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2020-11-11 20:25

第201回 志水雄一郎氏(フォースタートアップス株式会社代表取締役社長兼CEO)【後編】

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40歳のころに、日本の将来に対するデータを見て「日本の再成長のため」に人生を使うことを決意。ビズリーチ主催の『Headhunter of The Year』で国内初となる殿堂入りを果たした実績を得たことを機に、2016年にフォースタートアップス株式会社を起業されました。
自身の掲げた理念に向かって経営を続け、2020年3月には東証マザーズへの上場を果たされたエピソードから経営のヒントが得られますので、経営者インタビューをぜひお聞きください。




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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の数記をお聞きください。
2016年のフォースタートアップ株式会社を設立した当初から、IPを、上場を目指されたということですか?
現実世紀には、2017年の1月から3月ぐらいの間に、方針として固めていった形ですね。
なぜ、上場を目指すというのは、どんな思いでいらっしゃったんですか?
一つは、私たちが今やっている事業は、成長産業支援事業というのがテーマでしたから、
この成長産業支援事業というのが当たり前になること、
あとは、日本自身のキャリアの選択が、大企業の選択が当たり前ではなくて、
普通に起業する、普通にスタートアップに進む、
米中に勝てる、もしくはインドに抜かれないようにすること、
こういったことを全員が目指せるような状況にしようと思うと、
私たちの機能が当たり前の機能であり、当たり前の産業であるという仕組みに持っていきたかった、
いわゆるイニシアチブを取りたかったというのがありまして、
であれば私たちは、公の存在に自分たちを持っていこうというのを考えたのはそこがありましたね。
なるほど。ありがとうございます。何か上場に向かってのご苦労とかそういうのはありましたか?
もちろんありました。私たちがIPOを目指すと決めたのは2017年のタイミングでしたが、
上場しようと思ったタイミングは2019年なんですよ。これは外さないと決めてたんです。
なぜならば私たちのお客様は、プラIPOのお客様も多いので、
私たちが上場もしたこともないのに、御社はIPOをすべき、それをサポートしますと言っているのは、
なかなかストーリーが合わないので、私たちが上場していない限りは。
であれば私たちは最短で目指すと決めたんですね。
ところが、上場経験のある経営陣は誰もいません。雑草軍団なんです。
かつ私たちは独立性を担保したので、親会社のサポートもありません。
誰からも調達もしていないんです。壁打ち合いでもいないんですよ。
そうなると壁にどんどんぶつかるんです。大きな壁があると、ぶつかってその課題を解決するためにちょっと時間を有するんですね。
本来であれば2019年の上場予定でしたけど、1年間ずれて2020年の上場でしたから。
それでも3年半なんです。その3年半の中で高回転で課題の解決をしながら、上場会社となり得る仕組みを全部作るっていう形を挑戦しましたので、
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国内の中でも多分早いタイミングだと思うんですよ。なので、その高回転で回すっていうのはとても大変でしたね。
ありがとうございます。大変素晴らしいお話なんですが、そうしました。
ホースタートアップ様の事業内容をぜひ宣伝方からちょっとご説明いただければと思うんですけども。
一番の特徴は人とデータだと思っています。
人に関しては、成長産業セクターに特化した、スタートアップに特化した、企業から転職までのご支援をさせていただいていまして、
おそらく専業の事業者としては国内最大規模でやらせていただいています。
ここの特徴は、一番はやっぱりベンチャーキャピタルの皆様との連携をしながら事業を進めるという、これが非常に重要なポイントになっていまして、
彼らは当然ながら、投資をなさった後、成長戦略、予実内部統制から見ると、誰が次に成長ストーリーを実現しそうなのかというのはよくご存知なので、
そことの連携で、そのポートフォリオの優先順位上位から、CXOから疎獲をしていくという活動をやらせていただいています。
その代表的な支援の銘柄が、今でいうとベルカリとかスマートニュースとかになっているというのが、一つの私たちのキャリア支援の成果ですね。
もう一つはデータという話をしました。データに関しましては、スタートアップデータベースという国内最大規模のベンチャーデータベースの保有事業者です。
このデータはメディア関係の皆様、政府、学術関係の皆様、あとは金融機関様などがご利用なさっていまして、
あとグローバルでも世界最大のベンチャーデータベースであるクランチベースというものが、日本のデータを私たちからご提供申し上げて、全世界のデータを作っていらっしゃるという状態で、
ここを私たちが形成していることが、いわゆるキャリア支援にも使えますし、大企業のオープンイノベーションの支援にも使えます。
様々な形でこのデータを活用できているというのが、私たちの事業モデルですね。
ありがとうございます。
全く違う質問をさせていただいておりまして、そちらの方に移りたいのですが、好きなものを好きなことで、仕事、生きていることイコール成長産業支援だと思っているというお答えでして、
仕事をある意味オンリーぐらいでいらっしゃるという、こんな感じでいらっしゃいますでしょうか。
そうですね。自分の中で決めていることがあって、何かというと、自分の後半戦は、自分自身の時間を何の時間と決めているかというと、
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公の時間である。自分自身が社会に機能すれば機能するほど、社会がアップデートされると思っていますので、何に自分の時間を使うかと言われると、
