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上坂あゆ美の私より先に丁寧に暮らすな
ということでお送りしていきます。
また、リスナーの方からもらった質問というか相談の紹介なんですけど、読み上げます。
上坂さん、こんにちは。
こんにちは。
書店で老人ホームで死ぬほどモテたいに、
拍子から一目惚れをして、人生で初めて短歌集を購入したものです。
憧れの方に薄っぺらい悩みをとろする恥ずかしさもあるのですが、
私はまっすぐに努力した経験がないのがコンプレックスです。
部活も勉強も本気で取り組んだことはなく、
これから先の人生でそんな努力をする機会があったとしても、
私は手を抜くと思います。
自分に合う前、自分を無意自然として受け入れようか、
努力してみようか迷い続け、どっちつかずの日々を送っています。
よければ何か言葉をいただけると泣いて喜びます。
最後になりましたが、短歌集大好きです。
素敵な言葉と出会わせていただいてありがとうございます。
こちらこそありがとうございますって感じなんですけど、
マシュマロまでくださってありがとうございます。
お悩みが、まっすぐに努力した経験がないのを気にしており、
開き直るか、努力するか、どっちにしようかということですね。
まっすぐに努力した経験か、
うかいさんは自分はある?
今思えばあるぐらいで、
その時努力しようと思ってやってたかと言われると、
そんなこともないんじゃないかなって感じです。
そうだよね、なんかさ、熱中とか全力とかってさ、
今思えばでしかさ、結果論でしか成立しない概念のような気がするよね。
そうなんですよ。
なんかね、努力ってね、
努力しようと思って今からでもできるのかってよくわかんないですよ。
そう、ほんとそうなんよ。
で、私自身の話でいくと、
すごいこの方の言ってることわかるなと思ってて、
私もね、あんまないまっすぐに努力した経験っていうのが、
それで、ただ思うのは、
まっすぐとか全力とか熱中って一体何なんだって話があるじゃないですか。
ありますね。
それってさ、定量的な定義がないから、
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その主観でしか成立しないじゃない?熱中したかどうかみたいなことって。
ってなった時に、冷静に考えると、
キャッパがでかい人ほど熱中しづらいんだと思うんですよ。
なぜなら、処理能力が高いと、
いろんなことが同時にできたりとかするから、
そうなると、自分は一個のことをめっちゃ努力して頑張ってないなってなりやすいし、
あとキャッパが少ない人からしたら、
全然上回る努力をしていても、自分に余力があるため、
主観としては努力してないになるみたいなさ。
ことって、この熱中問題ですごく起きると思うんですよ。
なるほどね。
そう。
で、この方はもしかして、
まっすぐに努力するのハードルがめっちゃ高いっていう可能性もあるなと思ったの。
はいはいはいはい。
そう、完璧主義というかね。
確かに。
だと、そう、人から見たら努力してんのに、
自分ではイヤイヤと思ってるっていう可能性はあるなっていうのは思ったんですよね。
うんうんうん。
でも、なんか私も比較的そういうタイプなんですけど、
結構器用貧乏というかそういうタイプなんだけど、
同時にこの人のいう熱中とかまっすぐに努力することへの憧れもめっちゃわかるんですよ、私。
その尊さというか。
そう、なんか、そんなのって実際定量的に測れるものじゃないし、
結局主観だから気にしない方がいいよっていうこともできるんだけど、
そこに憧れちゃう気持ちがもう痛いほどわかるんですよ。
したいよね、熱中ねって思う。
で、それってもう多分成果とかじゃなくて、
自分が何かに熱中するっていうことに憧れる感じって、
めちゃめちゃわかるなと思って読んでましたね、この質問を。
憧れるっていうことは、その熱中している誰かを見ることで、
こんな風に自分なってないなとか、こんな風になったら面白いかもなみたいに見えるって感じなのかな。
そうそう、まさに人と比べた結果、自分は熱中してないんじゃないかって思っちゃって、
さっきうかいさんは努力とも思ってなかった当時はって言ったけどさ、
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楽しくてやっちゃう、やりたいからやっちゃうってそういう、
