焼肉の食べ方の違い
彼女は例えば誰かといって、自分の肉を誰かが焼いてくれたとして1ミリも嬉しくないと。
なるほどね。自分の分は自分で焼く派。
そうそうそう。
まあそういう人もいるでしょう。
その、まあペースとかもあるやんと。
あるね。
実際だから彼女ももしも会社員になってて、最初に先輩とか女子とかに焼肉に連れて行ってもらって、周りの人が焼いてあげてるみたいなのをまず最初に目にしてたら、おそらくこんなに気持ち悪くならないというか。
まあまあまあそうかもね。
そう。まあそうやって普通じゃんみたいな感覚になってたんじゃないみたいに言うと、いや私はなれへんみたいに言ってましたけど、
俺はびっくりしたんだよね。それが引っかかんねえやと思って。
いやまあ引っかかる人は引っかかるだろうね。冷静に考えたらおかしいっちゃおかしいからな。
まあ日本独特の文化なんでしょうけどね。きっと。
昭和の感じよね。
まあそれがおそらくみんな心地いい時代があったんやろうな。
うーん。ああそうかもね。
その上も下もそういう役割を演じることがなんか楽しいってなってる世の中があったんでしょうね。
まあねそうかも。
案外やけど日本っていう国が調子良かったらそれでも楽しいかも。
ああなるほどね。
世の中の雰囲気がアッパーだったら基本的に楽しいみたいな。
ああまあまあそうか。バブリーだったらね。
その世代も知らないじゃないですか。その時代も知らないじゃないですか。
知らないねえ。
最近ちょっとずつ飲み会みたいなのが前の状況ぐらいになってきていて、
会社の下の子を含め一緒に飲みに行ったりとかすることもあるんだけども、
自分のこと棚にあげてって言われそうですけど、画が強い人が多い気がする。
なんでそんなことしないといけないんですかっていう、
いわゆる三田村さんのおじさん的な考え方がものすごく強くて、
時には平気に言ってしまえる世代な気がする。
そこが衝突してる気がする。
で僕たちのちょうど真ん中が一番辛い。
どっちも片足ずつ突っ込んでる。
自分はやらされたけど自分の下にはやらせられないというかやらしたくない。
やらせなくても別に良くねって思ってるから。
ビンビール出てきた時に部下が上司につかなあかんみたいなと一緒なんかな。
それはその流れなんでしょうね。
俺らが新人だったり焼き手に回るぐらいだった時って、
あんま何も考えてなかったんだよな。
形式美みたいな感じなんじゃない?様式美?
だからやらなあかんっていうわけでは全くないもんね。
焼肉ってなんかちょっと居酒屋でお酒飲むのとまたちょっと違うじゃんテイストが。
世代間の衝突
まあ違うねそれは。
なんかちょっと人と人の距離が肉っていうものを介してちょっと近い気がするのよ。
近いね。実際近いと思う。
なんであれはね会社とかっていう組織で行くべきものじゃないね。
あーなるほどね。
友達とかでいいじゃん。
気のおけない人たちで。
友達家族でいいじゃん。
そうやなあ。
なんかもう七輪一人一個ずつ付けてくれてんのにね。
熱いわ。
めちゃくちゃ熱いぞお前。
4人でいてテーブルに七輪4つあったら。
とんでもない温度になるよ。
でもなんすかねあれなんか一人焼肉みたいなのあるんでしょう今。
今っていうかちょっと前から全然ありますよ。
そうなんですか行ったことないんですけど実際見たことないんですけど本当に一人用の装備みたいなのがあるんでしょう。
ちっちゃいやつでね。
あんなんでいいよね。
焼肉というものを純粋に楽しみに行くんやったらそれが一番いいと思う。
ですよね。
邪魔されへんし。
あれを人数分並んでいただけたら。
ええんかもな。
全然いいと思うけどな。
宴会場みたいになるけどね。
まあね。
でもええかもねそれは。
じゃあもうその肉も一人一皿で出てくるってことでしょ。
まあ別にまとめて出てきても取って自分とこで焼いて育てて食べることでいいと思うけどな。
まあそうやねんな焼肉はなんかそのなんかさ俺タンがめっちゃ好きなんですよ。
あそうでしたっけ。
でもタン2回頼んだら劣化のごとく怒る人いるやん。
あそうなの。
いやタンは1回やろみたいな。
ああその最初だけってこと?
