僕自身が到着したのが大体1時半ぐらいなんですね。
そこから非常に各ブースが回りやすくて、駆け足で回るのであれば1時半からでも十分回りきれるぐらいの。
そうなんですね。
ちょっと確認なんですが、僕地理感がはっきりとしないところがありました。
郡山っていうのは東北新幹線で行くんですかね。
そうです。東京方面から行く場合は東京なり品川なり大宮なりからですね。
大宮からだと宇都宮、その次が郡山。
そうなんですね。
多分品川じゃなくて上野ですよね、きっと。
そうですね、上野ですね。上野でした。
大体仮に上野から行ったとしても1時間半とか、それぐらいで多分着くんじゃないかと思いますね。
そうなんですね。そんなもんですか。
そんなもんなんですよ。
熊谷とかあれよりは全然…。そっか、あっちは上越新幹線になるんですかね。
そうですね。若干路線が違いますね。仙台とか日本の方に行く新幹線に。
そっかそっか。だから意外と近いんですね、そういうところに。
そうなんですよね。
なるほど。なので1時間半ぐらい着くっていう点で言うと、
意外と秩父とかと郡山的には東京から行くってなったら池袋に近い人はあれかもしれませんけど、
池袋までも結構秩父って遠いですし、時間的距離っていう点ではそんなに遠くないというか。
そうなんですよね。ほとんど秩父に行くようなのとほぼ変わらないぐらいの間隔で行けちゃうところがまずはいいところですよね。
そうなんですね。スタートが11時とかですか。
スタートは今回は11時開始の17時終了。
そうなんですね。一般的なウイスキーフェスって感じですね。
100万語がちょっとおかしいんですね。7時終了っていうのでご飯を食べるっていう。
ちょっとおかしいな。
ごめんなさい。あれどっちだっけな。いや確か17時だった気がするんですけど。
普通は17時とかだと思いますよね。
一旦調べたほうがいいかもしれないので調べますが。
分かりました。
そうですね。11時からの17時までですね。
ウイスキーコレクション氷山っていうのが東北初だったわけですよね。
ホテルでやられて、まるで4500円の5000円ぐらい。100万語とかとあんま変わらないですね。
そうですね。
出展者が。
39ブースですね。
なるほど。
名古屋のロンピートさんとローズバンクさんが出たんですね。
これは面白い。
北海道ウイスキー&スピリッツフェスはストリングスの方ですかね。
フィッシュボーンさんは別ブースですね。
フィッシュボーンさんか。来てたんですね。
アロハウイスキーが来てたんですね。
そうなんですよね。
面白い。
三宅製作所とかですね。
そこも来たんですね。
僕もちょっと、実を言うと全部は見切れなくて。
ハイランダーインも来てるな。
ちょっと面白いですね。
全部を把握してるわけではないんですが。
僕、1時半ぐらいからちょっとのんびりめに伺ったんですけれども。
僕はですね、今回どちらかというと100万石の時は。
それこそバーだったりコレクターブースだったり。
っていうちょっと珍しいものと飲もうっていうようなですね。
意識で回って。
企業ブースさんだったりとか上流商のブース実は全然回らなかったんですよ。
今回は実は真逆の回り方をしまして。
やっぱりジャパニーズウィスキーの上流商がものすごく増えたにもかかわらずですね。
ちょっと知らないところが多すぎる問題がありまして、僕の中で。
そうですね。それは僕も含めそうですね。
とりあえずもう全てが一同に集結してるわけじゃないので。
周り安かろうということでですね。
ジャパニーズの進行上流商と後は主にインポーターさんのブースですね。
積極的に回っていました。
回ったブースとしてはまず静岡さんのブースですね。
ガイアフロー静岡上流商のブースとそれからですね。
アサヤさんのブースも回りましたね。
アサヤさんも出てたんですね。
あ、そうか。シングルカスクジャパン。
アサヤさんとそうです。シングルカスクジャパンさん。
いつものコンですね。
合同ブースだったので。
で、その後がですね。
マオイ上流商と北海道。
あと長浜上流商。
それから吉田前田前上流商と。
吉田前田さんですね。
かもつけ桜王が回れなかったんですけど。
そうですね。
あとは丹波上流商さんと木桜の丹波上流商ですね。
それからなどですね。
あとはですね。
新しいインポーターさんとしてディアウィスキーさんというボールがありまして。
ディアウィスキーさんですね。
