ざっと概要というか、どんな感じだったのっていうのを軽く共有させてもらうと、
ワンオンのミーティングガイドっていうタイトルだったかな。題名で書かれていて、
私の印象としてはワンオンの基本概念とかをまず説明があって、
そこからは実際ワンオンで使う、ワンオンの状況で活かせるようなパターンランゲージをたくさん紹介してくださってるガイドラインでした。
本当だ、パターンランゲージになっている。
はい。なのできっと博多家さんが開いて長って思ったのは、本当にたくさんのパターン書いてくださってるんで、
そこがたくさんある長いなって感じたところなんじゃないかなと思います。
そうですね、左のメニューがやたら長い。
そしてあれですね、パターンランゲージと名付けて抽出したものであるって書いてあるんですね。
そうですそうです。なので何でしょうね、
ワンオンは普段されてて、自分の中でワンオンってこういうものだよねって思ってる人でも、
こういうパターンを読んでみることによって、ちょっと自分の中で引き出しが増えたりとかするから、
ぜひ読んでみるといいんじゃないかなと思います。
いくつか読んでみて気になったことというか、印象に残ったところをお話ししようと思うんですけど、
そもそも論として、ワンオンってここ数年ですごくいろんな企業でもやるようになったなと思ってるんですけど、
はくたけさん、ワンオンやるってなって、インプットネタとかってあります?ワンオン始めようってなった時。
私は実はワンオンの目的とかそういうのとかをしっかり書いてあるものを腰を据えて読んだのは実は一冊もなくて、
そうなんですね。
なんか抵抗があってというか、やり方とかを読んでしまうと、あ、こやつあの本を読んだな、みたいな思われそうで嫌で、
あえて何も読まないようにしていました。
そうなんですね。その気持ちはめちゃめちゃ分かります。
なんかあれを読んで、あれの通りにやられてるなって感じたら嫌な気持ちするかなと思って。
マニュアル通りじゃん、みたいな感じですか。
そうそう。マニュアル通りにしない自信もあんまりなくて。
なるほど、なるほど。ありがとうございます。
ちょっとなんで今そんなことを聞いたかというと、
私も結構ワンオンって天然にというかナチュラルにやれればいいかなってずっと思ってこれまでもやってきてたんですけど、
とはいえ本格的に業務としてワンオンをやるってなったケースがやっぱりあって、
その時に少し参考にさせてもらってたのが、
ヤフーのワンオンって名前だったかな。
多分みんな結構知ってるタイトルじゃないかなって思うんですけど。
ちょっと今日別にその本の話をめっちゃしたいかというとそういうわけではないんですが、
なんかすごく印象的だったのは、そのヤフーのワンオンとかを読んだときって、
結構そのワンオンをやる相手って割と明確に上司と部下でやるみたいな表現が多かったんですよ。
そうですね。
もちろんそれが別にワンオンは上司と部下がやるべきものだっていう意味じゃなくて、
上司と部下がワンオンをやる場合の考え方というか、
っていう状況を絞っての話だったんだろうなと思うんですけど、
そういう表現がすごく多かった。
でもこのワンオンガイドだと、上司と部下っていうよりはシンプルに組織内の個人と個人っていう表現をしてる。
そうなんだ。
読んでみてわかったんですけど、その後に紹介されるパターンとかも、
別に上司と部下でしか使えないよねとかそういう話じゃなくて、
本当に一対一で対話するときに使えるよねっていうネタがすごく多かったなっていう印象です。
面白そう。いいですね。
ですです。
っていうのがまず初っ端の概要とか最初の冒頭読んだときに思い出した話です。
なるほどな。
あとはパターンランゲージなので、こういうパターンありましたっていうのを少し紹介できればぐらいなんですけど、
確か全部で20個ぐらいでしたっけ、24個。
24個あって、その中で私がちょっと印象に残ったというか、
割と自分も気をつけてるなって思ってるものをいくつかピックアップさせてもらってて。
メモを読んでますよ。
