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2024-08-07 17:52

第394回 山崎徳之氏(サイジニア株式会社代表取締役社長)【後編】

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今回は、サイジニア株式会社の山崎徳之氏にお越し頂きました。

大学卒業後、ライブドアを始めとした様々な企業を経験したのち、ZETA株式会社を創業。
そこから紆余曲折を経てサイジニア株式会社の社長に就任したエピソードから、経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」
https://keiei-note.com/

■WizBiz社長塾
https://www.youtube.com/channel/UC16VkcI4PaUISDD4UL7pFvQ




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社長に聞く＀in WizBizです。
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
ライブ動画を辞めれるのは、もう少し経ってから辞める?
辞めれるというよりは、代表取締役になった時点で、いずれにしても僕もいわゆる旧経営人の一名みたいな感じの括りなので、退任してもらうしかないけれども、
新しい取締役を選ぶには、臨時株にそうか開くしかないので、そこまで代表がいるということで、就任した時点で3ヶ月後に退任する予定の就任という感じですよね。
なるほど。ちょっとした後処理をなさった。
そうですね。そういう感じですね。
なるほど。ありがとうございます。その後、もともとの名前ゼロスタートだと思いますが。
ゼロスタートはコミュニケーションズっていう名前で作って、その後ゼロスタートに変えて今ゼータに変えたっていう感じです。
そちらをご創業なさった。こちらはどんな会社を作ろうなんて思いでお作りになった?
やりたくてやったわけじゃなかったので、ライブ動画にも残れないし、かといって転職活動するわけでもいかないので、自分で会社作るしかないのかと思って、あんまり最初はこれっていう強いモチベーションがあって、
これどっかのメディアのインタビューで10年以上前に作りたくて作ったんじゃないっていう話をしてるんですけど、やっぱ大変ですよ、企業って。
世の中ではもてはやされますけど、そんな良いものじゃないと僕は思うんですけど、最初はビジネスプラン、これがあればすごい儲かるとか、世の中のためになるっていう強い思いがあって始めたわけじゃないので、
最初はなかなかうまくいかないですよね。これこそ儲かる、この技術を作ったら世の中を変えられるっていうのから始まってないから、最初はやっぱり、僕もエンジニアだったんで、お金儲けとかマネタイザー、そこまでやっぱり知識経験がなかったんで、そこを手探り手探りでやってて、
1年ちょいしたら会社の資金もそこをついて、ちょっと倒産寸前ぐらいまで行って、そこからなんとか配付配って、やってたらそのうち会社がなんとか軌道に乗ってきて、みたいな感じでしたね。
なるほど。少ししばらく経ってから、サイジニアさんの代表取締役になれて、この間の経緯ってのはどんな経緯でしょうか。
サイジニアのっていうのは相当後の話、ほんと最近のここ3年ぐらいの話なので、その後会社が倒産しそうになって、やむなくその受託開発とかやってる中で、でも受託開発って言っても未来がないから、自社製品が儲からなくてもいいからやって、いずれこれが儲かってくれればっていうことでやって、
でも自社製品が収益化するまで7年ぐらいかかったんですよね。7年経ってやっとここからは自社製品やれば会社成長するっていうところに来て、自宅とかそういう以外の事業全部やめたんですけど、その後でそこから4年ぐらい経って会社もそこそこ軌道に乗ってきたときに、
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もともとゼータってレコメンド事業が最初の事業だったんですけど、サイジニアの最初の事業がレコメンド事業だったんですね。でもレコメンド事業ってそんなに儲かる事業じゃないんですよ。だけど当時結構盛り上がったんで、レコメンドで起業した会社っていっぱいあって、他にブレインパッツさんとかアルベルトさんとか、でもうブレインパッツさんもアルベルトさんもなくなっちゃいましたけど、今レコメンドメインでやってる会社ってシルバー役さんぐらいしかないので、マーケットが小さいところでみんな飛び込んでたんですよね。