そちらもちょっと回りました。
ディアウィスキーさんの正規輸入を始めたボトラーズで、
多分我々がよく知っているというか馴染み深いのはレアファインドですね。
レアファインドの正規輸入を。
レアファインドだけじゃないんですけど。
正規輸入を始めたよということで。
レアファインドのボトルとかそれ以外の国内初上陸のボトラーの商品がですね。
割と一同に開始した感じで並んでいます。
そうなんですね。
ということでインポーターも始めたってことですか。
そうですね。
僕はまず最初に入り口から入ってですね。
時計回りに回ったわけなんですが。
最初が静岡蒸留所さんだったんですけど。
はい。
静岡蒸留所さんの原酒というかですね。
シングルモルトここしばらく飲んでなかったので。
はい。
現状どんな感じなんやろうということで。
実は結構しっかりと時間を使って一通り飲ませていただいたんですよ。
そうなんですね。
初期のリリースに関してはオクターブでの熟成のですね。
プライベートカスクの方が先行でリリースされていたということもあってですね。
はい。
タル缶が非常に強いということ以外にあまり記憶になくて。
はいはい。
出質もやっぱりちょっともったりとした印象で。
どちらかというと長熟向きフルーティーなどではなくですね。
そういった印象だったんですけど。
蒸留機ポットシールが確か静岡は2つあったと思うんですが。
そうですね。
今の話って軽井沢蒸留機でしたっけ?
ええ。
ですよね、初期の頃。
初期の頃はそうですね。
磁化瓶の軽井沢蒸留機のWっていうのと、それから関節の蒸気管列のKという2つが出まして。
あれ、磁化瓶?ちょっとごめんなさい、僕の勘違いかもしれないですが。
磁化瓶がフォーサイス性、僕が見学したときはそうだったんですが、今変わったんですかね?
いや、ごめんなさい、そこはですね、詳しく聞いてなかったですね。
僕の記憶が正しければ、プレオプン時に行った、本当に初期の頃なんで。
はいはい。
何なら花里さんがまだ静岡にいた頃なんで、間違ってるかもしれないんですけども。
確か軽井沢蒸留機は関節蒸留で、フォーサイスがでかい蒸留機で磁化瓶、薪で蒸留してるっていう記憶があります。
多分合ってると思います。
合ってますかね。僕が見たときは確か薪の蒸留が始まった頃でした。
なるほど。
ごめんなさい、話戻させていただいて。
静岡産ラインナップが結構豊富でして、先日リリースされたブレンデッドMもありましたけど、静岡産は結構面白い作り分けを今作り分けというかですね、原料とポットシェルを組み合わせていくつかシリーズが出てるんですよ。
原料とポットシェル。
原料は国産バクがオンリー、もしくは外国産バクがオンリー。
ポットシェルはケイを使うかダムリーを使うか、もしくはそれを混ぜるかですね。
それ原酒の時点で混ぜるってことですかね。原酒というか熟成まで。
蒸留した後に混ぜるということだと思いますね。
待ちわどしてから熟成かけるということですね。
いや、そういうわけじゃないと思います。熟成をしてからブレンデッドする、バッティングするということですね。
とりあえず全部飲んだんですけど、結構細かくですね。細かくというか。
Xの方にはいろいろ投稿したんですが、どれもですね、非常に仕上がりが綺麗になっていたというのが第一印象で。
やぼったい感じ、初期にやったちょっとやぼったい感じっていうのがどんどん転練されておりまして、原酒の質が非常に上がっておりました。
聞いた話なんで実際に調べたりとかシルマとかやってないのはわからないんですけども、モルティなニュアンスっていうのは確か濁りのある爆銃を作った時に出るっていうような話を聞いたことがあるんですね。
ハーバルなグラッシーっていうのは発酵のところの時に出てくる濁素っていうふうなことが聞いたことあるんですよ。
いい悪いではなくて、例えば成長爆銃がいいっていうふうに一見思いがちですけど、成長爆銃はフルーティーの方によるし、やばった爆銃であればモルティーの方に行くので。
静岡のポットシルや熟成環境の特性からいくと、実はモルティーの方がいいっていう可能性すらあります。
そうですね。ただ蒸留機の個性もちゃんと出てて、どちらかというと軽井沢蒸留機を使ってる関節加熱の原子の方は、Wの磁噛みのものに比べるとやっぱりどうしてもフルーティーで軽やかな印象はありますね。
どちらかというとスペーサイドよりというか、そのぐらいにはちゃんと違いがあって。
