1. 社長に聞く!in WizBiz
  2. 第198回 中山克成氏(ベース株..
2020-10-21 14:40

第198回 中山克成氏(ベース株式会社代表取締役社長)【前編】

spotify apple_podcasts youtube

中国の上海出身。専門学校で技術を学び、中国でSEとして活躍。起業したい思いをお持ちでしたが、市場開放がされる前だったため来日を決意。
日本で10年間経験を積み、1997年にベース株式会社を創業。起業当初から上場を目指しながら活動し、2019年に東証二部へと上場を果たされました。故郷を飛び出し、日本で起業した行動力溢れるお話から、経営のヒントが得られます。ぜひ、経営者インタビューをお聞きください。




00:05
社長に聞く＀in WizBiz
本日の社長に聞く＀in WizBizは、ベース株式会社代表取締役社長の中山社長様でいらっしゃいます。
まずは、経歴をご紹介させていただきます。
中国・上海ご出身でいらっしゃいます。専門学校で技術を学び、中国でSEとして経験を積まれました。
当初、起業したい思いがあられましたが、社会主義の当時の中国では難しく来日を決意。
1987年、30歳の時に来日され、最初は日本語も話せないため、アルバイトをしながら日本語学校に通っていらっしゃいました。
その後、ソフトウェアハウスの会社にお勤めになり、10年後、起業するので10年修行させてくださいと宣言し、ご入社。
宣言通り、10年後、1997年ベース株式会社が設立。
そして、今では東京証券取引用第2部に上場されている、第2部上場の上場企業の社長様でいらっしゃいます。
中山社長様、本日はよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
まずは、最初のご質問です。ご出身は中国ということで、小学校、中学校時代はどんな少年でいらっしゃいましたでしょうか。
そうですね、割と当時は、私が中学校、小学校の時期は、中国でいうと文化大革命の真ん中の時期なんですけれども、
やはり勉強というよりは、いろいろ、友達と遊んだりとか、そういうところが多分メインになっているんですけれども、
だからその当時の環境で、なかなか勉強は真面目にやるという環境ではないんですけれども、
どちらかというと、遊んで成長してきた時期じゃないかなと思いますので。
コンピューターとかA3に興味を持たれたのはいつぐらいの時期でしょうか。
そうですね、私は中国で20歳というか20歳過ぎたところから、少し落ち着いて勉強しなきゃいけないかなと思ったんですけれども、
その時、いろいろ選択肢があったんですけれども、当時、PCというか個人パーソナルコンピューターというところで流行り始めている時期なので、
その時から、これは非常にいいビジネスチャンスじゃないかなと思っているので、
その時から勉強というか意欲が湧いて、コンピューターを勉強し始めたんですけれども。
なるほど、じゃあ20歳ぐらいから。
そうですね。
専門学校はそういうコンピューター系の専門学校に入ったんですか。
そうですね、そういったいわゆるソフトウェアの勉強の専門のところですけれども、3年くらい勉強させてもらったので。
専門学校を卒業後は中国の国内でお勤めになったんですか。
そうですね、当時はどちらかというと、まだ社会主義だから、どちらかというと、卒業したら国の意向でここに行けという指定があるんですけれども、
その指定通りに行って、ある企業でコンピューターのプログラムをやり始めたというのがいきさつなんですけれども。
03:02
じゃあ、約10年ぐらい中国でプログラマーとしてお仕事をされていらっしゃった。
そうですね、10年弱ぐらいですけれども、当時資料とかもあまりないんですけれども、
中国の中ではアメリカの資料を見ながら勉強してきたんですけれども、
中国の中でも演出の経験を積んだことは、今になって非常に重要かなと思っていたんです。
当時こういうプログラムを作ったとか、こういうものを作ったとかいう思い出はございますか。
そうですね、当時ですね、今でいうとWindowsとかいろいろOSがあるんですけれども、
当時まともなOSもないし、今でいうと非常に便利なツールはほとんどないんですけれども、
どちらかというと裸のマシンをベースにいろいろプログラムをしているんですけれども、
私は今ソフトハウスを経営しているんですけれども、アセンブラーと言っている言語なんですけれども、
今の若い子たちでほとんど聞いたことがないくらいの時代ですね。
いわゆる裸のマシンに対して、本当にいろいろコントロールしながら制御してやってきたんですけれども、
そういう意味ではパソコンの基礎というか、いわゆる本当の意味のパソコンというかコンピューターって何なんですかというところを
わりと当時何もない時期だから、分かりやすくマスターできていたのは良かったかなと思っています。
