00:00
スピーカー 1
1997年に、このロミオとジュリエット、シェイクスピア原作ですね。それを現代劇にしたやつっていうね。
で、俺は全然見ないでこれまで来たんだけど、一個だけずっと引っかかってることがあって、いつか見なきゃなと。
それが大したことじゃないんだけど、僕が何年か前にやってたバンドで、いろんなバンドメンバーが曲を作ってくれるんだけど、
ヒップホップ的なサンプリングで、なんかこう物憂げなメロディーを曲の中に引用してたのね。それがどうやらロミオとジュリエットの劇中歌であったと。
おお、そうなんだってね。おしゃれだね。でも見たことねえなっていうのがずっと心のどっかにあって、それも十何年間気になってたやつであったんだけど、
今回ついに見ましてね。まあ一番縁のない、たけし君と僕に一番縁のない映画だよね。
スピーカー 2
まあ見ようとは思わんね。
スピーカー 1
ねえ、見ようとしないよね。恋愛モノだし、レオナルド・ディカプリオだし、90年代の映画なんてそれこそきっかけがなければ満たさないでしょ。
たまたまね、今いい時代でさ、Amazonプライムに入ってるビデオ、まあ映画だったから。
あれあんじゃんと思って、なんか時間もあるし、ちょっとあの曲がどこで使われているのかも気になるし、みたいな感じで見たらですね、まあいい意味で気づきがですね、二つあってですね。
一個はすごい、なんだこれすげえ見たことあるなみたいな感じがあったわけ。何かって言うと、特にそのディカプリオがね、ロミオ、ディカプリオロミオなんだけど実は、
運転するシーンがあるわけ。キャデラック、キャデラックじゃねえな、なんかオープンカーのさ、ベッド、ヤンキーが乗るようなイカチー車を街の中でさ、必死の行走で飛ばしてさ、
仇を取りに行くみたいな。そのシーンとかすげえ見たことあんなって思ったら、まあ同じディカプリオです。同じディカプリオの
クレートギャッツビーっていうのを何年か前に見てたわけ。クレートギャッツビーも最後は、まあなんか交通事故で破滅するみたいな感じだったんだけど、
そのシーンとすげえ似てて、え、何これ、なんでこんな、一緒じゃんみたいな感じになって、監督一緒だったんだよね。
なるほど。その監督の得意なシーンみたいな感じだったらしくて、なんかまあ知らずに見てさ、知らずになんか、
そんなんばっかりなの?みたいなの思っちゃって。まあそこが一個気になったっていうのが一つと、まあもう一個はですね、
まあレオナルド・ディカプリオさんですね。まあ当時の少年というか。甘えマスクのね。甘えマスクのとんでもない美形ですよ。
で、もうその前世紀みたいな、その時22歳とかなのかな。それがもうまんまフィルムに閉じ込められてて、もう
ちょっとかわいい感じの顔でもあるし、ね、まあ男性のさ、なんていうか、まあ儚いっていうのが一番似合うかな。
03:06
スピーカー 1
儚い美しさで、もう惚れ惚れするわけ。なんかもう、セクシーさもちょっと出つつ、まあ子供っぽさね。
やんちゃな悪書きみたいなところもちょっとあるけど、物ういいところもあって、儚い。もうこの瞬間しかありえないような、それがもう一番の魅力の映画だと思うんだよね。
ディカプリオを見ようと、とりあえず。で、何だろう、日本で例えると、もう今の鈴木福くんみたいなっていうところを思いついて、いや、それ歪称化してねえかなってちょっと俺は思ってしまったりするんだけど。
今の鈴木福くんだな、みたいなね。そういうノリに乗ってるみたいな感じだよね。鈴木福くんみてえだなって思いながらもうずっと見てて。
まあまあその2つがね、一番は、残ったは残ったんだけど、知ってる?これ。
あ、その前に、ごめんね、言ったり来たりしたりなんだけど、そのバンドの仲間がサンプリングしてた曲、まあどこで使われてんだろうって思ったら、この映画の一番いいシーンのところだったね。
その、まさにロミオとジュリエットが出会うシーンなんだけど、パーティーに潜入してね、ジュリエットの家のパーティーに潜入したロミオ。
スピーカー 2
両家は敵対してっからね。
スピーカー 1
そこ分かんないんだ。
まあ敵対してるところで、相手のパーティーに乗り込んで、やってるときに、あの、熱帯魚なんかがいるような水槽がね、大きい水槽がさ、あるんだけど、
