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ワインのガッコウ新入生・声優の松本サラです。
ソムリエの国保武です。
この番組は、日本ソムリエ協会認定ソムリエで、
14万部越えのベストセラー、ワイン1年生の著者でもある国保武さんに、
初心者でも分かりやすく、ワインの選び方や味の違いを教えてもらう
聞くとワインが飲みたくなる番組です。
さて、今週は夏にぴったりこんなテーマでやっていきます。
暑い夏は氷を入れたワインを飲もう
はい、ということで、8月に突入し、毎日暑い日が続いております。
暑すぎやしませんか。
暑すぎやしませんか、本当に。びっくりしちゃう。
なんとですね、ウェザーニュースが発表した今年の夏の暑さ予想は、
広範囲で平年よりやや高く、全国的に暑い夏になりそうです、とのことらしく。
実際、6月、7月から相当暑かったですよね。
そうですね、こんだけ暑いと、やっぱりワインも氷入れたくなってきちゃうんじゃないですかね。
最高ですね。
キンキンにして。
はい。
この番組では割とワインに氷を入れて飲むことは肯定してるんですけども。
ありがとうございます。
否定的な人も一定数いるんですよね。
なんですって。
その理由としては、氷入れて冷やしちゃうと香りが立ちづらいとか、
あと氷がちょっと溶けちゃったりするんで、ワイン本来の味じゃなくなっちゃうよねっていう考え方なんですけども。
薄まっちゃうっていう考え方なのかね。
そうですね。間違ってはないんですけども、
でも日本の居酒屋さんで氷入ったワインをカチュワリワインっていう名前で売ってたりもするので、
硬いこと言わずにっていうね。
そうですね。
私何度かこの番組でお話ししてますけど、氷を入れたワイン飲むのすごく好きなんですよ。
はい。
ちょっとお酒を飲むとすぐ赤くなりやすかったりするので、
そういう時に氷を入れるとほんのりまろやかになるというか、飲みやすさも感じるんですけど、
ワインに氷を入れるメリットみたいなものをぜひ国母先生に教えていただきたいんですが。
今松本さんがおっしゃった通り、氷が少し溶けてアルコール度数もちょっと低くなったりもしますし、
飲み口も軽くなったりとかするので、
ワインが苦手だって思ってた人がワインを飲むきっかけになるかもしれないなって僕は思って。
ということは、この夏の時期はワインを飲み始めるのにいいかもしれないですね。
そうですね。夏のその開放的な雰囲気とともにね。
そうですね。ちょっと冷やしたワインとともに。
ワインへの入り口に足を踏み入れていただいて。
踏み入れていただいて、ぜひ沼のようにズブズブとワインの世界にはまっていただいて。
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いけたらいいなと思いますね。
そうですね。一緒に楽しめる方が増えたらいいなと思いますが、
どんなワインが氷を入れて飲むのに向いているのかってあったりしますか?
そうですね。やっぱりほんのり甘みのあるワイン。いいと思います。
ちょっとやっぱりさっきも言った通り、氷がちょっと溶けちゃったりするので、
ほんのり甘みがあると溶けてちょうどいいぐらいな。
なるほど。
味わいのボディというか、味わいの厚みというかになるかなと思いますし、
赤ワインに氷入れるんだったら渋みが少ないワインがいいですね。
そうなんですね。
渋みが強いワインに氷入れちゃうと、結構渋みが際立っちゃうんですね。
麦茶と同じ感じですかね。
はい?
麦茶もよく。
ちょっとわかんないんですけど。
冷たいのしか飲んだことないんで。
リスナーさんわかるって人絶対いると思うんですけど、
麦茶を作るときに、紙パックとかで麦茶を出すときに、
水出しとか。
あれで冷やしすぎちゃうと、麦茶の渋みがすごく強調されるんだよって、
昔教わったことがあって、今それをすごく思い出してたんですけど。
それは飲むときにってことですか?抽出するときにってこと?
それとも飲んだと飲むときの?
