YCAMバックの思い出とテクニカルチャレンジ
YCAMの話にもなってきたので、徐々に質問の感じを、YCAMバックを2023年の方に、ちょっとずつシフトしていければなぁと思うんですけど、
それこそ、ブラックパンサーをチャレンジしたのは2018年かな。だから、2013年から今まで様々な、いろんな良い思い出、そしてちょっと苦しい思い出もいろいろあると思うんですけど、
なんかこう、初めてのYCAMバック音、だから2013年だと思うんですけど。
YCAM10周年の時。
そうですね、今年がYCAM20周年なので、2013年、YCAM10周年の時。なんかその時の思い出というか、なんか覚えていることとかってあったりしますか。
えーとね、その時はまだフィルムも結構やってたのかな。
確か最初は。
コンボリとかやったな。
あと、ピッチャポン。
そうですね。だからなんか、YCAMのその10周年の時は、バウスでやってきた。
バウスシアターで。
バウスシアターでやってきたバック音を、とりあえずお披露目したいっていうのも。
まだね、最初だったので、YCAM自体の機材も含め、どういうことができるかわからなかった部分はあったので、結構お任せ、まずお試しでやってみましょうみたいな感じではあったんですよね。
そっかそっか。
で、だから、なんか1回目2回目3回目くらいで、あ、YCAMだとこういうことができるんだっていうね。
で、わがままに言えば言うほどいろんなことができるっていう。
ほら、普通は限界があるじゃないですか。やれることに。
あれ、ここの人たち言うと、めっちゃやるじゃんみたいな感じが。
で、なんか機材もこんなのがあったじゃんみたいな。
出てきたじゃんみたいなのが、1,2年、3年くらいかけてだんだんその感じをつかんでいったってことですかね。
ですね。だからそれが、それがなんか面白く、どんどんそういうことが面白くなってきたっていうか。
あれですかね、そのこう言ってみたらできるんじゃんみたいなのは、ちょっと私も記憶が曖昧なんですが、地獄の目視録。
目視録をやった時に、ヘリコプターが地獄からやってくるシーンをやるために、天井にスピーカーを吊ってみたらどうかなと。
そこら辺からですよね。そこら辺からっていうか、機材的な意味では、たぶんその前に、スピーカー自体を最初はね、
何て言うんですか、古いタイプって言ったら変だけど、普通の家庭にもあるようなタイプのスピーカーの。
そうか、いわゆるライブハウスとかこういう、アレイのこういうのじゃなくてってことですか。
うん。でっかいスピーカー1個がそれぞれでっかくて、何て言うんでしたっけ、そういうシステムのことを。
やばい。
1つのポイントから音がブワって広がっていく。
YCAMでのスピーカーの進化
広がって出る。
そう、円錐状に広がっていく音のタイプのスピーカーがあって、それで手前の方が音でかいし、後ろに行けば行くほど音が小さくなっていくっていう。
で、音はどんどん広がっていくっていうタイプのスピーカーでやってたんですけど、
多分3年目か4年目、3年目くらいかな、別のスピーカーもあるんですよみたいな。
そんな感じで言われたんですか。
多分ね、どういうきっかけだったのかな。
いわゆる大きなホールでやるときの音楽ライブをやるときのスピーカーで音がまっすぐ飛んでいく。
広がるんじゃなくてまっすぐ狙ったところにピンポイントで飛んでいくっていうタイプのスピーカーをいくつも重ねて、それに角度をつけて会場全体を下ろして出すっていう。
もう大コンサート並みのスピーカーで各座席もあまり音の変化がないような形で音が聞こえるっていうスピーカーでやり始めて、いろんな時代があるなと思っていて。
そう思ってたんだ。
面白くなった時に、これやっぱ天井につけたいですよねみたいな。
それで、じゃあそれはできますよって話になってみた。