このちょっとね、青とかもう緑とか、もう国際式のその水槽を越しに目が合うっていうところが出会いのシーンなんだけど、
そのときに流れてるパーティーの、ちょっと締めっぽいんだけどね、そのパーティーで流れてる曲だったんだよ。
おいここかよ、みたいな。
めっちゃ、一番いいシーンじゃん、みたいなね。
出たかよ、みたいな感じになったね。
十何年越しに、あいつに言ってやりたい。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
出たかよ。
スピーカー 2
もうあいつはいないけど。
スピーカー 1
もうあいつとはね、そういうんだけど。
うん。
あの、活動しなくなってから、彼がやってるバンドをね、大雪の日に一回見に行って、もう中止なんじゃねえかっていうくらいの大雪の日に、
あの、下北まで見に行ってさ、おい!みたいな感じで、でももう俺も子供が生まれるから、
なあ、ちょっとお前音楽はなあ、みたいな話して、それから会ってないんだけど、そんなあいつがチョイスした、
まあ当時ね、やっぱサブカルだなお前は、みたいな気持ちで受け取ってたんだけど、
意外とベタで、一番王道な、もう確かにこのシーンの曲使いたくなるよねっていう場所だった。
十何年越しに言いたい。
間違ってないよって。
あの、変にシャンに構えてなくていいチョイスだわと思った。
スピーカー 2
うん、いいセンスしてるなって。
スピーカー 1
いや、いいセンスとかもういらない感じで、それはそうなるよねみたいな。
あの、逆になんか狙って、じゃあロミオとジュレットの別のシーンの曲ですとかやってたら、鼻につくだけだと思った。
06:00
スピーカー 1
さざえさんのBGMで言ったらまあそれ選ぶよねみたいな、どれ選ぶんだろうかわかんないんだけど、
シャカシャン!かもしれないしね?
ブルルルルルル!かもしれないしね?
いやまあ、それはともかく、一番いいシーンの一番いい曲使ってたんだなったというのは分かっていた。
これが分かっただけでももういいですよ。
まあそのシーンもすごい美しいしね。
うん。ジュレットもすごい美人な役者さんなんだけど、もうロミオがもうさ、超えちゃってるわけよ。
台無しにしてるわけ?なんでなの?
ロミオとジュリエットなのに、もうロミオなんだよ。画面の説得力が。
もうジュリエット感のないことに、無きものにしてる。
いや、ジュリエットももちろん、その美人って可愛い人なんだけど、
いやいやいや、みたいな、ちょっとやりすぎでしょ、みたいな感じになってるわけ。
もうちょっと水に濡れたりしてさ、水も滴る感じになってさ、
もうわざとプールに飛び込んだりしてるわけ。
またその、プールから上がってくる時のディカプリオがさ、
うわー、かっこいい、もうダメでしょ。
スピーカー 2
言い方がさ、言い方がさ、君の言い方がさ、まあいいんだけど。
スピーカー 1
恐ろしいものを見た感じだった、ほんとに。
もうすべての、なんか、台無しにしてる。
なんか、バランスってものを考えろよ、みたいな感じになってる。
それだけ強烈でしたね、はい。
という映画で、まああの、
脚本はもちろん、原作を踏襲してるから、
そうやって悲劇的な結末になるんだけど、
あまりにもそのまんまでやりすぎてて、
話の展開的には、なんか、ぽかんとしちゃうという。
なんか、うん。
おー、なんか現代劇のまま、
現代劇なのに、原作をやったことによる弊害が出てたけど、
リアリティがなくなるというかね。
知ってる?ロミオとジュリエットの最後。
スピーカー 2
え、あのー、すれ違いでお互い死ぬんでしょ。
スピーカー 1
あー、そうそうそうそう。
俺は知らないで見たから、結構びっくりしたんだよ、あまりにも。
なんか、B級じゃね?って思ったけどね。
B級の終わり方じゃね?これ。
スピーカー 2
ロミオとジュリエットはそういう話だよ。
スピーカー 1
そういう話だったんだっていうのも、
知る喜びももちろんあったけど、
知ってちょっと後悔したところもあるよね。
B級じゃん、みたいな。
B級ホラーじゃん。
ミストで見たよ、それ、みたいな。
なんか、残念な終わり方?
スピーカー 2
だから何、あのー、
何百年前の悲劇の、
ね、あのー、劇だと思ってんの。
スピーカー 1
法治の斬新でしょ?
