00:05
社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、2004年にロゼッタを創業されているということなんですが、これはもう完全な独立と思ってよろしいでしょうか?
そうですね。いわゆるMBOということで、グローバーをNOVAから買い取って、それで新規に作ったロゼッタという会社の方で受け皿にして、ロゼッタの子会社化したという感じですね。買い取った形になりますね。
なるほど。このマネジメントバイアートをしなきゃいけないというか、することになった経緯というのはあられたんでしょうか?
それはですね、とっても不思議な話で、ありえないような偶然なんですけども、NOVA時代の時に知らないおじさんが何の目的もなく訪ねて来られて。
それはハンティングみたいな感じで、こんなんならないかみたいな感じで来られたんですけど、でもそれも何かよく分からなくて、とりあえず追い返したというか。
私はNOVA辞める気はないのでって言って、追い返したんですが、当時、今の取締役なんですけど、当時私の部下の女性が、その人はもしかしたら意味があるかもしれないみたいな感じのことを言って。
独立の相談をしてみたらどうかみたいな話を、その女性にされて。そんな話は全くなかったけどなぁみたいな感じで、まあでも一回電話してみようかということで、折り返しの電話をして。
そうしたら、独立の話やってみようかみたいな感じで、話が進んだんですよね。全く偶然で、その時に訪ねてきた知らないおじさんっていうのは、今の社外取締役なんですけど、相手側もそんなつもりはなかったし、私にもそんなつもりはなかったんですけど、偶然そういう形になったって感じですね。
じゃあ運命みたいなもんですかね。
そうですね。運命なのですかね。運命っていうのがあるのかどうか僕にはわかんないですけど、偶然ですね。
03:04
何というか偶然というか、とても不思議な、小説に書いたらそんな現実版にしたことがあるかみたいな感じで言われるような、わけのわかんない始まりだったですね。
なるほど。当初より上場は目指されてたんですか。
そうですね。上場はしたいというのは最初からありましたね。というのは先ほど言いましたように、NOVAから出たいと思った動機っていうのが、結局のところは資本の問題で、株を持ってない状態でどんなにやっても何もないっていうのはわかったですからね。
やっぱりショックだったのは、私自身もそうです。何もなかったのはショックだったんですけど、当時経営企画室っていうのは100人に近いような人数で、みんな私で上場すればきっと報われるからということで、みんなかなりそれこそ止まり込みみたいなことも含めてやってきて。
最後、何も与えることができなかったっていう。何も報えることができなかったっていう、すごくショックで。今度は絶対に創業メンバーに株を持たせて、必ず上場したときに会社の成功とともに個人も報われるような形にしたいっていうのは強い思いがあったので。
結局そうなったんですけど、ありましたね。最初からありましたね。社員たちに株を出せるっていうのは、いろんな人から反対はいろいろされたんですけど、でもいいじゃないかと。それで報われるんであればいいじゃないかと。
その結果、億万長者になって目的なくなって辞めていくってよく言われたんですけど、それもいいじゃないかと。それはそれでそういうことをやったんだから、創業マーク、創業メンバーなんだからということで。株を持たせて創業したっていうのはあるので、やっぱり目的としては最初からありました。
なるほど。ありがとうございます。上場までの苦労なんていうのはあられましたでしょうか。
