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フリーライターのよりどころラジオ、第119回始まります。編集者の人、ケンゾウです。
ライターの斎藤美知子です。
この番組では、ライティング業界に魅力を渡したちが、仕事やライフスタイルにまつわるトークをお届けします。
執筆の合間に聞きたくなるラジオをコンセプトに、毎週金曜日、YouTube、Spotify、各種ポッドキャストアプリにて配信中。
前半はフリートーク、後半はテーマトークという構成でお送りします。斎藤さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ケンゾウさん、今日は前半、ゲームがすごい好きな私から、久しぶりにゲームの話をさせていただきたいと思います。
いいですね、いいですね。
レトロゲームというか、昔のゲームなんですけど、サウンドノベルゲーム。
まず、サウンドノベルゲームってわかる?ケンゾウさん。
え?カマイタチの夜と川行きですか?
そうそうそうそう、まさにまさに。ちょっと簡単に説明すると、ほぼほぼ小説みたいな感じなんですよね。
BGMとテキストが流れてて、時々選択肢が現れて、それで正しいものを選んでいくと、
トゥルーエンドというか、ちゃんとしたエンディングに行けるみたいな感じのゲームですよね。
今日ちょっとね、昔のサウンドノベルゲームの話をしたいと思うんですけど。
全然わかんないわ、そういうのと。
でもね、実は私がやったわけじゃなくて、それの配信を見てて面白かったなと思うのがあって。
何かっていうとね、結構現代の日本を舞台にしたゲーム。
現代というか、15年前くらいのゲームなんですけど、428っていうゲーム知ってます?
いやー、全然知らないですね。全くわかんない。
428って渋谷って読めるんだけど、渋谷を舞台にした、ちょっとなんて言うんですかね。
ちょっと推理系というか、ミステリー系のサウンドノベルなんですけど。
それの配信を私の好きな配信者さんが最近やってたので、アーカイブとかも含めつつ見てたんですけど。
なんかね、その中で私すごく面白いなと思ったのがあってね、
当時のフリーライターが出てくるんですね、主人公の一人として。
で、15年前なので、ネットとかはあるけど、そこまでなんて言うんですかね。
まだ15年前、2008年くらいなんで、そんなツイッターとかがバリバリあったような。
この時の時代でもない。みんな携帯も柄系でっていうような時代のフリーライターなんですけど。
で、なので、どっちかっていうと、その週刊誌とかにね、こう原稿を書いたりとか、
いろんな出版社さんと取引があるみたいなライターが出てきて、それが主人公の一人なんです。
主人公が複数にいて、ちょっと群蔵劇っぽい感じのサウンドノベルになっているので、
そのうちの一人なんですよ。で、面白いなと思うわけですよね。
これ、こんなんなんだ、15年前のフリーライターはみたいな。
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ちょっとイメージとかも入ってるかもしれないけどさ。
で、でもね、それで、そのライターの、みのりかわさんっていうライターさんなんですけど、
そのみのりかわさんのストーリーの始まりが、知り合いの出版社の編集長が、
もうこれで、こんなことではダメだみたいな、結構追い詰められてて、いろいろ借金を背負ったりとかして、
それで自殺をしようとかっていう風にしてるところで、それを止めに行くところから始まる。
で、そのライターさんがなんて言うんですかね、結構キャラクターとしては、
コミカル系とかコメディ系の、で、結構、なんて言うんですかね、
正義感の強い、すぐに、俺はみのりかわみのり、正義のライターだ、みたいな感じの、
いわゆるちょっと面白系のキャラなんだけど、
でもね、そのみのりかわさんが、だからその編集長を、困ってる編集長を助けるっていうのが、
なんかね、かっこいいなって思ってしまって、
なんか要は、いろいろ、なんだろうな、ちょっと失敗しちゃったのね、
なんかその週刊誌の、編集長がやってる週刊誌のもので、
なんだったっけな、なんかそのせいで、ちょっと借金がすごく大ごろになっちゃって、