2つの原子をバッテッドしたSっていうシリーズになるんですけれど、それはですね、どちらの個性もちゃんと出ててというか、うまくブレンディングもされてるなというようなですね。
ちゃんと作ってやるぞというような感じを印象を受けまして。
まだまだ熟成は、やはりどちらかというと熟成が長い、長期熟成に向いているのではないかという印象はまだ変わらないんですけれど、原子の個性の方向性、蒸留機ごとに味わいが若干違うっていうところは、
それぞれの原子にそれぞれの個性を出せるっていうことにもなるので、かなり面白いと思うんですが、ちゃんとリリース出たら追っていこうかなというか、飲めるときに飲んでいこうかなと思うような感じでしたね。
静岡蒸留所はハウススタイルが一時期全然わからなくて、大丈夫なんだろうかとちょっと心配になった蒸留所だったんですけど。
そうですね。
なんか今回は全然そんなことはちょっと払拭してくれるぐらい、しっかりとしたものをリリースしてましてよかったです。
はい。
で、あとブレンデットMがですね、実は意外と出来がいいです。
それどういう点でですか?
まず、静岡の原子はおそらくちゃんと混ざってるんですよ。
はい。
で、特にWで感じられるような甘く煮出したスパイスとかハーブみたいな感じだったりとか。
はい。
この要素があるモルティーさみたいなのは感じられまして。
はい。
で、それを外国産のモルトなどのグレーンなどでですね、要はうまくならしているんですね。
で、どんな原子を使ってるかわからないですが、結構頑張ってブレンディング頑張ってるというかですね。
そういう感じですね。
あと価格が3800円ぐらいね。
それは頑張ってますね。
そうなんですよ。
このご時世で。
そうなんですよね。
なるほど。
やっぱりちょっとつぶさに見てきたわけではないので、あまり偉そうなことは言えないんですが。
本当に変な話。これを3800円ぐらいで出してくれるんだったら非常にありがたいなっていうような感じのお酒でしたね。
正直言うとこれは別に静岡に限った話じゃないですけども、ジャパニーズウィスキーってやっぱ基本的に割高じゃないですか。
そうなんですよ。そうなんですよ。
だから何に付加価値を見せるかっていうことが大事になってくるんですけど。
そこそこ品質のあるバルクがそれを値段で飲めたらそれはいいよっていうのは、昔から日本のジャパニーズウィスキーあるあるなんじゃないかなと思ったりするんですよね。
そうですね。それもそうですし、ブレンレットMがあのぐらいの完成度で今後もリリースされるんだったら、
例えばイチローズモードのホワイトラベルだったりとか、少しウィスキーのことが好きになってくると、多分カクとかブラックニッカーだけだとちょっと物足りなくなってくると思うんですね。
やっぱりあの辺りはそうですよね。
あれはすごく正直カクとか本当によくできてますし、ブラックニッカーも正直よくできてるんですよ。
ただストレートで飲む酒としてはちょっと難しさを感じるとこありますよね。
そうですね。ストレートでというよりは本当に水で割ったりとか炭酸で割ったりして飲むと非常にいいんですが、
やっぱりイチローズモードさんのホワイトラベルとかも価格がやっぱり少し高いので、若干のプレミアム、味わいとしてもこの分ちょっとプレミアムだったりというかですね。
ウイスキー飲みに満足させる飲み応えがあるようなお酒だったりするかなと思うんですけど、
そういったところに今後頑張って食い込んでいってほしいなって思うような、もっとプロモーションしてほしいなって思うような感じのお酒で良かったですね。
イチローズモードとのホワイトラベルと、確かバルクで言えたものも全部熟成渋でかけてるって話でしたもんね。
なるほど。
ホワイトラベルに特有のチチブの味がするのは、そういうのだとタルカンの味がするのはって聞くので。
逆にかえってそういう余計な、別にチチブは余計って言ってるわけじゃなくて、どこもそれを真似するんじゃなくて、そういう熟成かけない方がいい条理でもあると思うんですよね。
イチローズモードとはそうやってブランディングで同じ味を出すことで共通のブランディングができてると思うんですけども。
それが静岡は別にしなきゃいけないとこじゃないと思うので、確かにそういうやり方いいんでしょうね。
そうですね。あとは別のところの話をするんですけど。
ちなみに先の話をする前に、新里行って行きました?