努力だと思ってないけどやれることっていうのが、
やっぱり熱中とかの正体なのかなと思ってて。
なんか、そうやって物が作れたり何かに打ち込めたら、
なんて楽しそうなんだろうっていうそのないものねだり的なね、憧れが。
私が知らないめっちゃ美味しいものみたいな感じがしてるんだよね。
うーん、なるほどね。
なんかこう、例えばまあ、努力している時とか熱中している時っていうよりも、
例えばこう、自分がこうなりたいとか、
例えば何かを受賞したいと。
思ってこう作る。
けどそのできたもので受賞もできず、
自分はまだまだあの位置に行けてないみたいな気持ちになって、
さらにもっとやらないみたいな気持ちの循環っていうのはあったと思う。
自分の中で。そういうのはあったりした。
そういうのはあったと思う。
そういうのはあった。
けどまあそういうのもある程度やって、
成果につながらなかったらもういいやってなったりもしたな。
そこに起きそうよね。何かがありそう。
そこでやり続けてみるとか?
そうそうそうそう。
例えばこう、それこそ僕は漫才とか見るの好きなんですけど、
例えばM-1とかで15年間ずっと目が出ないまま、それでも芸人やってた人みたいな。
そういうので、ある種美学とか美談的にも結構こう、
そういう部分に憧れではないんだけど、いいなって思うことはやっぱりあって。
めっちゃわかるよ。
そうそうそうそう。
目が出ないのに15年やれる時点で、私からしたら、
それって熱中じゃんっていうその熱中、熱中の時点で、
美しいよね。
そうなんだよね。美しさなんだよね。
そう、美しさの話なんだよね。
あ、でもあれか。質問に戻るとこの人は熱中したいっていうか、
努力したいっていうか、
熱中したいっていうか、
誰だよ誰だよ。未来人か?
なんでわかんの?この人。
そう、これからの先でそんな努力をする機会があったとしても、
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私は手を抜くと思います。
誰だよ誰だよ。
未来人か?
なんでわかんの?この人。
誰だよ誰だよ。
未来人か?
なんでわかんの?これ。すごいね。
え、もうわかってんだ。手抜くだろうなって。
すごいね。
なんか、どっかたっかんしてる文章でもありますよね。
そうそうそう。すごいよね。
私やっぱ、努力って言葉変だなとは思うな。
さっきも言った通り、私はその、
努力というよりは、どうしてもやりたいからやる。
楽しいからする。
で、熱中してたら成果が出たり出なかったりするっていうその、
やっぱり、自分が努力と思わずにできることの方が、
いやいややる努力より100倍ぐらいの価値があると思う派なんで、
この質問だけ見ると、
嫌なことを努力という綺麗な言葉で称して取り組むのはやめたらとは思う。
そうっすよね。
なんかそもそも、努力っていいことなんかなっていう疑問もあるしね。
そうなんだよね。努力ってなんか嫌そうじゃない?言葉が。
なんか根性論に近い気がする。
そうそうそう、なんか辛かったけど、
それを耐えて頑張ってきましたみたいなね。
だから僕は粘り強さがありますっていう就活の面接みたいなね。
先輩の仕事にも耐えましたみたいなね。
そうそうそう。
なんか嫌なことに耐える力があるってことは、
私全然誇ることじゃないと思う派ですね。
だって嫌なもん。
そう、なんかそれって、
なんか感受性が死んでないとも思うんだよね。
なんか自分も結構その家庭環境つらかった時とか10代の時とかに、
なんか全く泣かない子供だったんですよ。
で、結構笑ったりとかはしゃいだりもあんましない子で、
あの時ってやっぱ辛すぎて、
感受性のスイッチを切ってた感覚があったんで。
でね、人間それやりすぎると取り返しつかなくなることがあるんですよ。本当に。
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なんか何を見ても感動できないみたいになったり、
優しさに触れたりしても、
それに感謝する感度が落ちたりとかするから、
辛いことに耐えるっていうのは、なんかその延長にいるなぁとか思ったんですよね。
桜が綺麗だって思ったの25歳超えてからでした私。
えらい長いトンネルやってんな。
感受性が死んでました。
そうなんですよね。
なんか努力、努力かやねって言われたことは何回かあるんですよ。
なんやけど、その度にちょっとなんかみじめさもあったりするんですよね。
どういう感じ?