で、社員さんもどんどん離れていって、一人になってしまったと思って、
このままでは来週の次号も落としてしまって、
ますます借金が膨れ上がってしまって、死ぬしかないって言ってるんですね。
で、今日の、その日の夜8時が恒例なんだと。
で、その話をしてるのは朝の11時半なのね。
で、あと12ページ埋めないといけない、どうしようって言ってるんですね。
だからそのみのりかわさんが、俺が全部やってやるって言って、
知り合いのライターさんとかにめちゃくちゃ電話かけて、お前はあれをやれとか、
ディレクションまでして、自分も取材を渋谷の中だと、
あれとあれとあれをするんだみたいなアップを取って、
で、順番にこう回っていったりとかして、うまく回していって、
取材とかも結構面白い取材をするの、いい質問をするなみたいな。
で、めっちゃかっこいいやんと思って、
なんか多分そう、そういうシーンじゃないのよ、多分。
他の人はなんかこのりかわさん、変なライターだなというか、
面白いキャラだなぐらいしか思ってないんだけど、
私はめちゃくちゃ仕事ができるやんみたいな。
で、しかもその一人手伝わせたライターが、
もう親愛のライターで、私取材なんかできませんみたいなことを言ってるんだけど、
それちょっと発砲かけてやらせるとか、そういう新人に対する面倒見までいいのなんか。
それで、かっこいいなと、すごい序盤で感動してたっていう話。
なんか多分ね、そういう見方になっちゃいますよね。
似た業界にいる者としてね。
かっこいいなってなりますよね。
そうそうそうそう。
自分だったらどうだろうとか思うんだよね。
昼前の11時半でさ、夜8時来る。
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無理じゃん。ほんと正気感あるなと思うし。
そうか。そのゲームを僕、てっきりホラーゲーム系かと思ったんですけど、そんなことないんですね。
確かにね。かわいたちの夜ホラーだもんね。
なんかサウンドロベルとか聞くと、すごい自動とした物語をイメージしちゃうんですけど、そんなことないんですね。
でもね、そうですそうです。
そのゲーム、428は結構アクションと、アクション?
まあどうせサウンドロベルだから、見るだけだけど。
銃を持ってる人がいて逃げたりとか、渋谷の家を駆け回ったりとか、離婚したりとかいうシーンとかもありつつ。
でもね、かわいたちの夜と同じ会社が作ってるかな?出してるかなんかで。
そうなんだ。配信ってそれ盛り上がるもんなんですか?
全然イメージできないですけど、サウンドロベルゲームの配信って。
一緒になって進める感じか。
まあそうですね。
視聴者と。
僕は結構、なんていうんですかね、声がないじゃん。
ボイスが当てられてないから、いろんな声で配信者さんが変えてなりきって読むみたいなのが面白いみたい。
なるほどね。
それはちょっと面白そうですね。
そうそうそうそう。
あとこれ聞いて思ったんですけど、やっぱり一般論として、フリーライターとかって、フリーライターって主人公になりがちですよね。
サスペンスとかで、会社に縛られずに自分の正義を頼りに動く的なキャラで。
ルポライターみたいな感じでね、真実を暴くみたいな感じで、主人公になりがちなんですけど、
こういう業界にいると、そういう人もいるかもしれないけど、そればっかじゃないよねって思いますよね。
そうなんですよね。イメージがあるんだなとも思いますしね。
フリーライターって聞いて、やっぱり真実を闇を暴くみたいな側面もちょっとね、一昔前の僕だったら感じてましたね、たぶんね。
そうですよね。でもね、現実と全然違うところとかもありつつ、近いなと思うこともあって、だから要はさ、
何て言うんですかね、高齢までさ、数時間とかしかない、12時間もない中でさ、その社長のためにさ、社長じゃない、編集長のために放送するじゃん。
でもそういうのって結構、フリーランス業界って意外とあるのかなっていうか、誰かがすごく例えば病気で困っちゃったりとかしたときに、
なんか助け合うみたいな、あ、わかったらちょっと、じゃあ私も周りで探すよみたいなさ、雰囲気は。
意外と横の繋がりがあったりして、そういうのってあるのかなって思って。
