カルチャーメディア「CINRA」の音声番組『聞くCINRA』。
CINRA編集者が毎回ゲストをお迎えして、カルチャー談義をしたり、メディアや社会の未来について語り合う番組です。
#5のゲストは、ライターの西森路代さん。「ドラマがもっと楽しくなるドラマの見方」を求めて、以下のようなトピックについて話し合いました。
▼『大奥』の魅力に迫る▼『100分deフェミニズム』が補助線に▼「産める・産めない」の責任を問われる性▼感情を「取り乱す」男性キャラへの共感と戸惑い▼解釈が何通りもある作品の骨太さ▼パク・チャヌク監督『別れる決心』にも通ずる▼痛快なセリフはパターナリズムへの反抗?▼有功は「ケアの人」▼家父長制の中でしか生きられなかった春日局の死に際▼「チャリーン」鈴の音の演出▼日韓の映像作品の共通点や違いは?▼「何も起こらない」日本作品と劇的な韓国作品がクロスする…?▼疲れた人が癒やされていく物語がトレンド▼諦めて生きる韓国「N放世代」▼社会に切り込む意欲作『エルピス』振り返り▼社会に対する作り手の危機感が背景に?▼Netflixで選ばれる「絵づくり」▼韓国にはCJがあるが…。立ちはだかる予算問題▼テレビドラマに希望を持つ理由▼『エルピス』最終回のセリフをどう解釈すべき?▼鈴木亮平演じる「斎藤」に託したい希望▼斎藤はキム・デジュン元大統領?「希望を捨てたら変わらない」
◆ゲスト
西森 路代(にしもり みちよ):愛媛県生まれ。地元テレビ局、派遣社員、編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターに。主な仕事分野は、韓国映画、日本のテレビ・映画やお笑いについてのインタビュー、コラムや批評など。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、ハン・トンヒョン氏との共著に『韓国映画・ドラマ――わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』(駒草出版)がある
◆ホスト
・聞き手:生田 綾(CINRA編集長)
・進行:南 麻理江(CINRAフェロー・株式会社湯気代表)
◆BGM作曲
LAUSBUB(ラウスバブ)
2020年3月、北海道札幌市の同じ高校の軽音楽部に所属していた、岩井莉子と髙橋芽以によって結成されたニューウェーブ・テクノポップ・バンド。2021年1月18日、Twitter投稿を機に爆発的に話題を集め、ドイツの無料音楽プラットフォーム”SoundCloud”で全世界ウィークリーチャート1位を記録。同時期に国内インディーズ音楽プラットフォーム”Eggs”でもウィークリー1位を記録。話題性のみならず、本格的な音楽性からミュージシャン・音楽ファン・各メディアからの注目を集めるニューウェーブ・テクノポップ・バンド。
https://twitter.com/officialausbub
https://soundcloud.com/officialausbub
◆CINRAについて
芸術文化をルーツとする「CINRA」は、ソーシャル×カルチャーをキーワードに、世界をよりよい場所にしたい、人生をよりよく生きたいという、あらゆる表現者の「クリエイティブな意思」を世の中に届けています。一人ひとりの情熱や違和感、問題意識に耳を澄ませ、社会や文化に好奇心を抱く人に向けて、情報を伝達するだけでなく、思いを媒介するメディアでありたいと考えています。
※UDトークなどのアプリをご利用いただくことで、音声の可視化をサポートできます。
今後も「聞くCINRA」ではアクセシビリティの向上を目指し、模索していきます。
▼UDトークについて