どこですか?
新里上流所。
行ってないんですよ。本当申し訳ない。
いや、あそこ要注目ですよ。
そうなんですね。
でも結構ちゃんとした人がやってます。もし今後見かけたら。
そうですね。ちょっとそれじゃあ先に聞いちゃってもいいですか?どんな感じの上流所なのかっていう。ダイアリーさんが持ってる情報を。
他にはいくつか上流所あるんですけども。
の中でいわゆるスコッチ系のしっかりとしたウイスキーなんですけども。
エンジェルスシェアが非常に多いんですね。沖縄。
そうですよね。
なんでアムルッドみたいな感じです。インドウイスキーのアムルッド。
なるほどなるほど。
みたいな感じでいいウイスキー作るんですよ。
一回去年の僕、京都のウイビアメッセでしたっけ?
ウイスキーメッセになったやつ。
あれでお会いして、とある方にご紹介いただいて飲んだんですけども。
非常にすごい真面目な方で丁寧にやってらっしゃいましたね。
僕がご紹介いただいたのは、そこ新里さんと亀田さんはご紹介いただいたんですけども。
とても2人とも真面目にやってらっしゃる方だなっていう印象を受けてます。
すいません、余談でしたけども。
いやいや、むしろありがとうございます。本当はもっとしっかり回れたらよかったんですよ、僕も。
ドリンカー側で回るって結構きついですよね。
結構大変ですね。
しかもちゃんと飲もうみたいな感じになるとですね、結構時間はかかりますね。
その次は実を言うと朝屋さんとシングルカスクジャパンさんに行きまして。
なるほど。
朝屋さんにPB、プライベートボトルの感想とかの意見交換とかをしながら、
今度新しく出すボトルですね、ミルトンダフだったっけな。
2000年代上流のミルトンダフ。確か2009年だったと思うんですけど。
09ですか。
やっぱり今まで2000年代の、またちょっとここ10年の話みたいになるんですけど。
2000年代の原種はやっぱりアイラが先行してリリースされて、スペースアイドの短熟っていうのはやっぱりちょっと遅くリリースされたんですよね。
スペースアイドはハイランドの短熟は。
一般的にはそんな感じですかね。
理由は明確で、やっぱり熟成が短いスペースアイドはハイランドはですね、非常にフェインティーな香り、若いんですよ原種が。
フルーツにフルーティーさだったりとかモルティーさが出てくるまで、やっぱりちょっと時間がどうやらかかるようで。
ピートも炊いてないので、そういったネガティブなフレーバーをですね、どうしても抑えることができないっていうようなちょっと難しさがあって、なかなかリリースがそもそも少なかったですし。
そうですね。
出たとしてもですね、結構煮たりよったりというかタル缶でうまく飲ませるみたいなのが主流になってしまっていてですね、あんまり面白くなかったんですが。
もうこの2024年にもなってくるとですね、2000年代の原種もやっぱり15年オーバーだったりとか、その付近ぐらいの熟成にもなってるんですよね。
そのぐらいまで熟成させると、しっかりとその若さだったりネガティブなオフフレーバーが綺麗に抜けてきて、スペースアイドウィスキーとかが持ってる、本来持ってる華やかな感じの香りがゆっくり出始めてくるんですよ。
確かに。
非常に仕上がりがいいというかですね、結構クラシカルな味わいのミルトンダフで。
僕09で言うとですね、モルトヤマさんのログマって紅白のやつあったじゃないですか。
ありましたね。
あれの09ミルトンダフが結構好きで、ハイボーラーにするとそういう要素がバーンと出てくる。
そうですね。