確かに確かに。なんかドラマとかでよく見るシーンではありませんで、そのね、何かしらの締め切り直前で、やばいやばいって言ってみんながこうね、
頑張るみたいなのはね、ドラマとしてよくありますよね、なんかね、出版社とかでね。
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そうそうそうそう。
確かにそういう意味でリアルですよね。
そうそうそう。それは意外とあるよって思ったんですけど、なんかかっこいいじゃんと思って。
フリーライターかっこいいじゃんと思って。
かっこいいんじゃん、フリーライターってやっぱね。
かっこいい仕事でありますけど、その外から見たらもっとかっこいいんですよ、たぶんね。
確かに。うさんくささとかっこよさの絶妙感だよね、たぶんイメージ。
ちょっとわかるわかる。
ちょっと掴みどころない感じのね、ひょうひょうとしたかっこよさじゃないけど。
そうそうそう。じゃあちょっと前半の最後になるかもしれないんだけど、
そのみのりかわさんって人がいろんな取材場所を急いで回ったりとかするためにタクシーに乗るのよって。
それでタクシーに乗って、でなんかすごくタクシーの運転手さんが結構話のわかる人で、
なんか結構待っててくれたりするの、取材中とか。
おーはいはいはい。
そこで待機してくれたりとかして、その時にお世話になったから釣りはいらないぜみたいな。
俺はみのりかわみのるこの名前を覚えとけよみたいなのがしょうもないギャグシーンなんだけど、
私はめっちゃブランディングしとると思って見てたっていう。
安いもんっすよね。
なんか名乗るなよとか言って配信のコメントでは出てるけど、
いやBライター名乗るの大事とか思って。
名乗らなきゃね、いろんなとこにね。
すごいゲームやってますね、やるというかね。
すごいゲームを見てますね。
結局配信者単位で、ゲーム単位で見ることもあるけど、配信者単位で見るからね、いいですよね。
いろんなゲームとの出会いがあってね。
またなんかね、おもろいことしますね。
という話でございました。
ありがとうございます。
はいはい、ではテーマ本題いっちゃいますかね、後半の。
はいテーマ持ってまいりました。
題してビジネスライターという生き方。
こんなテーマでしゃべろうかなと。
こんなテーマでしょ、こちら。
そうですね、クシクも前半の話とちょっと近いような感じ、似たような感じになっちゃいましたけど。
ビジネスライター、今私とかも例えばビジネスライターっていうことがあるんですけど、
ビジネスライターってちょっと他のライティング、他のライターの肩書きよりも、
ビジネスっていう枠組みが広すぎて、
なんか微妙につかみどころないなってちょっと思う人いるのではっていうふうに思います。
例えば旅ライターとか、
なんかグルメライターとかさ、
グルメの中でもカレーが詳しいとかさ、
ペットライターとかさ、猫ライターとか、
あと地域で広島のなんちゃらライター。
ビジネスライターで何してんだっていうのは、
私自身、駆け出しの頃にすごい思ってたんですよ。
はいはい。なんか分かりそうで分からないんですよね。
そうそうそうそう。
ちなみにうちのパートナー、まあちょっと同業というか近しい業界で編集者とかなんですけど、
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もうやっぱりビジネスライターって何なんだって分かんなかったって言ってたんですよ。
やっぱね、よく思うことみたいなんですよ。
ビジネスライターなんて。
でも蓋を開けてみると、しかし私はビジネスライターになっちゃってるというところが。
斎藤さんで名乗ってますもんね、ビジネスライターね。
今日はその実態をね、ちょっと私の知ってる範囲ではありますけど、
ご紹介する回があってもいいのかなと思って。
確かに僕自身もね、分かってる。
まあ大体こんなもんだろうと思いつつ、
なんか詳しく説明せよって言われたらあんまできないかもしれないですよね。
ちょっと自信なくて。
まあいろんな定義あると思うんですけど、
一つね、斎藤さんの体験も含めてね、色々お話聞けたらいいかなと思ってます。
そうだね、まずビジネスライターってなんすか?
