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えっとね、なんかね、歴史的ダブルバインドを発見したんだけど。
まじっすか。 うん。
なんか、リーダー、英雄みたいな人いるじゃん。 うん、いる。
そういう人たちって結構特徴として、自己犠牲するほど、人のために働く性格があるじゃん。 あるある。
そういう人を人は好きになって、持ち上げたりするよね、歴史的には。 そう。
みんなついていくね、そういうリーダーに。 うん。
でもその民衆は、その人に死んでほしくないと思うわけよね、当然。
当然。 繋がりとしては。
おかしくない? なんで?
めっちゃ自己犠牲して働いてる人が好きなのに、その人には死んだり病気になってほしくない。
っていう気持ちが両方ある。 あるね。
これダブルバインドじゃない? うん、そうだね。
ギリギリ死なないぐらい頑張ってみたいなこと言われてるっていう感じだよね、ずっと。
なんか、頑張って元気なときはすごい放ってるけど、
ちょっとその人が病気になったり倒れたりしたら、寝ろとか急に言い始めると。
いうことがある。 よく見るね、最近よく見るね。
あれはどうなんかね。 普段は、働けよ、もっとって。
上司だろ、動けよ、みたいな思ってる。 そんな悪い感情じゃないよね。
私たちのためにこんなに頑張ってくれてる、なんてすごい人なんだって感じ。
褒める系ね。
でもどんどん疲れてきたり、大変なことになると、
どうか寝てください、みたいな。
どうか、どうか!って言ってね。 働きすぎです、って言ってね。
どっちなんだよって、ならないかなと思って。 うん、なるだろ。
病むね。
なるほどね。
それが言いたかっただけなんですけど。 なるほどな。
2分しか経ってないけど。 いいんじゃないか。
これが世に言うダブルバインドの起源なんじゃない?
ああ、歴史的。 ダブルバインド。
これをみんな応用してるんじゃない? そういうことか。
わかりました。
さっきちょっとちらっとあなたが言った、死ぬギリギリまで働けっていうメッセージなんだろうけど、
これは誰も気づいてないよね。
気づいてない。
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素晴らしい人だが①で、失いたくないが②。
そう。それを同時に発することにより、ギリギリまで頑張ってね、となるわけです。
はい、ありがとうございます。