ありがとうございます。
2人が上司と参加者がどういう期待を持っているかですよね。
うん、ですね。
で、もう一つあってですね、これはもうなんか自分は結構陥ってるかもしれないなって毎回思うんですけど、
対話の間合いを近づけるっていうパターンがあって、
なんか武道とかでよく聞くような。
そうそう。で、今は博多家さんと一緒に見てるメモには書いてないんですけど、
その次のパターンに対話の間合いを遠ざけるっていうのがあって、
おそらく行ってしまえばその対話の距離感を調整するっていう話かなとも思ってて、
で、なんでここが印象に残ったかっていうと、
個人的には対話の間合いって、すごいお互いの立場によって勝手に変化しちゃうなって思ってて、
例えば何でしょうね、同じ役割、同じレイヤーでワンワンをやるのと、
片親急に片方が上司になってワンワンをやるっていうパターンとかで、
大体そういう時って上司になった側はこれまで通り接してるつもりなんでしょうけど、
気づいたらちょっと対話の距離感が遠ざかってたとかが、個人的にはあったなってすごい思っちゃう。
ありましたか。
ありましたね。
ちょっと相手がその、警戒心を持ってしまったみたいなことですかね、じゃあ。
警戒心を持ってしまったであったりとか、
同じ背景で話をしてるんだけど、なぜかやっぱり上司っていうものがついちゃったことによって、
言葉に謎の重みがついてしまうとか。
こうしたらいいのかもねーぐらいの話が、やりなさいみたいな感じになってしまったみたいな。
そうなんですよ。
なるほど。
多分、ゆるテクの収録とかでももしかしたら何度かこういう話してるかもしれないんですけど、
これって特に自分が、例えば自分自身が上司に対してあんまりそういうの気にしないで話すタイプだったりすると、
より落ちるなって毎回反省してます。
自分が気にしないから相手も気にしないだろうと前提を置いちゃうんですよね。
そうなんですよね。
こういう時の取り組み方っていうのが未だに自分の中ではあんまりなかったんですけど、
この対話の前を近づけるとか遠ざけるっていうところが結構そこのヒントになってきそうだなと思いました。
そうですね。近すぎてもいけないってことですよね、きっとね。
うん。意図的にちょっと距離を取ったほうがいい時もあるしっていう。
対話の前が近づいてるっていう状況はどういう状況なんだろう。7.11を見てみると、
自分の望むことを主張してしまっている。相手の望むことを一方的に主張されてしまっている。
こういうのが近すぎるパターンなのか。
とかですね。
なのでどうですか。博多家さんこういうの聞いて、ああいうタイミングで確かにあったなとかってあります?
今この24パターンとかのタイトルだけを見ても、あるなっていうのをいくつかありますね。
なるほど。
例えば言いにくいことも言ってみるとかですかね。
言いにくいことも言ってみる。
18に書いてあるんですけど、これは会話をすればいい。
表面的な会話や、建前での会話をすればいいわけではないって書いてあるんですけど。
表面的な会話とか、あまり踏み込んではいないワンワンじゃなくてもいいよねっていう会話ばかりだったというワンワンは結構ある気がしますね。
それはもう博多家さん自身もちょっと経験もあってって感じですか。
ありますね。結構ありますね。
なるほどね。
例えば表面的な会話とかって何でしょうね。具体的にって言うと難しいかもしれないんですけど、こういうのかなってイメージってあります?
ほんと雑談みたいな感じの会話ですね。アイスブレイクとかはするじゃないですか。
はいはいはい。
つまりそれだけになってしまっている。
その会話だけをして、今週、例えば1週間とかでやったら今週何かありましたか、特に何もなかったですねみたいな。
よくあるパターンなのかなと思いますけど、そういうので雑談だけして終わるみたいな。
確かにな。本来だったら雑談していく中で徐々にそういう課題というとあれですけど、別のテーマに収束していくパターンとかもあったりするから。
自然とそうなるのがやっぱり理想っちゃ理想ですよね。