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2024-02-21 15:37

第370回 河田憲二氏(株式会社AlbaLink代表取締役)【後編】

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今回は、株式会社AlbaLinkの河田憲二氏にお越し頂きました。

不動産業界に携わる中で、瑕疵を抱えた不動産売却に困る人が多いことを知る。空き家問題を含め、不動産業界に全力を投じようと考え、会社経営を行うお姿から経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」
https://keiei-note.com/

■WizBiz社長塾
https://www.youtube.com/channel/UC16VkcI4PaUISDD4UL7pFvQ




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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、ルームセレクト社を買収、正確に言うと、
法律メディアを売却してルームセレクト社を買収ということなのか、
この法律メディアの事業を売却しようとか、ルームセレクト社を買収しようというのは、
どういった経緯でそんなことをお考えになったのでしょうか。
まず、法律メディアを売却したきっかけは、
SEOの専門的な話になってしまうんですけど、
2017年から2018年くらいにかなり大きいアップデート、
Googleのアルゴリズム変動というものが重ね重ねあって、
その要素の一つとして、会社としての信用性とか、
誰が記事を書いているだとか、そういうところを結構、
Googleが見るようにはシフトしていったんですよね。
そのタイミングで僕は債務整理のメディアをやっていて、
すでに上場企業と僕の一人会社が一騎打ちしているみたいな構図がすでにできていて、
さすがにここに戦っていくのは、一人でやるのは難しいなという判断をしまして、
じゃあ一番いい時に、事業が一番いい、
メディアが一番伸びている時に売却という意思決定をした方がお互いにいいというか、
じゃあ上場企業にお譲りして、
ある程度その事業は区切りをつけて次のステップに行った方が、
社会的にというかサイトのウェブメディアの可能性も一番伸びるのかなと思ったので、
その意思決定をして、
1年ぐらい売却の期間準備というか、いろんな会社さんとお話しさせていただいてあったんですけど、
ちょうど1年ぐらいで売却させていただくことがたまたまご縁もあってできて、
そこからじゃあ何をするかというところで、
いろいろ知人とのお話とか、
僕がこの既にやっていた不動産賃貸業の中で、
どういう物件が利益を出しやすいとか、
不動産マーケットでどういう歪みがあるとか、
情報の非対称性が大きくて困っている方がいっぱいいるというのを、
なんとなく賃貸業で物件を買っている中で気づきがあったんですよね。
そういうことをまたアフィレート時代と同じように一人でやっていくという意思決定を最初はしていたんですけど、
既に僕よりも先を走っているアフィレート業ですごく大成功している社長と職場している会があって、
その時にビジネスプランを話したら、
それはすごくいいビジネスになると思うから一緒にやって組織をちゃんと作ろうという話をしてもらえて、
僕はそれまでは組織をマネジメントするとか、
人の成長にコミットしていくとかというのは、
どっちかというと避けたくて一人でやっていたんですけど、
一緒にやってくれてそういうのもええんだなと思ったので、
じゃあ一緒にやりましょうかという話でアルバリンクという会社を始めているんですけど、
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始めるということを意思決定しまして、
ルームセレクトの買収なんですが、
ルームセレクト社の元の社長と株主は元々知り合いなんですよ。
ルームセレクト社の社長も不動産の賃貸仲介業を免許出してやりながらアフィレートをやっているという人間が経営をしていて、
ただ商売はいろんな波もあるので、その時はあまり調子が良くなくて、
じゃあ今度不動産会社を一緒にやるから、
免許を最短で使うには買収が一番早いかなと思ったので、
ゼロから立ち上げるよりはその会社と一緒になって買収させてもらって、
社長もそのまま中に従業員で入ってもらってやるというのが僕が実現できる最短ルートかなと思ったので、
そういう話をさせてもらって買収に至ったという経緯ですね。
なるほど。ありがとうございます。
上場は最初から狙っていらっしゃったんですか?
上場は全然最初から狙っていなかったですね。
一番最初は共同創業の声をかけてくれた内木馬というメンバーと、
それぞれが一人ずつリファラルで友達を連れてこようとなって4人でスタートしていて、
僕はルームセレクト社の社長なんですけど、4人でスタートしていて、
