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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
何か怖さとか、創業のあたってございませんでしたでしょうか。
一番怖かったのは、レンタル業というのは投資が優先しますので、当時は数千万、三千万、四千万ですかね。
当時としては大きなお金です。足場を投資したんですけど、数ヶ月間にわたって何の発注もないんですよ。
事前に自分なりにマーケティングをして、お客さんのところに足を運んで、需要を取り込んで、大きな需要があるという自信を掴んだという自信だけはあったんですけど、
いざ始めてみると、何の落とさもないと。勝って足場が数ヶ月間ずっと動かない事が続きまして、
その時はもう夜寝れないし、朝起きるのも起きた瞬間に応援するしというのがずっと続いた状態でしたね。
何かそのご苦労を抜け出したきっかけは何でございましたでしょうか。
きっかけは、実は当時はこの足場レンタルというのは換算機、搬送機というシーズナリティがあることを知らなくて、
要はスタートした時期は実は換算機にスタートしたんです。今なら当然というのがわかるんですけども、
換算機スタートしましたから全く音叩かないと。
8月、9月でしたか、いわゆる繁忙期に入った時に事務所というか足場の機材置き場に行ったら、ファックスが入ってたんですね、オーダーの。
その1枚のファックスのオーダーが、そこにある足場、大半が失効するようなオーダーだったんです。
その日から一気に問い合わせが増えて、いわゆる繁忙期に入ってから。
そこが転機というか、そこから逆に言うと、貸したくても貸せない。
貸してくれるって言ったんじゃないかっていう、逆にクレームですね、大クレーム。
が、別のものが実は始まるんですけども、ただ一方で仕事がないっていう、そういった不安からは一旦は脱出できた感じでした。
ありがとうございます。
上場は最初から狙ってらっしゃったんでしょうか。
えっとですね、その頃は、始めた当初は何の信用もないですから、
もう求人出してもほとんど来てくれないんですよ。
だから唯一働きに来てくれた方には、ちょっと夢を持たせるというか。
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私の中では実はもう、こんなもんできるわけないって私が思いながらも。
でも周りに、どちらかといえば奮起するとか、夢を与えて持っていかないと、仕事そのものは非常につらいので。
かつ、やっぱりついてきてくれないですから、ちょっと中場で任せで将来上場するぞみたいなことは言った記憶はありますけど、
でも言ってる党の本人の私が、そんなことは無理だよねとは思ってました。
実は。
いつぐらいから上場への本気と言いますか、これはいけるんじゃないかみたいな、やろうみたいな感じになったのはいつぐらいからでしたっけ。
えっと、創業して5年目ぐらい、3、4年目ぐらいですかね。
そのぐらいの時には、大きな需要があるのは、毎年お客さんに買っても買っても迷惑かけるぐらいの足場需要があったので、
この需要はどうも調べる限り、まだこれからだなと。
まだまだ需要はあって、しかも伸びていくっていうのが実感できた時に初めて、
むしろ上場しなければ、ちょっとこの会社の存続すらも危ういと思ったんです。
というのは、やはり先行投資が必要で、資金調達が一番の肝なんです。
足場だけじゃなくて、機材センターの出展等も踏まえると、それから支所の採用とか考えるとですね、
大きな資金が必要だということに気付いたときには、これはもう上場せざるを得る選択肢としては、
そこが一番進むべき選択肢だなというふうに感じたので、それはきっかけですかね。
なるほど。ありがとうございます。上場への苦労なんてございましたでしょうか。
苦労としては、周りの上場準備される方っていうのは、上場準備をするための勉強会とかそういったコミュニティがあって、
そこでゆっくりみんなで切磋琢磨して準備していきながら、有識者の方、経験者の方にいろんなことをアドバイスを聞きながら進めていく方が、やっぱり
聞いてみるとやっぱり大変なんですね。私はそんなこと全く知らなくて、それこそ本屋に行って、「上場とは?」っていう本を見て、
そこで上場するには証言会社と監査法人が必要なんだって初めて知って、そこから直接電話してっていうのがスタートだったので、
上場とはなんぞやっていうところが全く知識としてない中で、直接本だけの知識でもってことを進めていったので、
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やはりそこで必要のないコストであったりとか遠回りっていうものはたくさんしましたね。
なるほど。ありがとうございます。そうしまして、事業内容をぜひ先例方からご説明いただきたいんですが、どんな事業をなさっていらっしゃいますでしょうか。
事業としては足場のレンタル業をしています。その足場にも実は様々な種類がございまして、その中でも楔式足場という足場に特化してレンタルをしています。
この楔式足場というのは低中層の建物で多く使用されてまして、缶までカンカンカンって組み立てている足場って、実は大半の住宅であったりマンションの足場って楔式足場です。
足場っていうのはどうしても撤去されてしまうので、皆さん印象に残りづらいんですけれども、世の中で最も日本で普及している足場がこの楔式足場という足場になります。
その足場がどんどん、全く実は足りていません、日本に。その理由としてはマンション老朽化の問題が一番大きいです。
地区40年以上経過する老朽化マンションが、だいたい20年後には3.5倍ぐらい膨れ上がると言われているんですね。それから住宅リフォームであったり、あらゆる建物、それこそ公共施設、それこそ高速道路、トンネル、あらゆるものが回収復旧の時期に来ています。
そこが非常に全然追いついていない。特に日本はインフラの復興復旧に対してですね。そこには必ず足場が必要になるということで、その足場のレンタルを主要事業として、今現在やっている、そういった事業になります。
はい、ありがとうございます。そうしましたら、全く違う質問もさせていただければと思います。事前に好きなもの、好きなことをお聞きしていて、散歩というふうにお答えいただいていますが、毎日散歩なさっていらっしゃるんですか?
