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2020-06-12 23:25

#56 2タイプの「ワークフローDX」とDXを支えるAPI

チャネルのDX、ワークフローのDXについて話しました。

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はい、おはようございます。ゼロトピックです。
えーっと、ちょっとね、更新の頻度が遅いっていうのを結構いろんな人に言われるようになったんで、
まぁちょっとせめてね、週に1回ぐらいは撮りたいなと思っていて、結果、金曜日ですと。
でーっと、まぁ今日はちょっと何話そうかなと思ったんですけど、
DXがすごい盛り上がってるなと思ってて、
でもDXってこれ実態のない言葉だと思ってるんで、
DXってその、僕らみたいな人というか、僕から見たら何をすることなの?みたいなのをちょっと話したいかなと思ってます。
でね、抽象化すると結構いろいろ言われるかなと思ってて、
まずはじめは、なんだろう、チャンネルのDXというか、
チャンネルがオフラインがメインだったものがデジタルに置き換わっていくとか、
このトランザクションが行われる場所がオフラインがメインだったのがデジタルに変わっていくっていうのが、
まぁ一発目ですっていうのはすごいわかりやすいかなと思ってます。
例えばあのね、ニュースアプリとかも、その新聞で撮ってたオフラインで情報を売買するっていう行動が、
売買というか購読するっていう行動がね、アプリ上、要はデジタル上で全部完結するようになったっていう、
そういうユーザーの便益からスタートするDXっていうのはすごくわかりやすいのかなというふうに思っていて、
タベリーも、いわゆるeグローサリーの市場を、
ほとんどね、オフラインのトランザクションがほとんどあったところをどうやってオンラインに置き換えていくかっていうのを考えたときに、
まぁ割とその戦略的には、ユーザーがオフラインでやってた行動をオンラインに持ち込むとすごいやりづらいので、
カートに20点とか30点商品突っ込んでいくってことが、
だからそれをUXをめちゃめちゃ滑らかにすることで、
トランザクションの場所をオンラインにどんどん移していけるのかなっていうのを狙って始めたのがタベリーだったと。
あるいはフリマアプリとかも、
フリマアプリはもうちょっと別のユースケースあったかもしれないですけど、
アメーバブログでやり取りしながら売るみたいな。
もっと前で言うと、セカンドストリート持ってって売るとか、
あとはフリーマーケットでいいのかな。
直接人と顔を付き合わせて対面で販売するみたいなのをオンラインに完結できるようにしたみたいな形で、
ユーザーのエクスペリエンスのためにチャンネルをデジタルに置き換えていくっていうのはすごいわかりやすい。
もう一個僕が好きなのはGoogleマップ。
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地図見なくて良くなったっていうのは方向音痴にとっては本当に神がかりにすごいポジティブなことで、
GoogleマップみたいなものもいわゆるチャンネルのDXの一つになぞえられるかなっていうふうに思ってます。
これからじゃあ次はみたいな。
それって今まで起きたことでしょっていう話でもあるかなと思ってて、
次に何が来るかというと、
ここはレイヤーXさんがゴリゴリに主張して、ゴリゴリにすごいやられてるんですけど、
ワークフロー。
ワークフローっていうのは業務のオペレーションのこれやったら次これやって、次やって、次やってみたいな形で、
仕事ってそういうワークのフロー、仕事の流れでできてるじゃないですか。
これがその間に人が入っていったり、電話ゲームが起きたりとか、あるいは人が入ると多分ミスが起きるってことなのでミスが起きやすかったりとか、
もちろんその人が入ってるんでコストが高かったりとか、そういったもの、要はコストカット領域でのDXが進むじゃないかな。
あるいはミスが起きないってことはそのままトップラインをスケールすることに繋がっていくんですよね。
ミスが起きないんで、ミスが起きないし早く正確にできるようになるので、時間かからなくて生産性が上がるからトップライン側に投資ができるみたいな形で、
ワークフロー、要はあと僕らの領域みたいな、小売の領域でいうとワークフローっていうかサプライチェーンなんですけど、
サプライチェーンの、サプライチェーンマネジメントとかサプライチェーンがデジタルに置き換わっていくっていうのがこれから起きる。
というか今各社がしのぎを削っていく領域なのかなっていうふうに思っています。