どっちが先だったか忘れちゃったんだけど、プライベートライヤーの時の戦車の地鳴りっていうのがあって。
戦車の地鳴り、これ地鳴りは座席の下ですよねみたいな。
で、たまたまワイカムの座席って簡易座席、可動式なんで座席の下が空洞になっているので、そこにスピーカー入れ込むことができるっていうんで、そこにやったっていう。
どっちが先だったかな。でも下の方が後かなやっぱり。
下が、プライベートライヤーの方が後な気がしますね。でもそういう理由だったか。
理由はそうだったんだけど、そうしたらもちろん地鳴りもすごく良かったんですけど、下からの波動っていうかそういう響きが全体をすごい柔らかくして、
前からストーンってラニャレって言うんですけど、
まっすぐ飛ぶやつですよね音。
まっすぐ飛ぶスピーカーの、そのまっすぐのストーンってストレートな音をうわってちょっと柔らげてくれる感じ。これは本当かどうか知りません。
でも体感としてそういうふうに感じるってことですよね。
体感としては、これ出ると全体の音が柔らかくなってめちゃくちゃいいじゃんみたいな。
そういうことになって。
で、その後はサラウンドももうなんかしたいよねっていうね。
なんかしたいよねっていう。
数も増やしてみたり、角度も変えてみたりしつつ、そしたら一昨年くらいでサラウンドもラニャレでやってみようかみたいな。
そうだそうだ。
っていうことになって、だからもうラニャレで囲まれているっていう、上下は普通のスピーカーなんですけど、
広がるやつですね音がね。
はい。だからまっすぐ飛ぶやつと、その上下からくるふんわりした広がる音で、なんか全体のうまいバランスが取れてっていう感じになってきて、
もうこれ以上やることないなと思っていたらですよ。
はい。
今年はもう大改革です。
そうです。
音がどうなるか全くわからない、俺は。
ちょっと今年の大改革はまたちょっと次に説明しましょうか。
とにかくあれですよね。
2013年から続けているとはいえ、最初からもうバチッと今のセットが出来上がっていた。
今のスピーカーのセットアップとかが出来上がっていたってわけではなく、上映する映画だったりとか、
ひがちさんとワイカムの関係性の成熟に合わせて、どんどんどんどん進化して、もうやることないんじゃないかなと思ったら、今年ですよね。
今年大改革があると。
今年はやばいです。しかも俺、とりあえずこんなこと言ってますけど体調不良なんで、正日からはいけない。
そうなんです。
まだギリギリね、調整の初日の頃、多分抗がん剤治療の最終日が初日に重なっているので、それ終わってから来るので。
すごいスケジュールだ。
はい。
ありがとうございます。
なので、どうなっているか来てびっくりみたいになっている可能性もあります。
そうですね。びっくりさせられるように、こちらでいろんな準備と上映ができるようにと思うんですが、今年の目標。
多分、今年チャレンジすることに合わせて教えていただきたいんですけど、ワイカム爆音映画祭2023の目標とか特徴を教えてもらえますか。
ワイカム爆音映画祭2023の目標
目標っていうのはね、なかなか一言で言うのは難しいんですけど、俺が調子良くなるようにっていうのが目標ですね。
体に良い音。
体に良い音、はい。
ブルージャイアントの音はめちゃくちゃ体に良いですからね。
ブルージャイアントやるんですけど。
アニメーション映画ですね。
あの音はね、ほら音って波じゃないですか。
はい。
空気を伝わる。
そうですね。
波のバイブレーションがめちゃくちゃグッドバイブレーションです。
健康になる、体が健康になる。
はい、あのふわって、なんかどっか別なところに行きたくなる感じの音になるので。
なるほど。
めちゃくちゃ良いと思いますけど、とりあえず体に良い音っていうことを目標に、今思いついたんですけど。
そういうことにしましょう。
わかりました。体に良い音をお届けすると。
はい。
もう言っちゃっていいんですか?