だからサイジニアとのやり取りしたのはもう5年ぐらい前なんですけど、その頃はみんなレコメンドがメインの事業の会社はなくて、で共通の知人の仲介でどっちかがどっちかのレコメンド事業を買いませんかというより合唱連行ですよね。やりませんかって話したんですけど、まとまらなくて、どっちもその金額で売りたくないなみたいな感じでまとまらなかったんで、また縁があればみたいな感じだったんですけど、その後ちょっとした後ときに、
ちょっとなんかきらめいて、そのことじゃ会社を一緒にするっていうのはどう思いますかって言ったら、それはすごくいいですっていう回答があって、サイジニアのほうから。とはいえサイジニアその頃そんなに事業は好調ではなくて、業績も株価もそんな謙虚ではなかったんで、でゼータは儲かり始めてきていて、もう軌道に乗ってきたってところで、そこでもなかなかまとまるもんでもなく、2年間つかず離れずみたいな感じで話をして、途中で破断にも何回もなりかけて、
サイジニアのほうからもうちょっとかなり検討が長引いてるんで、そろそろ決めていただかないとみたいな、他のM&Aの案件もあるんで、それだったらやめてもいいですよみたいな話をしてたんですけど、幸い決定的なブレイクもせず、3年前ぐらいの時点で、じゃあもう気も熟したかなと思ってやりましょうかって言って、本格的に交渉を始めて、そしたらそっから割とトントン拍子でデューデリジェンスとかいろいろ詰まっていって、
話がまとまったって感じでしたね。
おだしょー なるほど。大変面白いですし、素晴らしい勉強になるお話でございまして、ありがとうございます。もしそうしましたら、サイジニア株式会社さんの事業内容をぜひ説明がたらご説明いただきたいんですが、どんな事業やってらっしゃいますか。
おだしょー これはですね、M&Aした時、3年前は売り上げはサイジニアのほうが高かったんですね。利益はZetaのほうが多かったっていう形だったんですけど、だからこの日本柱で、サイジニアは当時広告事業をメインでやっていて、あとMEO事業とかをやっていて、ZetaはCX改善事業っていうのをやっていたんですけれども、じゃあこの日本柱で会社を成長させましょうって言ってたら、
M&Aして1年後ぐらいに広告事業が急速に不調に陥って、大手クライアントからの解約がどんどん来る、クッキー規制っていう流れがあったんで、もうそれを思い切って1年前に売却したんですよね。だからM&Aした当時はこの日本柱で伸ばしていこうっていうのが1年で前提が崩れてしまって、じゃあもうCX事業に一本化しようと。
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去年はすごい大変で、ヒット株主のソフトバンクさんも株を売りますって言って、メイン事業の採用手クライアントも解約しますみたいな話で、でも去年の着地なんとか頑張って、基礎の業績要素はなんとか超えて達成できたんですけれども、去年は本当大変な1年で、だから当初は思ってたビジネスモデルと今は結構変わってきましたけど、
でも思った以上にもともとゼータがやっていたCX事業がこの3年ぐらいで3倍ぐらいに成長してるんで、必然的にそうなってきたかなって。だから確かM&Aの決まる前の年の営業利益がゼータ2億1千7、800万だったんですけど、
業績要素の段階で6億2千万か何かで、今日ちょうど業績要素の情報修正のリリース解除したんですけど、それを超えて着地しそうなんで、ほぼほぼ3倍ぐらいにこの3年間で伸びているので、これは非常に良かったなという感じですね。
なるほど、ありがとうございます。そうしましたら、全く違うご質問もさせていただければと思っています。好きなもの、好きなことを事前にお聞きしまして、これ本当すばらしいお答えです。仕事、読書、猫、ゴルフ、お酒とお答えいただいてまして、ちょっと仕事の話が多かったんで別の方で、猫好きということで飼ってらっしゃるんですか?
飼ってますか?飼ってます。学生時代に1回飼ってて、大学の時に。ただ、それを甘く見てて、飼って2、3ヶ月で、これはちょっと大学生1人で飼い続けるのは無理だと思って、幸い長野に実家があったんで、そこは結構ペット、犬飼ったり鳥飼ったりしてたんで、そこに渡して猫の面倒を見ててもらって、その子はまあまあ長生きしてたんですけど、
ここを6、7年ぐらいで、もうちょっと前、10年ぐらい前からまた猫を飼い始めて、今だから3匹目と4匹目がいるっていう感じですね。
なるほど。癒しになるとかそんな感じでらっしゃるんですか?