担当直任な質問になっちゃうんですけど。
まあいろんな定義はもちろんあると思うんですけど、斎藤さん的な回答を聞いてみたいなと。
なんかね、私もこの企画を持ってきた時に考えて、
私の今のところの結論で言うと、
ビジネスパーソン向けの記事を書く人が、
ビジネスライターなのではっていう気がなんとなくしている。
まあそうですね、それではいないですよね、なんとなくね。
そんな感じがします。
そうそう、2B向けっていうのが私結構印象があって。
ああでもいいです、そうかもしれないですね。
そうそう、なんか領域が、いっぱい領域ってやっぱあると思うんですよ、ビジネスライター。
実際私自身もいろんな領域の記事を書いてます。
その経営とかから経理とかから採用から、
マーケティングから営業から、なんとかやらとかって、
業界もいろいろやってるんだけど。
でもなんかね、誰に向けて書いてるかっていうと、
やっぱ仕事してる人が仕事してる体でというか、
ビジネスパーソンとして読む記事を多分書いてるのかなっていう。
はいはいはい。
思ったっていう。
なるほどね、そうなんかビジネスって、
僕も仕事しながら思うんですけど、本当にいろんな解釈をされるなと思って。
例えばそういう経営に関する話であったり、
企業、会社へのインタビューとかもあれば、
なんかたまにITとかの話も出たりしますよね、他も。
金融とかの方にも行ったりするかもしれないし。
あーあるね。
テック系にプログラミングみたいな話になることもたまにあるだろうなと思って。
本当幅広いよねというふうに思ってたんですけど、
確かに2Bというところで少しきれいにまとめられるかもしれないですね。
だから大きく分けて2Bか2Cかっていう書き方なのかなと、
私はちょっとなんとなく思ったりした。
これがビジネスライターの定義というかね、
簡単に説明するとそんな感じかな。
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そうですね。
斉藤さんはさっきおっしゃってたんですけど、
気づいたらなってたみたいな話をしたかと思うんですけど、
特にビジネスライターを目指してたとかではないんですか?
全然ないんですよ、結論から言うと。
私って前職というかファーストキャリアが純公務員、国家公務員みたいな感じだったし、
なんで純国家公務員になったかというと、
やっぱり民間企業への就職活動がうまくいかなくて、
ビジネスみたいなものにむしろ苦手意識があったんですよ。
だから絶対ビジネスライターっていう人なんかちらほら見かけるけど、
私とはもう遠遠い世界だな、一番遠遠い世界の一つだなと思ってた。
まあまあそういう気持ちになりますよね。
取ってきづらいですよね、名前だけ見るとね。
何やってるかもわかんないし、
なんかそういう最新のトレンドコラムとか社長インタビューとかばっかりしてるのって、
どんだけ意識高いんだビジネスライターはと思ったのか。
どんなモチベーションでライターやってるのかと思って。
ビジネスって言葉ともすればうさんくさいですもんね。
意識高いみたいなね。
ライターに私自身もなんとなくだけど、
よくイメージするのが自分の好きなことというか、
好きな領域で何か書くのがライターとしていいなって思ってたりしたわけですよね。
私は例えばペット、猫とか犬とか好きだからペットライターになろうとか、
インテリアも好きだからインテリアでやろうかなとか、
いろんなことを考えて。
ゲームも好きですもんね。
ゲームも好きだし、インタビューの宝塚とかも好きだし。
そういうイメージがあったから、
ビジネスライターの人はめっちゃビジネス好きなのかと思って。
そうなっちゃうんですね。
どんな人なんだろうなって。
どんな人だよね。
思ってたらこんな人なんですよ。
私みたいなのがビジネスライターになってますっていう感じなんで。
ずっと大学生の頃からビジネスしてた人がなるわけじゃないんですよ。
その可能性もあるけど、
そうとも限らないよねと。
そうですね、背景ですね。
確かに確かに。
ちなみにビジネスライターを自分のある種の武器としたわけじゃないですか。
人を名乗ってるってことは。
それを自覚して表に出し始めたタイミングとかってあるんですか?