多分あれよりも熟成は伸びてるはずなので。
ストレートでそういうフルーティーさとかフローラルなニュアンスが出てくるっていう。
いや本当にそういう感じですね。
まだ現状、リンテージの良さっていうところまではちょっと行きつけないんですけれど僕は。
その地域だったり上流所だったりっていうのが熟成を経てですね、綺麗にまとまってきたぞっていうような。
なので今後は2000年代上流ぐらいもスペーサイドのリリースは多分今もゆっくり増えてると思うんですけど、
もう90年代とか狙わなくても結構おいしいボトルは飲めそうな印象ですね。
下手なのに90年代を引っ張るより0年代のほうがいいんじゃないかっていうのがずっと思うところですけども。
そうですね。
なるほど、そういうボトルも出てるんですね。
そういうボトルも出てます。
やっぱりスペーサイド、ハイランドが多分最初の飲み頃を迎えたる感じがあるので、ボトラーズだったりシングルカスクだったりも結構面白くなりそうですね。
そうなんですね。
アサヤさんがどちらかというと結構クラシカルなウィスキーを詰めるっていうような、僕の使命はそういったウィスキーを市場に紹介することだっていう結構熱く語る。
熱い思いで樽を詰めてるので、今度ベンロマックも新しくまた出そうと思いますっていうようなですね。
ベンロマックなんですね。
ちょっと高いかもしれないらしいですけど。
ヴィンテージなんだろう。
わかんないですね。そのあたりあえて聞かなかったんですけど。
ベンロマックちょっと欲しいな。
超面白かったですね。
その後があれですね、マオイ。
マオイさん、はい。
マオイ上流商さんはできてまだ2年ぐらいですかね。
作り始めてまだ2年ぐらいなので、ニューポットとニューボーンしかなかったですね。
ただですが、新しい上流商さんに行ったらどんなウィスキーを作りたいんですかって質問をちょっと投げかけてたんですけど、僕が。
マオイ上流商の社長さんだということを後で知ったんですけど、社長さんはですね、今僕たちはフルーティーなウィスキーを作るつもりはないんで。
どちらかというと本当ハイランド寄りの非常にモルティーなお酒を作ろうと思っていて。
しかも3年で、リリースのタイミングも聞いたんですよ。そしたら3年じゃリリースをしないって結構ちゃんと明言されまして。
5年、7年ぐらいで第一弾。10年ぐらいでまたもう一個出して、そこからスタンダード品が作れればいいなっていうような感じで。
結構クラシカルな感じのモルティーなお酒を作るっていうような、結構明確な信念を持ってまして。
ニューポッドもそうですし、ニューボーンもそうなんですけれど、やっぱり重たくて複雑なんですよね。
今までのここ何年かの上流商、様々な日本の新興上流商はですね、結構ニューポッドの段階で非常に綺麗で飲めちゃうみたいな感じのものが多かった中でですね。
初期からああいうような重たくて複雑なタイプの、もちろんフェインキーな要素とかはありますし、そんなものはニューボーンだったりニューポッドだったり当たり前なので。
ないほうがおかしいまであるので。
全然そうなんですけど、でもかなり今後が楽しみというか、個人的にはすごい激推しですね。どうなるかちゃんと見ておかなきゃいけないなってちょっと思ってます。
マオイ上流商クラブ、会員制のクラブがありまして、ちょっと今入ろうかなと思って。
そうですか。マオイ、今シラオイに、長沼か。長沼にあるんですね。長沼で、しかも中市別にもあるのか。
実は僕、北陸ウィスキークラブってやっときながら生まれは北海道なんですよ。