もう未来のアップデートのため、社会のアップデートのため、日本の再成長のために使うと決めていますから、ですので私はそれが最大の最優先の事項です。
ありがとうございます。在留のメモをお聞きしたのですが、なしということで大きくなりたいということで、これも在留のメモ、なしの理由がございますのでお話を聞いているのですが、
ちょっとなしの理由をですね、もう一度先ほど聞いたのをお話いただきたいのですが、在留のメモを持たないという、ちょっとご説明いただけますでしょうか。
そうですね。もうやるべきことは決まっていて、自分を突き動かすものも決まっているんですよ。
日本の再成長のために、次世代にとっての未来のアップデートのために、自分の後半戦はもう最大値に使うと決めていますので、ブレることがないんです、全く。最大値に使っています。
そのために、私自身でもなく社会も含めて全てを動かすって決めていますので、それ以上のものでもそれ以下のものでもないなというのが私の考え方なんですよね。
ありがとうございます。大変素晴らしいお話でして、私も勉強になるなという感じなんですが、最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらと思っております。
まだ成功はしていないですけれども、ただ比較的最短で上場した会社の社長として言えることは、どんな人にでも上場会社の社長になれるチャンスは私はあるんだと思っているんですね。
それは何からスタートするかというと、私はインプットだと思うんですよ。
40までは私は自らがインプットしていなかったから、自分がやるべきことを見つけていませんし、そのためのエネルギーがなかったんだと思うんですよね。
ただ気づいたことがあるわけです。社会課題は明確にある。それをインプットしていない。インプットしていないから自分が頑張っていない。
これ自分にも当てはまるし、社会にも当てはまるじゃないですか。であれば、この社会の課題解決のための仕組みづくりをやるべきなのが私の仕事だと思いましたから。
なので実は大事なのはインプットしないとアウトプットが出ないんですよ。天才だったら出てくるかもしれないですけど、凡人はたくさんインプットして始めてより良いアウトプットが出るんだと思うんですよね。
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なので重要なことはまず一つはインプットすることだと思います。
あともう一つは大事なことは、アウトプットを出すときの私はキーワード力だと思っているんですね。
人はミッションやビジョンやバリューで集むんですよ。それを研ぎ澄ませていくことってものすごく大事で。
なので私たちの会社フォースタータクスって実は社名変更してるんですけど、ビジョンを社名にしたんです。世界観が広がりやすいから。
だからやはりビジョンの設定力っていうのはものすごい重要だった。
あとは私たちは社員をどんどん優秀な社員をたくさん集めてるんですけど、何に共鳴してきてくれるかというとバリューなんですね。
私はバリューを見出すために、これはちょうど昔ハードシングスがあったときに、そのハードシングスの課題解決のためにみんなでバリューを作ろうとして、
みんなで出してもらった内容を基づいて私たちは最後に私が1ヶ月間そのバリューの一言一句を全部自分で命の言葉として作って出してたんです。
でも今やそこに人が集い、それでモチベーションされてるんですよね。
社長トップの仕事っていうのは、自分の命を込めたミッション、ビジョン、バリューを低減し、そこに人を集わせることだと私は思っていて、
それができる経営者は多分強くなるだと私は思います。
ありがとうございます。
大変素晴らしいお話で、私が多分一番勉強になったんじゃないかなと思います。
本当にありがとうございます。
リスナーの皆様、本日はお忙しい中お聞きいただきまして、本当にありがとうございました。
ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。
清水社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に聞くインウィズは、ホースタートアップ株式会社代表と申します、社長兼CEO、清水裕一郎社長様でいらっしゃいました。
大変素晴らしいお話で、やっぱり3年で上場できる会社を作られる社長さんはちょっと違いますね。
やっぱり当初まずは上場企業の社長さん、それも3年半で上場。
言うことも違うし、やるべきことをやるだけだと言ってて、
そのやるべきことが、インプットからアウトプットの話をされていらっしゃいましたが、
まさにやるべきことをきちっとやっていっている社長様で、
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真似できるかと言われると、簡単じゃないですね。
私自身が真似できるかって悩んじゃいますが、
でもおっしゃっていることは本当に正しく、そしてその通りだし、
それをきちっとやり遂げられている社長様ということで尊敬してしまいますね。
ぜひ皆さん方もやるべきことをきちっとやって、上場等を目指していただければと思っております。
本日の社長日記インウィーズではここまで。また来週。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力、番外編は10章5項。
アイデアが思い浮かばない。本でもセミナーでもとにかく情報インプットしろという項でございます。
アイデアというのは難しいですね。
うちの社員たちもよくアイデアを出させます。
いろんなアイデアを出させます。いいアイデアも出てくることもあるんですが、
ただ新規事業とか新サービスとか新商品を考えろというと、
ある意味一回も出てきたことがないぐらいですね。それぐらい難しい。
うちは事業課給というですね、事業ができて実際に儲かったら
それの何パーセントか社員たちに戻すという制度まであって、
