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今、雑談していて、
うかいさんと喋ってたんだけど、
私、下痢の時ってめっちゃお腹痛いじゃないですか。
さくらももこもね、私の尊敬するさくらももこも、
やっぱり下痢の時ほど辛いことはない、みたいなことをよく書いてるんですけど、
下痢の時って下手な手術とかよりよっぽど死に近いというか、
結構マジで、マジでやばいやばいやばいってなるなぁと思ってて、
私、結構普段が頭でっかちっていうか、
ずっとこうなんか考えてるタイプなんで、あんまり防我とかがないんですけど、
自分が動物的になる瞬間ってあんまないから、
下痢の時の必死な自分が結構興味深いなと思って、
あの時だけはマジで必死なのよ。
だから、一時期ね、
自分が下痢の時に、
え、神様、神様、何も悪いことしてないんですけど、みたいな言ってる音声を、
ボイスメモで録音してたっていう話をしたら、
うかいさんにすごいちょっと惹かれたんです。
で、
まあその、別にこっそり下痢の音声を録っておくだけだったら、
ちょっと特殊な性癖の範囲だと思うんですけど、
いや別に私性癖でやってるわけじゃなくて、
インターレスティングだと思ってやってるんですけど、
やってたんだけどね。
だから、さっき言ったように、私ちょっとうんこのこと信じすぎじゃないですか。
で、うんこの話なんて誰が聞いても面白いやろって思ってる節がちょっとあって、
で、受けてくれるだろうと思って、
一回友達に聞かせたんですよ。
そしたらさっきうかいさんにね、それは段階が必要やなって言われた。
下痢の音声を聞かす段階っていうこの世にない概念が生まれたんですけど、
うかいさん下痢の音声聞かす段階なんて言ってたっけさっき。
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まずその下痢の話をその人が楽しんでくれるかどうかっていうのをまず話し始めて、
そこでこう一緒にその人が乗ってくれるか、その人が引くかで全然受け入れ方が変わってくる。
それもむちゃくちゃ仲いい人やからいいってわけでもないと思う。
ラインは違うもんね。そのジャンルによってね。人のラインは違うもんね。
いやでも本当になんか私そういう人間界の事故めっちゃあるんですよね。
周波数が結構あってないなーって思って、すごい面白いかなーと思ってやったことですごいドン引きされたりとかがめっちゃある人生なんですけど。
なんかさっきもちょっと話してたけど、なんか僕はその行きつけの飲み屋とか、
なんかそこでしか喋らへん話があったり。
10年以来、10年来、20年来の友人ともなんか受けへん話みたいなのがあったりして。
なんかその違いってすごい明確にあるなっていうのがあって。
飲み屋でどんな話するの?
そうそう、それがなんか最近のトレンドは速攻おじさん。
詳しく、あれは学校の近くなのかな?道のいわゆる速攻部分に入って、
言うたら多分それは女子高生とかなんかな?を下から見つめてたっていう。
犯罪者だね。
そうそう犯罪者でかなり特殊な性癖。
そうだね。
で、その人が言った名台詞が、
私は道になりたかった。
私は貝になりたい。
そうそうそうそう。
で、もちろんそれを行うってことは犯罪でよくないんやけども、
なんかそういう妙な性癖っていうのは必ずあるなって話をしてて。
で、そっからなぜかそのいつも行く店では、
じゃあ俺たちは何になりたいんやと。
で、いつも一緒に喋る人がいて、
その人は推しのライブに行ったと。
で、その時私は気づいてしまったと。
私はマイクになりたいんやと。
あーなるほどね。
推しのマイクにね。
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そう推しのマイクになりたいと。
で、その店は割とDJとかミュージシャンの人も来るところで、
じゃあとりあえず俺の知ってるライブハウスから
ちょっとマイクの練習を始めようかって話になってる。
なろうとすなよ。
なんかそういう話。
でもなんかそれも今この流れでうまく言ったから綺麗に喋れるけど、
これ言ってどれだけ受ける人がいるんかなって考えたら結構難しいとこあるよね。
あーあれだ。空気ってそういうことだね。場のね。
そういうことだね。
だってこれさ、真っ昼間にさ、カフェとかで急にさ、
ねえねえ速攻おじさんっていたじゃん。
で、あの人道になりたいらしいんだけどさ、みんなは何になりたいって聞いたら怖いもんね。
そうそうそうそう。
でも私結構そういうことするな。そういうことだ。
そういうことやね、たぶん。
生まれ変わったフルーツとかそういうテンションで聞いてるからね。
そういうことだね。
生まれ変わったフルーツぐらいならまだ答えやすいけど。
そう、害ないかなと思って一応選んでるんですけど。
同じラインで下痢児の音の話は。
そう、なんかさ、自分の中でさ、真実かどうかっていうことと、面白いかどうかっていう軸しかなくて、
下痢の話とフルーツの話が同じぐらい面白かったら、私の中では一緒なんだよね、いうことのハードルが。
でもそれって違うなって、今のうかいさんの話もそうだけど、さすがに32年人間やってるとわかってきて。
そう、でもなんかそういう衝突事故みたいのを結構起こし続けてきた人生で、私としては楽しい話を人としたかっただけなんだけど。
すごい勉強になるわ。
それはこう、反省とかはあるの?
