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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
ちょっと少し時代を戻りまして、アルファグループをご創業されていらっしゃるんですが、学生時代にご創業というふうにお聞きしているんですが、学生時代からも創業するつもりだったという感じでいらっしゃいますか?
そうですね。大学2年ぐらいから大学時代に起業するんだって決めてて、いわゆる今でインターンシップですよね。インターンシップみたいな形でPR会社のベクトルの立ち上げているぐらいの頃に学生で出入りをさせてもらっていて、そこにはいっぱい今上場している会社の若い人たちもいたんですけど。
そこでインターンシップみたいなのをやっていて、そこのセンムですか、ナンバー2と一緒に独立したっていう経緯ですね。
独立するにあたってご両親のご反対とかそういうのは何かなかったんですか?
ありましたね。父は非常に真面目な人ですので、絵に描いてある真面目な人で、彼が酔っ払うと僕に関してびっくりしたことが2つあるなんてよく酔っ払って友達に言ってますけど、1つ目はやっぱり学校を辞めるってところですね、さっきの。
これ学校辞めてアメリカ行こうと思うんだっていうのと、あともう1個が就職しないで企業しようと思うと。
でもなんかもう彼からすると僕企画外らしくて、小学校の頃は企画外だったみたいですね、先生からやっぱり呼び出されちゃうしよく。
なんで最後は好きにやれってことで、ただ俺のことは頼るな、お金に関しても人脈に関してもって、最初に言われたのは覚えてますね。
ありがとうございます。アルファグループは当初から上場を目指してらっしゃったんでしょうか?
そんなことないですね。最初は本当に今考えると稚拙なんですけど、お金持ちになりたいと思ってて、お金持ちになると幸せになれると思ったんですよね。
それしか僕の中では人生の成功パターンを持ってない人で、一生懸命お金を稼ぐために頑張ったんですけど。
まあね、運も良かったんですよね。結構運も良くて、当時の年齢にしてはちょっと身に余るようなお金が手に入っちゃって。
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そうすると本当にいわゆる、今の時代で言うと本当に僕は当時みたいにアホかと思うんですけど、背伸びして時計を付けたり、背伸びした車乗ってみたり。
訳わかんないのに高いお金払って夜の街出てみたり、味もわかんないのに高いのを飲んでみたりして。
でもそれに向かって一生懸命本当に自分頑張ってて、それが成功だと思ってたんですけど、やっぱり虚しいし。
あと面白い人間ってもっともっとってなるわけですよね。もっと上、もっと上ってなっちゃう自分がいて。
でもなんかちょっと違和感も感じてたし。その時にいわゆる上場っていうのがあるんだみたいなのをちょっと耳にして。
当時は、当時だったか今でもすごいんですけど、パソナの南部さんとかね、HISの沢田さんとか、それこそ光通信のしげたさんとか、そんさんもでき始めてましたよね、確か。
そういう人たちがすごいチャレンジをしてて、なんかそんな風になるとまた違った世界があるのかなみたいので。
だいたい営業利益1億ぐらいですか。毎月1000万ぐらいの利益が出たぐらいからですかね、ちょっとそっちにチャレンジしてみたいなと思って。
26歳ぐらいからですかね、意識し始めたのが。
なるほど。なんか上場してみて、上場前と上場後で変わったことってあられましたでしょうか。
32歳の時だったんですけど、全部変わった。全部変わりましたよね。なんか変わりすぎて、僕自身が消化してなかったです、今考えると全く。
手に余るようなお金も手に入っちゃいましたし、いわゆるテレビで見てるような人たちも、いい人も悪い人も含めて周りに来たりですとか。
自分がモテてるわけでもないのに、綺麗な人が寄ってきたりだとか。それも含めて、なんかよくわからなかったですね。変わりましたね、全部。
で、その上場しているアルファグループさんからハッピーテラスさんを創業されるわけですが、そういうきっかけとかあられましたでしょうか。
そうですね、いろんなきっかけあるんですけど、10年で上場して、僕20年で前の会社を辞めて、今の事業赤字部分だったんですけど、自分で買い取ってスタートするんですけど、その間に
家法修正を出しちゃって、うつで入院した経験があったりとか、そういう人いっぱいいると思うんですけど、あとはなんか自分がやってる事業にちょっと疑問を感じちゃったりとか、