両方知り合いを連れてきているのもあって、まずはメンバーにしっかり稼いでもらって事業が立ち上がるというところが最初の目標ではあったので、
全くIPOとか上場なんて全く考えてもらって、やってたんですけど、
2019年の5月にルームセレクト社を買収していて、
2020年12月の決算のタイミングである程度の事業が立ち上がって利益も出ていて、
みんなしっかりお金を取ってもらって、さらにお客さんも喜んでもらって、
こんないい商売はもっと可能性を追求した方がいいんじゃないかなということで、
メンバーの方からIPOとかして、もっと社会的にも意味あるし拡大していった方がいいんじゃないですかっていう話をいただいたので、
じゃあやりましょうかって感じですね、IPOに関しては。
上場に関してご苦労とかはございませんでしたでしょうか。
上場に関しては、やっぱり私の経験値的に、組織の中にいたとか、
しっかり大きい会社の中の運営を見ていたっていう経験はもう皆無レベルでなかったので、
ただ単に目の前の荒利益を作るってことにずっと専念してきたような人間なので、
バックオフスとかガバナンスとか、決済権とか承認とか、あとは経理内製化するとか、
そういうところは苦労はしましたね。
なるほど。私どもも同じ東京プロマーケット上場企業ですので、
いわゆる内部統制とか、コンプライアンス、ガバナンスって一番面倒くさいところですね。
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皆さん苦労されると思いますが、事業的にはご苦労はそんなになかったって感じですか。
事業は、そうですね、調子が悪くなったっていうのは正直今のところはまだないんですけど、
運よくある程度事業に乗れているというかなんですけど、
まだこの先やっぱりもっともっと成長度を上げて、急拡大いけるところまでしていこうと思うと、
やっぱり課題はいっぱいあるので、その理想とするところからすると、
かなりまだ全然足りてないなっていうところが多いので、毎日課題だらけではあります。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたら、アルバディンク社の事業内容をぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが、
どんな事業をなさっていらっしゃいますでしょうか。
端的に言うと不動産の買取再販業になります。
ただ特徴的なのが2点あって、1つがいわゆる分け有り物件とか地方の空き家っていうものをメイン商材としていて、
東京とか都心部にある区分マンションとかではなくて、
その地方のなかなか売りにくい、流動性を取りにくいような物件、
一見価値がないんじゃないかと思われるような物件ばかりを買取させていただいています。
もう1点はやっぱり私がアフィレートとかウェブマーケティングの世界出身というか、
そういう素行みたいなところがあるんで、
ウェブマーケティングを中心に反響を取得しているっていうのがもう1つ大きな点かなと思っています。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたら、全く違う質問もさせていただければと存じます。
事前に好きなもの、好きなことで、
これちょっとね、私はこっちに引っかかったんですが、
グローブ野球、人と何かを共有できている時間が好きとのことなんですが、
普通、野球ずっとやっていらっしゃったんで、野球好きと答えるところグローブというふうに答えていたんで、
今でも野球やっていらっしゃるんですか?
いや、今やっていないですね。
25歳くらいまで草野球をやっていたんですけど、今は全然やっていなくて、
ただその問いが多分好きなものだったような気がしたんで、
野球はものじゃないなと思って。
今も高校の時に使っていたグローブは家にあって持っているんですけど、
グローブはいいですよね、やっぱり。
毎日触るんですか?
いや、そんなことないんですけど、会社にもグローブ1個置いてあるんですけど、
グローブはやっぱり心躍りますね。
なるほど。
今、この社長にクリーンウィズでは200名以上の方々にインタビューを取らせていただいているんですが、
野球好きいっぱい出てくるんですか?
グローブ好き多分初めて出ることがありそうですね。
ぽんぽんぽんぽん毎日とかやっているのかと思ったんですが。
毎日はないんですけど、特に最近子供が男の子が2人いて、
小学校3年生と1年生で、野球やってないんですけど、
土日に結構キャッチボールしようよって言って誘ってくれて、
よくグローブを最近引っ張り出すことも多くなってきたんで、
やっぱりグローブいいなって、最近ホットって感じですね。
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なるほど。ありがとうございます。飾ってらっしゃるんでね、それだけお好きだということですが。
材料のメモをお聞きしてまして、これが義理合一というお言葉を選んでいただいたんですが、
こちらの意味と選んだ理由を教えていただきたいんですけども。