1987年にご来日されるんですが、来日するにあたって日本に行こうみたいな思いはどんな思いでいらっしゃったんでしょうか。
そうですね。当時ですね、今で言うと中国に行くと非常に繁栄というか発達しているんですけれども、
当時は非常に貧乏な時期なんですけれども、私はどちらかというとやはり起業したいので、
当時は中国へ社会主義という、好き勝手にやれないということがあるんですけれども、
だから憧れやはり資本主義社会に憧れて外に出ようと思っているんですけれども、
当時もアメリカか日本か、日本はナンバー2だから、アメリカか日本かというところでですね、
今たまたまのチャンスがあって、親戚が日本にいるんで、その手で日本に参りましたんですけれども、
基本的には資本主義社会に行きたいと、起業したいというのはそもそもの考え方なんですけれども。
中国の中ではそんなことをお考えになる方は非常に少なかったんじゃないですか。
そうです。当時はどちらかというとまだ今風にですね、今みんな起業したいとかそういうことはましてなくて、
どちらかというと国営企業の中で自分の職業をマットしていくのは普通なんですけれども、
そういう意味では当時から言うとちょっと異端児というかちょっと違う考え方を持っているかもしれないですね。
かなり勇気もいったと思うんですけれども。
そうですね。勇気と言ったら相当勇気があったんですけれども、お金の話でちょっとあれですけれども、
当時私が中国にいたときですね、月給で大体68元ですけれども、当時のレートで言うと日本円で1000円ぐらいです。
06:07
それでですね、実は借金してですね、十数万円の円の借金ですね。
1000円の月給で十数万円の借金をしよってですね、日本に来たんですけれども、
そういう意味では日本で失敗したらもう帰れなくなっちゃうというぐらいのいわゆる重い借金ですねというか、
大きな借金を作って日本に参りましたので、そういう意味では勇気があるかというと、
当時は若い分もあるんですけれども、めちゃやったなと思っているんですけれども。
今の日本の新卒の社員さんですと、2、3000万か5000万か借金してくるのかなという。
そういう感じですね。感覚的には多分それ以上あるかもしれないですね。
だから要するに月給の十数年分の借金をしよって日本に参りましたので、
そういう意味では大変な話になっています。
いや素晴らしいお話ですけど、当初はまず日本語学校でアルバイトしながら通われて、
その後やっぱりSEの会社に勤めようということで、
それはもう最初からコンピューター系に行こうというのだと思いましたか?
そうですね。割とフォーカスはっきりしていて、
私はコンピューターを勉強してSEの道を歩んできたんですけど、
だから日本でSEの会社を作ろうという話は最初から持っているので、
だから最初のアルバイトとかもそのためのいわゆる経験という話になっているし、
日本は日本の招集官とかいろいろなやり方があったりしますので、
だから基本的には勉強しておかなければいけないかなと思っている。
だから私はだいたい、飲み込み早い人は早いんですけど、
私は遅い方なんで、だから10年間は就業しますという話で、
ある中間のソフトハウスに社長に許してもらって、
それで10年間就業させてもらったので、
そういう意味では最初からは一応独立しますという話で、
社長の方は入社の面接の時からちょっと生意気な話をして、
10年後独立しますと宣言した上で入社したので、
だからそういう意味では非常にスムーズに10年後、
社長もOKいただいて独立させてもらったという話になっています。
日本の会社にお勤めになってみて、苦労されたことがあられましたでしょうか。
苦労されたことがあられました。
一番文化の差が大きいという話をしていまして、
日本という環境があって、その中で皆さんが成長してビジネスをしているんですけど、
自分の独特のやり方があるので、その独特のやり方を尊重して、
それを勉強してからやらないとダメかなと思っているので、
だから10年間はじっくり勉強させてもらったので、
相当のいろいろな部分で中国のやり方とか考え方があるんですけれども、
時間をかけて少しずつ勉強していくことが重要かなと思っていますので、
09:02
決して文化的な部分とか、やり方とか習慣、特に考え方とかは、
短期間でマストしようというのはなかなか難しいんですね。
やっぱり体で覚えていかないといけないかなと思っているので、
だから振り返ってみるとこの10年間は私にとって非常に大きな意味を持つ10年ではないかなと、
思っています。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力番外編は、10章2項、経営理念の作り方がわからないということで、
コンサルトに頼んだ方がいいということで、
経営理念を作るのは本当に難しいし悩ましいところがありますね。
