ユーリー・ガガーリン-

今からちょうど60年前の、1961年4月12日。
人類で初めて、108分間の宇宙飛行を成し遂げた人物がいます。
ユーリー・ガガーリン。
旧ソビエト連邦の軍人パイロットである彼は、大気圏を越え、宇宙を舞い、地球を一周しました。
有名な言葉「地球は青かった」。
原文は、「空は、非常に暗く、でも、地球はひたすら青く見えた」。
人類史上初の快挙から60周年を記念して、日本でも、いくつかの催しが開催されています。
岐阜県、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館では、今年3月、「ユーリ・ガガーリン物語」特別展を開き、ガガーリンが乗ったボストーク・ロケットの模型や、ガガーリンの写真ギャラリー、彼が宇宙ではめていた時計、シュトゥルマンスキーが展示されました。
また、新潟県立自然科学館では、11月1日から14日まで「ユーリイ・ガガーリン特別展」を開催予定。
彼の功績を辿る写真パネルが展示されます。
集団農場で働く労働者階級出身の若者の偉業に、ソ連は沸き立ち、ガガーリンは一躍、時の人になりました。
たちまち祖国の広告塔として、世界中を歴訪。
1962年5月には、日本にも来日しました。
しかし、時の政権・フルシチョフが失脚すると一転、立場は危ういものに変わりました。
彼の存在感の大きさに、国の中枢が脅威を感じるようになったのです。
訓練中の不慮の事故で、34歳で亡くなり、その死に関しては、さまざまな憶測が飛び交いますが、真相は闇に包まれています。
ただ、ガガーリンの人柄について、悪く言うひとはいません。
2000人の候補の中から、なぜ、彼一人が選ばれたのか。
同じ宇宙飛行士候補生が、無記名で「誰が宇宙に飛びたつ人物としてふさわしいか」という投票を行ったとき、彼は、圧倒的に1位を獲得したのです。
みんなが一様に、言いました。
「彼ほど、勇気があり、でも、謙虚なひとはいない」
ユーリー・ガガーリンが人生でつかんだ、明日へのyes!とは?

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