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2020-04-16 12:42

#38 オンラインワークが中心となる世界線でのオフィスの価値とは?

オンラインワークが中心となる世界線でのオフィスの価値とは?について話しました。

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00:05
はい、おはようございます、ゼロトピックです。
今日はちょっとツイッターでバズってたんですけど、
オフィスって今後どうなるの? みたいな話について考えたのを
ちょっと喋りたいなと思っています。
まず、ちょっと前提を洗っていく必要があって、
今このCOVID-19っていう感染症が蔓延していて、
すごい長期化するというふうに僕は見ています。
で、これがどこでアンダーコントロール、
人類がうまくコントロール化に収めるかっていうのは、
もう少し年月がかかると思ってるんですけど、
仮にそれが終わった後も、
人類の最大のリスクって感染症だというふうに言われてるんですね。
例えば2017年の世界経済フォーラムの中で、
こういった定義がされてるんですけど、
糖度、いわゆる凍った土が溶けて、温暖化によって溶けて、
そこからウイルスが検出されましたと。
それは人類に大きな影響を及ぼすものではなかったんですけど、
今後温暖化がさらに進むと、
人類に大きな影響を及ぼすウイルスが検出される可能性というのは、
非常に高い。
だから人類っていうのは、このウイルスから身を守るっていうことが、
戦争よりも何よりも大きなリスクであるっていう、
そういうふうに提言されていて、
例えばビル・ゲイツみたいな世界最大の知能の一人も、
そこに対して財団を作って投資をして、
彼はどういう活動をしているかというと、
ワクチンとか新薬が開発できるサイクル、
今あと本当4年とか5年とかかかってるサイクルを短くするっていう技術に投資をしているっていう、
なんかそういう流れがあるんですね。
っていうぐらい感染症っていうのはものすごい大きいリスクで、
これは新型コロナに限らず、
やっぱり今後もケアし続ける必要があると考えています。
で、新型コロナの話に戻ると、
今18ヶ月ぐらいで新薬とかワクチンが最短でできるんじゃないかっていうふうに言われてるんですけど、
実際にはもう今アメリカのある製薬会社、
リジェネラルじゃなくて、
ちょっと名前忘れちゃったね、どっかがもうちょっとシーケンス読み切ってワクチンを作って、
それをFDAという場所に提出していって、承認待ちなんですよ。
で、それが承認されると、まずそれが試験薬として医療機関の方々に投入されていくんですね。
それで医療機関の方はとりあえず取り急ぎ、すごいエマージェンシーなんで守っていくってことをやりつつ、
これを一般の人に普及するにはやっぱりしっかり知見をしなきゃいけないと。
知見をしていく上では、これまでの実績は最短2年かかるんですよね。
で、2年かかって、そこからさらにマスプロダクションをして周りに出していくってなると、
やっぱ2年じゃ効かない期間がミニマムでもかかるってのはこれまでで、
今本当に人類には最大の英知が結集されてやられているので、
この期間は早くなって18ヶ月ぐらいでいけるんじゃないかっていうふうに言われています。
とはいえ、これが市場に十分な量を投下されるようになってコントロールできるようになったとしても、
COVID-19ってミューテンションするので、インフルエンザと同じようにワクチンを打っておけば大丈夫ってものではないんですよね。
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あくまでちょっと安心できるとか、そういうパンセンションのコントロールの仕方になるというのがほとんど大筋で、
要はその感染の厄介さって変わらないんですよ。しかもインフルより怖いと。
インフルより怖いのはインフルっていうのは季節性が結構あるっていう部分と、
もう一つは無症状の人っていうのはそんなに出ない。
新型コロナの場合は2週間ぐらい無症状の状態で、しかも多く感染をばら撒いてしまう。
かつ空気感染ではなくて、接触感染で一毛の人の感染が一番多い。
消化器から吸収されるものが多いって言われているので、例えばドアノブを通じてウイルスが伝染して、
それを通じてご飯を食べて、最終的に物から人の中に入っていくと。
それは見えないしすごい怖いので、やっぱり社会とかあらゆるものが非接触の方向にガッと振り切れて不可逆になると思ってるんですよね、現時点で。