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疑問っていうのは例えば、自分、ちょっこう見ても清和塾で、いなお一個で、清和塾30歳からしか入れないんですけど、30から入って一生懸命勉強して、そうすると言ってることでやってること違うなとか、
あとは自分がやってることって本当にみんなに喜んでもらってるんだろうかとか、例えばフランチャイズで言うと、本部が儲かってパートナーさんがその分犠牲を払ってるんじゃないかとか、あとは僕の会社が利益を上げてるので、その裏には一緒で働いてる仲間と言われてるようなメンバーが実は苦しんでるんじゃないかとか、
もしくはそのメンバー、家族ですね、メンバーの家族がその分疲弊しちゃってるんじゃないかとか、あとはもっと具体的に残業時間を多少コントロールしたりすると、そのコントロールしてる分が利益になっちゃってるんじゃないかとか、
そんなのが結構自分の中で、俺本当にこういうような仕事を一生頑張ってやり続けて本当に幸せなんだろうかみたいなのがずっと感じてですね、その時に今の授業と知り合いまして、
授業って全て素晴らしいと思うんですけど、今の授業、僕がすごい気に入ってるのは、福祉って何かっていうと、自分の力だと生きていけない人、人の力を借りないと生きていけない、生きづらさを抱えている人にサポートをする福祉って言うんですね。
人間ってどっか心の良心の中で、自分が持ってる力で人の役に立ちたいとか、自分が頑張ることによって喜んでもらいたいとかって誰しも思ってると思うんですけど、それがこの仕事というのでできるんですよね。
かつそれが、言葉としてはありがとうなのかもしれないんですけど、相手から見るとそれで結構、僕ら自立をさせる、自立をしてもらうっていうところにサポートしているので、結構人生が変わってもらえるのがあってですね、そういった意味ですごいやりがいがあるなっていうのをすごい感じてですね。
家事だったんで、前の会社だとこのままやり続けるのもちょっとしんどかったりとか、上場してるとあんまり上場に向かないんですよね。上場してると株主配当とかもしなきゃいけないじゃないですか。
いろいろ、事業を継続するため以上に使わなきゃいけないお金みたいのがあって、ちょっと民営の部分も含めてね。そういうところにお金使わなくていいので、ちっちゃい事務所でいいし、安い事務所でいいし。
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何ですかね、僕昔運転手とかいたんですけど、それで別に身を張る必要もないし、自転車で来ればいいし、上場しない。僕は株主なんで100%別に株主配当しなくていいっていうのしなくていいわけで。
そういった意味で、本当に目の前の人に役に立つっていうことを考えられるような、仕事ができるような事業っていうのが僕は結構好きですかね。
ありがとうございます。そうしましたら、ハッピーキャラクター様の事業内容をぜひリスナーの皆様方に宣伝がてらご説明いただけたらなと思っています。
すみません、ありがとうございます。先ほどもちょっと出てきましたけども、障害って3つに分かれてまして、身体障害と知的障害と精神障害。
僕らがサポートさせてもらったのは精神障害。精神障害って目で見て分からない障害って言われてまして、目で見て分からない障害の中の我々発達障害っていう、発達に障害を持っている人たちのサポートをしていると。
本当に小さい子は1歳くらいから大人までサポートさせてもらっていて、1歳くらいの小さい子はご両親のサポート、まだ受け入れられなかったりとか、
あとはアプローチの仕方がちょっと間違っちゃったりとか、そういうところをサポートさせてもらったりとか。
あと大人になるとやっぱり自立なので就職ですよね。就職のサポートをさせてもらったりとか。
小学校、中学校、高校生とかだけいじめんの問題につながったりとか、あとは引きこもっちゃったりですとか、そういうのがあるので、
社会との接点っていうのがなかなか取りづらくなっちゃったりするのを、社会との接点をできる限り減らさないようにするとか、
そういったことをサポートしている事業をフランチャイズという形で全国に展開を今しています。
ありがとうございます。リーさんの皆さま方も是非ご注目されてフランチャイズご加盟いただいたらいいんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
全く違うご質問をさせていただければと思いますが、好きなもの、好きなことを事前にお聞きしてまして、
これで私大変面白いお答えで、ちょっと割と好き側なんですが、家族とのご飯と無駄な時間というお答えいただいてまして、
無駄な時間って社長様らしい答えっちゃ答えなんですけども、何か選ばれた理由、好きになっている理由っていうのは何かございますでしょうか。
チーバスが好きで、チーバスって知ってます?分かります?
