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伊藤由美子のCozy Space第102回、2022年9月のゲストは、バタフライブルワリーオーナーのイリタニ・キミヒロさんです。
イリタニさんは、2021年11月、愛知県春日市にビール醸造所、そして販売店をオープンしました。
今回は、音楽イベントや、奥様とのお店づくりなどについてお話ししていただいています。
では早速、イリタニ・キミヒロさんのお話をお聞きください。
私自身もランニングとかマラソンとかするんですけど、そのランニング関係のつながりで、
ランコレクションさんという、いろんな企画をしているところに呼んでいただいて、大鷹緑地公園で出展したスタッフになりましたね。
あとは大曽根の方とかでも、4周年のつなぐさんというところが、陶器とかを販売されているところで出展したりとか。
大曽根というと、名古屋市の田舎区にある大曽根ですね。
いろんなところにお声掛けていただいて、出展したりしていますね。
あと、こちらの小田村ブリオンさんの敷地内でも、たまにコンサートの用紙も書かれていますよね。
音楽ということで、この瓶に楽器がついていることもあり、音楽関係のイベントが多いんですか?
多いですね。昨年11月にオープンしたときにはフルート20層で、クリスマスコンサートがフルートクライネットかな。
その後、スプリングコンサート、ハープのクライネット。
先日はピアノ、マリンバ、ジャム、フルート。
ビールに描かれて楽器使ったコンサートが多いんですね。
そうですね。今後も予定していますね。
いいですね。その時はビールを飲みながら演奏が来ている。
そうですね。ビールを飲むスピンみたいな感じですね。
それから半分屋外的なのがあるようになっちゃうものですから、結構はちょっとシンプルなんですけど。
そうですね。ちょっと屋外でやられるということですね。
その部分だけはいつも晴れてほしいという願いを込めて開催するということですね。
今、バタフライブルワリさんでずっとお名前をお伝えしていますけど、
そのバタフライという意味がホームページを見させていただいたときに、
このバタフライブルワリさんがある愛知県の春日市の地図が蝶々の形に出るからというところだったんですね。
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そうですね。
私、なんでバタフライなのかな?なんで蝶々なのかな?と思っていたんですけど、
あ、まさかそうなんですね。
実はそうなんですよね。
ちょっと意外だったんですよ、私の中で。
そうやって教わったような気がしていたんですけど。
そうですか。社会科の時代で。
はい。ただ、かすがいの同級生とかに聞いても、
それって教わっていたっけ?というような感じなので、
リボンとかの形にも、形にも似ていると思うんですけどね。
そういう点を見たらそうかもしれないです。意識したことがなかったので。
割と蝶々って描いてみると楽器とかいろんなのにマッチしますね。
このビールのラベルにも描かれていますけど、
これオシャレですね。今よく見たらバタフライのBという最初のスペルが蝶々のマークになっているんですね。
ブルワリのBもそうですよね。
ブルワリのBも蝶々のマークになっているということで、そこがついているということなんですね。
これデザインってどなたもされたんですか?
友人なんですけど、このロゴをデザインしてくれた。
陶芸とかですね、結構多種多様な方で。
陶芸では練り込み子という形で練り込み義務をやられていて、
うちのホームページとかもお願いしていまして、
昔からの本当のスタートは職場が一緒だったんですけど。
そうなんですか。陶芸の職場で一緒だった。
職場が一緒で、その方、女性なんですけど、
その方の旦那さんが、僕は職場の先輩なんですけど、
よく一緒に走っていたっていう。
マラソン仲間でも。
みんなが独身の時からもちろん知っていて、
ご結婚されて、その方夫婦が中国に5年行ってたりとか、
その後名古屋に5、6年くらいいたんですね。
だから私がこちらに戻ってきた時にもよくうちにも遊びに来てくるので、
家族ぐるみでお世話になっていた方ですね。
じゃあ、ホームページもこのビールのシールっていうか、
そちらのロゴも同じ方っていうことで、統一感があるでしょうね。
そうですね。基本的に同じです。
インスタグラムとかもやってるんですけど、
見ている通り、私ともう一人玉木くん、玉ちゃん、男2人でやってるんですから、
インスタグラムとかもあまり苦手で、
インスタグラム用ってことで作ってくれたり。
そうなんですね。
すごい心強いサポーターがそこにもいらっしゃるんです、女性で。
やっぱり女性の歓声っていうのを取り入れると、
女性のお客さんもやっぱり来たいなと思うんですよね。
そうですね。うちもそのように女性にもよく来ていただきたいなっていうのは、
ロゴのデザイン的にもかなと思っていて。
そうですね。やっぱり綺麗だし、
いろんな種類のビールを並べておいてもすごく見栄えがするし、
あとこれ、自分が飲むだけじゃなくて、プレゼントに本当にいいなと思うんですよね。
そうですね。ギフトとして買っていただけるのはありがたいですね。
ですよね。多分もらった方もすごい嬉しいと思うんですよね。
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綺麗な瓶のビールなので。
そうですね。ギフトとかは、今ですとおちゅう弁とかも結構入りますね。
そうですか。ホームページ見させていただいたときに、
オンラインストアもあるんだなと思ったので、
全国でもいろいろ発送していただけるってことですね。
そうです。
そういえばクールビーになるんですか?