そうすると働き方とか会社みたいな概念もそういった方向に移行しなきゃいけないと考えてます。
そうするとやっぱり集合で集まって密度高く仕事するみたいなこれまでの常識ってもう再現するかというと考えにくいと思っていて、
ゆえにオフィスをこのまま買い続ける、現状維持、月額制で買い続けるみたいな形はやっぱりコストが割に合わなくなっていくことが多くなると思っています。
とはいえオフィスって今の契約体系だと、うちの場合は半年ぐらい解約申請してからかかるので、
すごい今意思決定がこのタイミングにしようかどうかっていうのはすごい迷われる人が多いタイミングなんじゃないかなと思っていて、うちもそうです。
おそらく例えばですけど、2年後に薬とワクチンが十分に市場に供給される状態になったとしても、やっぱり新しい感染症のリスクがあることからやっぱりこの毎日毎日しっかり集まるっていうのはやっぱり世界線として考えにくいんですよね。
それよりはワークフロムホームっていうオンラインでの働き方とローカルでの働き方を良いところだけ混ぜ合わせてうまくアダプトしていくっていうのがこれからの働き方のスタンダードになっていくというか、
僕らみたいなソフトウェアのスタートアップとかはそういう手法を取っていくことになるんじゃないかなと思っています。
もちろん製造業とかはそれができない可能性があるので、どちらかというと工場の衛生状態の管理をもう少しモダンにしていくとか、そういう方向になるんじゃないかなと思うんですが、
あくまでソフトウェアみたいな作ってる限りにおいては、どうしてもフィジカルなものの接触ってそんなに必要がないので、ワークフロムホームをうまく導入していくっていう方に振り切るんじゃないかなと思っています。
そうした時にオフィスの価値ってなんだっていうのが結構大きい論点だと思うんですよね。
必要なオフィスの携帯っておそらく毎日ではなくて、とはいえ顔を見た方がいいことっていうのはいくつかあるので、そのためにインスタントに週1回とか2回使うような場所になっていくんじゃないかなと思っています。
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そうすると月額で50万円とか100万円払っていくとか、そういう資金、零金払ってみたいなスタイルはどんどん合わなくなっていくなと思っていて、
もっとインスタントなものが出てくるといいなというふうに思っています。
あとはその月額をね、どちらかというと今ワークフロムホームの問題のほとんど全てはハードウェアにあると思うんですよね。
例えば家が狭いとか個室がないとか、安心して会議できないとか、電波が弱いとか、そういうものに投資していく必要がなんか我々はあるんじゃないかなと思っていて、金額の使い方が変わっていくような気がしています。
一番大事なのはやっぱり広い家とかいい間取りの家に住んで、職場を家の中に設けるということが必要になってくる。個人事業主に全員がなってくるっていう、そういう形かなと思ってるんで、そこはすごい検討の余地があるんじゃないかなと思っていますね。
で、そうそう考えていったときに、まず外部との面談みたいなものはやっぱり基本今このタイミングでガッとZoomとかオンラインに寄せていって、どうしても対面が必要な場合はオフィスを持たずに大企業側に出向くとか、企業側に出向くっていうのがメインのスタイルになるんじゃないかなと思っています。
もしくはそれすらも貸し買い技術を借りてやるとか、そうすると固定のオフィスを持つ必要はないし、来てもらってっていうのはなくなっていくので、よりコスト面とか身軽さっていう意味でも効率化されていくような気がします。
なんか備品だけ置いたり、登記するために住所が必要っていうのはあるんですけど、こればっかどうしようもないなと思うんで、そのためのショースペースっていうのはすごいニーズがある。
もしくはその貸し買い技術側で会社の登記もできちゃうとか、そういうものは今後対応していくようなことになるんじゃないかなっていうふうに思っています。
今だと貸し買い技術は無理で、シェアオフィスだと登記対応しているシェアオフィス会社さんとかもあるんですけど、まちまちなので。
ちょっと調べたんですけど、時間貸しに強い、要は強いWi-Fiがあって、例えば10人から120人ぐらいまでスケールできるような貸し買い技術を探してたんですけど、やっぱこの辺はまだ価格がすごい高いんですよね。
4時間で10万円とかして、こうやったらオフィス借りた方が、仮に週1しか使わないんだとしても安いじゃんっていうケースとか、あとWi-Fiしっかり引けるじゃんみたいな、そういうケースもあったりするんで、そこの難しさみたいなのはあるんですけど、
