嫉妬心に襲われる人の感情を乗り越える方法
こんばんは、ワクワクラジオ森口です。 三田村です。第169回目の配信です。
ワクラジネーム大画面さんからお便りいただきました。ありがとうございます。 森口さん、三田村さん、いつも楽しい配信ありがとうございます。今日はご相談がありお便りしました。
お二人は誰かに嫉妬を抱くことありますでしょうか? 私は数年に一度、ものすごく嫉妬心に襲われるような出会いがあり、まさに今その状態で半年ほど過ごしており、正直しんどいです。
自らが所属する輪の中に現れた神聖が、自分がしたくてもできないことを安々とこなしてしまったり、ちやほやされたり、苦労して繋がった人脈や培ってきた土台に簡単に便乗されてしまうようなことが起きると、心の狭い私の心中は穏やかではありません。非常に情けないです。
触れないように蓋をしても、SNSの時代、いらぬ情報がふと入ってきて凹んだりします。嫉妬心に美学があるとすれば、どんな考え方で今の感情を乗り越えればよいのでしょうか?大好きなお二人のご意見ならば素直に受け入れられる気がします。よろしければお話を聞かせてください。ということでございます。
ありがとうございます。 ありがとうございます。嫉妬心ね。それはあるよ。バリバリあるよね。 っていうか、それが真ん中にあるぐらいあるよ。大仮面さんがまさにお便りで言われてるような職場で、自分の中ではこれが俺の得意分野だ、専門分野だと思って頑張ってきたところに、パッと横から切り込んできてさ、もう圧倒的に自分よりできますやみたいな。
で、周りもなんかあの人すごいですよねみたいな。してきたらさ、嫉妬するよね。純粋にへこむ。そこをさ、例えばさ、そういう心性がファーって入ってきたときにさ、能力をもう素直に認めて、本当にすごいよね、ほんま俺にもそのやり方教えてみたいにさ、いける人。
いないと信じたいね。 そうそう。それぐらいの大きさ、人間的には。俺たちは。 このお便りを読んでて、うんうんうんってなったもんね。 なるよね。いやーだからなんで嫉妬するかっていうと、やっぱり自負だったり自信だったりっていうのはあるわけじゃん。
じゃあなんで自信があるのって言ったら、やっぱ頑張ってるんですよ。その人なりに。 そうだよね。 生まれ持ってさ、持ってるもんだけじゃなくて、絶対努力してその高みまで行ったっていうのをやっぱ自分の中にあるから。それをどう見ても俺より努力してなさそうやのに。 あーもうそれ一番あったパターンよね。なんでやねんってなるよね。
世の中残酷やからあるんですよ。 いやあるんだす。あるんだす。あるんだすこれは本当に。 もちろんそんなね、ほんまに努力せずにっていうわけじゃなくて、見せへんタイプの人やとかそういうことやと思うよ。思うけど、やっぱ俺は努力してるって思わないとさ、地面がなくなっちゃうというか。 そうそう、やり場がないんだよ。
モレルさんはそういう時どう乗り越えてんの? モレル あのね、ほんとここ数年で身につけた技なんですけど、とりあえず声に出す。 え、何を? モレル 僕その時の感情を。 え、独り言ってこと? モレル 独り言。
なるほど。 モレル あの、こういう感情ってさ、気持ちの中だけで反芻していると、なんかね濁ってくるんですよ。 あー、やな。そうやな。 モレル ものすごく濁って、荒る方向に行きそうになるんだよね、その感情が。嫉妬と妬みって僕は違うと思っていて。 ほー、深いな。どういうこと?