ただこれ自体もね、まだまだ中小度高いというか、スッと理解するのは結構難しいのかなっていうふうに思ってて、
ちょっと1個わかりやすい例で言うと、パーソナルジムのスタジオがちっちゃいマンションで、日本にもいっぱいあるんですけど、
地人でいう、ビッグボクンっていうのが最近ザヌードっていうジムを大神山にオープンしてたりするんですけど、
例えばこういう箱を持った授業、ヨガスタジオとかでもなんでもいいかなと思います。個人でやってるものとか。
彼ら彼女たちが、基本的にはチャンネルがDXしていない領域だと思うんですけど、
チャンネルをDXしたい、例えば集客をデジタルから行いたいとか、もちろんリアルな体験の価値がすごい高いので、こういった産業は。
リアルな場所に来てもらうっていうのはすごい大事なんだけど、集客するためのチャンネルを広げたいとか、予約のチャンネルトランザクションをデジタルで完了させたいとか、
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集客の文脈でいうと、Googleマップに掲載して、Googleマップ上で予約できるようにするとか、これかなりインパクト大きいですよね。
あとは自社の予約サイトを持つとか、あるいはちょっと先の未来だとマチマチみたいな地域メディアとか、そういったところに最新の情報を掲載するとかっていう形で、
チャンネルの一部というかトランザクションの一部とかをDXしていこうと思った時に詰まるんですよね。
なんでかっていうと、GoogleマップってAPIないと掲載できない、予約できないみたいな。
予約するためには、いつ誰がこの時間空いてるのかっていう人も物もなんですけど、在庫の情報を持たないといけない。
これをリアルタイムに管理したり、Googleマップで予約入ったものと、例えば自社サイトで予約入ったものをバッティングしないようにしなきゃいけないっていう。
チャンネルがデジタルになっていくと分散していくんですよ。
分散していくので、それを精緻に管理したり、リアルタイムにレスポンスをしたり、チャンネルごとに情報が食い違わないようにしなきゃいけないっていうので、メンテナンスコストがすごく高くなるんですよね。
ってなった時に、これを人が全部手でやってたら、永遠に時間を食われるんですよね。
すごいイメージしたら分かりやすいと思うんですけど、Googleマップで予約入ったら自社の在庫から1引いて、自社から入ったらGoogleマップから1引いてみたいなことをやれるわけがないというか。
そもそもそこのタイムラグの間に変な予約が入ってしまったりするかもしれなくて、バッティングしてユーザー体験悪いってこともあり得る。
なのでこういったものをチャンネルをDXするって文脈でもそうだし、あるいはこの箱でオンライン配信やって、Zoomでパーソナルトレーニングやるとか、そういう授業をやりたいなって思った時にも、
一通りの機器だったり、Zoomみたいなサービスをサースを入れたりとか、そこも店舗の予約会議とは全く別のユーザーを集めて課金をしてっていうトランザクションする仕組みが必要だったりとか、
そういう形でワークフローが発生したり、元からあるものをデジタルに置き換えていくことが必要なんですよね。
ってなった時に、なのでこれはチャンネルをDXに引っ張られると言っても過言ではないかもしれない。半分ぐらいは。
全然そんなの関係ない。そんなの関係ねえって。ちょっと懐かしい。
スマートHRみたいなのは、別にチャンネルDXしようとしないと、普通に業務がめんどくさいんで、デジタルで全部完結して紙を殺していくっていう。
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そういうのはすごい、チャンネルDXとかにはあまり関係ない。関係ないっちゃ関係ない。
関係ある部分で言うと、最後保険証を取得するために社保の事務所に紙を送るとかそういうのがすごいめんどくさいんで、
それが政府が対応してデジタルに全部置き換わっていったりとかすると、それに引っ張られる形でスマートHRみたいなものは逆に伸びるっていうのはあると思うんですけど、
板独立していると。そうではなくて、今回の予約とか売買とか、僕らがやっている食品、ネットスーパーみたいなものも、
デジタル上でどうやってワークフローを管理していくかってことに、チャンネルDXがすごく立足していくんですよね。
ワークフローがDXしないとチャンネルDXも爆発的には進まないっていう、そういう構造になってたりしますね。
なので、ここが大事。ここが大事だなってなる中で、そうすると結構、この話の中で具体的に何をするの?