それは、作るときに冷たい状態で作りすぎちゃうと、
作った後も冷蔵庫に入れといたりするじゃないですか。
ずっと冷えた状態で、あんまり渋みが強い状態で作っちゃうと、
要はパックみたいなのを入れすぎて作っちゃうと、
麦茶ってゴクゴク飲むものなのに、渋みの方が強く出ちゃって、
あんまりゴクゴク飲めないよって言われた、
飲みに似てるかもしれないです。
エピソードと今重なりましたね。
それに似てるのかもしれないです。
渋みが少ないもの、ワインをみなさんも選んでください。
氷を入れない方がいいワインっていうのは、やっぱり渋みの強いワインとか。
あと、いいワインは入れたらちょっともったいないかなっていう、高いワインとか。
高級なワイン。
せっかくなんでね、高いワインの時はそのものの味はどっちになっているのと、
あと誰かが持ってきてくれたワイン。
入れない方がいいです。
お前の持ってきたワイン、氷入れねえと飲めねえよみたいな感じになっちゃうんで。
ちょっと一悶着ありそうですね、そこで。
そうなんで、ちょっとギスギス始まっちゃうと。
持ってきた方が、たとえばこのワイン氷入れて飲むとおいしいよとかって言ってくれたワインはOKですかね。
OKですかね。
ですって皆さん、誰かが持ってきたワインに問答無用で氷を入れるのはやめましょう。
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そうですね。
では最後に、氷を入れるとおいしい1本ご紹介します。
来ました、知りたいです。お願いいたします。
今回の1本はフレシネアイスキューベエスペシャルです。
はい、フレシネアイスキューベエスペシャル。
これは氷を入れることを前提に作られたスパークリングワインですね。
なんと、そういうワインもあるんですね。
カバ。
あ、出ました、カバ。
カバ覚えてますか?先週やったやつ。
スペインですよね。
スペインです。
スペインの陵内二次発泡で作られたスパークリングワインですね。
スパークリングワイン。
これ8月1週目のエンディングですね。最後、視聴者の方にワインをプレゼントしますっていう企画で、
このフレシネアイスキューベエスペシャルをお名前出させていただいたんですけど、
ちょっとご紹介が今週からになってしまったので、どんなワインなんだろうって気になっていた方も多いと思うんですが、
なんと、氷を入れることを前提に作られたスパークリングワイン。
はい、そうですね。フレシネって多分、カバね、スーパーとかでも売ってるんで。
でもこのアイスキューベエスペシャルっていう、氷を入れることを前提にってやつは酒屋さんとかに行かないとないかもしれないですね。
そうなんですね。探さないと。
そうですね。スーパーにはよく置いてるんですよ。ただのカバのフレシネは。
なるほど。
氷を入れる前提じゃないフレシネの。
アイスの方はなかなか。
アイスの方はあんまりなくて、多分ね、見たことある人は見たことあるんじゃないかなっていう感じですね。
一応ですね、情報としてネット通販等では販売されているらしいので、気になった方はそちらをチェックしてみてくださいとのことですね。
フレシネアイスキューベエスペシャル。
味わっていただくとわかると思うんですけど、氷入れる前提っていうだけあって、氷入れておいしい作りになってるなと思いますので。
やっぱりじゃあちょっと甘めなんですかね。
多分そのまま飲んだらちょっと甘めですね。
そうなんですね。冷やしておいしいって夏にもってこいじゃないですか。
はい、これはキンキンにして。
先生、氷を入れることを前提に作られたスパークリングワインを氷を入れて飲みたいときの、先週ちょっとお話出ましたけど、おすすめのグラスってやっぱりワイングラスでいいんですか。
全然ワイングラスでいいですね。
そうなんですね。
氷は製氷機の氷とかよりは買ってきたロックアイスみたいな。
もうガツガツ砕く感じの。そこまでしなくていいんですか。
砕かれてる。
ゴツゴツしてるやつですね。パックで売ってる。
コンビニとかにも売ってる。あれを使った方が溶けにくいんでいいと思います。
なるほど。それをワイングラスに入れて、よく炭酸のものを氷がある状態のところに炭酸を入れると泡がシャシャシャって立っちゃうじゃないですか。
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あれって。
あれはゆっくり入れてください。
だそうです。
ゆっくり入れても大丈夫です。
皆さま、他の炭酸の飲み物と同じでした。対処法はゆっくり注ぐですね。
買ってきた氷の方が透明度も高くて見た目も綺麗なんで、映えますんで。
お気に入りのワイングラスにロックアイス入れて、これ飲んでみたりしたら素敵かもしれないですね。
ぜひぜひ。
そういえば先週のご紹介したランブルスコにも氷入れて飲んでいただいたと思うんですけども。
そうなんです。先週から聞いてくださっている方はわかると思うんですけど、先週からリモート収録になっていまして、収録中ではなく各々別の部分でランブルスコを飲ませていただいたんですけど、そこで国母先生からぜひということで氷を入れて飲んでみましたけど、おいしかったですね。