私、妻と一緒に時間を見つけたい感じですね。私もスポーツ好きなので、水泳行ったりとか、ジム行ったりとか、走ったりといろんなことをしたんですけど、結局たどり着いたのが、長く歩くっていうか、一緒に二人でいろんな話をしながら。
普段仕事してるとどうしても子供のこととか、いろんなことを会話する時間がないので、その時間に合わせて長いときなんかも3時間、4時間ずっと歩いて、たまには歩きすぎて疲れてタクシーで帰ったりとかもするぐらいで、散歩が一番の健康、健康というか一番のスポーツっていうのが実は行き着いたところです。
なるほど。じゃあ散歩で夫婦円満みたいな感じで。
そうですね、本当にそんな感じです。
なるほど、ぜひ真似しなきゃなと思いましたが。もう一つ、座右のメモをお聞きしてまして、まずやってみよう、諦めずにやり遂げようというのを選ばれていらっしゃるんですが、これ選ばれた理由は何か教えていただけませんでしょうか。
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これは当社のパーパスの中のバリューというものに設定しているんですけれども、もう私の感覚としてはあまり深く考えすぎると、ビジネスでも何でもです、新しい新規事業ですね、考えれば考えるほど、これって難しいよね、じゃあやらないほうがいいよねってずっとなってくるんです。
なので、もうあまり深く考えない、それこそ直感に信じて、ときにはとにかくやってみる。やってみて必ずやっぱり失敗するんですけれども、でも深く考えずに失敗しているので、軽傷で済むので、かつそれを乗り越えたらまた次のステージへ進めると。
そういった意味で言うと、まずやってみるっていうのが、社内でも常に声をかけているところです。
なるほど、ありがとうございます。ぜひ真似したいなと思います。最後のご質問なんですが、この番組、経営者向け、全国全世界の社長さん向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます。
先ほどの材料メニューもあるんですけども、やっぱ行動力だと思います。スピード感と言いますか、実は社内で、チチっていう雑誌、木形体っていうのをよくやってるんです。みんなで人間学を学ぼうということで、その中で奈良時代までは徳という字があります。徳という字は奈良時代までは勢いって言うんだったらしいんですね。
なので、勢いがないと徳が身につかないと言いますか、とにかくすぐやってみる。スピード感を持ってやるっていうことですかね。それがないと、やっぱり物事って成功しないのかなと思ったりします。
私もこの足場ヘンタルというの全然全く興味もなかったですし、いまだに社内では知識に関しては非常に低い方なんですけども、ただ良かったのはとにかくやったんです。あまり深く考えずに。そこが良かったなと思ったのと、それから拠点展開も他の会社さん、同業者さんと比べてスピード感までやりました。
今現状全国に36拠点ぐらい拠点数ありますけども、これから拠点展開であったり、在庫の保有量であったり、それからその他の新規事業であっても、スピード感だけは落とさずに、とにかくまずやってみるっていうのは大事にしていきたいなというふうに考えてます。
ありがとうございます。行動力とスピード感ですね。ちょっと私もぜひ真似させていただければと思います。ありがとうございます。リスナーの皆さんも本日はお忙しい中お聞きいただきまして、本当にありがとうございました。ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。上田社長様こんにちは。どうもありがとうございました。
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ありがとうございました。本日の社長に行くEMVBは株式会社アスノバ代表取締役社長上田恵次様でいらっしゃいました。上田社長様は大変お言葉と違ってしっかりした社長様でいらっしゃって、かつちゃんと考えていらっしゃって、かつやっぱりジョジョ基本社長らしいですね。行動力、スピード感というふうに最後の方におっしゃっていらっしゃいました。
まずやってみよう、諦めずにやり遂げようということで、行動力やっぱりスピード感が素晴らしいですね。なのでジョジョできたんだというふうに思いますので、そういう点では大変学ぶこともできましたし、学ばせていただきましたし、真似ていかなきゃいけない社長様のお一人だなというふうに私自身は感じております。
皆様方もぜひ行動力、スピード感を大切に事業運営、会社運営、会社経営をなさっていっていただけたら嬉しいなと思います。本日は社長に聞くINWITHはここまで。また来週。
本日も社長に聞くINWITHをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもINWITHが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。本日の社長に聞くINWITHではここまで。また来週。