今結構オフィスに投資したもののガラガラポーンを検討するデカいタイミングに来てるんじゃないかなっていうのは事実感だと思っています。
週1回2回集まって対面で話そうが良いことって何かっていうのをちょっと最後に考えていったんですけど、やっぱりこう、カルチャーだと思うんですよね。
基本は今までって人が集まること前提に良いカルチャーとは何かっていうのがすごい研究されていって、アンドリセンホロイツとかそういう本を最近書かれてたと思うんですけど、
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緊密さとかその中で生まれていく仕事が早く進むカルチャーは何かっていうのがこれまで研究されてきて、それを再現するような形でいろんな会社がオフィスを持ってたっていうのが本質かなと思ってます。
これの良いところは隣に座っている人の良いところをバネできるっていうのでカルチャーがトレースできるんですよね。
行動とか行動規範みたいなものが隣の人に伝播していってカルチャーが生まれるっていうのがオフィス社会のカルチャーだと思うんですけど、やっぱりそのオンラインに移行していくとこれが難しくなると思っています。
とはいえ働き方はオンラインベースに移行していくと良いカルチャー自体が何かっていうのは変わっていくと思うんですよね。
オンラインで仕事を生産的に進める良いカルチャーとは何か、それをデイワンから作るにはどうしたらいいかっていう。
なのでその残すべきカルチャー、良いカルチャー、オンライン自体のカルチャーって何かっていうのをもう一回考えた上で、それをどうやってオンライン上で伝播させていくかっていうのがオフィスがなくなることとセットで考えなきゃいけない大きい論点だと思っていて、ここはすごい面白いんじゃないかなと思っているし、
そこに最適化するようなサービスも出てきてもおかしくないなっていうふうに思っています。
とはいえ当面としてはオフィスがなくなることで一番ダメージ受けるのはやっぱりスタートアップってカルチャーの塊なんで、
そのカルチャーをどうトレースしてもらうかとか、何を残して何を切るかとかそういう部分かなと思っています。
うちのカルチャーで言うと10Xから逆算する、自立する、背中合わせるって三つあるんですけど、どれも実はオンラインオフラインに依存しないんですよね。
どちらかというと資質として持ってるか持ってないかっていうので、どこで働いていようがバリューの出方が決まってくるっていう、
そういう質のカルチャーがあるので、どちらかというとそこのジャッジメントが難しいなっていうふうに思っています。
採用面接をどうやっていくかみたいなのも結構次の大きい論点になっていく気はしています。
カルチャーのフィット、今あるカルチャー、もしくは次に新しく生まれるカルチャーと、
その人のフィットを探る方法っていうのを再開発しなきゃいけないかなっていうのが、個人的に今すごく考えていることです。
ただ個人的に結論としては、おそらくうちもオフィスは解約することになるんじゃないかなっていうのはぼんやり思っています。
この状況で大谷さんってダメージ全然受けてなくて、賃料はほとんど払ってもらえる。
テナント側が売り上げ上がってないけど賃料払ってもらえるっていう状態で、すごいアンヘルシーなんですよね。
やっぱりいらないじゃんとか、デリバリーに移行しようとか、そういう形に他の産業でも進んでいく気はしているので、
というか両立するようになると思うので、その両立を前提とした時にどっちに比重があって、
その時の良い構造ってどうなのかっていうのを、みんなが今これから再検討していくことになるんじゃないかなと思います。
少なくとも2年間の間はそういう状況が絶対に強く求められるので、
このタイミングでいろんなものが変わっていくといいなと思っているし、
12:03
僕らももう一回アンドラーニングして良いカルチャーをどう根付かしていくかとか、
採用のプロセス、うちらとワンデイインターンっていうのをやってるんですけど、
それをどうやるかみたいな話とかを結構考えていきたいなと思ってるっていうそんな話でした。
ということでちょっと最近のものにしては短めなんですけど、
今回オフィスの価値みたいなものについて考えました。
気に入っていただいた方はぜひハッシュタグゼロトピーでツイートいただけると嬉しいですし、
Podcastのほうも登録とかいただけると嬉しいなと思います。
それではまた。
12:42

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