なんか努力家である限り、
なんか成果出てないなっていう感じがして。
なんか頑張ってはいるけどねって言われてるような気分になって。
あれか、愚直に取り組んでるねみたいな。
そうそうそうそう。
上坂さんもそうやし、僕もそうなんですけど、僕はその芸大出身で。
上坂さん美大出身で。
割とこう、センス尖った奴ガチみたいな世界。
で、なんかそのセンスで言ってる人たちを見て。
でもね、今思ったらそれも違うんですけど、一方この努力家っていうのはなんかダサい風に見えたんですよ。
あーでも言ってることはわかるわ。
で、今思うのは、そのセンスの人たちも努力はしてたんですよね。
結果的に言うと。
けどそれを見せないっていう違いはあったんやろうなみたいな。
その時はさ、うかいさん見せようと思って見せてたの?
いや、そんなつもりはないんやけど。
でも出てたってことだったんですね。
まあ僕その本とか好きなんでも、四六時中なんかそれぞれ喋ってたり書いてたりみたいな。
そういうのはまあ見えるんで、そう見えたんかなみたいな。
なるほどね。
確かにね。
努力家って言葉はスラムダンクで言うと小暮くんだからな。
あ、うかいさんスラムダンクわかんない。スラムダンクで例えちゃったけど。
ごめんなさい。
でもわかるよ。だってあれなんよ。
さくらぎ花道は度初心者なのに、圧倒的なセンスによってめちゃめちゃ努力家の先輩をバンバン抜いていくわけですよ。
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そういうことってあるよね。
あるある。
確かにそうだよね。
だからこの人が形容している努力というものが何なのかちょっと読み切れなかったけど、
あの我々が思う努力というものと近いところを指してるんだとすれば、そんなもんはしなくていいと思っちゃいますけど。
思いますね。
別に良くないって思うな。
なんかそれで今までやってこれるってことは、それは一つの能力なんですよね。
そうそうそう。だしね。
ただ一方で、努力したい憧れっていうのはやっぱりあるんかなっていうのもちょっと見えたりするんですよね。
そうだよね。そういう言い方だよね。
ってことは、努力する何かをやってみるっていうのも一つなんでしょうね。
確かに一回やってみてから、努力ってやっぱくだんねえなってやめてもいい。
そうそうそうそう。
で、まあ自分にはまれば努力し続けたらいいしね。
家を建ててみるとか、一人で。
努力すぎんだろ。
いや、それでもなんか無駄やからこそよりいいというか。
建築法に違反しないでね。
違法建築になっちゃうかもしれないけど。
でもそういうことでもいいかもしんないね。
まあじゃあ、私とうかいさんは別に努力しなくていいんじゃねと思うけど、
まあ一旦やってみたらってのが答えですかね。
こんなもんかって感じかもしれんし、
意外と努力プレイ楽しいっていうのもあるかもしれん。
うん、プレイだったらいいよ全然。
そうそうそうそう。
そう、なんか嫌なことをするなってことだね、何にしても。
それね、なんか押し殺したりみたいなのが違う。
そうそう、プレイとかだったらね、自分が好きでやってる、
努力してる自分が好きとかだったら全然いいと思うんですけどね。
そんな感じです。