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2023-06-28 09:41

第94回「ネガティブ思考を生かす方法」

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▶︎今回は「ネガティブ思考を生かす方法」についてお伝えいたします。

《ご質問》
周りからネガティブとよく言われてしまいます。自分でもこのネガティブな思考を変えたいのですが、どうしたら変えられますか?(36歳男性/フリーランス)

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【成田儀則プロフィール】なりた・よしのり/1961年生まれ神奈川葉山町育ち。
小学6年から父の影響でテニスを始める。将来プロになりたいと中央大学庭球部に入部。大切な試合になると、メンタルの弱さで全て負ける。結局レギュラーになれず、四年生で寮長で大学生活を終える。
日本火災海上に入社し社会人をスタート、6年間お世話になった後に独立、会社を設立し、新たなチャレンジをスタート。しかし、事業に失敗。億の借金を背負う。どん底の真っ只中、能力開発の草分け、株式会社TBR故夏目志郎氏に師事、ブライアン・トレーシーのプログラムを徹底的に学び、主席トレーナーになる。夏目氏引退を機に、有限会社ヒューマンリンクを設立。企業研修からオリンピック選手のメンタルトレーニング、学校に行けない子供達のカウンセリングまで幅広く活躍。現在にいたる。
https://narita-yoshinori.amebaownd.com/

【早川洋平プロフィール】はやかわ・ようへい/プロインタビュアー。キクタス株式会社代表取締役。
羽生結弦、コシノジュンコ、よしもとばなならトップランナーから戦争体験者までジャンルを超えてインタビュー。ユニクロ・ネスレなどCMのインタビュアーも。いっぽうで「音声」の可能性にインスパイアされ、声のメディアも創り続けてきた。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良 大人の放課後ラジオ』などプロデュース。
https://yoheihayakawa.substack.com/
#メンタル
#人生哲学
#ネガティブ思考


