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2024-04-24 09:50

#003 自分のつたなさと向き合う

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こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。 私、対話したいわ。
このチャンネルは、自分との対話や他者との対話を通じて自分を再発見する、 対話によって自分を深く知ることができるような、そんな時間になればいいなと思ってお話しするチャンネルです。
お休み前にのんびりと聞いてもらえたら嬉しいです。
はい、ということで、音声配信を始めてようやく3回目、何とか続けられております。
もともと毎日やろうというつもりもないんですけども、できる限り慣れる意味でも、始めは毎日やれたらいいなというふうに思っておりますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。
というわけで、今日のテーマなんですけども、今日はですね、自分の拙さと向き合うということについて考えてみたいなと思っています。
ぜひ皆さんも考えてみてほしいんですけども、あなたが拙いなぁと思ってしまうこと、 拙いなぁと思ってしまうことってどんなことがありますでしょうか。
そして、どうしてそれについて拙いなと思うんでしょうか。
そんなことも考えながら聞いてもらえたら嬉しいなと思います。
そもそも今回この音声配信をやろうと思ったきっかけでもあるんですけども、
フライヤーさんでやられているブックキャンプというものがあります。 そのブックキャンプの中で、
今回参加したキャンプ、ドミニクチェンさんと渡辺幸太郎さんのお二人が講師をされている
拙い自分を観察する美想像のオートエスノグラフィーというキャンプに参加したことから、
もともとずっとやりたいと思っていたこの音声配信を思い切って始めてみることにしました。
すごくこの拙いという言葉、そして美想像という言葉、
先日キャンプに参加してお話を聞いてきたんですけども、どちらの言葉もすごく
大事というか、自分と向き合う意味で、自分を知るという意味ですごく大事な関わり方だなと思ったので、
美想像についてもまたお話ししたいと思いますが、今日は拙いという言葉について考えてみたいなと思いました。
そもそも拙いという言葉の意味なんですけども、辞書で引いてみると能力が劣っているとか、
あと、ことを行うのに巧みでないとか、下手であるとかいうようなね、
割とできないという意味合いでの言葉の意味なんだなということを調べてみて改めて知ることができました。
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確かにですね、拙いという言葉、イコール、上手じゃないとか下手だとかいうふうな捉え方をすることは多いなというふうに思います。
この音声配信にしてもそうだと思います。
正直言って、準備ができてないとか台本が十分だとか、できてないことを言い出せば本当にキリがない。
でもそれができるようになるまで待っていたらいつまで経っても始められないなと思ったので、
本当に拙いままですけど、思い切って音声配信を始めたというようなこともこの拙いから思い出されるエピソードかなというふうに思います。
僕の話になるんですけども、本当にこの拙いという言葉、ずっとついてきている言葉かなと思います。
拙いという言葉使い、言い方をしたことはないんですけど、何かにせよですね、
もうこれでバッチリとか、これで完璧だなとか、もうこれ以上準備することはないなとかいうふうに思ったことというのは一度もないですよね。
何か常に足りない気がしている。本当にこれで十分なんだろうか、まだ他にできることはないんだろうかというふうに基本的には考えてしまうタイプなので、
だからこそいつも拙い状態なのかもしれないなと思ったので、
今回この拙さというテーマを聞いた時にすごく自分の中に刺さったんじゃないかなというふうに思いました。
常にこれでバッチリと思うと安心することはあるんですけど、逆に言うと十分じゃないと思っているからこそ、もうちょっと準備しようとか、
もうちょっと勉強しよう、もうちょっと調べてみようとかいうようなことを思って、より精度が上がっていくとか準備ができるということもあったのかもしれない。
でも逆に言うとそれを思いすぎるがゆえにいつまで経っても始まらないとか、ああいうことが起きてしまう。
どちらも起きやすいのかなというふうに思います。
少し話は変わるんですが、その拙さに関して先日の友人のエピソードが印象的だったのでお話ししてみたいなと思うんですけども、
初めにお話ししたフライヤーさんのキャンプに参加したときのお話で、後からお友達からエピソードを聞いたんですけども、
講義をした後に感想を求められたんですよね、講師の方から。その時にそのお友達が当てられたんですけども、
もともと当てられたらこう答えようと決めていたことがあったらしいんですよね。それは感想を急に答えるのが苦手なんですというふうに言おうと決めていたそうなんですね。
それを指されたのでそのまま答えたんですけど、その答えたときに講師であるドミニクチェンさんが一言、
あ、拙いんですね。 拙いんですねっていうことを言ってくれたと。
苦手なんですねとか下手なんですねではなくて、拙いんですねって言われたことで、何か自分の中にあった下手とか苦手とかっていうちょっと否定的なネガティブな視点が
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本当になくなったなというふうに感じたというふうに話していたのが、とても印象に残りました。
なんでだろうなというふうに自分なりにも考えたり、たまたまその仲間、友達と何人かでお話しする機会があったので、それについて話をしていたんですよね。
確かに拙いんですねって言われた瞬間に、何か評価をされた気持ちが全くなかった。
っていうふうに感じました。下手って言われると、それはもう本当に評価であって、
それ以上でもそれ以下でもないというか、もうそこで決められてしまうということになるなと感じられたところはあります。
なんですけど、拙いんですねって言われると、拙いっていう言葉って、そもそもが
何か動いているからこそ、行動していたり頑張っているからこそ出てくる言葉のように、僕個人としては感じられました。
何かやろうとしている、もがいている、動いている、チャレンジしているという部分が、まだまだできていないけど頑張っているとか、まだまだできていないけど
目的に向かって進んでいるという努力の過程だからこそ拙いという言葉が使われるように感じて、
すごく何か前向きに捉えられる言葉だなというふうに思いました。 例えば拙いながらも頑張っていますとか、拙いながらも
何か未来の目標に向かって一生懸命努力していますとか、というふうに言われると、まだできていない、今はまだできていないけど、いずれできるようになるように
そこに向かって努力しているというふうに考えると、すごくプロセスとしていいものに感じるというのが、拙いという言葉を聞いて感じた印象。
そしてそれをより印象付けたのが、お友達の拙いんですねと言われた時のエピソードでした。
改めて思うんですけど、やっぱり物事ってその伝え方とか、その人の捉え方、視点で変わることって本当に多いなというふうに今回の件で改めて思いました。
僕自身もですね、コーチングだったりとか、人の強みを使うことをサポートする仕事を今しているんですけども、
やはりそういった意味では、そういう人の心を軽くしてあげられるような視点とか伝え方みたいなものを、もっともっと自分の中に持っておきたいなというふうに今回の件で思いました。
今回は拙さについてお話をしましたが、今回のエピソード、何かですね、今苦手があるとか、ちょっとね、劣等感を感じているみたいな人の心が少しでも軽くなれば嬉しいなと思います。
ぜひね、拙さについて皆さんでも考えてみてほしいなと思います。
もう一度初めに出した問いを投げかけておくと、あなたが拙いなと思っていることは何でしょうか?
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そして、なぜそう思うのでしょうか?ということについてご自身でも考えてみてもらえると嬉しいです。
それはきっと何か努力していることだったり、もがいていることなんじゃないかなと思いますので、なぜそれをやろうとしているのか、みたいなことを考えていただくと、より自分の価値観みたいなものにたどり着きやすくなるんじゃないかなと思います。
もっと自己理解を深めていただけると嬉しいなと思います。
はい、それでは私対話したいわ、今日はここまでにしたいと思います。
聞いていただいてありがとうございました。おやすみなさい。
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