給与制度まで反映しているのに新規事業、新サービス、新商品というのは出てきません。
それぐらいアイデアというのは本当に難しいですよね。
そういう意味ではうちの会社ウィズウィズ株式会社ではほとんどが私がアイデアを出している。
ほとんどのビジネスは私がアイデアを出して何とかしている。こういう感じなんです。
そういう意味では今日お聞きになっている社長さん方は
自分で何とかするしかないというふうにまずは思っていただければと思います。
じゃあ皆さん方社長さんたちはアイデアが出せるのかというと、これも結構大変ですね。
私もフランチャイズビジネスについては、日本で5本の指に入るコンサルタントと私自身は自負しておりますけれども、
そのフランチャイズ本部さんたちの支援をしていて、
実際フランチャイズに加盟している、いっぱい加盟しているメガフランチャイズと呼ばれる方々のインタビューを
30人ぐらい私が取った時がございます。
その時にフランチャイズの皆さん方はこんなことをおっしゃっていらっしゃいました。
自分たちはビジネスを作ることはできない。
しかしながら、作ったビジネスを成功させるべくマネージメントをうまくやるのは
フランチャイズ本部より我々の方がうまいんだ、みたいなことをメガフランチャイズの社長さん方は皆さんおっしゃっていらっしゃいました。
そして実際にトップのフランチャイズに加盟してトップの店舗を作れば必ず儲かるんだ、なんてことをおっしゃっていらっしゃいました。
フランチャイズについても何かご相談とかございましたら、一応その分野の知見はございますので、かなりございますのでご相談いただければと思うんですけれども、
元の話に戻りまして、つまりメガフランチャイズの社長さん方は自分たちはビジネスを作ることができないという腹をくくっているわけですね。
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ある意味アイデアが出てこないと腹をくくっているわけですね。
それはその通りかもしれません。
私自身も新しいビジネスを作ったり、このwithwithという事業を作って、新しい事業として作っているのはなかなか難しいです。
正直withwithはライバルがいっぱいいて、そのライバルたちが持っている事業のいろんな組み合わせで新しいビジネスをやっているみたいなものですから、
本当に新しいビジネスかと言われるとちょっと困るぐらいな感じでございますが、簡単ではないですね本当に。
そういう意味ではアイデアがなかなか思い浮かばないということで、それでもアイデアを出さなきゃいけないということであれば、
私のお勧めとしてはインプットをまずしなきゃいけないですね。
本でもセミナーでもなんでも構いませんけれども、とにかく知識を増やすしかない。
知識が増えていって、その知識が増えてくるとパッと思いつくことがある。
withwithも経営者向けネットメディアで日本一のwithwithですが、
実は私が創業するときにソフトバンク、ソンさんの本と楽天、道谷さんの本とアマゾンの本を買い漁って、
全部読み漁って、さてwithwithはどうあるべきかというのを考えて、
この経営者向けネットメディアとか、100サイト構想とかですね、いう戦略構想を打ち出しました。
つまりやっぱりインプットが大切なんですね。
かつインプットをしただけではなかなか簡単ではないですが、
でも最初の大前提でインプットができていないとアイデアも出てこない。
だから知識は大変必要なんじゃないかと思います。
さらにその上で、やっぱり情報収集は大変大切ですので、
うちの社員たちに日経新聞毎日読みようとか言ってるんですが、
やっぱり時代背景にあったビジネスを作らなきゃいけない。
うちはネットの事業をwithwithは作ったので、
メディアだということに思いついて、
それもうちの役員がこういう本がありますよということでご紹介いただいて、
私が読んでこれだと思って経営者向けネットメディアというのを打ち出したので、
それも知識からだったわけですけれども、
実際そういうことを考えてこれだということでネットメディア、
経営者向けネットメディアと思い浮かんでいますので、
そういう意味では時代背景にあったビジネスって何なんだろうみたいなのを考えて、
もしかすると歩いてるうちにインプットした情報がパッと花を咲くみたいなこともあるんじゃないかと思います。
私自身よくですね、うちの会社は多摩地に今ございますが、
よく多摩地の街を散歩してうろちょろと、
社員たちにはサボってると思われているかもしれませんが、
うろちょろしてるとパッと思いついたみたいなのがよくあります。
昔、東証一部上場企業で仙台支援庁やったときも、
どうやったら達成するだろうということで、
仙台の街をぐるぐる歩いて、
思いついたという会社に急いで戻って、
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メールで部下たちの指示ですよ、みたいなこともございました。
そういうもんですね、知識をまず入れて情報を入れる、
その上で徹底的に考える、
そして時代背景にあったビジネスというのを思い浮かべる、
みたいなことをやっていただけるとアイデアが出てくるのではないかなと思います。
弊社でもセミアは数多くやっています。
コロナ前は月100本ぐらいやっていたんですが、
今現在は多分50本から60本ぐらい月にやっているんじゃないでしょうか。
そういうセミナーはぜひいっぱいやっておりますので、
もしよろしければウィズビズもご活用いただき、
アイデアを発せていただければというふうに思っております。
ぜひご活用いただければというふうに思っております。
ウェビナー等でもやっていますのでよろしくお願いいたします。
本日の社長の孤独番外編はここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべて適当化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に行くインウィズではここまで。また来週。
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