もう苦労だらけですね。上場準備を始めた頃に2008年リーマンショックが来たんですよ。世界大不況。あれでもう世界中止まって、うちの業績も悪くなってもう上場どころじゃなくなっちゃって。
で、もう上場どころか生き延びるだけで大変というような状況だったですよ。
06:03
髪の毛とかもすごく固くて、寝癖とかもめちゃ強く髪の毛立つんですけど、その3年間は髪の毛もしんなり柔らかな感じになって、ひょらんひょらんっていう感じで、全然寝癖が立たなかった。
なるほど。そこをうまく抜け出した要因というか、そういうのあられたんでしょうか。
抜け出した要因というよりは、諦めずにやり続けた結果、気づいたら抜け出してたっていう方が近いですよね。
何かをやったから抜け出すことができた、何かをやったから業績が持ち直すことができたっていうのは特に大きな影響を受けたと思うんですよ。
世界復興が終わって、世界的な状況が改善できるところで、その状況がどのように変わるのかというと、
その状況がどのように変わるのかというと、その状況がどのように変わるのかというと、
その状況がどのように変わるのかというと、その状況がどのように変わるのかというと、
世界復興が終わって、世界的な状況が改善できるところとともに、
業績が改善していった、立ち直っていったっていうのはありますね。
何かこれをやったから成功したんだっていうような話ではないです。
ひたすらもがき、耐え続けて、細かいことをずっとやっていって、何とか耐えれたっていう方が近いですね。
ありがとうございます。ちょっと勉強になるお話でございました。
そうしましたら、ロゼッタ様の授業内容をぜひ、ご宣伝があったらご説明いただければと思っております。
はい、ロゼッタは最初からAI翻訳、機械で翻訳をやるというのを目指していました。
ミッションは今でも掲げていますが、日本を言語的なハンディキャップの束縛から解放するというのをミッションに掲げて創業いたしました。
ありがとうございます。そうしましたら、ちょっと全く違う質問もさせていただければと存じます。
好きなもの、好きなことを事前にお教えいただいているんですが、映画と音楽ということで、
音楽の話が先ほどありましたので、映画も結構見られるんですか?
映画もバカみたいに見ますね。最近は忙しくて全然見れていないですけれども、
DVDを買い漁っていて、世界中のDVDを、映画を集めるんだぐらいの勢いはありましたね。
じゃあ、映画全部見ようぐらいの勢いで。
ありましたね。いわゆるハリウッドの有名な映画だけじゃなくて、世界中のいろんな映画も見ていて、
当時、ヤフー映画っていうのがあって、そこでレビューとかも書いていて、そこはハマってましたね。
09:03
日本一のレビューアーとしてイベントで表彰されたりもした。
ただ、覆面だったので誰も知らないですけどね。当時は誰もが知るレビューアーだったですね。
それ何年前ぐらいのお金をしていらっしゃいますか?
それは何年ぐらいかな。2008年、ちょうどリーマンショックの以降の数年間ぐらいですかね。
2010年ぐらいかな。今、ヤフー映画ってレビュー性が消えてるんですよね。全然全くやらなくなったですけどね。
それはそれですごい話で、御石田昇さんはわりと集中するとガッとやるタイプのタイプで。
集中すると寝食を忘れてやるタイプです。
気づいたらご飯食べてなかったとか、気づいたらお風呂入ってないのが何日もあったみたいな、よくある話ですね。
浪人の時でも京都大学で。
誰と一人とも喋れなかったっていう異常な生活。
逆に言えば、だからこそ上々の社長になられてらっしゃるのかもしれませんけども、財務の面もお聞きしまして、これもちゃんと私素晴らしいなと思った。
バカであれっていうふうにおっしゃっていたりですね。これどうして選ばれた理由がありますか?