最初はもちろんそうしてなかったですよね。
そうですそうです。
きっかけ結構あって、
いつだったかライターになって、
2年目か3年目くらい取材ライティングを始めて、
1年目とか2年目とかの時ですよ。
その時にたまたまお仕事をもらった仕事が、
当時働き方改革とか言われ始めてて、
そういうのの取材記事とかをよく書かせていただく機会が多かったのよ。
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私はまだその時取材ライターとして駆け出しだったから、
何でもチャレンジしますみたいな感じだったので、
いい好みせずにやって書いてみたのね。
あれ面白いと言うか、やりやすいぞって思ったの。
というのも、これまで私は2C向けのペットとか、
あとは教育とか子育てとかともちょっと被ってるので書いたりしてたかな。
というのでコラム記事とかを結構書いたりしてたんですけど、
それでよくコラム記事というかSEO対策の情報系の記事ですよね。
そういうのって、参考にして良いウェブページは、
すごく公的機関とか信頼のおけるもの例題と参照にして書いてくださいと言われると思うんですけど、
そういうペットとか子育てとか、
そんな信頼できる情報ってどこにあるんだってずっと思ってて、
信頼できるのか分からないほどものの多いですよね、正直ね。
どこまで自分で線引きしていいのかも分からないし、
一時情報に近いもので、例えば子育ての記事だったら、
どこかの小学校の先生が公式ブログでやってらっしゃるとか、
保育園の先生がやってらっしゃるブログとか参照してたら、
それはもう全然ダメです、信頼できませんとか言われたりとかしてて、
何が正解なのかっていうのが、どんどん正解はないかもしれないけど、
分かんなくなってきて、その中で一方でビジネス系って、
ある程度スキームがあったりとか、
信頼できるできないみたいなのが、
もうちょっと分かりやすい感じがしたんですよね。
特に働き方改革みたいなところから始まったので、
制度系だから、はっきりあるじゃん、正解がさ。
そうですね。目的もはっきりあってと。
あとは他にも社長とか経営者のインタビューとか、
商品開発者のインタビューとかも行くようになったんですけど、
ビジネスなんで、論理性とか筋道を立てて説明するとか、
伝えるみたいなことが全面に出てきやすいんで、
感覚的に何が良い悪いの世界じゃないから、
すごくやりやすいなって思ったんですよ。
なるほどね。
じゃあもう私こっちにしようって思って、
もうその段階から、
カジを切って2Bのビジネス系の記事書きたいですっていうのを
どんどん言うようになりましたっていうのが。
なるほどね。確かになんか旅行系ライターだとした場合に、
この旅行先が良いっていう情報を発信するにあたっては、
何を持ってしてお勧めするのかっていうと、
結構自信を持って発信するのは難しいですよね。
そもそもね。
そうなんですよ。
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もちろん日本全国とか世界中を旅してる人の体験談として書きますって言うんだったらいいけど、
それこそ駆け出しの頃って体験談として書くんじゃなくて、
それこそ客観的にみたいな何回かまでやったけど、
そういう情報、外からの情報をもとに書いてくださいって言われた時に、
根拠どうするっていうのがすごく困ったんですよ。
何を基準にしたらいいのってなりますよね。
そうなんです。
なるほどね。
そうかそうか。
ビジネスライターと話聞いて、
この世は型書きっていうんですかね。
何々ライターみたいな型書きみたいなものを、
やっぱり皆さん欲しているというか、
持たなきゃなみたいなのはあると思うんですよ。
斎藤さんそのビジネスライターっていうものを今も背負うというかね、
肩に乗っけてるわけなんですけど、
なんかこれはしっくりきてるんですか、斎藤さん的には。
でもそうですね、
しっくり、完全にはしっくりきてないっていう感じですかね。
なぜかというとビジネスが広すぎるからっていう、
ビジネスっていう言葉のイメージするものが広すぎるので、
これも実体験としてあって、
ビジネスライターっていう風に名乗って、
ちょっと問い合わせを受けると、
やっぱり自分に合わない依頼とかも結構来ちゃったりして、
しんどくなっちゃったりしたので、
どんどんどんどん今は、
どっちかというとビジネスライターというよりもうちょっと狭く、
企業取材ライターとか、
バックオフィスに強いライターとか、
そういう感じで絞って伝えることの方が多くなったかなと思いますね。
おもて向きというかね、外向けには一言言うならば、
ビジネスライターみたいな感じなのかな。
確かに確かに。それで言うと、
業界じゃない人向け、
うちの家族とか親戚とかにはビジネスライターですっていう。
はいはいはい。
それ以上言っても難しいですよね。
細かく言ったところでね。
そうそうそうそう。
でも結局ビジネスライターは何してるのって感じになりますけどね。
はいはいはい。
でもなんかちゃんと知ってそうですよね。ビジネスライターって確かに。
確かに。
それこそ一般論としてのライターっぽさもありますよね。
ビジネス。ビジネスについて書いてるライター。
なんかお、すご、みたいな。
ちょっとお堅いんだみたいな。
そうそうそうそう。ちょっといい意味でね。
堅い、真面目なスタイリッシュなライター像を僕は一般的にイメージしそうだなと思って。
日経新聞かみたいな。
そうそうそうそう。
なるほどね。
さっきも言ったけど、肩書きみたいなものを欲してる方いると思うんですけど、どうやったら斎藤さんのようにたどり着けるもんだと思います?
斎藤さんはたどり着くまでに苦労はあったんですか?
