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心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネルです。 今回の予約、年度の変わり目はつらいもの、そんなストレスフルな時期をどう乗り切るか、
何かしらヒントになるような話をできればと思います。 皆さん、1週間お疲れ様でした。公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
このチャンネルでは、皆さんの週末のお時間を少ーしだけ、 だいたい長めのJ-POPバラード1曲分くらいいただいて、就職や復職など働くのサポートをしてきたカウンセラーが、
主に社会人の方々に役立つようなカウンセリングの豆知識諸々を簡単にお伝えしていきます。 皆さんのお仕事や対人関係など、いつもの生活を少しでも楽にしたり、
カウンセリングをより身近に感じていただいたり、緩めな時間を一緒に過ごしたりできれば嬉しいなと思います。 よろしくお願いします。
今回は年度変わりを乗り切ろうということで、タイトルの通り、この時期をどう乗り切るかについてお話しできればと思います。
この時期、社会人の方が大きい環境の変化を経験する方が多くて、かなりのストレスがかかるものかと思います。
転職退職といった大きなライフイベントがある方もいれば、そうでなくとも部署内の担当業務が変わったりとか、どうしても何かしらの変化が生じます。
各有僕もですね、来年度から始まる業務を覚えたり、今までやってきた業務の引き継ぎをしたりとちょっと大変です。
あれですね、スムーズに引き継ぎができるように普段からマニュアル作るとか、 業務をしっかり把握するのにした方がいいですね。
なんかね、今までのですね、ツケがめちゃめちゃ回ってきてる感じがしてます、今。
僕の話は置いておいて、どなたにもいろんな要素がストレスとなって降りかかってくる時期なので、ちょっとこれから緊張状態が続くわけですね。
そんで5月病とも言われるように、どこかで無理がたたって疲れてしまうなんてこともなきにしもあらずです。
でもまぁ実際大変な時期がずっと続けばしんどいですよね。
さて、今までこのチャンネルではいくつかストレス対処の話もしてきました。
例えば第7回セルフモニタリングの回では、「都度自分の調子に点数をつけてあげましょう。」とか、
第15回ストレス対処のガイドラインでは、「自分が心から楽しめる活動を今一度見直してみましょう。」とか、
第31回自分のストレスサインをしろ!では、「自分がちょっとしんどい時にどんな感じになるかをしろ!」という話とかをしました。
ちょっとでも気になった方はですね、過去のエピソードを聞いてみてください。
宣伝ぽいですけれども、これらも歴史としたストレスの備えとして提案できる話題には間違いありません。
今回はそれにプラスして、もう一つこの時期を乗り切るために僕が大事だなぁと思うことをお伝えしようと思います。
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それは、これから新しい環境で起こるうまくいかない原因を自分のせいにしすぎないことです。
言い換えると、過度に自罰的にならずバランスよく物事を解釈することです。
新しい環境では、慣れた環境よりも当然自分のパフォーマンスを発揮しにくいです。
新しい業務では求められるスキルが違います。新しい環境だとその環境にあるキャラクターも違うかもしれませんね。
また、新しいところでうまくいかないとき、それが自分のせいなのか、周りのせいなのか、仕方のないことなのかがわかりづらいです。
そして仕事に対して熱を持っている方ほど、うまくいかない要因を自分のせいにしがちです。
ただでさえ新しい環境でストレスが溜まっている中で、さらに自分を追い詰めてしまうと、当然引き切れするリスクは高まります。
なので、これから新しい環境で起こるうまくいかない要因を過度に自分のせいにしすぎないようにした上で、ちょっと落ち着いてその日に起こったこと、自分の状況を見直してみることがいいかもしれません。
そうするために個人的にお勧めなのは、1日15分ぼーっとする、リラックスする時間を作ることです。
なるべく、そうですね、好きな音楽を聴いたり、お茶を飲んだりできるといいかなと思います。
ただ、その15分が逆に思い詰めて自分を追い詰める時間になるリスクもあってですね、もちろんそれは本意ではないので、
もしこれから自分の失敗をぐるぐる考えてしまうようなことがあったら、第12回、13回のグルグルネガティブ思考半数についてを聞いてみてください。
グルグルネガティブ思考から抜けるヒントになるかもしれません。
皆さん今回はいかがでしたでしょうか。
なんか今回はいろんな過去のエピソードを紹介してしまいましたが、本当にストレス対処って難しくって、人によってしっくりくるものがそれぞれ違うんですね。
なので、いろんなことを見聞きして試していただいて、ご自身にとっていい時間を作ってもらえたら嬉しいなと思いますし、
このチャンネルがそのヒントになれればもっと嬉しく思います。
それでは今回はここまで。おやすみなさい。ご視聴ありがとうございました。