00:01
心理師わたるんの働くを支えるチャンネルです。
今回の要約
相手に興味を持つことが、傾聴や信頼関係づくりのコツです。
みなさん、1週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
この番組では、みなさんの週末のお時間を少ーしだけいただいて、
日常でも使えるカウンセリングの豆知識や、心理師のあれこれなどをお伝えしていきます。
みなさんのお仕事や子育て、対人関係などなど、諸々の生活を少しでも楽にしたり、
カウンセリングをより身近に感じていただいたり、
緩めな時間を一緒に過ごせたりできれば嬉しいなと思います。
よろしくお願いします。
今日のテーマはですね、日常でも使える傾聴スキルということで、
いきなりですがみなさん、人と仲良くなるの得意でしょうか?
僕はですね、まあ今は割とそこそこではあるんですけれども、
そこそこかな?ちょっとわかんないですけれども、昔はそんなに得意ではなかったです。
あまり対人関係は広げず、気のある人と一緒にいれればいいかなと思っていましたし、
まあ今でもそんな感じです。
ちなみにですね、心理師ってなんかプライベートでも人との関係づくりが上手いみたいなことをたまに言われることがあるんですが、
ざっかんそんなでもないですね。むしろ苦手な人も結構いるんじゃないかなと思っています。
ただですね、カウンセリングでも普段の人間関係でも相手と仲良くするために大事なことがあるなと常々思っていて、
それが今回紹介する傾聴っていうやつなんですね。
カウンセリングの世界では基本中の基本ではあるんですけれども、
改めて僕内に説明できればなと思います。
皆さん、傾聴という言葉聞いたことはありましたでしょうか?
Googleで調べたらですね、熱心に聞くこととだけ書いてありました。
ちょっとそれだけじゃよくわからないですよね。
もしかしたら皆さんの中にはですね、カウンセリアがこう深くうなずきながらうんうんって話を聞いているようなイメージも思い浮かべたかもしれないんですけれども、
じゃあどんな風にその傾聴をするのかっていうところをですね、もう少し掘り下げて僕の方からお伝えできればなと思います。
心理師がカウンセリングで話を聞いているときって、熱心に話を聞いている以外にもいろんなことを考えているんですね。
相手が話している中で、その出来事で相手がどんな風に考えたか、感じたか、話していることの真に言いたいことは何なのかとか、
しんどそうであればその話の中でどういう辛い考えや気持ちが出てきたかとかそういったのを考えていきます。
これって結構積極的に話を聞いていないとできないことなんですよね。
積極的に話を聞いていくっていうのは、僕としてはまず態度として相手を分かろうとしたり興味を持つことっていうのがすごく大事だなと思っています。
03:05
そして相手を分かろうとするには、相手に聞いてみないと分からないことはしっかり聞いていくんですね。
話していく中で相手がどう感じたんだろうっていうところはその時にどう感じたんですかといった形で、
割と積極的に聞いていくことが多いと思います。
これを日常生活の話に落とし込んでいくとですね、まあ日常生活の雑談ですから、
天気の話から入って、休日どこ行ったとか、相手がどんなのを見たり聞いたりしたかとか、
普段どんな風に過ごしているのかとか、そんな風に雑談って展開していくと思うんですけれども、
そこから何かしら自分がうんと興味を持ったところを探して掘り下げていくといいんじゃないかなと思います。
シチュエーションや話題にもよるかとは思うんですけれども、
基本自分が話している中で相手がそれについて質問してくれるって悪い気はしないかと思うんですよね。
やっぱり自分のことに興味を持ってくれてるんだっていう感じで捉えることが多いんじゃないかなと思います。
なので自分自身もですね、相手の話を少し2割増しくらいで話を聞いて、
ちょっとうんって思ったところを質問していけると、相手との関係性っていうところも少し進んでいくんじゃないかなと思います。
今回の話はいかがでしたでしょうか。
コミュニケーションスキル的な話にはなったんですけれども、
上司との昼休みの会話で少し工夫を入れたいとか、
あとはもう少し他の人たちと周りの人たちと仲良くなりたいっていう人たちの参考になれれば嬉しいなと思います。
コミュニケーションの話も今後いろいろ手を変え品を変えっていうところで、
様々な側面からお伝えできればなと思います。
では今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。