2024-10-11 11:20

第146回『Season3-ep.31 People who live on the streets and beg for money(物乞いをする人たちの話)』

第146回『Season3-ep.31 People who live on the streets and beg for money(物乞いをする人たちの話)』というテーマで語っていきます。


【ハイライト】

・インドを初めて訪れた方が一番印象的に残ったシーンとは?

・インド出張時に印象に残った物乞いの方々を振り返る

・『物乞い』という社会問題を多角的な視点で考える

・子どもたちが物乞いをする理由

・物乞いと児童労働の関係性

・物乞いを解決する難しさを語る

・物乞いの方々に物をあげるべきか、あげないべきか?


~お知らせ~

私たちイッポラボ合同会社は、子供たちの第一歩や一歩一歩の成長を後押し出来る商品やサービスを提供しています。


『国際協力キャリアコーチ 田中大一の世界を舞台に働こう』は、アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた「国際協力キャリアコーチ」の田中が、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えする番組です。


将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信するポッドキャストです。


田村ディレクターと時より掛け合いながら番組を配信していきます!


メインパーソナリティー:

田中大一 (イッポラボ合同会社代表)

鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後、東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。

日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、東南アジア、中央アメリカ、アフリカの国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。鳥取県を拠点に、木製玩具を中心とした子どもの成長に役立つ商品作りや運動スクール運営等の「教育関連事業」や、発展途上国の子どもたちの学習能力が向上するよう、子どもたちに学習道具を提供する「国際協力活動」の二つの軸で事業に取り組む。


番組プロデュース:サンキャリア


カバーアート制作:Taichi Tanaka


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【イッポラボ合同会社の商品ご紹介コーナー】

現役の歯科医師監修・イッポラボが開発したお子様の口の発達にも役立つ離乳食スプーン「歯並びまっすぐスプーン(子ども用、大人用2本セット)」のリンクはこちらです。

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サマリー

今回のエピソードでは、インドで物乞いをする人々、特に街中で物を求める子どもたちの厳しい状況やその背景について深く掘り下げています。貧困や教育の機会の不平等、人身売買などの複合的な要因が、彼らの生活を困難にしていることを考察しています。