はい。義理合一という言葉は渋沢栄一さんの残している言葉だというふうに理解しているんですけど、
やっぱり今急成長しようと企業というか事業を頑張っていて、
やっぱり数字の世界から絶対に逃げられないですし、
もっともっと成長にコミットしていかないといけないなって思っている一方で、
やっぱり数字だけ上げていればいいっていうふうにはいかないと思うんで、
人間そもそも何のために生きているんだっけみたいなところを考えると、
数字を一生コミットするために生きているわけの、そんな人っていないと思うんで、
いわゆる道徳的な部分とか、人間が大事にしないといけないことなんだっけみたいなところのバランスをしっかりとりながら、
数字と人情というか不義理をしないであったりとか、
人として恥ずかしくないような行動をとるとか、
社会にとってどういう価値があるんだろうかというところのバランスもしっかり見ながら、
論語とソロ版という本もありますけど、
それと同じような意味でギリゴイツっていうのはすごくわかりやすくていい言葉だなと思って、
どっかで、多分どっかの蕎麦屋で見つけたんですけど、その単語は。
でも渋沢さんの言葉なんだなっていうのは後でどっかで調べて理解していて、
いい言葉だなと思って、それにさせていただきました。
はい、ありがとうございます。大変素晴らしいお話でございました。
最後のご質問なんですが、この番組経営者向け、全国全世界の社長様向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます。
本当に正直なところで成功しているって認識は僕はあんまり持ってないんですけど、
本当に目の前の目標を一個ずつやってきて、
どんどん見える景色が変わっているっていうことの積み重ねなのかなと思っていて、
学生の時に僕初めて事業というかビジネスを展開しようと思った時の目標って、
月30万円のあらりを出すっていうことだったんですよ。
それがだんだん増えていってアフィレートもある程度うまくいって、
どんどんステージが変わって、じゃあ次は人を雇わせてもらって組織を展開するってなったら、
どんどん目の前の課題が変わって、それの繰り返しを一生懸命やってきたわけなのかなと思っているので、
今できることとか、自分自身で能動的に何か変えられることとか、
課題は何なんだろうっていうのを一個ずつやっていくっていうことでしかないんじゃないかなというのは思っています。
なるほど。素晴らしいお話でございました。
私もぜひ目の前のことを一生懸命コツコツやらせていただいて、
河田社長様みたいになりたいなと思います。
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リスナーの皆様も本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
本当にありがとうございました。ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。
河田社長様、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くinwiththisは、東京プロマーケット上場企業アルバリンクの河田社長様でいらっしゃいました。
やや素晴らしいですね。
メディアを作って、メディアを売却して、新しい事業に参入し、別の不動産会社を買収しという、
本当に社長業の王道を行っている感じで、私もそっちだったな、
サラリーマン経験いらなかったかもなと思わせてくれる素晴らしい社長の様ですし、
本を中学ぐらいからずっと読んでいらっしゃるからか、
頭の面積でいらっしゃいますし、よくよくお考えになっていらっしゃるし、
目の前のことを一生懸命やっていらっしゃって、それも考えていらっしゃって、
かつ本等々情報をしっかり仕入れていらっしゃる素晴らしい社長様でいらっしゃいますね。
本を読むというのが本当に大切なんだなと思わせてくださることだし、
もう一つが、よく考え、そして本から学びの、そして周りからの情報への、
そして目の前のことの目標を一つ一つきちっとクリアしていくという、
ある意味コツコツ力、そうはおっしゃっていらっしゃいましたけれども、
コツコツ力がキーになっているんだろうなと思わせてくださった素晴らしい社長様でいらっしゃいました。
ぜひ私も本もですね、しっかり読んで、コツコツ目の前の目標をクリアしていって、
変わった社長様みたいになっていきたいなというふうに思っている次第でございます。
ぜひ皆様方も真似していただけばと思います。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
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サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
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