そうなんですね。
中市別はですね、うちのじいさんが働いてた時期があって、すごい小さい頃に住んでたことがありまして。
ああ、そうなんですね。
あの辺りはよく知ってると言ったらですけども、実は北海道にゆかりがあるんですけども。
上流市町の規模としてはまだ結構小さいらしくて。
一応、もらったパンフレットみたいなものにはですね、年間の生産ペースは、バーボンバレル換算で180タルぐらいらしくてですね。
非常に少ないですよね。
少ないですね。
で、今やっぱり2年間ぐらい。
で、所蔵だるとしては300タルぐらいって言ってたので。
はい、ということでここから次回ったところは。
次回ったところは、まあ次回ったところはともかくとして、ちょっとじゃあ次は面白そうなところを。
ぜひぜひ。
っていう感じの順番で喋っていきますね。
あと面白かったっていうか、覚えてるのが吉田伝材上流所さんですね。
吉田伝材上流所さんはやっぱりちょっと有名らしいんですけれど、僕は実を言うとちゃんと飲んだのは今回が初めてです。
シャブローマルの稲垣さんがジャパニーズウィスキーニューモンっていう本を最近発売して、とりあえずパラッと読んだんですけど。
そこで紹介されてたんですよ、吉田伝材上流所さん。
注目のクラフトウィスキー上流所みたいな感じで。
あそこはグレーウィスキーに特化した。
そうですね。
ということで、なぜグレーに特化しているのかって言ったら、この稲垣さんの言葉によるとですね、
ジャパニーズウィスキーというものをですね、グレーンを使って視察したいという思いがあるからですって、もうバシッと書いてあったんですね。
これはこれで本当かっこいいなと思って。
そういったことがちょっと書いてあったんですよ、みたいな感じの。
書いてありまして、ちょっと伺いましたみたいなことをですね、言いに行ったら、申し訳ないんですけど、そういったつもりで作ってないんですよって。
超かっこいいと思って、一番パンクなセリフ聞けちゃったって思いながらですね。
話を聞いたら、非常にバーボンライクな作り方をしてるんですよね。
そうなんですね。
穀物の、まずそもそものですね、スチルがハイブリッドスチルなんですよ、そこは。
ハイブリッドスチルをざっくり説明するとですね、ウィスキーのポットスチルとシングルポットスチルとですね、連続式を組み合わせたみたいな感じなんですけど、
ボディの部分は通常のというか、よくあるポットスチルだと思ってもらえばいいですね。
ネックの部分が特殊で、ネックの部分に何段かの仕切りがついているんですね。
その上流した、ボディ本体で上流したお酒がですね、ネックの部分を通るときのですね、そのネックの仕切り盤の段数を調整することで、一回の上流で、連続的に上流、連続式上流みたいなこともできちゃうっていう。
面白いですよね。
そうですね。結構最近いろんなところで導入はされてますね。
そうですね。
こっちだとロッホローモンドですね、まず。
桜を特価そうでした。
そうですよね。
確かに見た覚えがありますね。
あとはその穀物もですね、グレーン特価で作ってますので、モルトだけが原料なわけではないんですね。コーンだったり小麦だったり。
日本で米だったりとかもですね、なんかチャレンジしてるっぽくて。
そうなんですね。新潟ですしね。
そうですね。要はバーボンでいうとこのマッシュビルが諸々存在してるわけなんですよ。さらに言うと熟成で使ってるタレもシンダルオンリーなので、これバーボンだなって思って。
シンダルどこから引っ張ってきてるんですか?