DXって何をするの?っていうと、僕は多くの場合はデータベースを作ることとAPIを作ることっていう、この2つに修練されるんじゃないかなって思ってます。
要は、共通でストラクチャードで負荷に強いデータベースをきっちり持つと。
そのデータベース間のリレーションもしっかりついているっていう、IT企業だといわゆる普通の状態。
ウェブ系の会社だったら、普通に目指すべき状態をそうはなっていないとか、そういうデータベースをエクセで管理していたりとか、また別の方法でいろんな分散して管理しているような形になっている会社さんっていうのはすごい多いので、
さっき言ったおそらく、例えば個人でヨーガスタジオをやっているような人がこういうデータベースをきれいにするっていうことに労力は裂けないと思うんで、
まずその部分と、あとはそのデータベースから情報を引いて処理して渡すとか、逆にそこのデータベースに書き込みをするとか、読んでそれを分析するとかっていうために間をつなぐインターフェースとしてアプリケーションを作るためのAPIが必要になってくるっていう。
これがあるからチャンネルもDXしやすいというか、使いやすいアプリを作れるのか、メルマが新しくきれいなものを発行するようにするとか、ウェブサイトを刷新するとか、Googleマップに掲載するとか、またまた他のメディアに掲載するみたいな、そういう流れが初めてできるかなと思っています。
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なのでそうですね、ワークフローのDXの中にもだいたい2パターンあるかもしれない。そのチャンネルに紐づいたものと、スマートHRとか、おそらくフリーとかも、チャンネルとか関係ないですよね。コストサイド側というか、トップラインに紐づく、チャンネル側に紐づくワークフローのDXと、コストカットというか、コストサイドに紐づくワークフローのDXという、大きくこの2つに分けれる気がしてます。
今すごい伸びているもの、例えばクラウドサイン、これ契約管理です。お互いが電子サインできるようになる、インカウント撲滅していくというものとか、会計フリーは経理ですよね。
企業の取引を全部データとして持って仕分けて閉めて決算するという、その経理のワークフローをDXしていくためのもの。マネーフォワードの製品もだし、弥生会計とかも同じかな。
あとは、例えば請求書を出すみたいなので、ミソカとかあったり、ファクタリングでウォルターみたいなのがあったり。ファクタリングは資金調達の手段の1個かな。キャッシュフローをよくするサービスだと思うんですけど。
少しだけ補足すると、請求書を手元にやりますと。請求を出して、お金を来月振り込まれるみたいな流れの時に、この間ってお金入ってこないんで、2ヶ月先になっちゃいます。その間待てないんで、ウォルターに請求書をお金入れてもらうみたいな。
そういうファクタリングで、ざっくり言う、ちょっと金融機関系の人から怒られるかもしれないですけど、僕の理解です。それをデジタル上でできるようにするっていう流れ。
売りかけ金を現金に変えられるみたいな感じですね。
あと、さっきのスマートHRも入社して、入社するとめんどくさいんですよ。保険証のための社会保障の手続きしたりとか、後は雇用契約書を結んだりとか、社員番号として管理したりとか、マイナンバーを集めてマイナンバー管理しなきゃいけないとか。
不要の情報を集めたりとか、年末調査やったりとかめちゃくちゃめんどくさいとか、そういうものをやるっていう。
こういう第一世代のSaaSって、多くはコストカットサイドというか、チャンネルDXとそんなに結びついてない気がするんですよね。
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もちろん社内を滑らかにしていくという文脈で、会社が滑らかになるから生産性が上がって新しい投資ができるみたいなのがあるとは思うんですけど、どっちかというとメインはコストをカットしていくと。
こういうサービスって競合もすごい現れやすいなっていう風に思ってて、よく宮田さんの話とか聞いてて、丸パクリのやつが出てきたみたいなのとかちょいちょいあるみたいなんですよね。
で、これのが出てきて、お客さんからするとね、なんとなく安い方を選びたくなるみたいになってくる。ほとんど機能は同じになってくるので、安い方を選びたくなるってなったときにスイッチングコストどこでつくのかなってなると、そのサービス感を繋いでいくってことにすごい意味が発生してくるんですよね。
理由は、例えばスマートHRと会計フリーがAPIで連携してて、スマートHR上で給与を確定すると、その給与情報が会計フリーにも結びついてて、仕分けがきれいに混ぜされて、
同時にスマートHRとオンラインバンキングみたいなものが結びついてたとして、スマートHR上で給与を確定すると、オンラインバンキングから従業員の給与口座に自動で振り込みがされるみたいな。
そういうワークフローをより滑らかにする形で、他のワークフローのものとAPIでつなぐっていうことをしていくと、システムのネットワーク効果が働いて、スマートHRを変えるときには、
この繋いだことによって自動化した業務をもう一回人がやり直すとか、あるいは置き換える必要があったり、もしくはフリーもオンラインバンキングも両方取っ替える必要があるみたいな、そういう形でモートが生まれると思っています。