氷入れた方がおいしいんじゃないかってぐらい。
そうですね。
氷入れた方がおいしかったですね。
やっぱり若干甘みもあって、暑かったから。
そうなんですよ。夏の暑さにやられてましたので、みなが。
ガブガブ飲んじゃって、ディレクター根氏が少々酔っ払うっていうね。
ちょっと顔は赤くしておられましたけども。楽しい中で収録できましたけど。
ランブルスコも氷入れて飲むとおいしいです。
今回のフレッシュネアアイスキュベスペシャルは、アイスを入れることを前提にでしたけど、アイスを入れることを前提にしたわけでもないワインでも、やっぱりおすすめの氷を入れたらいいワインっていうのをご紹介していただきましたけど、国母先生に。
少し甘みがあって。
ほんのり甘みがあったりとか。
やっぱりあそこに当てはまるものには、だいたい氷入れてみたらいいんじゃないかっていう。
そうですね。入れたい人は。
そうですね。雰囲気ありましたね。
別にそのままでおいしいって感じてる人は別にわざわざ入れる必要もないと思うんですけど。
でも氷入れて飲みたいなって人はそういうのを入れて飲めるといいと思います。
そうですね。
あとちょっと高級ラインのモエーシャンドンとかでも氷を入れる用のシャンパン出してたりするので。
それ用のシャンパンを出せるってことですか?
そうですね。
ちゃんとしたシャンパンでもそういうのがあるので、もうこれは氷入れる波が来てると言っても過言ではないと。
確かに。いいかもしれないです。
低アルコール化してますからね、今世界的にもね。やっぱりアルコール低めのものが好まれる傾向にあるというところから、しょうがないのかなとは思いますけどね。
本当にすごく余談ではあるんですけども、私ついこの間ですね、東京は渋谷にノンアルコールドリンク専門のバーができたみたいな情報を仕入れまして。
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それは果たしてバーと呼ぶのかって一瞬自面で見たときは感じちゃったんですけど。
行ってみたんですか?行ったんですか?
いや、行ってはいないんですけど。
行ってはいないんですけど。
余談ですね。
情報仕入れただけで。
余談でしたね、本当に。
情報仕入れただけで行ってはいないんですけど。
アルコール度数がゼロのものから何パーセントぐらいって、その低アルコール度数のものしか扱っていないところらしくて。
やっぱり渋谷にはそういうお店ができるんだなと思ってたんですけど。
多様性ですね。
そういうところでもワインとか置いてあるのかなってちょっと思ったんですよ。
でも今、ノンアルコールワインとかも発売されたりとか、低アルコールワインとかも発売されたりしてるので。
あんまりワインに触れてこなかった方が。
入り口になればね。
ここから飲み始めてみようかなって思っていただけたら大変嬉しいですね。
国語的にはもうできるだけアルコールは高く言ってほしいんですよ。
国語的にはやっぱ高い方が。
国語的にはアルコールはしっかりやってほしい。
それはあれですか、その方がおいしいっていうことなのか、その方が酔えるっていうことなのか。
おいしいし、酔えるしってことですね。
もう一石二鳥ということですね。
そうですね。
なるほど、なるほど。
やっぱり。
いや、そういうリスナーさんもいると思います。
多いと思います。
中には。
はい。
はい。
ということで、皆さま色々好みのワインに氷を入れて楽しむっていうのを今年の夏は試されてみてはいかがでしょうか。
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8月のプレゼントワインは今週ご紹介いたしましたフレシネアイスキュベエスペシアルです。
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今月のキーワードは氷を入れて楽しむワインです。
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さて続いてはコクボさんからの告知です。
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コックダイナーは9月1日で、2022年9月1日で11周年迎えますので。
なんと!
皆さん遊びに来てください。
めでたい。これは特大クラッカーを持ってお店入った瞬間パンってやらないとですね。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
図解ワイン1年生2時間目チーズの授業も発売中ですので、こちらもよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
来週も木曜日18時に更新されます。
次回もお楽しみに。
お相手は、ソムリエのコクボタケルと、ワインの学校新入生、声優の松本サラでした。