クールビーですね。
ラフトビールは基本的にクールビーですね。
やっぱり常温で長く置かないほうがいいですね。
今お聞きしている方がどこの方かわからないけど、
もし興味があればオンラインでショップで注文もできるという。
そうですね。
楽器が付いているので、音楽関係の人への差し入れとかもいいなと思ったんですよね。
そうですね。そういう風によく使っていただいてます。
例えば、今日ライブやりますみたいな人のところに持って行ったりとかね。
ありますね。
そうなんですね。いいなと思ってたんで。
なので、もちろんいろんなバリエーション、
6種類とか8種類選んでいただくお客さんもいらっしゃるんですけども、
ピンポイントでピアノだ、ハープとか、
ピンポイントで楽器で決められる方もいらっしゃいますね。
ピアニストの人の演奏会に持ち込むのに、
ピアノのビールを何本か差し入れるとかっていうことも、
おしゃれですよね、差し入れとしては。
そうなんですね。
私も多分、どこかで差し入れるかもしれないですけど。
ありがとうございます。
先ほど一度東京に行かれてというお話とかもあったと思うんですけど、
こちらのお店ができるまでっていうところで、
ちょっとお話させていただきたいなと思ったんですが、
もともとは奥様がフルートソーシャーっていうところで、
ホームページだったかな、見させていただいたときに、
演奏を聴きながらビールが飲める場を作りたいということで、
オープンするまでに準備をしていこうっていうのが流れとしてあったんですね。
そうですね。
実際にですね、私はビールはもともとずっと飲む専門では好きでした。
具体的に動き始めたのは本当、2020年の春先4月に、
娘が小学校1年生に上がったのと年少に上がったのが、
お二人は可愛いお嬢さんですね。
ありがとうございます。姉妹がおりまして、
ちょうどそこで下の子が年少に上がったので、
お妻もフルート教室を始めたんですよね、自宅で。
なので彼女のが先に起業というかしたんですけどね。
それで割と生徒さんも5人ぐらいはすぐに集まっていってやってましたね。
私も具体的に動き始めてその後、いろんな研修に行ったりとかで動いていて、
当時もロゴとかはなんとなくできてきていて、
楽器シリーズにしたらというのは、そうですね、妻の考案でしたね。
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フルート教室の奥様の考案だったということですね。
2020年の夏頃からなので、具体的に公務店に話したりとか、
創業のセミナーとかもあって、市のそういうのに出たりとか、
設備の見積もりとかを取って、具体的な銀行にお金を借りる意味があるというところまでちょっと行っていて、
当初は20坪の倉庫なんですけど、本当は30坪で考えていて、
残りの10坪が飲んで音楽が聴けるスペースという部分で考えていたんですね。
飲食できるスペース。
そうですね。妻も一緒にやってくれるというところだったので、
妻が定期的にコンサートとかもできればなと思っていたんですけど、
すごく元気で、コロナ禍で一緒にハイキングとかもすごく行ってたんですが、
10月の23日に、妻も初めてラジオ放送とか出たりして、
こういう音楽活動やってますっていうのをすごい宣言とかもして、
そしたら2日後に、私の後部座席でちょっと倒れて、転換ですよね。
そうなんですか、転換。
転換って僕はほとんど知らなかったというか、救急車で運んだら、
大きい脳腫瘍があって、全然気づかなかったです。
本当に何が起きたかわからないような状態なんですけど。
突然ってことですか?
自理科とか行ったりはしてたんですけど、
何かが調子悪いって感じはあったんですか?