大丈夫ですよ。
今年の大改革。
大改革お願いします。
今年はね、なんとね、スピーカーがスクリーンの奥に隠れます。
そうなんですよ。
はい。
これあの、ウェブサイトとか、YCAMのウェブサイトとかで爆音映画祭って見ていただくと、ちょっと映画自体の画面を映せないので、白い大きいスクリーンの横にスピーカーが、ちょっと暗くて見えづらいかもしれないんですけど。
まあタワーになってね。
そうそうそうそう。
大きくタワーになってるんですが。
ね、ウーファーとラインアレルが積んであったんですけど、それが全部、そう、だから映画館と同じ仕様になる。
映画館のスクリーンって、映画館ってああいう風にスピーカーないけど、じゃあどこで聞こえてるんだっていうと、映画館ってスクリーンの裏にスピーカーがあるんですよね。
そうですね。スクリーンにきた穴が開いていて、そこから音の波が伝わってくるようになっていたんですが、なんで今までそうしなかったかっていうと、YCAMのスクリーンは穴の開いたスクリーンがなくて、その場合は無理やりスクリーンの後ろにスピーカーを置いちゃうと、スクリーンに音がぶつかっちゃって前の方に飛んでこない。
聞こえはするけど、別にいい音にはならないっていうんで、スクリーンの脇とセンターのスピーカーはスクリーンの下に置いてやってたんですけど、それだと無理やりは無理やりなので、音の空間のバランスが狂うといえば狂うんですよ。
元々の音の設定はそこまで距離があるように作られていないので、それをなるべく元に戻すって言ったら変だけど、広がっちゃったバランスを真ん中に寄せるような形で音の調整をしてたんですけども、今年はついに穴の開いたスクリーンが登場ということで。
20周年なんで、来年からはちょっと予算の都合でどうなのかは知りません。
とりあえず今年ですね、とりあえず今年。
今年は20周年記念しようということで、ついに穴の開いたスクリーンで、スクリーンの後ろ側にスピーカーを置いて、もう本当に映画館と同じバランスで音が飛び出してくる。
で、そこから映画館の何倍なのかはちょっとわからないですけども、でかい音が出てきて、それも合わせて調整してどんなことになるかっていう。
だから今までとは最初の設定とかいろんなスピーカーのチューニングとかが少し変わってくるんじゃないかと思うので。
そうですね。
そうなんです。そこを踏まえてどうなってくるかっていう。
ただ聞こえ方は同じっていうか、調整に関してはスクリーンから前に出てきた音で調整するので、やることは同じなんですけど、
もともとの出位置が違うので、何か面白いことが起こる可能性もあるし、うまくいかない可能性もある。
チャレンジがあるってことですもんね、それはつまり。
だから本当にスピーカーって角度ちょっと変えるだけでも全然聞こえ方が違ってくるんで、それが面白いところでもあり、
難しい部分でもあり。
難しい部分でもありっていう。だから俺が到着してからすいませんスピーカー角度変えてくださいって話になって、今までのやってきた調整台なしになって間に合わないとか。
ニコニコしてる。
こともあるんではないか。
いやーちょっと誰、全員にとってちょっと未体験ゾーンがあるっていうことなので、
なんだろう、YCAM爆音初めての人ももちろんだし、これまで来ててもうYCAM爆音のことは知ってるよって人にも驚きを届けられる可能性があるってことですよね。
ただね、やってくると外に出てるスピーカーも積まれてると思います。
そうですよね。
本当にスクリーン脇に多分ね、今まで通りスピーカーが並んで積まれてると思うんで、なんだか積まれてるんじゃないって思うかもしれないですけど、
普通の上映の時はそのスピーカーは使ってません。
今回ライブがあるんで、無性映画ライブっていって、無性映画に音をつけるんだけど、
普段そんなこと全く考えてもいないような人たちにつけてもらおうっていう。
音楽をつけていただく方のことを言ってますか?
はい。
なるほど。
無理矢理お願いしてやるんですけど、今回久々に、YCAMでも何度かやってるんですけど、
今回久々に10周年記念でそれをやることにしたので、それ用のスピーカーは並んでます。
本当に生演奏付きというふうにフライヤーの中でも書かれてるんですけど、すごい早々たるメンツがね。
エルビス映画の注目
ビアリストックスっていうバンドがあって、それのキーボードをやっている木口くんっていうのがいるんですけど、
彼は絶対映画音楽あるとものすごい才能を発揮するって俺は踏んでいて。
なるほど。
まだ本当に音楽の方も去年あたりから大売り出し中なので、仕事としては映画音楽まだやってないんですけど、
一番先に手つけちゃおう。
もうこの人、今年やるとしたらこの人しか入れない。
絶対面白いっていうことで。
もう一個バンドは、別のバンドの案もあったんですけど、バンドってなると予算もちょっと、
一緒に爆音調整している井出くんのバンドがめちゃくちゃいい映画音楽作るんです。
だからいつか予算がふんだんにあるときに、彼らにもぜひ、どうせ爆音調整井出くんが来るんで。
これ私にも直接売り込みというか、交渉されてますか?
