カルチャーメディア「CINRA」の音声番組『聞くCINRA』。
今回は、東京大学大学院情報学環教授の田中東子先生をお迎えして、「働きがい」や労働におけるジェンダー不平等について話し合いました。田中さんを囲みながら3人に女性編集者が等身大のモヤモヤを吐露しています……。
▼主なトーキングポイント
アカデミアから初のゲストをお迎え!/クリエイティブ産業の働き方とジェンダー/アンジェラ・マクロビーの『クリエイティブであれ』が提示する労働問題/一方ではキラキラ働いているが、他方では労働環境が劣悪。クリエイティブ業界のジレンマ/自分のやりがいは「誰かに思わされいる?」という疑念/リモートワークで同僚と労働問題について話す機会が減っている?/仕事に「ロマンス」を覚える女性たちとその問題点「そのこと自体は悪いことではないが…」/なぜ女性の側に影響が色濃くでるのか/やりがい搾取と「推し活」の関係性/数年の時間が経ってもなお翻訳がされた理由は?「女性研究者の本は翻訳されづらい!」 ほか
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「クリエイティブな仕事」のロマンスと呪縛。「終わりなき労働」の構造を田中東子と考える
https://www.cinra.net/article/202305-tanakatoko_gtmnmcl
◆ゲスト
・田中東子さん
東京大学大学院情報学環教授。専門分野はメディア文化論、ジェンダー研究、カルチュラル・スタディーズ。1972年横浜市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科後期博士課程単位取得退学後、早稲田大学教育学部助手および助教、十文字学園女子大学准教授、大妻女子大学文学部教授を経て、現職。第三波以降のフェミニズムやポピュラー・フェミニズムの観点から、メディア文化における女性たちの実践について調査と研究を進めている。
◆ホスト
・聞き手:生田 綾(CINRA編集長)、後藤美波(CINRAエディター)
・進行:南 麻理江(CINRAフェロー・株式会社湯気代表)
◆BGM作曲
LAUSBUB(ラウスバブ)
2020年3月、北海道札幌市の同じ高校の軽音楽部に所属していた、岩井莉子と髙橋芽以によって結成されたニューウェーブ・テクノポップ・バンド。2021年1月18日、Twitter投稿を機に爆発的に話題を集め、ドイツの無料音楽プラットフォーム”SoundCloud”で全世界ウィークリーチャート1位を記録。同時期に国内インディーズ音楽プラットフォーム”Eggs”でもウィークリー1位を記録。話題性のみならず、本格的な音楽性からミュージシャン・音楽ファン・各メディアからの注目を集めるニューウェーブ・テクノポップ・バンド。
https://twitter.com/officialausbub
https://soundcloud.com/officialausbub
◆CINRAについて
芸術文化をルーツとする「CINRA」は、ソーシャル×カルチャーをキーワードに、世界をよりよい場所にしたい、人生をよりよく生きたいという、あらゆる表現者の「クリエイティブな意思」を世の中に届けています。一人ひとりの情熱や違和感、問題意識に耳を澄ませ、社会や文化に好奇心を抱く人に向けて、情報を伝達するだけでなく、思いを媒介するメディアでありたいと考えています。
https://www.cinra.net/
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※UDトークなどのアプリをご利用いただくことで、音声の可視化をサポートできます。今後も「聞くCINRA」ではアクセシビリティの向上を目指し、模索していきます。
▼UDトークについて
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