めっちゃある、めっちゃある。
布団履いて、今日のあれやばかったかなとかっていうのを結構ずっとやってる。
すごい、だからあれなんだよね、もう、私結構自分のことを、周波数が結構人間界にあってないなと思ってて、
っていうのが、私には私の世界のルールがあるの、ちゃんと。
それにのっとって、いいと判断したことを喋ってるんだけど、
なんかその周波数というか法というかルールみたいなものが、完全に人間界と別ルールで運用されてるから、
なんかこれは違うな、もう周波数が違うなと思ったりしてて、
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だから人間界のルールを学ぶには、結構もう機械学習しかないんだよね。
なんかだってさ、私が好きな藤本達喜の読み切りにそういう話があるんだけど、
生まれつき、結構残虐性を秘めた女の子がいて、で、強いの。
で、人殺した後に、親に、あなた何やってるの?みたいに言われて、
人間って殺しちゃいけなかったんですね、ごめんなさい、次から気をつけます、みたいなノリなの。
でもそれって、周波数が違うって結構そういうことだなと思ってて、
なんか私からすると、結構全く悪意ないというか、
みんなと楽しくお話ししたかっただけなんだけど、
俺は花を摘もうとしただけだわね。
そうそう、怪物よ。優しい怪物よ。
あの、気づいたら血が流れているみたいな。
鬼が出たぞ、鬼が出たぞ。
そうそう、村中でね、言われるの。
で、やっぱ村中で言われるから、やっぱ学生時代は孤立してましたね、鬼だから。
鬼だから。
そうなんだよね。
でもそこってさ、それこそ学生時代を思い返した時に、
そういう人っていたと思うんだけど、一方でその反省もせえへんかったやつもいると思う。
そうだね。
なんかひたすら、面白くないというか、場違いなことばかり言って一人で楽しんでるみたいな。
なんかそれにならへんかったことは素晴らしいと思う。
ありがとう、生きててよかった。
頑張って生きてんのよね、そういう意味では。
そうそう。
もう本当にお出だけど、お出は人間になろうと思ってさ、
頑張って学習してきて、今となっては。
よかった。
それで思ったことがあるんだけど、
なんか私小説とか文芸読んでて、
この人なんでこんなに情景を描写するんだろうとか、
店の中の雰囲気とか、午後何時であるかとか、
その時彼は早口でまくしたてるように、こんなような顔つきをしながらこう言った、みたいな描写とかって、
小説でよくあるじゃないですか。
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ありますね。
で、なんでこんな書くの?って思ってて、
私だったら書かないなと思ってさ、
ずっとね、それの意味がわかんなかったんですけど、
で、うかいさんなんてまさにさ、書き物の大学の専攻してたからさ、あれだけど、
なんで情景やコア色を書くんですか?小説は。
わかりますか?うかいさん。
私これいろいろ考えて、答え聞かれたらそれなんて答える?