バカであれっていうのは、解釈がいろいろ難しい言葉ではあるんですけれども、
スティーブ・ジョブスが元々言っている言葉なんですよね。
スティーブ・ジョブスは、
スティーブ・ジョブスは、
ハングリーであれ、バカであれっていうようなことを言って、そのうちのバカであれなんですけど、
バカっていうのは、世間的にできないと思われることを、いや、できるんだっていうふうに思うっていうのは、
成功した後は、世の中から称賛されますけど、やる前っていうのはバカ扱いされるというか、クレイジー扱いされるっていうのは常で。
機械翻訳もそうだったですね。当時はもう本当にとても、
クレイジー扱いされましたね。何バカなこと言ってんだって、みんなから言われましたね。
だけど、それでこそが初めてイノベーションっていうのが起こるし、
誰もが反対しないようなアイディアっていうのは、イノベーションにはなりようがないと思っているので、
12:07
イノベーションをやるためにはやっぱり、成功する前は、全世界の人からバカにされ、批判され、できるわけないっていうふうに
見放されてでもやるという機会がないと、イノベーションはできないという意味合いですね。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でございます。最後のご質問なんですけども、この番組、経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらと思っております。
まず、成功の秘訣ということなんですけど、私は全然成功したとはまだ思っていなくて、まだまだ始まってもないと思っていて、今からだと思っています。
上場の時もおめでとうみたいな言葉あったんですけど、いやおめでとうじゃなくて、これ、誕生日おめでとうぐらいの意味合いだなと。
少なくとも何かを成し遂げたわけじゃない。上場っていうのはあくまでもスタートであってゴールではないっていうのがありますので、成功だとは思っていないです。
ただ、今の状態までこれたことという意味で言うと、失敗というものの考え方だと思うんですね。
失敗は多くの人は壁だと思うんですね。壁にぶち当たって、これ乗り越えることができないからもう諦めるっていう状態を失敗というふうに世間では思われているんですけど、僕はでもこれ壁だと思ってなくて、階段だと思ってるんですよね。
その階段っていうのは、時にその階段の一つ一つのステップが壁のように見えるかもしれない。高くて。壁のように見えるかもしれないんだけど、その先にゴールがある。
その先にゴールがあるので、それ階段なんですよ、単なる。それを乗り越えないとその先行かないんですよ。
だから、壁じゃなくて階段なんだ。
それは乗り越えることで行きたいところに行けるんだ。諦めちゃったらもうそこでおしまいっていうだけなんだっていう考え方ですね。
それはやっぱり重要なんだろうと思いますね。
誰かが言ったと思うんですけど、失敗っていうのは諦めたところで失敗っていうんだ。成功するまで続ければ成功なんだみたいなことを言ってたと思うんですけど。
途中で諦めちゃうかどうかですね。これが一番重要なんじゃないかな。
15:05
実は、創業者とか社長、社長っていうのは、端から見ると派手に見えるかもしれないですけど、実はめちゃくちゃ辛くて苦しくて孤独で悲しくて寂しくて、耐えることばかり。
これ、メンタルトレーニングだなと思いながらずっと思ってますね。いかにメンタルで耐え続けられるか。実はここが重要だったりするんですよ。
そういう派手なものよりも、日々の孤独感、辛さ、挫折感、これをいかに乗り越えていって、心を折れず踏ん張るかみたいなそういう、割と地味で、
しんどいものですね。
ありがとうございます。私も創業者なんで、心に染みるくらいの言葉で出しまして、本当にありがとう。勉強になりました。
やっぱり孤独感じることあるし、もうこれはきついなって思うことしょっちゅうありますよね。
おっしゃる通りですね。私も孤独。
それをだけど、勝つためのトレーニングだなっていうふうに考えると、例えば格闘技とかで、辛い練習なんだけど、きつい練習なんだけど、これで初めて勝てるんだって思えば頑張れるじゃないですか。
辛さもそんなに辛さにならないので、それと経験を全くおろしたと思っていて、辛いと思えば辛いんだけど、これを乗り越えることで次があるんだ、目指すところがあるんだっていうふうに考えれば乗り越えられるもんですね。
なるほど。苦行か修行か何かかもしれませんし、トレーニングかもしれません。
ほぼ苦行ですよ。ほぼ苦行。経営ってほぼ苦行ですよ。本当に苦行です。
メンタルトレーニングです。身体的な負荷に耐えるトレーニングの代わりに、メンタル的な負荷に耐えるトレーニングですよ。
数多くインタビューを取らせていただきましたが、皆さん方共感する市社長様ばかりなんですが、もしかすると一番共感するのがゴイ市社長様かもしれません。私からするとですね。
