00:05
社長に聞くin WizBiz
本日の社長に聞くin WizBizが、株式会社アドバンスト・メディア 鈴木社長様でいらっしゃいます。
まずは、経歴の方をご紹介させていただきます。
まずは、東洋エンジニアルさん、株式会社に御就職。
その後、株式会社エンチジェント・テクノロジーさんに転職。
その後、アドバンスト・メディアを設立し、代表取締役は社長。
そして、2005年には東証マザーズに上場している、上場企業の鈴木公之様、会長兼社長様でいらっしゃいます。
本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずは、ご出身は愛知県ということでいらっしゃいますが、小学校・中学校時代はどんな幼少期をお過ごしになられましたか?
ごく普通の子供であり、特に目立ってはいないと思います。
社長様ですと、学期大賞の方とか、そういう方が多いんですか、生徒会長とかですね。そういうのはなかったんですか?
生徒会長は、学期大賞の頃ではなくて、むしろもうちょっと学問を積んで、中学生の時に、私はテニスをやっていまして。
テニスをやりながら受験がある中で、わざわざ生徒会長を引き受けてやったという、そういう性質を持った子供でありました。
なるほど。そうすると、やっぱり勉強もできたし、皆さん方に支持される人気者のようなイメージなんですが、そんな感じでしょうか。
そうであったかどうかはわかりませんが、そういうことを求めて動いていたような感じでしたね。
高校も愛知県でいらっしゃいますか。
そうなんです。
愛知県はどんな高校時代を過ごされましたか。
やっぱりテニスを、軟式テニスなんですけど、そこを部活で中学から続きまして、やっぱり3年の夏までしっかりやって、残りわずかな何ヶ月で新学校でしたので、
勉強時間は非常に短い中で、なんとか伊京都大学にパスするように頑張って、それで結果を出したということですよね。
なるほど。
新学校でやるんですけど、テニスを頑張ってやっていました。
なるほど。スポーツマンでいらっしゃったという感じでしょうか。
そうですね。そう言われるとですね、そういう希望はあったんですけど、本当にそこまでスポーツマンと言えるだけのあれがあったかどうかは自信ないと思います。
鈴木社長の大変謙虚であっちゃうんですが、京都大学に行かれているので、京都大学に行こうと思ったきっかけというのは何かあられたんですか。
03:09
私は自分の特徴というのが目的思考型が強い人間でして、例えば2番で入り1番になれるみたいな、そういうことをやりたい人間で、やれると思っていた人間なので、
中学のころに東大ではなく京大に行きたいなと思っていまして、そのためには田舎の中学校だったんですけど、塾もないし、家庭教師もいないし、
そういう中で自分で難しい高校入試をパスするのに、自分で考えて、自分で勉強を設計して、自分でやってパスして、さらにそういう中で3年間で、3年の夏まではテニスに頑張ってやり、
残りのわずかなところでまたパスをするために何をやればいいかを、自分で設計してやり遂げたという、そういうことの非常に目的思考型の強い人間なんですね。
なるほど。お聞きすると反骨精神もあられるし、頭も大変よろしいというふうに感じで捉えさせていただくんですが、京都大学時代はどんなことをして過ごされましたか。
京都大学は数学に非常に興味を持っていまして、教大の教養学部数学、大体数学8まであるんですけど、それ全て重複も含めて、
特に教大には非常に優秀な、著名な、面白い数学の先生が多々おられましたので、そこをめがけていろいろ講義を取りに行くみたいな、積極的に数学を勉強したと。
テニスも諦めて、とにかく勉強だけでもやった8年間なんですね。4年間は学部で、そして2年間は修士で、通常はドクターは3年かかるんですけど、僕は2年で出まして、それは夜中の人は中退と言いますが。
ですから、大学では数学を、そんな感じで過ごしました。
なるほど。やっぱり頭がいい側の社長さんもいらっしゃるなというのを感じさせていただくんですが、京都大学の大学院まで行かれていらっしゃって、それを途中で、今中退とおっしゃいましたが、出られたのは、普通だと教授とか目指されるのかなみたいなイメージなんですが、教授を目指さなかった理由というのは何かあられたんですか。
06:03
そうですね。通常はそうやって大学に入り、やっぱり学問を目指していきたいと思うと、やっぱり教授というのは一つの流れなんですけど、原石にある種の確率統計のちょっとした論文を書いて、ドクターのときに。
その理論はある程度完成するんですけど、証明が必要なんですよね。
そうすると、私が行った学科は化学工学という、そういうケミカルプラントを中心とした、例えばプラントを作ったりとかということも入るんですけど、そういった種の実際のデータを扱ってやるようなプラント関係の仕事で、製業でやったりとか、いろいろあるわけですね。
その確率統計を使って中身を表現するというのかな、動きを、挙動をですね。
理論はできているんですけど、やっぱりデータで証明しないといけない。
大学にはそれがなかったので、ちょうど指導教授がある東洋園児で研究所ができて、ちょっと行ってみないかと言われまして、それに乗っかってデータを求めて行ったと。
そういうことで大学から一応企業に入ったんですね。