そうそうそうそう。
なんか俺それも苦手。
なんかそういう流儀があるとめんどくさいよね。
でそのタン食べてロース食べて腹身いってタン頼んでも怒る人いるやん。
まあまあそっちの気持ちもなんとなくはわかるけど。
何がダメなのって思うよね。それによって何がどうなんのっていう。
あるでしょだから網がちょっと汚れちゃってるところでタンを焼くとっていう人がいるでしょ。
じゃあお前は食わなくていい。
いやだがさやねんな。そういう価値観のぶつかり合いがね生じるから。
じゃあ網を変えてもらったらいいの?それは。
かなあ。
あそういう理由なんや。
実際僕もそんな後でタンを追加することはないけどね。
あそうだっておいしいじゃん。
いやいやおいしいよ。
僕は自分でしないけど三田さんがしたとしても他の人がしたとしても別に何も思わない。
そうよね。
どうぞって感じ。
だって焼肉屋さんで焼肉食ってなんで怒られんのみたいな感じじゃない?
まあまあそうかも。
お寿司屋さんとかもあるじゃないですかその頼む順番みたいな。
うん。
なんか淡白なやつからいくんでしょ?
そうそうそうそう。
俺そういうのが苦手なんすよね多分。
うーん苦手そう。
そう。一口目に一番うまいと自分が思っているものを食うべきやと俺は思っているんですね。
だからまあその焼肉屋さんやったらタンじゃなくていきなりロースでもいいと思うんですよ。
うーんまあうーん。
まあ悪くないけどね別に絶対タンからっていうわけじゃないと思うから。
なんか俺がそういう傍若無人な感じを出したときにいやもう見た目から物知らんなみたいになるのよ。
あーはーはーはー。
食い方を知らんなみたいな。
アルコール文化の変化
物知らんっていうか正確でしょうからねそれは。
そうやんかそんなん。好きになさったらいいじゃないですかっていうなと思うんですけどね。
まあそうだね。だからまあまだ向こうは向こうで向こうの言い分があるからね。
まあそこはもう永遠に交わらないですよきっと。
お寿司はまあそうわかりますよそのあっさりしたもんから焼肉がタンから始まるのってなんなん?
なんなんでしょうね。なんかあるよね。
なんかそれは俺なんか不思議不思議やねん。誰が決めたんみたいな。
ね。焼肉業界の偉い人が。
あーそういうやつ?
そういうやつじゃない。
バレンタインデーみたいなもんか。
まあそんなもんでしょう。
まあそれやったらまあある程度しゃあないな。
気にせずね。
いいと思うよ。
まあでも今一杯目にソフトドリンクでも全然なんもならない世の中にはなったわけでしょ?
そうですね。なんかそのねお酒えー何飲んでんのソフトっていう感じじゃなくなったよね本当に。
だよね。
僕らは社会人だったときなんかもうそんななんかウーロン茶とか言ってたらなんかもうは?みたいな。
まあまあその空気ましたね。
まあそうよね。そのアルコールハラスメントみたいなやつはだいぶ駆逐されたんじゃないかな。
そういう意味では本当に生きやすい世の中にはなってきてるんだと思うよ本当に。
確かにね。
その個々の個性を尊重しましょうっていうのはなかなか行き過ぎたところもあるけどそういう意味ではいい面もあるんだね。
かもよ。
確かにな。
でもそうなんやろうな世代なんやろうなきっと。
うーんかな。まあそれはね世代で一括にはできないでしょうけどね。
確かにそうやな。その若い方今の20代の人とかと一緒に飲みに行ったりすると結構その人だけめっちゃ食べたりするタイプだと一人で食うもんをどんどん注文したりするもんね。
ああそう。それもまたすごいね。
黙ってじゃないけど僕ちょっとまだ食べたいんでこれも頼んでいいですかみたいな。
へーああそう。
いいよいいよみたいな。そういうの多分なかったやろうな。
ないない。なかったよ。
なかったよね。
うん。なかった。
まあ振られたらなんか一個だけ言っていいですかみたいなことはあったけど。
なんか頼めやーとかって言われてたかな。
僕まだ食えるんでは言えへんかったな。
言わんかったなー。
でもそれはでもいいんかもな言えるっていうのはね。
言える関係性と思ってくれてると思ったらそれはそれで嬉しいけどね。
言える関係性と思ってくれてるか馬鹿にしてるかのどっちかな気もするけど。
馬鹿?
こいつ長老像やと思ってるかもしれへんけどね。
あーもう僕の場合絶対後者だろうなー。つらいなー。