もちろんありますよ。基本なことで、そもそもMBOが始まった独立の経緯がそうだったですし、節目を節目ですごいラッキーな出会いがあって、ラッキーな出来事があって、それでうまくいくっていうのはもちろんありますよ。もちろんあります。けれども、それだけじゃないってことですね。
18:15
ありがとうございます。リスナーの皆様、本日はお久しぶりの中、お聞きいただきまして誠にありがとうございました。ぜひ皆さんの参考にしていただければ存じます。今日は私が一番共感した社長様、ゴイ市社長様でございました。どうもありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
本日の社長に聞くイメージはロゼッタのゴイ市社長様。素晴らしい社長様ですね。もしかすると休業家、修行家が経営なんですけども、やっぱり集中力がすごいんでしょうね。今ちょうど時期的に言うと鬼滅の刃が流行ってました。
いわゆる全集中とか水の呼吸なんて言われてますが、この全集中のところですね、もう集中すると京都大学工学部科、集中するとノバを上場させられる。そして集中して諦めずにやるとロゼッタを上場させられる。
まさにそういうことを体現している社長様でございました。勉強になりますし、私も諦めずにこうならなあかんなというふうに思ったぐらい素晴らしい社長様でございました。皆さんも参考になったんじゃないでしょうか。ぜひ皆さん方も諦めずにご一緒に上場を目指したり企業を目指したり、そして素晴らしい会社、社長を目指しましょう。本日も社長に聞くインウィズウィズはここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズウィズが社長の悩みを解決。
どうぞよろしくお願いいたします。ということでいらっしゃいます。
弊社も補助金、助成金、よくいろんなの申請しまして、助成金はですね、毎年だいたい200万円ぐらいもらってます。どんなのがあるかというとキャリアアップ助成金とかですね。社員がキャリアアップするのに、その相談のキャリアアドバイザーというものをつけて相談をさせていくと助成金がもらえるとかですね。
今回コロナの件で、これは2021年の1月に収録してますが、コロナの件でIT導入補助金みたいなのが出ましたので、その補助金をですね、申請しましていただくことが決まっております。なので、いろんな制度がありますので、ぜひお調べいただくことから始めたらいいんじゃないかと。補助金ですと経済産業制限が一番多いと思います。助成金ですと厚生労働省経。
21:23
東京都とか各県とか各県ごとにもいろんなもありますので、お調べいただくのがいいんじゃないかと。あとはコンサルタントをつける方法もありますね。補助金コンサルタント、助成金コンサルタント、社労士。この辺でですね、ご相談に乗っていっていただくのもいいんじゃないかなと思います。
中にはですね、社内規定ちょっと変えただけでですね、もらえる制度もございます。少ないんですけどね、5万とか10万とか30万とかそんなもんですが、うちもそういうのももらっております。うちはちょっと損したこともありましてですね、うちはもともと在宅勤務をやって、知ってるワークもやってるわけですが、副業もOKなんですが、副業もともと推奨でOKしてましたら、副業規定を作ったら、もらえる助成金があって、5万円ぐらいちょっと損したことがあります。
車先に作りすぎたって言って、うちの管理部長がですね、審査員さんはすぐ早すぎて何でもやるから、ちょっと待ってから助成金制度とか出てから作ってほしいって言われて、それはちょっと間違ってないなんて言ってですね、管理部長ともめたことがございます。
ですのでですね、場を調べていただいて、どんどん社内規定を作るだけでも稼ぐ制度もありますし、IT導入補助機みたいにパソコンとか、うちはこの前G Suiteですか、今名前変わりましたね、Googleワークなんとかですね、そんなのも入れてお金もらったりしてますので、いろいろ調べていただいて、入れていただいたらいいんじゃないかなと思います。
結果的にそれが社員教育につながる、研修につながって社員教育につながるケースもございますし、社内のいわゆる生産性向上につながるケースもございますので、ぜひいろんなものを調べているのはいいんじゃないかなと思います。
本日も社長に聞くインウィズウィズをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
本日も社長に聞くインウィズウィズをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズウィズが運営するウェブサイト、KAノートでも閲覧いただけるようにしております。音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
24:24
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただきKAノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。本日の社長に聞くインウィズではここまで。また来週。