苦労ありましたありました。
ありましたし。
もちろんいきなりそこじゃないんですよね。きっとね。
いや、だからやっぱ難しいですね。
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難しいですね。なんか最短ルートとかっていうのを私よくわかんない。どうやったらそのたどり着ける最短ルートがあるのかわかんないので。
わかんないんですけど、やっぱいろいろやってみて、特に絶対この領域がいいっていうわけでもない人だったら、いろいろやってみて自分のやりやすいものを。
これはこっちよりもやりやすいみたいな、相対的にどんどんどんどん上位に上がっていくもので突き詰めていくのが、っていうことになるんじゃないですかね、結局。
結果そうなるって感じですかね。
なんかそんな気がしますけどね。
なんかじゃあ、例えば、さっきゲームが好きとか宝塚が好きみたいな話をしたと思うんですけど、宝塚に特化しようとしなかった理由ってあるんですか?
一般的に考えたら、好きなものをライターとして扱いたいっていうのは願望として誰しもあるのかなと思ったんですけど、
そういうルートって最初浮かびそうじゃないですか、宝塚とかそっち系にいく。
それをやらなかったというか、それよりもビジネスの方を優先したというか、そっちの方が向いてると判断した理由とかあるのかなと。
なるほど。いくつか要因あると思うんですけど、まずは、さっきの話の裏返しじゃないですけど、ビジネスライターっていうと、やっぱり来る仕事が多いんですよ。
しかもビジネスライター、領域として私は今、例えばバックオフィスとかって絞ってますけど、種類が多いんですよね。
いわゆるオウンドメディアに載せる記事だけじゃなくて、企業の採用サイトの社員インタビューを書いてくださいっていうのもできるし、
導入事例作ってくださいっていうのもできるし、BtoB商材のLP作ってくださいっていうのもできるんですよ。
なので結構仕事の幅も広くいろいろ掘ってこれるので、続けやすいっていう、仕事にしやすいっていうのが。
確かに合理的っていう判断もちょっとありますね。
そうそうそうそう、それはすごく大きかったです。もう一個はちょっと振り返ってみたらというところはあるかもしれないんだけど、
ライスワーク、ライフワークではなくて、お金を稼ぐ手段というか、仕事として割り切るライティングの仕事としてちょうど良かったっていうのがあるんですよ。
宝塚ライターとかになると、そもそもやっぱり仕事の数も少ないかもしれないし、もしかすると私これあんまり書きたくないのになというか、
好きなジャンルだからこそちょっと自分とは違う考え方でちょっと書かないといけないとかになるとしんどいだろうなっていうのも。
分かりますよ。
あるし、私はもともとライターになろうと思ったのが、小説を書くのが好きで、ライターの仕事はライスワーク、お金を稼ぐための仕事っていうような感じもあったので、
割り切れるビジネスライターがちょうど良かったっていうのも、振り返ってみると多分そうなんだろうなって思います。
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なんか面白い話です。面白いなと思いました。
そうですよね。好きなものから絞っていくと扱いがどんどん難しくなるだろうなって僕も思ってね。
だって宝塚について書ける案件があったとしても、いろんな規制縛りがあったりしたらちょっとめんどくさかったりしそうですよね。
そういうのは個人のブログとかノートでやる方が自由かなとか思ったりするんですよね。
そうですね。自由度がないとね、おもろくないですよね。
だけどだって斎藤さんにじゃあ、おすすめの宝塚の人参戦って記事書いてくださいって言ったら、参戦なんて選べるかってなるじゃないですか。
ふざけんなってなる。
そうそう。で、なんか今はこの人押したいのでこの人入れないでくださいとかだったらなるし。
押させろよみたいなね。ダメだよって。
そうそうそう。
今日はビジネスライターって話を聞いた中で、肩書きをもっと重要性であったり、背景とかも聞けて、僕は個人的に面白かったなと思いました。
確かに意外と広がって、私もここまで広がったらちょっとよかったなと思っていて。
皆さんの参考になったらいいなと思いながら聞いてます。
これ聞いていただいた皆さんも肩書きエピソード、自分のライターとしての肩書きエピソードみたいなのがあったらね、コメントとか投稿とかしてもらえると嬉しいですね。
いいですね。面白いですね。ありがとうございます。
はい、じゃあ締めますかね。
今回もお聞きいただきありがとうございます。
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はい、ありがとうございます。それでは来週の金曜日またお会いしましょう。さようなら。
さようなら。