やっぱり猫って、あんまり機嫌がいい時もあるし悪い時もあるから面白いですよね。犬のほうが常に人間には良くしてくれてる感があるんですけど、猫はそこの上がり下がりがある分面白いかなっていう感じですよね。
なるほど。ありがとうございます。座右のメモをお聞きしました。これもすばきさんさん、Nothing is impossibleということで選ばれた理由。
これは映画からです。ソードヒッシュって映画があって、そんな流行った映画じゃないんですけど、ヒュージャックマンが主演の、あとジョン・トラボルタが主演の映画の中で、これコンピューターの映画だったんですけど、そこでNothing is impossibleってセリフがあって、
自分の思っているのと近かったんで、映画からの引用です。
なるほど。それを選ばれた理由っていうのは。
それは自分の思っている、諦めなければなんとかなるっていうのが言語化してなくて、それを言語化、そうか言語化は、Nothing is impossibleってやっぱり日本人の英語感覚だとちょっとしっくりこない、否定に否定を重ねるみたいな、Everything is possibleじゃないんだみたいな感じで、
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そういう意味でピンときたっていう感じですかね。
ナイキさんだったかアディダスさんが、Impossible is nothingみたいな、異名同じでひっくり返りにしたキーワードでマーケティングしましたけど、僕的にはNothing is impossibleのほうがしっくりきたっていう感じですかね。
ありがとうございます。そうしましたら、最後のご質問なのですが、この番組、経営者向け、全国全世界の社長さん向け、もしくはこれから起動する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思います。
さっきもちょろっと言ったんですけど、僕は企業ってそんなにいいものでないと思うんですよね。いいものの時もありますよ。すごい画期的なビジネスモデルを思いついて、これがあれば世の中を変えられるとか、
っていう信念があってやる。Googleさんなんかはね、その前にアルタビスタっていう検索があったけど、ちょっといまいちで、そしたらページランクっていう概念、リンクされているサイトはリンクしているサイトと重要性の影響があるみたいなところが閃いたんで、これは世の中が変わるってね、変わったじゃないですか。
だからそういう、これこそ世の中を変えるって信念があって企業するんだったらいいんですけど、なんかファッション企業みたいなのが多いのも僕は事実だと思ってて、これ言うと怒られる可能性もありますけど、やっぱファッション企業、企業ってイケてるよね。
誰かの会社に入って組織の言いなりになるなんて面白くないとか、そんなのは意識が低い人間でやることだみたいな、企業が目的で企業するファッション企業みたいなのはね、すごい多いと僕は思ってるんですけど。
まあね、そんなのダメですよね。企業ってそういうもんじゃないので、やっぱりやりたいことがあって、日本でラジオを広めたいから会社を作るとか、バイクを広めたいからみたいなね、ソニーとかホンダみたいなのがあればいいんですけど、やっぱり企業ってのはこれこそがと思うのがあってやるものなんじゃないですか。
で、やっぱり大企業ってよくできてて、未経験のなんかちょっと勘違いしてる、勘違いしてるって悪い意味じゃなくて、社会のことがまだよく分かってない人に効率よくものを教えるっていう機能はすごい高くて、だからやっぱり最初はみっちり地道に勉強して、それから考えたらいいんじゃないのっていうふうには思います。
ただ、いずれにしても起業しちゃった後は、どっかで会社を早く畳むとかっていうのも一つのダメなものでずるずるすがってるのもダメだと思いますけど、かといって外部の投資家がいたりとか従業員がいる場合は、あんまり簡単に投げ出すのも良くないのも事実なので、何らかの事情で起業して、自分一人の都合で会社を畳むには迷惑をかける人がいるっていう場合にどうしたらいいかっていう、ちょっと条件付きにはなりますけど、やっぱり一つは信念があることだと思うんですよね。
最近ユニクロって本を見たら結構感銘を受ける部分が多かったですけど、やっぱりこれは良いことで、世の中のためになって、消費者のためになって、これは良いものなんだって信念がまずないと、それがなかったらダメだと思うんですよ。