私の会社は港区でございますので、私も六本木ヒルズに行くときはチーバスです。
100円で乗れるじゃないですか。
かつ、無駄にいろんなとこ行くんですよね。
タクシーだったら10分で着くとか30分くらいかかるわけですよ。
ただこの無駄ってすごい価値あるなと思ってて。
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昔、仕事一生懸命やってた頃って常に最短最短ですよね。
でもなんか人生ってそのいわゆる緩みとか、食事でいうとその間とか、そういうところに価値があるんじゃないかなと思って。
僕チーバス結構好きでして、ちょっと脇道、人生において多分チーバスを使わないと見ないような脇道に入ったりとか。
そうするとそこにはまた違ったお店があってコミュニティがあって人が住んでて、そういうのをぼーっと見てる時間ってすごい僕は豊かだなっていうふうに思ってて。
それはもしかしたら真逆の世界を一回見たから、今一周回ってもしかしたらその価値に気づいたのかもしれないんですけど。
チーバスなかなかしょっちゅう来ないので、時間を見ながらそれに合わせていって乗るなんていうのが僕好きなんですよね。
ありがとうございます。ちょっと一応念のためにご説明すると、港区が走らせる100円で乗れる地域バスでございまして、渋谷区だと八甲バスかな。
八甲バスですね。
日本橋の方、中国だと何バスって言ったかな。各区がやってるバスでありまして、わりと私もチーバスよく乗ってるのでですね、親しみあるんですけど。
大変だな、すいません。私が一番それでかもしれませんが、ちょっとこれいいなと。
それも運転手付きでらっしゃった社長さんがチーバス好きかというのはですね、ちょっと逆に感銘を受ける感じでございまして、念のために皆さん方のためにご説明しております。
で、財務の面もお聞きしまして、これもさすがだなと、実るほど頭を垂れる稲穂かなということで謙虚であるということだと思うんですけども。
こちら選ばれた理由は何かございますでしょうか。
これ実るほど神戸を垂れる稲穂かななんですけど、これはもう本当に僕が20代後半で上場するぞみたいなところで、息が合ってる頃ですよね。
尊敬する人からいただいた言葉で、いわゆる昔でいう大親分みたいなんですかね。
大親分みたいなのって本当に謙虚で、誰にも気づかれないぐらいなんだぞと、レストラン行ったら。
だけども、中学とか高校のチンピラって、わーわー騒ぐだろって。
わーわー騒いでるチンピラになりたいのか、それともちゃんと自分の身分を自分で知って、周りに迷惑かけないで生きるのか。
どっちはかっこいいと思うみたいな話をされてですね。
僕はきっとチンピラだったんでしょうね。
その時に、でも実ってないからね、どうしても突っ張っちゃうわけで、早く実ってですね、神戸を普通に耐えられるような、
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稲穂みたいな人生が送れるといいなぁなんて思って、その20代後半ぐらいからこの言葉を選んで使ってますね。
ありがとうございます。
ちょっとリスナーの皆さん、私は額がなくて、頭と言ってましたら神戸でございますので、大変失礼いたしました。
最後のご質問なんですが、この番組経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業したいと思ってらっしゃる方向けの番組でございまして、
社長の成功の秘訣を教えていただけたらと存じます。
これね、難しいですよね、本当に。成功の秘訣なんて聞きたいな、僕も聞きたいなと思うんですけど。
番組でもプロフェッショナルの条件とか僕大好きで、プロフェッショナルか、あれも最後に聞くじゃないですか。
みんな何て答えるんだろうなんて思って、みんなすごい深い言葉だなぁなんて思って聞いてるんですけども。
僕意識してるのは、ベストを尽くすっていうのを意識してますかね。
これは自分にとってのベストであって、人との比較ではなくて、自分で頑張ってると思ったらそれでいいんじゃないっていう。
なので本当に成功、すごい成功したいんであれば、それなりに頑張っていくことかな、成功の条件、ベストを尽くすかななんて思います。
ありがとうございます。大変勉強になるお話ありがとうございました。
リストラの皆さま、本日おいしいらしい中、お聞きいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんもご参考にしていただければと存じます。
上社長様、本日はどうもありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
本日の社長ニックインウィズでは、ハッピーテラス上社長様でいらっしゃいました。
素晴らしい社長様ですし、私もよく存じている社長様のお一人なんですが、上場して運転し好きになってんのに、それを捨てて福祉事業に入っていって、
そしてまたチーバス好きってね、私の一番都合にはまるところが好きでいらっしゃるんですね。