物乞いの現状
国際協力キャリアコーチ田中大一の 世界を舞台に働こう!
この番組は、イッポラボ合同会社の提供でお送りします。
アジアやアフリカの10カウク以上で、学校建設や教育支援に関わってきた、国際協力キャリアコーチの田中です。
この番組では、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えしています。
将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信していきます。
みなさんこんにちは。国際協力キャリアコーチの田中です。 今回は、物乞いをする人たちの話、
人々が街で働いてお金を求める人たちの話をしたいと思います。
今回も8月に行ったインド出張の時の話になりますが、8月に出張した時にはですね、鳥取県から5名の方々が同じスケジュールで滞在されました。
その時には、僕はインド今回3回目ということもありましたので、
世界遺産を訪問したり、ぶったかやしないで買い物したり、そういった行程にも一緒に行かせてもらったんですけども、
そういったインドが初めての方々とこう過ごして、インド出張から戻って日本帰ってきて、インドどうだったっていうふうに聞いてみたら、
結構な割合で、物乞いをする人が気になりましたっていうコメントがありました。
気になったっていうのは、例えばお金くださいとか、食べ物くださいって言ってくるおじいさんおばあさん、あと子供がいて、
その時にはこうあげたいなと思ったし、実際あげたんだけれども、その行為って果たして適切だったんだろうかっていうのを日本に帰ってきてから思いますとか。
あと物乞いしている方の中には、例えば足が絶対そっち側には曲がらないよねっていうふうに曲がっているような、死体不自由ですよね、障害者ですよね。
障害を持った人がお金を物乞いをしたりしたんですけど、そういう体の形をしている人って日本じゃほとんど見ないじゃないですか。
街歩いてても絶対見ないと思うんですけど、そういう人が自分の方に這いずりながらやってきてお金くれって言ってきた、そのシーンを見た時に衝撃でしたって言っている人もいて、
結構この物乞いの人たちを目にした時の衝撃が強かったみたいです。結構こういうシーンはインドのみならず、まだね都道府ではありますよね。
ただ今回僕も実際、もうこういうシーンは何度も見てきたはずなんですけども、やっぱ印象に残った物乞いの人がいて、それが赤子を抱いて食べ物をくれっていうふうに寄ってきた女の子です。
おそらく背丈的には小学校、高学年ぐらいだと思うんですけど、おそらく栄養多分足りてないので、実年齢よりも小さいんじゃないかなと思うんですけど、ただ高学年ぐらいかなと。
その子は髪ボサボサで、見出した身は貧相で、清潔さはなかったんですけど、その抱っこしている赤ちゃんの首がなんかすごい折れてて、まだ首が座ってなかったんですよね。
下手したらこの子もしかしてこの赤ちゃんもう生きてないんじゃないかなって思うくらい吐きがなかったんですよね。だからその分ちょっと僕も今回この子はすごい印象に残ってるんです。こういった子がまだまだ街の中にいるっていう状況なんですけど、そのシーンが他のメンバーも印象的だったっていうふうに言ってますね。
子どもたちの課題
今回はこの物語という人たちがいて、その問題について考えてみたいなと思うんですけど、インドでは街中で物語をする子どもたちの問題、これは非常に深刻なかつ複雑な社会問題となってます。
自動労働の一種であることに加えて貧困とか貧困問題とか、あと教育の機会の不平等など様々な要因が絡み合って生まれている問題と言われてるんですが、じゃあなぜそもそも子どもたちが物語をしないといけないのかっていうところなんですけど、一つはもう想像しやすいですよね。
まず家庭が貧困だからと。幼い頃から労働に従事せざるを得ない状況に子どもたちが置かれていると。必ずしもお金を稼いでくるだけではなくて、例えば今回僕らのところにも来た食べ物をくださいっていうふうに来た子どもとかいると思うんですけど、そこでうまくもらえた場合は家庭で食事する必要もなくなるので生活費とか少し抑えれますよね。
そういう意味でお金を稼いでくるだけじゃなくて、家庭で必要な費用を下げるっていう意味合いでも子どもを外に置かせてるっていうのはあると思います。
また物語している子どもたちからすると教育の機会が失われています。これは学校に通う費用がないとか、あるいは労働力として家庭で必要とされているために学校に通わずに街に出て物語をしてしまっているという状況があります。
さらにはこれはなかなか馴染みがないかもしれませんが、人身売買ですね。誘拐されたり家族に売られたりして物語を強いられている子どももまだいます。
あとインドならではということでカースト制度の名残、特に低カーストに所属する子どもは社会的な差別とか偏見とかを受けて教育や食料の機会が限られているので物語をせざるを得ない状況になっているということもあります。
じゃあ子どもたちはこういうふうに物語をすることはもちろん良くないことなんですけれども、世界的に見ても例えば国際労働機関、ILOと訳されますが、ILOが定める最悪な携帯の自動労働にも該当するケースが少なくはなくてですね、それぐらい自動労働というものは大きな社会問題としてみなされているんですけれども、
じゃあなんでなかなか自動労働がなくならないんだろうかと先ほども要因をお伝えしたので、確かに家庭が貧困だったらまず親が所得を得て、そうするためには地域経済が潤ってみたいな循環、サイクルが必ずあるので、
どっか一部を改善したとしてもなかなか貧困問題とかって解決されない難しさあると思うので、答えをすぐに出すっていうのはちょっと難しいんですけれども、特にインドの場合でこの理由があるなっていうのは一つありまして、それが人口の増加です。
インドの人口は急速に増加していて、今世界一ですよね。14億何千万人と言いますが、インド人増えてます。特に子供の数が増えていて、その子供の数が増えるのは貧困層が多い、これは他の国でもあると思うんですけど、子供の数が増えるとどうしても家計内の経済的負担は増えますよね。
その分貧困になりやすいっていうことはあると思うんですけども、ここの点はですね、とても興味深い話を僕は青空スクールの先生から聞きました。青空スクールで子供に授業をしているティンクさんっていう先生がいらっしゃるんですけど、ティンク先生は子供は大学を卒業するくらい大きいんですけど、二人しかおられないんですよ。
そのインドの青空スクールある地域から考えると子供の数が二人って少ない方なんですけど、聞いてみたんですよね。なんで二人なんですかって聞いてみたんですけど、そしたらその先生は貧困を切るためだって言ってました。
つまりご自身の家庭が決して貧困に苦しんでいたというわけではないようなんですけれども、ただ子供の数が増えると貧困になりやすいってことはもう頭でも理解していたので、もう我が家は子供二人しか作らなかったって言ってたんですよね。
そういう考え方を持っているインド人の方ももちろんおられて、その考え方が広がると子供の数は減っていく。だからおそらくもう少し時間が経てばより経済的に豊かさを求める人も増えていくので、子供の数は減っていくんだろうと。
これは統計的にも人口が減るってことになってますから、いずれそうなると思うんですけど、そろそろその段階に来てるんだろうなってことは実感します。なので人口増加はまだ増えてはいますが、各それぞれの家庭の意思とか判断で子供の数を考えるっていうのは大事だなって思いました。
日本ではホームレスの方々を街中で見ることはありますが、物を育う方々をあまり見ることはないので、そのような光景を見ると衝撃を受けますよね。物恋っていう単語は知ってますけど、知ってる人は見ないですもんね。
物恋の方々に物をあげるべきかあげないべきか、この問いだけでも答えがたくさんありすぎてすごく深いテーマだと思いました。
物をあげるべきかあげないべきか、あげたらその方はどうなるのか、あげなかったらどうなるのか、そこを想像してみたりとか、当事者に聞いてみたりとか、いろいろできそうですよね。
物恋の方々がずっといるということはどういうことなんだっていうのもなんかありますよね。つまり決して生活を人間に面白くならないだろうし、かつ物恋の方々を裏で取り扱っている人がいるんじゃないかとかね、いろいろありますもんね。
ここのテーマは相当深いと思いますね、私も。
はい、ということで今回は物恋をする人たちの話、people who live on the streets and beg for moneyという話をしました。それでは。
11:20

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