聞かれたら、いやこれは俺は全然何かを読んで学んだわけでもないけど、
なんか俺の解釈では、
なんかそのすべてが多分、
メインの人物の描写なんかなと思ったりして、
例えば、ちょっとチンプな例になるけど、
例えば海を見て、
薙が穏やかあった時に、
なんかいろんなことがあった主人公がそれを見ることが、
その主人公の描写なんか、あの心情描写なんかなみたいな。
そうだよね。
っていうのが、わりと一番メインな理由なんかなって思う。
なんかね、
それは、まだおでもわかる。
あのね、なんか短歌とかもさ、結局比喩とかモチーフって、
主体の心情説明のために用いられるから、
それはおでもわかるのよ。
ただその、なんていうかな。
でもあれかも、私が一番わからなかったのって、
主人公に対して他者が言う時の怖色の描写とか、
言い方とか顔つきとかを描写するのが結構わかんないなと思ってて、
それがなぜなのかと考えた時に、
人は顔色とか怖色とか言い方とかで、
その人の真意を指してるんだって思ったの。
つまり、何を言ってるかよりも、
その非言語的な情報によって、
この人は本当はこう思ってるんだっていうことを察し取って、
人間は生きてるんだなっておでは思ったの。
ってなった時に、
私がこの人間界で事故を起こしてしまう問題っていうのが、
場の空気っていう言葉って、
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一般的な用法と化してるけど、
多分ね、空気は読めるの。
読めるっていうか、感じられはする。
その感覚機能はあるっぽくて、
なんか今ちょっと良くない感じだなとか、
これ言ったらみんなめっちゃ引いたなとかは察知できるのね、私は。
でも私ね、何がわかんないかっていうと、
場と人の言葉の温度がわかんないんだと思って。
だから空気以外に温度って概念があるなって思ったんだけど、
なんか、なんていうの、
言語屋で生きすぎているなって思うんだけど、
私結構、言葉を学面通りに受け取るっていう性質がすごいあって、
どんな怖い色でどんなシチュエーションで言われても、
同じ情報として処理するっぽいんだよね。
あー、なるほどね。
そう、だからその人が悲しい顔で言ってようが、
神妙な顔で言ってようが、ニコニコしながら言ってようが、
結構私として受け取る情報が変わらないというか、
なんかそういう温度が結構、
感知が苦手かもなーみたいな。
なるほど。
この人不機嫌だなーとか、
この人テンション上がってるなーみたいなのはわかる?
あの、極端だったらわかる。
極端だったらわかるね。
イエーイ!って言ったらわかる。
ほんまにコロコロコミックみたいな人いる?
あ、テンションが上がってる人が。
なるほどね。
だから、漫画が、私漫画がとにかく好きなのって、
感情の表現がデフォルメされて誇張されてるから、
わかりやすいんだと思うんだけど、
映画とかも結構わかんないもん。
解釈を委ねてくる系の映画とか、
なんか結構わかんない。
感情が読み取れないから結構苦手で。
だからやっぱ、下痢の話した時に、
結構気持ち悪くなっちゃう。
気持ち悪くなっちゃう。
だからやっぱ、下痢の話した時に、
相手がちょっと声沈んだなとかが多分わかんないから。
なんかイエス・ノーで答えさせる質問を先にしなあかんのかな。
クローズドクエッションから。
あなたは下痢の話ができますか?って。
アキネーター。
アキネーター。
それってもしかして下痢?
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下痢の話がしたいアキネーター。
ちょっと茶色いんやろな。
そうだね。
だから下痢の話ができますか?
ノーって言われたら。
そうそうそうそう。
こうやって手を顔の前に。
目つぶってな。
目つぶって。
じゃあ別のやつちょっと待って。
アキネーターは下痢しかストックがないからね。
だからこれなのよね結局。
僕と植坂さんって会ってもう1年くらい?2年くらい?
やけど僕がたぶんその下痢の話好きっていうのがあるから。
うかいさん下痢の話してくれるから私と友達してくれるの。
っていうのは難しいよねこれってなんか判断するのって。
そうね。わかんないかもね。いまだに。
流れはあるかも。
だから文章とか書いてて思ったんだけど下痢の話した時に
読みたくない人はページを閉じてくれるっていうところなんだよね。
あーなるほどね。
原稿だったらさ何でも話していいんだよ世の中の近畿でも。
読みたくない人は閉じるから。
そうなんだよね。案外実はそれって本当にそうだね。
そう本当にそうでツイッターだとさ見たくないやつも見られちゃったり入ってきちゃったりするじゃない。
文芸の良さってそこだなって下痢を通じて思いましたよ。
だって本当に日本でも海外でもなんか過激度で言うととんでもない作品とかって
いくらでもあるのに炎上ってしないのよね。
本はね。
そう。
そうめっちゃ思うそれ。
本の側で炎上することはあるけど結局それって背景でしかなくて
なんかなかなかそれってこう文化度高いな人間と。
本当そうだね。
ていうかさページをめくるたびにさ今ここで閉じていい権利があるわけじゃん読者に。
ってことは200ページの本だったら200回その権利があった上で
それをくぐり抜けた人だけが全部を味わうわけだもんね。
そうそうそうそう。
はいここで私のエアポッツの充電が切れたのでこの辺で今回は終わりたいと思います。
上坂亜佑美の私より先に丁寧に暮らすなありがとうございました。