だから各社のAPI戦略というか、どんどんどんどん外と繋ごうみたいな、その外と繋ぐので対応してない場所もあったりとか、面倒くさかったりとかやりづらかったりするので、そこのパーツとしてiPaaSみたいなのが生まれていくっていう、そういう流れが今来てるのかなってコストカットサイド思ってます。
他方でトップライン側というか、さっきの在庫管理するとか、API作るとかって、実は結構各社事情がめちゃくちゃある。
なぜならトップライン側なんで、トップラインって伸ばすためにどうするかというと、企業努力で自社にしかない強みとかを皆さんオペレーションの中で持っていくんですよ。
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そうすると何があれかというと、汎用的なAPIって作るの難しいなと思ってるんですよ。
A社とB社で全く同じオペレーションになるわけがないというか。
昨日ちょっと話を聞いたピラティスの会社があって、常に全国に100何施設持ってるんですけど、そことか、やっぱり会員登録してきて何々してっていう中のオンボーディングオペレーションがものすごい凝っていて、これをきれいに表現するようなデータベースとかAPIってあんまないんですよね。
同じように採用はどっちかって言われると結構微妙なんだけど、僕らも今採用ガンガンやってて、HERPっていうATS入れてるんですけど、全然うちのフローと合ってないんですよね。
本当はカジュアルメンバーだったりとか面接して、こういう場合は二次面接やるし、こういう場合は必ずワンデートライアルで一緒に働いてみる。
それを経て条件通知を出して内定をして、採用に至るみたいな流れになってるんですけど。
例えばこのステップは全然そもそも柔軟に管理できないとか、オーブフォームでこういうこと聞きたいのに聞けないとか、ワンデートライアルってどう管理するのとかないとか、いろんなPDFで条件通知を出したりするのもできないとか。
いわゆるそのATSは、いろんなメディアと繋ぐことが一番の価値で作られてきたんだと思うんですけど、メディアを使って皆さん採用されてて。
でも僕らみたいな特殊で、インバウンドとリファラル以外採用のチャンネルを作りませんっていうような会社にとって、オリジナルなワークフローを持ってる会社にとって全く適用ができないんですよね。
で、こういう今の舞台例みたいな話がトップライン側だと各社で絶対出てくる。
なので汎用APIみたいなものが用意しづらい。汎用DBみたいなものが。もちろん共通化できる部分もあるしできない部分もある。
だからこそ、ここをやっていくので割と個別化を作り続ける必要があるし、それがゆえにほとんど手がついてない領域かなと思います。
どちらかというと今はみんなツールに合わせさせられてる。
けどそれは誰も望んでないみたいなところがあって。
なのでちょっと次進むのはこのチャンネルのDXが済んでいないところがさらにDXを進めていく。
チャンネルをデジタルに広げていくために必要なワークフローを達成するようなAPIとかデータベースを提供していくってことなのかなっていう風に個人的には思っております。
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僕らもそういう領域というか、我々もステイラーっていろんなパーツを提供してるんですけど、一番価値があるのってAPIとDBだと思っていて、
それを整理すると、どういうことがしたかったんだっけなっていうのを整理すると、
ネットスーパーっていうものを伸ばしていくとか、新しくネットスーパーを始めるってなった時のボトルネックをさばいていくためみたいな部分が大きいかなと思ってます。
こういうAPIとかDBは、ぶっちゃけ自分たち以外の外とネットワークをつなげていく必要はあんまりなくて、
どっちかというと社内システム、他の、APIなんか全然ないものと繋いだり置き換えたりしていく必要があるんで、もっとヘビーだなっていう気がするんですよね。
会計フリが入ってどこにロームソフトでスマートHRが来て繋ぐとかはめちゃくちゃやりやすいし、簡単、分かりやすいですけど、
一日一回バッチ処理しかしてないみたいな、そんなサーバーがあったりするのはザラなんで、
じゃあどうすんのみたいな。
データベースも外部アクセスできませんとか、すごいセキュリティガチガチ守られてますみたいな。
どうすんのみたいな。
っていうのに一個一個答え作っていかなきゃいけないっていうのが、難しいところでもあり、面白いところでもあるのかなと。
それこそがDXのボトネックになってもいいかなっていう感じがしてます。
はい、ということで、今日なんですけど、ワークフローのDX。
ワークフローのDXって2つあるよねみたいな。
トップライン側とコストカット側。
コストカット側はすごい進んできてる。
トップライン側は全然うまくいってないというか、まだそんなにチャレンジされてない部分で、今後こうかなっていう。
それが進むと、本来したかったユーザー体験をデジタルに置き換えていくってところが、より進むんじゃないっていう、そんな話をしました。
はい。
そういえば、フリーアジンダっていうもう一つの本も昨日収録してるので、ぜひ出るのを楽しみにしてください。
それではまた。
23:25

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