そうですよ。今の発明はYCAMの人たちに言ってるんで、予算なんとかしてください。
YCAMの皆さん指針みたいです。井出さんからの。
クラスチックケディバンドって言うんですけど、あれらがやると大変なことになると思う。
呼びたいぞという未来へのコメントなどもいただきました。ありがとうございます。
この中でこの最後の質問も難しいなと思うんですが、
まず全部のラインナップ、さっきもお話に出てたような、それこそ菊池さんが名前を指してくださるのは
カリガリ博士だったり、ブルージャイアントの上映だったり、いろいろ出てるんですけど、
例えば、YCAM爆音映画祭2023が初めての、初めて爆音映画祭というものに行ってみようかなと思っている人が来るとするじゃないですか。
その方にお勧めするとしたら、今回のラインナップの中で、一本。
いや、あのね、初めてってなると難しいですね。
あのね、これはすごいっていうのが一本あって、
エルビス、オープニングでやるんですけど、
これのね、映画はね、映画に関してはいろいろ賛否両論あると思います。
俺、どっちかっていうと、俺が考えたエルビスの映画の方が面白いって思ってるんですけど、
でもこれね、最後の本物のエルビスが登場するシーンがあって、ピアノ1個で歌を歌うんですけど、
もうね、これだけのために今年爆音やってるみたい。
今回初上映なんですけど。
あ、そうなんだ。エルビス初上映なんだ。
初上映です。このね、最後のエルビスはね、ちょっととんでもないです。
もう、なんていうの、音楽の神様がここにいるみたいな感じなので、
この顔してこの姿でこんな音を出す、こんな声で歌うんだっていう。
もうね、このために全て捧げてもいいくらいの一瞬が見られるので、
これは、個人的にはこれおすすめなんですけど、
ただ初めての人が、なんじゃこりゃって思うかもしれない。
ちょっと初めての人向きかどうかわからないものの、
9月15日金曜日、もう本当最初ですよね、オープニングですよね。
のエルビスが、ちょっと今回は。
そう、でも今年のラインナップはどれも本当におすすめなんで、
初めてでも何見てもいいんじゃないかな。
何がいいですかね。
いやー、何がいい。
何見たいですか?
いやー、私、実はまだブルージャイアント見れていなくて。
そうか。
そうなんですよ。
体にいい音。
体、そう、さっき健康になる音ってことで出てきたんですけど、
ちょっと絶対見なきゃなと思ってるんですけど、
そうですね、あと結構女神の形象も気になってます。
これはね、相当なグロいシーンもあったりするので。
結構怖い映画ですよね、ガッティブ。
人を選ぶとは思いますけど、
その手の映画が大丈夫な人はめちゃくちゃ面白く見られると思う。
あとね、RRRは盛り上がりますね、やっぱね。
そうだ、そうだ、そうだ。
これはね、お台場のバトンで先日やったんですけど、
もうね、挑戦終わった後、みんなニコニコですよ。
それはお客様というよりスタッフ側がニコニコですか?
スタッフ、そう。だから、何て言うんですか、
ものすごい映画とか、人生が変わる映画とか、
そういう意味でのもの凄さっていうのとは違うんですけど、
なんかね、良かったっていう。
もう生きてて良かったっていう。
なるほど。
RRR楽しみですね、確かに。
激怒とエリエリ・レマ・サバクタ
そうだそうだ。
長いですけどね。
ワイカムで同監督のバーフバリン。
はいはい。
一度爆音で上映した時に、
あまりのお客様の熱気でプロジェクタールームがちょっと曇るという。
熱気で水蒸気、ちょっと曇ってしまうっていう。
ガラスが曇って。
一幕もあったぐらいなので、
RRRも凄く盛り上がると思います。
バーフバリンより見やすいんじゃないかな。
でも、私も個人的にそう思います。
楽しみですね。
その他のおすすめ作品
あとは、映画ファン向けにはね、
エリエリ・レマ・サバクタには、
タイトルは面倒くさいタイトルですけど、
言いづらいっていうか、
面倒くさいって言ったら変ですね。
いけないですね。
言いづらいタイトル。
これは本当に音の映画なので、
見た人は最後のライブシーンが印象に残ってると思うんですけど、
静かなシーンがめちゃくちゃいいので、
こんな静かな映画だったんだっていうのが
爆音で初めて分かる。
それはもう爆音でないと分からない。
面白いですね。
静かさに気付けるんですね。
あんな最後うるさい映画なのに、
実は静かな映画だったっていうことが分かる。
見た人はぜひもう一回見てほしい。
なるほど。
これヤバいですね。
結論マジで全部っていう感じで、
オススメマジで全部になっちゃったんだけど。
エリエリに出演している中原雅也という人間がいて、