私が経営理念を作りましたが、何年前に作ったんだろう、約10年ぐらい前に作りましたが、
最初は経営理念を作るのをしませんでした。
なぜかというと、事業をやってみて環境がわかってこういうふうになったらいいなと思ってから、
経営理念を作り始めた方がいいなと、私自身コンサルトだと思うんですから、
そんなことを思ってゆっくりめに作っていたんですが、
ところが社内でもいろんな問題があちこち飛び出しまして、
これはまずいなと、採用しても採用してもすぐ辞めていくような状況で、
これはまずいなというので経営理念を作りました。
この経営理念を作ったことによって、この経営理念を作り浸透させていったことによって、
辞めるべき社員が辞めてき、採用すべき人間が採用できということが起こってまいりました。
結果的にこの経営理念を作ったことが非常に良かったということなんですけれども、
これはクレードとかフィロソフィーとか言い方がいろいろあるんですが、
悟訓とか架訓とかいろいろな言い方をしますが、
その考慮なんて言い方もしますね。
この経営理念ですが、ぜひ作っていただきたい。
じゃあどうやって作るかという話なんですが、
私はコンサルタントなんで、
withwithspiritsというのは70個にわたるものができていますけれども、
コンサルタントなんで多分それはできたんですね。
それはなぜかというと、いろんな会社の経営理念、いろんな会社がどうやってやっているかを
徹底的に勉強している状態で作っているのできたんだと思います。
私は師匠からもそういうことを教えられていましたのでできたんだと思うんですけれども、
なかなか社長さん方が急に経営理念を作れって言っても
すっと思い浮かばないかもしれません。
そういう意味では一つの方法はコンサルタント、
プロに頼んでしまうというのは一番簡単な方法だなというふうに思います。
一方でコンサルタントなんでもできる場合もございます。
そういう場合は、例えば役員とみんなで話し合いながら作るみたいな方法もあるわけですね。
あそこにコンサルタントを入れてもいいけど、
指導役を入れてもいいかもしれません。
そうしたこととできる場合がございます。
私、コンサルティングなんかをやっていると、
一番最初チェーン理念を作るとか、
そのビジネスモデルの理念を作るみたいなのを
みんなで話し合って作るようになって、
結果的にそれを作った後は、
毎回のコンサルティングの場面で始まる前に
12:02
それを読み合わせてからスタートするみたいなのをやらせていただいています。
これ大変重要なことなんですね。
そういうことをやっていると、
皆さん方はその方向性に向かっていくし、
逆に言えば、何か迷うと、
ちょっとその経緯を見ましょうよと、
その経緯を見ながら、
その方向性が正しいかどうかご判断くださいと言うと、
若い方々はそれで判断が来るので、
正しい判断ができるようになってくる。
つまり、ベテランにならなくても、
経験を積まなくても判断ができるようになってくる。
そういう意味で経緯というのは大変大切だということであります。
逆に言えば、コンサルタントをやると、
そういう若手からの意見も含めて、
社長の意見も含めて、
いい経緯が作れる可能性もございますので、
苦労に頼むというのが、
ひとつの手段じゃないかなと思います。
ぜひご検討ください。
もちろん、社長様がご自身で作れて、
いいものができるならば、
それもいいことでございますので、
コンサルタントに頼む方法もあるぐらいで、
思っておいていただければと思います。
以上です。
ご質問いただくのが、
よろしいのではないでしょうか。
ということで、
本日の社長のご独具番外編はここまで。
それではまた来週。
本日も、社長に聞くインウィズビドをお聞きくださり、
誠にありがとうございました。
この番組は、
2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの
生光社長、生光経営者のインタビューを
お届けしてまいりました。
この内容は、
すべて適当化いたしました。
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KA-NOTEでも
閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、
文字で読み返すことで
新たな発見や気づきがあり、
皆様の歯医者経に役立つヒントが
きっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひ、ネット検索で
KA-NOTEスペース社長のインタビューを
お楽しみください。
ありがとうございました。
社長インタビューと入力いただき、
KA-NOTEのサイトをご覧になっていただければ
というふうに思っております。
本日の社長に行くインウィズではここまで。
また来週。
14:40

コメント

スクロール