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うちの会社の場合には、デジタルマーケティング、ECというものを通じて、消費者が幸せになる、幸せにする企業のお手伝いをするっていうのが信念なんだ。消費者が幸せになるってこと自体は絶対間違ってないはずなんで、その信念を元にしてるんだったら、頑張っていればいつかは報われるでしょうっていう。
くじけない、諦めないってことですよね。ただ、くじけない、諦めないはいいんだけど、その信念のために会社が先に倒産しちゃう場合はどうしましょうっていうのは、その時だけは涙を飲んで、信念が多少後回しになっても会社を生き延びさせることを優先するのも、これはこれでやむを得ないとは思うんですけど。
ただ、結構多いのが、最初はいずれやりたいことをやって成功するために、今は一時的に本意じゃないビジネスをやるっていうのを始めると、意外とずっとそっちに行っちゃう人が多いのも事実なんですよね。そこの水が低きに流れて、そっちはそっちで居心地が良くなっちゃってっていうのが多いのも事実。
そこはやっぱり、いずれ戻ってくるっていうのがあった方がいいんじゃないかとは思います。じゃないと、いつかリビングデッドみたいな会社になってしまうので、本当にいいと思う、正しいと思うことに信念を持って、その信念を支えにしてくじけないようにしつつ、とにかく会社は倒産しないように生き延びることを考えるっていうことじゃないですかね。
なるほど。大変深いお話でございまして、ありがとうございました。
苦労した方がいいですよ。今は残念ながら法的にあんまりある時間を超えて労働することはできないですけど、まあそうしたら勉強すればいいと思うんですけど、とにかく若いうちの苦労は勝手でもしろとは言いますが、
今、30年とかかかって、今はそれなりに会社もいい形になってきたのは、やっぱり若いうちにすごい苦労をやむなくしたんで、当時望んでいた苦労ってなかったですけど、それでも苦労が糧になっているとか、事実なんで、やっぱり手裏場とか手っかばを経験することで得られる経験値ってのはでかいですから、苦労するチャンスがあったらそらしたほうがいいんじゃないですか。
今だと働いたら負けとか、苦労する、ブラックとか法に反してるわさておき、すごい大変みたいな会社だったら、そんなところにいてつらいぐらいだったらすぐに転職するほうが善だよみたいな意見が多いですけど、そんなことはないだろうと僕は思いますけど、そこで苦労してこそ将来花開くんじゃないかっていう気はしますけどね。
なるほど。お若い方たちに聞いてほしいお言葉でございましてありがとうございます。大変素晴らしいお話でございました。リスナーの皆さんも本日はお忙しい中お聞きいただき誠にありがとうございました。ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。山崎社長さん、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。本日の社長に行くインウィルビブは、サイリアン株式会社山崎社長様、当初グロス資料の上場企業の社長様でいらっしゃいました。素晴らしいですね。経歴もすごいんですが、ご苦労もすごいし、そして苦労をしたほうがいいんだとはっきりとおっしゃってるところがですね、かっこいいですね。
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くじけずという信念とか、社会のために社会貢献みたいなこともおっしゃっていらっしゃって、Nothing is impossibleも本当にいいお言葉ですので、そういう意味では山崎社長様みたいに本当に皆さん方になっていただけるといいなと思います。
特に若い方々、苦労は勝手でもしろという話、私もそう思ってますので、私自身も苦労した側ですが、そう考えると山崎社長様みたいに苦労して、若い頃苦労して、そして成功者になっていただけるというのが一番いいんじゃないかなというふうに思った次第です。
ぜひ皆様方真似していただければなというふうに思っております。本日の社長に聞くinwithではここまで。また来週。
本日も社長に聞くinwithをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもwithwithが運営するウェブサイト、KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいてます。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただきKAノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くinwithではここまで。また来週。
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