そうすると企業に入ると、さっきの無不適思考型の人間なので、企業のために自分はどう動いたらいいかを考えて動くので、それで結果が出てくるんですよね。
そうするとやっぱり自分は研究よりも実業界だというふうに思い立って、そこへどっぷりと行ったわけですね。
なるほど。じゃあ東洋エンジニアリストさん、行って戻ってまた教授を目指すというのは、途中からお考えにならなかったということですか。
そうです。
なるほど。
自分はこっちだと。
なるほど。その東洋エンジニアリストさんではどんなことをして過ごした思い出があられますか。
東洋エンジニアリングでも研究所で茂原市というところに今日構えていて、三井東圧という会社さんの関連会社、東洋エンジニアリングですね。
ですからその三井東圧さんの研究所と東洋エンジニアリングの研究所、近いところにあって、
そこでいろいろプラントの挙動とか設計、あるいは制御、設計、いろいろプラント建設の中のデータをいろいろ集めるような、いろんなことをやっていまして、そこのデータ解析を主にやりまして、
やっぱりこのデータ解析した結果でより良いプラントを他社のある企業様に向かってプラントを建設、あるいは工場を作ったりとか、そういったことが生かされるわけでして、
09:10
そういう制御とかデザインとか、こういうあたりの理論、実際解析と理論構成のあたりを頑張ってやっていたんですね。
なるほど。今までいうビッグデータとかそっち側につながる分野ということであったんですね。
そうです。
そのときも確率統計というのはすごく良い手段であって、そのビッグデータを当然集めて、どういうふうにやれば良い収率というか、生産性が一番良い条件が見つかるみたいな、それによって、そういうことをやっています。
なるほど。東洋エンジニアさんの後、株主はインテリジェントテクノロジーさんに移られた感じでいらっしゃって。
そうですね。それは先ほど京都大学で、広中平介という著名な数学者、この方はフィールド賞を取られた方で、特異点の解消というこういう論文を書かれてフィールド賞を取ったんですね。
京都大学出身で、私が学生のところにちょっと凱旋されて、そこでいろいろ講演されたりというところにもいろいろ行きましたね。
そういうあたりからちょっとした縁が始まっていて、そのインテリジェントテクノロジーという会社は、その広中平介氏の弟子たちですよね。
その弟子たちが、第2次のAIブームが実は起こっていまして、そこで日本でもベンチャーを作る。
AIの草分けの会社として設立した会社なんですね。
そこからヘッドハントされまして、それで行ったんです。
今流行りのAIのいわゆる元の元の元みたいな感じの会社さんでいらっしゃいますよね。
そうなんです。今は第3次人工知能ブームなんですよね、AIブーム。
その当時は1980年から始まっている、あたりから始まっている第2次のAIブームなんです。
これが1990年の終わりあたりから暗黒の時代を迎えて、一応2011年あたりに画像認識の世界でディープラーニングという技術が発見されまして、
これはディープラーニングの元々のディープニューラルネットワークは1983年あたりに提案されたものなんですね。
そこを教科学習という素晴らしい学習方式を編み出すことによって、自己進化することを見つけ出したんですね。
それで以後の戦いで勝ったりとかプロを任せたりとか、いろんな業績が出てきて、当然音声認識にもそれが適用されて、
それでAI自体も一つ進化したことによって第3次AIブームが実は起こるんですね。
12:07
なるほど。多分リスナーの皆さんも私もそうですが、AIについて今初めてぐらいで聞いているぐらいな感じだと思うんですが、
第1次AIブームは1970年代と思ってよろしいんでしょうかね。
1950年です。
50年ですか。
50年から60年の間ですね、第1次。
第2次AIブームが1980年代ということですね。
そして今第3次のAIブームが起こってて、これからAIの時代だということで、ある意味そうすると鈴木社長さんは、
AIの日本でおける先駆者のお一人でいらっしゃるということなんだと思うんですけども、
インテリジェントテクノロジーさんというのは、じゃあAIの会社さんでいらっしゃったという。
そうです。
どんなことをしていらっしゃったんですか。
ですからその当時はですね、一番わかりやすいものがエクスパートシステムと言いまして、
熟練者がいろいろ自分の今で使ってきた経験でもって、いろんないい条件を設定して非常に集率の高いものを出したりとか、
そういう生産ができるような構造を自分の経験でもって実施できるわけです。
その経験者がこういう状況が起こったときにこういうことをやるみたいな、これって人間しかできない頭脳の調理ですよね。
それをコンピューターが真似をするみたいな。
そのエクスパートシステムというんです。
エクスパートを真似をしたコンピューターのAIシステム。
こういうものを開発したりして、それで世の中に提供していたわけですね。
だから例えば金融で投資をめちゃくちゃうまくやれる人間の頭脳構造を全部これで真似るみたいなこととか、
あるいは医療分野で、力内症の診断判定を普通は優秀なドクターができるわけですけど、
それをやって非常にうまく治療ができたみたいな、この辺のノウハウをスタンフォード大学で実現したシステムがあるんですね。
それもエクスパートシステムの走りなんですけど、
そういった具合に熟練者の持っているノウハウをAIの表現形式で表現して、
