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2022-07-29 04:35

5.コミュニケーションスキルその2 「自己開示」について

要約:着実に浅いところから深いところへお互いが話をしていくことが、相手と仲良くなるコツです。

自分のことを相手に話す「自己開示」。前回の「傾聴」や具体例も絡めて、どのように自己開示していけばいいのかをおつたえします。

ちょっと距離のある上司、同僚、友達と仲良くなるヒントになれれば。

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心理師わたるんの働くを支えるチャンネルです。
今回の要約、着実にお互い自己開示をしていくことが仲良くなっていくプロセスです。
みなさん、1週間お疲れ様でした。公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
このチャンネルでは、みなさんの週末のお時間を少しだけいただいて、
就職や復職など働くを支えてきた心理師である僕が、
主に社会人の方々に役立つようなカウンセリングの豆知識や、心理師のあれこれなどについてお伝えしていきます。
みなさんのお仕事や対人関係などなど、いつもの生活を少しでも楽にしたり、
カウンセリングをより身近に感じていただいたり、緩めな時間を一緒に過ごせれば嬉しいなと思っています。よろしくお願いします。
今回のテーマは、コミュニケーションスキルその2、自己開示ということで、
相手との適切な距離の詰め方についてお伝えしていきます。
前回コミュニケーションスキルのその1を作って思ったんですけれども、
なんとなく具体例がなくて分かりづらいなと思ったので、
今回は続きものとして少し具体的な話を、自己開示という概念を交えてお話をしていこうと思います。
というわけでみなさん、自己開示という言葉はどこかで聞いたことがあるかもしれません。
これは平たく言うと、自分のことを相手に打ち明けることを言います。
例えば、浅い部分だったら自分の出身地だったり趣味だったり、
少し深い部分だったら自分の事実性論とか価値観とか、そういう自分のことを相手に伝えることです。
前回の話と絡めると、前回は相手に興味を持って相手に質問をしていきましょう、みたいなことを言ったんですが、
これは相手に自己開示ウェルカムですよーってメッセージを送っているわけですね。
で、自己開示を自分や相手がすると、された側も自分のことをその分話したくなったりして会話が弾んでいったりするんですね。
これを変報性の心理と言います。
このやりとりの中でお互いのことを共有して人は親密になっていくんですね。
ただ、職場での会話とかでは少し気をつけないといけないことがあって、
これがさっきチラッと話した浅い自己開示・深い自己開示になるんですね。
ちょっとイメージしていただければと思うんですが、
同僚とおはようございますと挨拶して、いきなり自分の価値観を話されたりとかしたら、ちょっと理解が追いつかないと思うんですよね。
ありがとうございます。ところで僕は川や湖が好きなんですが、見てるとなんか落ち着くんですよねーってとこでしょうか。
ちょっと極端な例かと思いますが、基本的には浅い自己開示から話は始まっていくものと、
みなさん感覚的にはわかる部分があるんじゃないかなと思います。
例えばそうですね。
おはようございます。今日は暑いですね。こんな日はサウナ入って水風呂入りたいですねーって言ったら、
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ああ、流行りのサウナはよく行かれるんですか?って感じですかね。
今のは日常会話から少し浅い自己開示をしたところをキャッチして、質問したっていう流れなんじゃないかなと思います。
こんなふうに日常会話の中でも、相手の話をよく聞いて、
少し相手の自己開示してきたフックが見えたら、それについて聞いてあげるというのが、相手との距離を詰めるコツになります。
その分の深さで自分も同じように自己開示をするといいんじゃないかなと思います。
あんまりサウナは僕行かないんですけど、この辺でお勧めありますかねーとかでしょうか。
わりと聞きっぱなしだとですね、話は聞くけど何を考えているのかわからないって言われることがよくあるそうですよ。
まあ僕の話なんですけどね。
皆さん今回はいかがでしたでしょうか。
コミュニケーションの具体的な深め方を自己開示という概念で説明してみました。
今回も少し基本的な話だったかもしれませんが、参考になりましたらぜひ、
ちょっと仲良くなりたい同僚とかママ友とかがいたらですね、試していただければと思います。
では今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
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