それちょっと聞けなかったんですよね。
聞いてみたいですね。
本当にバーボンっぽい作りしてるんですねって言ったら、バーボンって言われるのもちょっとなみたいな感じらしくて。
でもやっぱりそういった作り方をしてると、マッシュビルでかつハイブリッドスティルなんで、そのマッシュビルの違い、あとはハイブリッドスティルの段数の違いですね。
要はもう全開放で2回上流みたいなのと、それから7段全部閉じた状態で、しっかり1回で7発連続で上流してるみたいなものだったりで、全然出質というか味わい違いますし。
シンダル使ってるんでもちろんバーボンライクなどっしりとしたタルカンはちゃんと乗れるんですよ。
そうなんですね。
そういった様々な原種の作り分けが1個のスティルでできるっていうのがハイブリッドのいいところなわけじゃないですか。
そうすると、要はそういった原種のブレンデッド、ブレンディングにも挑戦してるみたいで、結構新しい上流者とは思えないぐらいですね、幅広くいろんなことにチャレンジしようとしてて。
僕は確かバーボンは正直全然わからないんですけれど、結構面白いなと思いましたね。
あれですかね、コバルみたいな感じを目指してるんですかね。
そんな感じなのかもしれないですね。
インテリジェンスの高そうな使い分けを。
そうなんですよね。
とにかくやっぱり一番最初の、ジャパニーズにグレーンを提供するためにグレーンを作ってるわけではないというですね、発言が何より面白かったんですけど。
いやー良かったですね。
やっぱりジャパニーズウィスキーの世界に今足りないのは、伝導者というか、伝える人な気はするんですよ。
はいはいはい。
要はファンダムって言ったらいいですかね。要は熱狂的なファン層っていうのがあって、そういう人がこれをやってくるのは僕は大事だと思ってるんですよ。
それは確かにそうですね。
今の市場においてファンダムがいない状況で立ち回らなきゃいけないので、それは別に各々の上流者が僕は動いていいと思うんですけども。
一昔前はウィブン圏がそういう立場だったと思うんですけども、やっぱりもうちょっとこのSNS前世紀の世代においては、もっと一般人が熱狂的なファンとなって、
みんなにここにジャパニーズウィスキーこれがいいよとか、この上流者これがいいよっていうふうに、そういう一般の人が自ら動いていくっていうのは僕は大事なんじゃないかなと思ってるんですよ。
本当にそれに関しては常に大切だなとは思いますよね。
これがいわゆるファンダムマーケティングっていうマーケティングの世界では言われるようになってくる。
ジャパニーズウィスキーはそのファンダムマーケティングが今後重要になってくるだろうなと思っていて。
少なくとも今のこの本当に走り出したばかりの時期っていうのは重要だなとはなんとなく直感しますね。
そう。そういう人たちを業界で、業界人主導ではなくて、自然に作っていってそれを壊さないような取り組みをするっていうことが僕は大事なんじゃないかと思ってるんですよね。
僕らはどちらかというとスコッチウィスキーに関してのファンダムではあるんですけども、
ジャパニーズに関してはちょっとそこまでファンダムじゃないというか。
少なくとも分からないことの方が多い。
多いですし、今更多分ジャパニーズのファンダムになれない気がするんですよね。
いや、なれないわけではないんですけど。
ちょっと無理しておきます。
やっぱりどうしてもお金は有限だし、作りにおけるノウハウの蓄積っていうのも運命の差があってですね。
例えば本当に変な話なんですけど、
じゃあそれこそ吉田伝材さんの話でますから吉田伝材さんにしますけど、
吉田伝材さんちょっとバーボンライフなんで、
吉田伝材さんの隣に亀田さんがいたんで亀田さんにしますけど、
亀田さんのお酒が1本1万円とかで出てて、
グレンリベット12年が3000円とか4000円とかで出てるわけじゃないですか。
グレンリベットの方が完成度がどうしても高いんですよね、オフィシャルの12年の方が。
もうこれは仕方ない、正直。
そういったところがやっぱりまだあるので、
でもそれは別にあってしかるべき差なので。
でもそこを、それではないと思うんですね、ファンダムって。
そう、ファンダムってそこを超えていくものですからね。
例えば地下アイドルとものすごい地上波パンパン出てるアイドルで、
地下の方が可愛くないじゃんってなったら、それは違うでしょっていう風になると思うんですよね。