この機械でも同じような判断をして処理ができるみたいな、
これをエクスパートシステムと言うんですけど、このエクスパートシステムを開発していたんですね。
なるほど。本当に先進的で、リスナーの皆さん方の8割ぐらいとか、
私がAIってその頃から始まったんだみたいな声を出してらっしゃるんじゃないかと思うんですが、
そのインテリジェントテクノロジーさんでは途中で常務にまでなってらっしゃって、
15:01
ある意味研究開発部長常務でらっしゃるので、
いわゆるそのAIの分野の最先端をずっとやってらっしゃったということでよろしいんですよね。
その当時は私がプレーヤーとして、一番リーダーとして、優秀なプレーヤーたちを率いながら、
いろんなものを世の中に出してたわけですね、エクスパートシステムのね。
ですから、常務ではあるんですけど、いわゆる作動体というかプレーをする人間のトップとしてやってて、
経営の端くれというあたりにも参加はさせていただいた、常務で。
でもなかなか常務という部分はあまり果たせなかったと思うんですね。
ですから、そうやっていろんな失敗とか成功の体験を全部吸収して、
いよいよ1997年12月に自分で会社を作るわけですよね。
なるほど、なるほど。
3分コンサルティング。
ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングはT様人材紹介業で従業員数1200名だそうですごい大きいですね。
はじめまして、メルマガヤフォトキャストをいつも楽しみに配置をしています。
人材紹介会社に勤めているTと申します。
早速ですがご相談させてください。
今勤めている企業でも経験を生かし独立を考えています。
しかしどのようなビジネスモデルを採用すればよいか分からずに悩んでおります。
ビジネスモデル作成の才能ポイントなどがあればご承知いただけますと幸いです。
何とぞよろしくお願い申し上げますということで。
素晴らしいですね、独立を狙っていらっしゃって。
たぶん経験からいくと人材紹介のビジネスでフリーランスみたいな感じでやるのが一番簡単な独立なのかなと思います。
それはそれでいいんじゃないかなと思います。
しかしながら、もっと新しいことをチャレンジしたり、もっと面白いことをやりたいんだということがあれば、
そちらを優先することの方がむしろチャレンジとしては面白いなのかもしれないなというふうに思っています。
私の周りでもシステムエンジニアだったのになぜかマッサージ店を開いたりした方もいらっしゃいますし、
私自身も実はコンサルタントの端っくれではあるものの、今はネットなんか初めてで経営者向けネットメディアというのをやっております。
そういう意味ではじめてのことをやるのも面白いんじゃないかなとそういうふうに思います。
じゃあビジネスモデルどういうふうに策定するかということなんですが、
一つは好きなことを自分なりにやるんだというのは、私はちょっと違うかもしれないな。
例えば、蕎麦が食べるのが好きだから蕎麦屋をやるというのはちょっと違うんじゃないかな。
18:02
蕎麦を作るのが好きな人が蕎麦屋をやるのはわかりますし、
蕎麦屋を作ってお客さんに提供してそのお客さんが喜んでもらえるのが好きなんだということであれば、
それはやるべきだなと思いますが、蕎麦を食べるのが好きな方が蕎麦屋をやったら成功するかとはちょっと違うわけですね。
私なんかお酒が好きですから居酒屋は絶対やらないようにしようとこういうふうに思うわけで、
それは酒を飲むのが好きなんで酒を提供するのが好きじゃないからとこういうことになりますので、
T様がお好きなことって何だろう。
逆に言えばビジネスとしてそれは成り立つんだろうか。
こういうことを考えてビジネスモデルを考えたらいいんじゃないかなと思います。
もう一つはやっぱり時代背景ですね。
世の中の流れでC to Cビジネスの時代だったりシェアリングエコノミーの時代だったりとか、
またはAIとかIoTとかビッグデータとかフィンテックとかそういう時代の流れがありますので、
そういう時代の流れにあったビジネスであったりとか、逆に畳屋さんなんかが今大儲けしていらっしゃいまして、
何でかと言いますと畳屋さんをやっている人の数が減ったものですから逆に言えば一極集中みたいになって儲かってたりするので、
そういう時代背景みたいなのをちゃんと見据えて、今何のビジネスをやったほうが生き残れるか、
もしくは三宅まつを続けられるかというようなことも考えてビジネスモデルなども考えていくべきなんじゃない。
そういう意味で時代背景、これから人口減少時代ですし少子高齢化ですし、
二極化と言いますか一極集中と言いますか、東京周辺の人口は集中し地方は人数が減っていくみたいなことでございますし、
そんなことも考えながらビジネスモデルを考えていっていただけたらいいんじゃないかなと思います。
その辺のこともセミナーで、本日もセミナーやらせていただきますが、ビジネスモデル構築講座などもやっておりますので、
ぜひそういうのもご参加いただいてご検討いただいたらよろしいんじゃないかなというふうに思っております。
本日の3分コンサルティングここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポトキャストはここまでになります。また来週。お楽しみに。