スピーカー 2
あれがもう王道だから、
スピーカー 1
そうそう、スタンダードを作った瞬間だよね。
スピーカー 2
似たような作品を、もう僕ら見まくってるわけだよ。
スピーカー 1
そうだね、元祖に文句言ってもね、しょうがないんだけど。
スピーカー 2
そうそうそう。チープだねとかさ、
スピーカー 1
今さ、言うなよって話してた。
シェイクスフィアもさ、何百年後に
B級に出してるとは思わないよね。
いや、すごいよなー。
っていう意味で、まあ見る価値がすごいバリバリあったというかね。
うん、あのー、
ただとにかく、もうバランスブレーカーとしての、
当時のディカプリオ。
本当に鈴木フクくんみたいでかっこよかったね。
スピーカー 2
うん。なんでそこで、なんかこう、
君が鈴木フクくんを押し入ればよくわからんだけど。
これ全く、
スピーカー 1
彼女だって。
09:01
スピーカー 1
いや、見た翌日に、全く同じノリで、
鈴木フクくんみたいでかっこよかったんだよねーって、
嫁に言ったのね。
1ミリも通じない。3分の1も伝わらない。
純情な感情ですよ。
スピーカー 2
まあ、あのー、鈴木フクくんが、
イケメン俳優で売ってないからね。
スピーカー 1
そのズレはあるわけよ。
なんか俺も言ってて、
なんで伝わんねえんだろうっていうのがあるわけ。
画面で見た俺の印象はなんか、
鈴木フクくんみてえだなっていう思いと、
すげえ美しいなっていう両方が、
俺の中に生まれてるわけよ。
だから嘘じゃないわけよ。
ただ、それを言葉に出して後で、
君たちに、
いや、ほんと鈴木フクくんみたいに美しくてさーって言うと、
なんか層が出るわけよ。
それ、鈴木フクくんがそこまで美しくないって言っても、
角が立つだけじゃん。
つまり、口に出すだけそんなことを俺はずっと言い続けてる。
誰も幸せにならない。
誰も得しないんだよね。
スピーカー 2
そういう意味で話をするんだったらさ、
スピーカー 1
それこそキムタクとかでいいわけじゃん。
でもキムタクみたいだなって思わなかったんだよ。
スピーカー 2
そこ嘘になっちゃう。
ていうことで言うと、
スピーカー 1
君の表現の仕様の仕方が下手くそってだけ思うんだけど。
ぷっぷっとした感じは、
スピーカー 2
美しい鈴木フクくんって感じなんだけどね。
鈴木フクくんみたいっていうので、
スピーカー 1
君の奥さんも困惑したわけよ。
奥さんの旦那は、鈴木フクくんをどんな目で見てんだろうって。
まだ子役ぐらいの感じでみんな思ってるからね。
僕はほらジップで毎朝見てるから。
鈴木フクくん大人になったなーって。
イケメン俳優の仲間入りじゃんみたいなのを、
たぶんうっすら毎日思ってたんだろうね。
そしたら繋がっちゃいまして。
しかもジップなんてさ、
ちょっと前までジャングルポケットの斉藤さんも出てたのに、
スピーカー 2
最近なんか出てこないし。
スピーカー 1
なんか不思議だね。
不思議だね。
途中からオードリーのかすがさんになってて、
おる?って思ってたんだけどね。
不思議だね。
不思議…なんかあれかな?
馬娘の呪いとかあんのかな?
馬娘は何も…
被害者だよね?
馬娘は被害者?
スピーカー 2
被害者だよ。
DVDにならないかな?もう。
スピーカー 1
オラフみたいなことになる。
声優変わるのかもね。本人役なのに。
スピーカー 2
声優変わるだけで済みはいいけどね。
スピーカー 1
名前出てんの?あれは。
名前は出てないけど。
スピーカー 2
名前は出てないけど。
もう描写があの人らしい。
スピーカー 1
そうだよね。
推し強い感じであの人だったからね。
当時は良かったよ。
競馬好きの人と言えばみたいな感じでね。
誰もあれに文句は言ってない。
ちょっと気が散ったけど、誰も文句言ってなかった。
なぜかちょっとね、残念な感じが漂ってる。
スピーカー 2
今現在。
一言で言うとどうしたって話でさ。
スピーカー 1
いやーなんかよくわからないよね。
12:00
スピーカー 1
よくわからないけど、その一個前も不倫騒動みたいなのあったじゃん。
スピーカー 2
不倫はさ、別にわかるって言うとちょっと変なんだけど、
まだ合意のもとだし、やっちゃいけないことかもしれないけどね。
みたいなところで、まあまあまあまあまあ、
やっちゃいけないことやったねぐらいでやるんだけど、
さすがにさ、あれはさ、
スピーカー 1
聞くところによる話をまとめると、
お盛んでは済まないぐらいの暴れ馬っぷり。
スピーカー 2
まじで堂々としたっていう話でさ。
スピーカー 1
ニュースが入ってきたときに、書類送券?