自律神経失調症って言われてたんですよね。
実際かなり大きい脳腫瘍があって、すぐに手術という予定だったんですけど、
ちょっと容態が急変してしまって、すぐに脳死状態になってしまって、
子どもとかも何が起きたかわかってないと思う。
下の子はわかってなかったですね。
それこそ11月6日なんですけど、
その1年後ぐらいにオープンできたんですけど、
2020年11月6日に他界してしまって、どうしたもんかというところで、
自分の悲しみに浸ってるわけにもいかなく、
子どもも上の子は小学校1年生だったので、
ちょっと異常な感じになっちゃってましたね。
泣きじゃくって朝学校とか行けないような。
ただ行けなくなっちゃうだろうなと思って、
なんとか頑張って連れて行ってっていうのを3ヶ月ぐらい続けて、
下の子はずっと無邪気にしてて、
わかんないですね。
だいぶ経ってから、このお母ちゃんいつ帰ってくるのか言ってたんですけど、
なかなか下の子は元気でいたのが救いだったんですけど、
とにかくこの子たちを育てていかないといけないというところで、
家で仕事を始めたいっていう、
お互いの夢でもあったので、ここでなんとか始めたいっていうところで、
1年後になんとかオープンまで来れたなって思ってます。
周りの友達や家族やいろんな人に支えられながら、
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スタートを切れたので、本当に感謝していますし、
恩返ししていきたいなって思ってますね。
本当に元々奥様とお店が開かれると思った時に、
そういうことが起こってしまう。
普通だったらどうしようっていうふうに。
そうですね。どうしようですよね。
よくわかんない状態みたいな。
ところから1年後にオープンって、
いろんな支えはあったっておっしゃったんですけど、
自分の中での気持ちはなかなか切り替えられないと思うんですけど、
とにかくやるしかないっていう感じだったんですかね。
そうですね。結局子どもを育てる上で、
ここでなんとか仕事がしたいっていう一心でしたかね。
何も計画していない段階で亡くなられていたら、
ちょっと無理だったかもしれませんね。
まだ何も形にはなかったですけど、
構想で具体的にはなっていたので、
動き出していた時期でしたね。
銀行さんとの話はまだしていなかったですけど、
そこの手前までは来ていたので、
そういう意味では道しるべを作ってくれたのかなって感じはしますけどね。
奥様が道しるべになって、
育てるということを見てるんですね。
2021年11月3日にオープンして、
スタジオ像を本当の予定だと春先ぐらいを目指していたんですけど、
2022年の春。
そうですね。当初の予定だと11月に設備発注しているので、
11月には入ってくる予定で、
ちょっと余裕を見て春先の予定だったんですけど、
これがなかなか入ってこなくて、
アメリカからの設備がコロナ禍もあってとかですね。
無影響もやっぱりあるんですかね。
そうですね。
結局7ヶ月ぐらいが経ったのかな。
結局6月に入ってきたのが。
このタルッと表情できる装置が入ってきたのが春先の予定ですね。
それで保健所とか財務省の立ち会いが終えて、
約7月25日に免許が取れて、
8月からスタートと。
いろいろやっている中で、
妻がいるときから親友夫婦、沖縄に行ってたのき夫妻、
妻もよく知っていて、
ホームラインとかで飲み会をしていて、
こういうこと始めるんだよっていうことも言っていて、
いつか一緒にやってねみたいな感じで話をしてたんですね。
そうなんですね。
具体的にオープンして醸造をっていうところで、
一人で難しいなと。
就職的にはなかなか雇える余裕はないんですけど、
一人ではどうにも回らんなというところで。
先ほどの話だとすごい力も仕事もいっぱいあるんですね。
そうなんですよね。
醸造のところは甘く言ってたというか、
一緒にやってほしいということで行って、
彼の友達にも修行に行ってもらったりとかして、
今はむしろ彼の方が知識はあるので、
私は逆に彼に教えてもらいながら考えてますけど、
すごくよくやってくれてますね。
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お店の販売の方も見てますね。
見てますね。
もともといろんなことやってきた人で、
それこそ役者業とかもやってたりとか。
そういったことをおっしゃってましたよね。
そうなんですよね。
フラノ宿、倉本壮さんの。
倉本壮さんのね。
そこで出会った夫婦なんですよね。
彼の奥さんもそこで出会ってて。
なんで、しかも全職とかも接客業なので、
そうなんですか。
すごい上手ですよね。見習うところが。
すごい自然な感じでお話しして、
この前私が買いに来た時にもお話ししていただいて、
そうですね。
そこで心強いね。
心強いですね。
大人が今ここに一緒に働いてくれてると。
うちの子どもたちもすっかり懐いてますね。
そうですね。
懐いて、本当二人ともごく使われてますね、子どもたちに。
イリタニ・キミイロさんにご登場していただきました。
次回はイリタニさんのライフワークについてお話ししていただいています。
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それでは、次回もお楽しみに。
伊藤芋子でした。