エリエリの中では途中でミュージシャン役で出てきて、
途中で死んじゃう役なんですけど、
彼も俺より先にぶっ倒れて、
まだ大変なんですけど、
彼が音楽をやった激怒っていう。
そうだそうだ。
高橋よしきくんの監督作品なんですけど、
これもエリエリとセットでぜひ見てほしい。
エリエリの方が9月18日、激怒が9月17日、前日ですね。
そうですね。
女神の継承とかも17日か。
それはいいかもしれないですね。いい流れですね。
ありがとうございます。
はい。
すごい結論が出て。
本当に今年のラインナップ結構なんて言ったらいいんだろうな。
渋さとやんちゃさが結構絶妙だなっていうふうに普通にフライヤー受けた。
なんかね、山ほど他にもいろいろ。
コウホーがね。
グッドフェローズとかやりたかったなとかね。
なるほど、そういうのもあったんだ、選択肢の中に。
デビッドボーイも今回なんだっけ。
今回のデビッドボーイはムーンエイジデイドリームですね。
デイドリームなんですけど、一緒にジニスターダストもやりたかったなとかね。
ジニスターダストもデジタルリマスターされて音がめちゃくちゃ良くなった。
そういうのもあって、今やるといいんじゃないかっていうのがあったんですね。
だからなんかね、この場合欲しいですね。
あの枠が。
なるほど。
今回もね、いつも結構3日間でやっているところを、ちょっと20周年ということで4日なんですが、
樋口さんは1週間だと。
だから3日3日で2週間、6日間っていう感じですね。
本当は今回その4日間の1日は、なんか爆音ベストセレクションみたいな、
これまでやった中でお勧め作品をやろうかっていう話もしてたんですけど、
やっぱ映画の権利がね、なかなか上映ができる映画がなくて、
スターフィン映画1本やりたかったなっていうのはね、
もうなんか一番チケットが売れている作品の日に。
何言おうとしてますか。
スターフィン映画。
当日始まったらスターフィン映画だったってこと。
シークレット上映ならぬ。
ならぬ代替上映を。
嘘上映を。
何が売れてるんですかね、今ね。
でもなんか結構まんべんなく、まぁでもRRRとかかな。
じゃあRRRの代わりにスターフィン映画。
さっきRRRすごく良かったって話してたじゃないですか。
まぁどっかでまたやるんで。
そうですね。
そっち見てください。
いやいやいやいや。
ちょっとそんなね、思惑もあったりしますが、
基本的にほんと全部オススメなので、
詳しい上映のラインナップは、
フライヤーやあとYCAMのウェブサイトなどもご確認いただけますので、
ぜひ皆さん、もうどれがオススメということはなく、
もう気になったものが全てオススメということなので、
そうですね。
ぜひ初めての方も、あともうYCAM、幕音も何回も来てても
全部知ってるよって方も、
今回いろいろ新しいチャレンジがあるので、
ぜひお越しいただければなと思います。
なんかね、俺今こんなヘラヘラして説明をしてるんですけど、
今日から抗がん剤の内服が始まってるんで、
どんな副作用が出るかわからなくて、
果たしていけるんだろうかっていうのがまず、
最初のお楽しみとして。
ちょっと。
いけませんっていう。
すごいことをエンターテイメントにしてきますね。
その時はもう井出くん仕様で。
YCAM、幕音ができなくなるわけではないので。
ありがとうございます。
そんな状況の中、本当にラジオにありがとうございます。
そして、そんな体調だからなるべく早く終わろうねと言っていたのにも関わらず、
もう予定していた時刻をだいぶオーバーして、3時に差し迫っております。
もしよかったら、本当に一言とかでいいんで。
YCAM幕音映画祭2023と悩み相談
YCAM幕音映画祭2023、本当に楽しみっていうことと、
あとなんか樋口さんが、
お悩み相談のコーナーやろうと思ったんですけど、
ちょっと今日時間が長くなってしまったので、
樋口さんから他の作家さんとかアーティストさんとかに聞いてみたいことというか。
別に作家さんとかアーティストさんだけじゃなくてもいいんですけど、
みんなに開いて相談してみたいことってあったりしますか?
単純に人生の悩みでもいいですか?
単純に人生の悩みでも全然いいですよ。
みんな、夜どうやったら眠れるんでしょうか?
これ、小学校の頃から夜眠れないんで。
というかそれはもう布団に入って眠れなくなる?
布団に入ると眠れなくなる。
じゃああれだ。
眠らなく、なんていうの、眠っちゃいけないところでは簡単に眠れるんですけど、
布団に入ると眠れなくなる。
それもうずっとなんですね。
ずっとです。小学校の頃からです。幼稚園の頃からといっても。
そうなんだ。
みなさんどうやって眠っているんでしょうか?