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心に刻みたい人生哲学のはなし
学校に行けない子どもたちから、オリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者、マネージャー、新入社員、メンタルサポーターとして20年間にわたり、講演・研修を行ってきた成田儀則が、
今と未来を変える人生哲学のはなしをお届けします。
視聴者、リスナーからの人生相談にもお答えします。
ご質問いただいています。
36歳フリーランス男性の方からいただいています。
周りにネガティブとよく言われてしまいます。
自分でもこのネガティブな思考を変えたいのですが、どうしたら変えられますか?
世の中たくさん、めちゃくちゃいるんじゃないですか?
多いですよね。変える必要はありません。
ありません。
ネガティブっていうのは大事な要素です。
私は昔、ネガティブがなさすぎて失敗したんです。大失敗してます。
皆さん、やっぱりポップ。
ポップはポジティブな要素がすごいので、昔からもとにかくポジティブで、ポジティブ市場主義みたいな感じだったんですかね。
で、失敗してるんですよ。
要はポジティブすぎると、どうしても残念ながらイケイケどんどんで。
まあ、なりますよ。なんとかなるだろうみたいなね。
なんとかなるだろう。なんとかなるだろうは大事ですよ、その気持ちは。
でも、なんとかならなかった時のリスクをちゃんと考えないといけない。
それがネガティブな人は、まずリスクから入るわけですよ。
はいはいはい。
だからネガティブということは、
慎重派ってことなんですよね。
そうですね。
だからネガティブって言わないで、慎重派と言ってほしいんですよ。
確かに。常にリスクを考えるっていうのは素晴らしいですよね。
そう。すごい大事なんですよね。
だから、その慎重派の人がいなければ企業は失敗しますから。
もうイケイケどんどんでいったら、もうすごい大失敗を起こしたりね。
このリスクをきちっとちゃんと認識するってことができたら素晴らしいですよね。
はいはいはい。
ネガティブと言われちゃってることは、慎重派なんで、
ちょっとね、プラスを入れるだけでいいんです。バランスです。
ポジティブの要素とネガティブのバランスが大事なの。
あーなるほど。
ネガティブをすでに持ってるんであれば、あとはポジティブを足せばいいだけ。
ですね。
はい。このバランスを取ればいいだけなんです。
だから決して否定することはありません。
でもね、それこそ企業であり、別の組織であり、必ず両方の方が必要ですよね。
ですよね。
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やっぱり何かをね、それも人によりますけど、突破するみたいな、
一応生む人はある程度ポジティブというか、
考えすぎたらできない部分もあるので必要だと思いますけど、
それを必ず、例えば実務に落とす人とか、実際に作る人っていうのはやっぱり慎重、丁寧、必要ですよね。
ですよね。
で、例えばどうしても自分がネガティブが得意、要は慎重が得意と、
リスクをとにかく探すのが得意と、それも一つのすごい才能ですよ。
いや、ほんとそうですね。
すごい才能。絶対に企業では必要な人だし、企業だけじゃなくて、
うん。
人生にとって必要な人ですよね。
はいはい。
じゃあ、そこがどうしても得意で、ポジティブがちょっとやっぱりなかなかうまくいかないっていう人は、
ポジティブな人とペア組めばいい。
あ、そうですね。
やたらポジティブな人とペアを組んで、で、お互いに力を合わせて、
いいところをお互いが補うことができたら、これ最強ですよね。
だから一人でやろうとしないっていうことも大事。
ほんとそうですね。完璧は無理ですもんね。
はい。自分が得意な分野を生かせばいい。
と思うんですよ。
まあでもそう考えると確かに、特に日本人は、ネガティブ気質ってちょっとあるかなと思っていて、
まあでもだからこそ、つまり地震大国だったり、
常にリスク、まあその死に直結するようなリスクと隣り合わせだったからこそ、
あれだけの建築物、もうほんと地震でね、大震災クラスでも崩れないみたいな、
だからやっぱりその辺があるからこそ、ある意味これだけ成長してきたっていうのは国としてもあるし、
ネガティブはネガティブじゃないってことですね。
ネガティブは大事。
だからネガティブって言っちゃうと、ネガティブになっちゃうので、
慎重派、リスクを回避する人ですよ。
そうですね。
そうは言っても、ネガティブっていう言葉があんまり良くないと捉えられるっていうことの本質としては、
当然ちょっとネガティブな側面があるからだと思うんですね。
そのネガティブのポジティブな面と、ネガティブのネガティブな面っていうのを分けるとどういうことなんですね。
ネガティブなネガティブな面っていうのは、私には無理。
無限の可能性があるのにね。
はいはいはい。
最初から、
で、きっこないとか、無理とか。
そういうのがネガティブな発想ですよ。
つまりそこをやっぱりこのままグレーズって言ってるように、いろんな形で変えていく。
で、あとさっきの話に戻りますけど、そういう思考じゃない人と組むというね。
そこがポイントになりそうですね。
そこですね。
だからもしネガティブと言われていて、
常にすぐ否定するとか、自分はできないとか思い込んでるんであれば、
そこは潜在意識をね、インプットを変えていただければいい。
うん。思い込みを変えていただければいいですね。
そうですね。
はい。
もちろん、人によっても、その両方当然あったりとか、相手とのその場の組織の関係性で変わったりもしますよね。
そうですね。
だからその辺も覚えておいた方がいいですよね。
そうですね。やっぱりそういう言葉ありますよね。
成田さんから見て、僕どっちですか?
いや、バランス取れてると思いますよ。
あ、本当ですか?
うんうんうん。
早川さんは?
うんうんうん。
とっても。
うんうんうん。
そのバランスを保ち続ける秘訣って何でしょうね?
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自分では分かんないんですけど。
いや常に、自分がどっちが得意かまず意識してほしいんですね。
要は前向きと慎重とどっちが強いですか?
僕はネガティブです。
ネガティブは?
ネガティブ小学校出身です。
ということは、慎重のものは意識しないでもできるわけですよ。
はいはいはい。
ね、慎重のところは。リスクを回避するっていう。
リスクをしっかりと計算するところが得意なので、そうすると今度はプラスを意識する。
はい。
無意識にリスクはちゃんと計算できる。
ちゃんと計算できる人なので、今度は意識してプラス。これを考えている必要があると思うんですね。
なるほど。
そういう意味では逆に今日はね、ネガティブとよく言われるんですが、どうしたら変えられますかって話で言ったんですけど、
よく、ポジティブって言うと悪くないですけど、なんか能天気だと言われます。
どうしたらいいですかっていうのも今の話と逆の使い方で同じ。
まさにまさに。
もう私が昔そうだった。能天気だったんですよね。
能天気ってのは良いことないです。
能天気なのは良いんですよ。良いんですが、何とかなるっていう考え方も良いんですけれども、
でも、だからといってリスクを考えないと偉い目にあいますから。
だからちゃんと、いわゆるそういったリスクを考える部分と、前向きな部分と、このバランスをきっちりとること。
いやー、なんか普段なかなか考えないから、なんかすごく勉強になると同時に、やっぱり成田さんがおっしゃったように、個人的には、
自分のまずどっちのタイプかっていうのを見極めつつ、ある程度その逆の部分を、
補いつつ、例えば仕事であれば、自分が一番持ってない方のものを、もし可能であれば、やっぱり助けてもらう。
逆の人を助けてもらうっていうのは、なんか結構大事ですよね。
大事ですよね。
よく石橋を叩いて渡る。
叩いて渡るって言いますけど、石橋叩いて壊しちゃうみたいなね。
大事なのは、石橋でも叩いて、過信しないで、石橋でも叩いてから渡る。
だからこの慎重さ。
が大事ってことですよ。
要は石橋だからって叩かずに、渡ってボーンって落ちる可能性あるわけですよね。
だから過信が一番怖いので。
どうしてかっていうと、ポジティブすぎる人は、これに繋がるんですよ。
そうですね。
そう。だから僕は過信して、自分は健康だ。健康診断もいかない。
もう調子悪くなっていった時には、もう手遅れとかね。
そんなような状況になるんで。
だから前向きすぎるのも、過信も。
絶対ダメ。
そうなると、いずれにしてもバランス、自分でもバランスを取ることを心がけますし、完全には無理でしょうから、そういうバランスを良くするために、周りの助けも可能です。
そうです。だから石橋を叩いて渡るんです。それがオッケーです。叩いて壊しちゃダメですよ。
そうですね。ネガティブじゃなくて、慎重派もオッケーってことですね。
オッケーです。そういった慎重な心ってのはすごい大事ですよってことなんで、決して否定することはないってことですね。
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ありがとうございます。
さあ、この番組では引き続き。
皆様から成田さんへのご質問を募集しております。
どしどしお待ちしておりますので、概要欄をご覧ください。
そして、この番組がテキストでも読みいただけます。
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ということで、成田さん、今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
09:41

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