謙虚でいらっしゃって、そういう意味で言うと、本当に尊敬できる社長様ですし、やっぱり謙虚であられるということが大変大切だということを思い知らされる社長様でいらっしゃいますね。
そういう意味で私も上社長みたいになりたいなと思いながら、お話をお聞きしていました。
ぜひ皆さんは、神戸をたれて、私ちょっと言い間違えましたが、神戸をたれて、ぜひ謙虚にいい事業を作っていっていただければと思います。
本日の社長に聞くインウィズはここまで。また来週。
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大きく戦略変更などをしました。その頃から副社長との意見の対立が鮮明になってきました。
影では副社長は社長の考え方が古い、このままではダメだと言っているようです。
それなりに彼とは議論は尽くしてきたつもりです。
ふと副社長を切ろうかという考えが頭をよぎります。
同時に、いいや、売上のほとんどを稼いでいるのは副社長なのだから、彼を切れば会社の売上がどうなるのかわからないと冷静にもなります。
副社長との関係についてアドバイスをいただければと思います。よろしくお願いいたします。
これは難しい問題ですね。
ナンバー1とナンバー2は一生別れ合えないという言葉があります。
これは格言ですね。私もそう思います。
でもうまくやるしかないですね。
ですから話し合っていくしかないので、私としてはお勧めとしては、
切ることを決めてからあと3回話し合うというのをお勧めしたいと思います。
切ることを決めないと話し合ってもまとまらないと思います。
なので、切ることを決めてから3回話し合うのをお勧めしたいと思います。
最終的には副社長さんを切っていいんだと思います。だって意見が合わないから。
人材採用のコンサルティング系、研修系、コンサル系だそうですから、お互い独立してやれるんじゃないですか。
副社長も社長になってやってみればわかることがあると思います。
なので将来5年後、10年後、20年後、また仲良くご一緒にやられたりするんじゃないでしょうか。
だから一回独立してもいいんだと腹くくったらどうでしょうか。
売上が重なってしまうことを心配されていますが、そういう意味では社長様という商売は、
特に中小企業、未成長の中小企業は、誰かがいなくなったら代わりにやらねばなりません、社長が。
社長が現場に降りて全部やらねばなりません。
ですので私なんかも、もし誰かがいなくなったら、私が現場に降りて全部やるつもりです。
それぐらいの気概を持たないと中小企業の社長はできません。
未成長企業の社長はできません。
大企業は違います。大企業は誰かがいなくてもできるんです。
昔楽天の三木谷さんは、最初創業したばかりのこと、ホームページ作ったことないのに、
彼は銀行員ですからね、日本公共銀行出身ですが、
ホームページのプログラミングとかを全部一生懸命勉強してやってたそうです。
社員の仲間たち、最初の創業は5人ぐらいのメンバーでしたので、
そのメンバーにいいですよ、三木谷さんはやらなくてって言われたら、いややるんだと。
俺はもう覚えなきゃいけないってやったそうです。
その途中からは飛び込み営業をやろうってことになったときに、三木谷さんが一番率先して飛び込み営業をしたそうですね。
最初はそのままです、中小企業は。
もちろん今の楽天三木谷さんは、もう支持すればいいだけで、みんなが動いていく大組織です。
それはそれでいいでしょう。
でも中小企業のちっちゃいときは、社長が全部やらなきゃいけないんです。
私も最初も未だに採用は私がやってますし、結局のところ、私が最後のところは全部決めていってます。
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なんなら倍に言ったら私がやります。
ですので、そういうふうにやるっていうのがまず最初。
で、副社長を切るって決める。
その上で副社長と3回ぐらい長くお話しして、それでも意見が合わなかったら副社長を切って自分でやるということになるし、
話し合って分かってくれるようだったら、その副社長と一緒にやっていってもいいんじゃないかと思います。
ちなみに陰で社長の考え方が古い、そのままではダメだと言っていることは叱らねばなりませんね。
陰口はダメです。社長様に直接言っていただくようにしていただかなきゃいけません。
陰口を言うならやめてもらうべきだと思います。
そういう副社長は結局のところ、いつかは別れて一緒に仕事はしないようになるということなんだと思います。
ですので、Y社長様、ぜひ腹をくくって副社長を切る覚悟で自分が全部やることを準備して、3回以上話し合ってみてはいかがでしょうか。
本日の3分コンサートはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で、経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。