スピーカー 2
書類送券されましたね。
スピーカー 1
っていうニュースがヤフーで出たときに、
もう即座に、そのUS版WeiboことツイッターことXですよね。
俺はそれやめろって言ったと思うんだけど。
これに検索すぐ打ち込みまして、
彼の所有してる馬、お待たせしましたを文字った、
おまたでしましたっていうのをすぐ検索窓に打ち込んで、
結構な人がもうすでにつぶやいてたっていうので、
もうなんだろ、すごい今思いついたのに。
今思いついたのに、その1個前の不倫の話でもうすでに出てて、
周回遅れだな俺はってもうすごい残念な気持ちになって、
なんかひらめいたって思った。
スピーカー 2
不謹慎奥義でそんな参加したいんだったらすげぇいいけどさ。
スピーカー 1
そこでもし1人、2人ぐらいしか出てないとか、
原作ヒットしなければ、もう鬼の首取ったように、
もう俺が世界で初めてそれ思いついた人になるわけじゃん。
全然もうありきたりな話みたいになっちゃってさ。
思いついた?たけし君は。
スピーカー 2
いや、何もそんな考えてなかった。
スピーカー 1
何もんですね。あ、そうですか。
まあだから一言で言うと、何でだろうなーって思ってしまったぐらいかな。
なんかショックというか残念な気持ちにすごいなるんだよね。
スピーカー 2
まあ少なくともさ、同じ男だからさ、
ムラムラする気持ちみたいなのはわかるわけじゃん。
けど、そこから実際に行動を起こすっていうところがさ、
スピーカー 1
そこはもう飛び越えてるよ。
なんで?ってなるじゃん。
立場がある人で、守るべきものもある人で、
しかも一度過ちを犯して、もう二度とやってはいけない人。
スピーカー 2
っていうことを考えたときに、
ブレーキがめちゃめちゃある状態なのに、
なんでそれができるの?って思っちゃって。
スピーカー 1
聞きかじったところによるとロケバスなわけでしょ、場所が。
場所も異常じゃん。
スピーカー 2
そうそう。
ね。
スピーカー 1
ね、バレるところの話じゃないわけじゃん。
しかもドラレコに残ってるっていうのがすごいよね。
積み上げてきたものを、本当に全部崩れちゃうしね。
スピーカー 2
ほんとスキマスイッチのあれですね。
スキマスイッチのブックアッシュだね。
少年、少年、全力でね。
身に着けたものを取っ払ってるでしょ。
そんな歌じゃないけど。
スピーカー 1
全力でね。
全力で破滅に向かっていった話だよね。
スピーカー 2
思った以上に歌詞通りにちょっと笑っちゃったんだけど。
15:02
スピーカー 1
そういう意味じゃねえぞ、なんだけど。
受け取り方によってはそうも聞こえてしまうっていうね。
スピーカー 2
確かに言ってることはそうなんだけど、みたいな感じで。
スピーカー 1
破滅じゃなかっただろ、あれ。
少年が中年になるだけで破滅できちゃう。
スピーカー 2
破滅になるんだよ。気をつけてください。
スピーカー 1
中年はね、全力出してたんだってことだね。
スピーカー 2
全力出し方がね。
スピーカー 1
少年時代のような感じのノリはダメだよっていうのがわかったわけじゃん。
斉藤さんの事件と全力少年はもうなくした結果。
全力出しゃいいってもんじゃないんだ。
スピーカー 2
出し方ってもんがあんの。
身に着けたものをぶっ壊したらだめだし、
身に着けたものを取っ払ったらだめなんだよ。
スピーカー 1
ダメなシチュエーションもある。
許される。少年だったから許される。
そこを勘違いしちゃったのかな。
本当になぜとしか言いようがない。
振り返ってみると、これが絶倫の顔なのかっていう気にはなるよ。
確かに性欲強そうだな、みたいな。