ちなみに、もう終わろうと思うんですけど、
ちなみに映画を見ることがお仕事だったりするじゃないですか。
映画中に疲れてて寝ちゃうみたいなことは?
ありますよ。
あるんだ。
結構あります。
昔の映画館だと繰り返し見れたじゃないですか。
入れ替え制ではなかったので。
一応ギリギリ記憶ありますよ。
ずっと同じ映画をやっているから、どこから入ってもどこで出てもいいみたいなタイミングですよね。
20くらい、10代の終わりから20、20代の頃、
一番映画を新鮮な気持ちで見れていた頃は入れ替えなしだったので、
途中で寝ちゃってももう一回見るということができたんですよね。
はい。だから割と途中で入って、時間もなかなかきちんとできないので、
間に合わなかったりして途中から見て、また途中まで見るみたいなこともやってたので。
自分の記憶が全部保管されてから出るって。
そう。だから割と映画見ながら眠るということに関しては申し訳ないなと思いつつ、
ついついやってしまいますね。
でも本当に寝なきゃなっていう時に、なんか寝れないっていうのが、
すごい結構長い悩み、悩んできた期間の長い悩みですね。
そうですね。もう保育園の昼寝の時間に眠れないっていう記憶からあるんで。
年季が入った内容。ありがとうございます。
今日、樋口さんにももし時間があったらと思ってたんですけど、
最近は聞いてくださっている方のお悩みももちろんなんですけど、
こういうふうにゲストで来ていただいた方同士の悩みも、
ちょっと共有していこうかなと思っているので。
お悩み相談だけのクワイカムラジオをやりましょうか。
グルグル相談室と2021年度アルスコーレの紹介
そのためにはまず樋口さんにめちゃくちゃ体調を良くしていただく必要がありますね。
長くなりそうです。
じゃあまたその時には絶対出ていただきたいなというところで、
今日は締めの方に行きたいと思うんですけれども、
ちょっと事務連絡とかご案内しますね。
グルグル相談室、今日はちょっとスキップになってしまったんですけれども、
このラジオを聞いてくださっている方々の疑問・質問・お悩みを大募集しています。
そのうち樋口さんも呼んでスペシャルもやろうかな。
お悩みだけに答えてスペシャルにやろうかな。
お招きするゲストとかワイカムにまつわる疑問・質問はもちろん、
日々何だろう、どうして何だろう、他の人はどうやって解決しているんだろう、
それこそ夜寝る時どうしてますかって本当そういう悩みだと思うんですけど、
そういうお悩みも大歓迎しております。
またラジオの中で出てきた、今夜眠れないということに対して
自分はこうしているよとかああしているよとか、
解決策とかアドバイスとか自分の考えだったりするものも
大募集しておりますので、ぜひ皆さん一緒にグルグルしていただければなと思います。
次回の公開収録、9月9日の予定なんですけれども、
その時はワイカムで2021年度から取り組んでいる
山口アートコミュニケータープログラム、
架空の学校アルスコーレというものがあるんですけれども、
そちらのメンバーである美術家・映像作家の山城大輔さんと、
アーティストの三宅幸太郎さんのお二人をお招きする予定なので、
そういうアートだったりとか、映像作家さんに聞いてみたいことだったりとか、
そういうお悩みも募集しております。
送り先は、メールアドレスinformation at wicam.jp、
メールの件名はwicamgurugururadioでお願いいたします。
たくさんのメールをお待ちしております。
さてさて、今回のwicamgurugururadioいかがだったでしょうか。
樋口さん、本当にちょっと難しいかもっていう中でありがとうございます。
ありがとうございます。
次、私たちがこういうふうに話すのは、
それこそWICAM爆音映画祭2023のバックステージツアーかな。
ちょっとそれもどうなるか。
いつも打ち合わせしないと大変ですね。
よろしくお願いします。
皆さまもちょっとラインナップチェックして、気になるものとかありましたら、
ぜひぜひWICAM爆音映画祭も遊びに来てください。
本日の内容はポッドキャストでも順次公開予定です。
ちょっと1週間ぐらいラグが空いてしまうかもしれないんですけれども、
ちょっとお待ちいただければなと思います。
過去の内容も公開しておりますので、ぜひアクセスしてみてください。
詳しくはWICAMのウェブサイトか、
いつもお使いのブラウザでWICAMぐるぐるラジオと検索してみてください。
ここまで聞いてくださった皆さま本当にありがとうございました。
また次回のラジオでお会いしましょう。
ひぐさん、ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。