嫉妬って単純に悔しいとか、なんで自分にはできないんだろうとか、そういう感情が元にあるじゃないですか。で、そっからいい方向に転べばいいんだけど、荒る方向に転んでしまうと、他人を値段でしまう。 モレル あー、わかる気がするね。 その相手を悪者にしてしまうんだよね。相手は全然悪気がないわけよ。 モレル ないよ、悪くないよ。
全然ないじゃないですか。心の中だけで思ってると、自分を正当化しすぎて、相手のことを落とし入れるっていうわけじゃないんだけど、そっち方向に引っ張られそうになっちゃうから、この気持ち悪さは何?っていうのを全部口に出すんですよ。 モレル あー、自問自答みたいにするの。 そうそうそう。 モレル 自問自答を頭の中でやっちゃうとダメってこと? ダメなんです。
そうか、なんや面白いな。それでもなんで口に、だって頭の中でやることと口に出してやることって全く同じことやっても結果が違うわけでしょ? モレル うん。なんかね、頭の中だけで行くとね、すっごい想像力があって、すっごいドラマになるんだよね。
嫉妬心の対処法:感情を声に出す
あー。 モレル 口に出すとね、言葉にするじゃん。その時の感情とか気持ちを。その言葉がね、どんどん自分で追いつかなくなってくるんだよね。
あー。 モレル そこでどんどんなんか矛盾してくるわけよ。 なるほどな。その気づきがあるわけだね。 モレル そうそうそう。
いや口に出すはいいかもなー。 モレル 全くその嫉妬心を抱かなくなったかっていうと全然そうじゃないんだけど、昔と同じようにあるんだけども、ベクトルを間違えないようにする方法。
まあでもそのネタの方向に行っちゃうっていうのはよくわかる。だってもう最終的に要はもう世の中が悪いみたいになるっていうことでしょ。 モレル そうなんですよ。そうなんですよ。
まあ言ったら一つの逃げですよね。逃げとか防衛本能みたいなもんよね。とはいえさ、こういう感情がなくなるわけじゃないじゃないですか。 モレル 絶対なくならないよ。
昔の俺がそうやったんだけど、例えばさ、仕事でちょっと英語がいりますみたいになったとするやん。で俺黙って駅前留学したとするやんそれで。英会話教室に通って英語のお話しと読み書きをまあまあ日本人としてはまあまあすごいねっていうレベルまで行ったとするやん。
じゃあもう会社から知ったらめっちゃチワホヤされるやんかそら。三沢さんすごいっすねみたいな。でそういうところに突然なんかニューヨークに10年住んでましたみたいな人がさ。入ってきたとするやん。 モレル ネイティブがね。 そうそうそう。まさにネイティブが。もうその専門用語すら英語でわかっちゃうみたいなレベルの人がもう入ってきたら多分こういうこと起こるのよ。
そう。でその時に俺が過去そうだったのは俺の持ってる英語力なんて取るに足らないもんだなーって思っちゃってたのよ。言ってしまえばあんまりもう英語できるとか言わんとこうかなみたいな。 モレル あーわかる。 そう。要はその自分の能力がまるでなくなったみたいな。やけどなんか全然そんなことないじゃないですか実際は。 モレル まあそうよ。 ネイティブが入ってきたことによって俺の英語力がガツンと地に落ちるってことはありえないわけで。
今まで通りの仕事はもちろんできるだろうし、それによって助かる人や仕事とか相変わらず存在してるけど、なんか一瞬でそれが目に入らなくなっちゃうというか。 モレル 自信を完全に失うんだよ。 そうそうそう。自分が持ってるとか努力してきた能力っていうのは変わらずにあるんだなっていうのはなんか思った方がいいかなっていうのは。
そうだよね。 モレル まあそれですぐにこう回復するのは難しいと思うけど、頭の片隅にあると結構違うかなーっていうのは最近思う。 それはそうだね。 モレル まあできへんけどねなかなか。 パってどうしてもムムムってなるよ。 モレル なるよねー。 なるなる。 モレル 俺より明らかにできるなーで絶対もっと若いみたいな人がやっぱおるわけよ。
おるよ。 モレル あーもうじゃあお任せできますねっていう気分になる。 あーまあでもそう、あーそうな、そうな、あー確かにな、あーそうやわ。 モレル あーすっげーいい人おったー助かったーみたいになる。 あーそうだね。 モレル 気持ちにもう今はなるな俺は。 輝かしいところ譲ってる感じですよね。 モレル おいやな。
それはそれでなんかあれやけど、でもまあ自分がなんかねそこに行き着けるのかどうかっていうのはね、冷静にジャッジできるんですよ。その人みたいになれるのか果たして自分はと。 モレル なるほど。 いやできそうもないなとかさ、いやけど頑張ればできそうかなとか、その人みたいになれないなって自分が判断したらもうねすっとね気持ちが落ち着くんです。
なるほどなー。 モレル そう、あー無理だなーって、じゃあそこの立場というかそういう役割は彼彼女に任せようというか、で自分はそうじゃないところなんだ自分の価値っていうのは違うところにあるんだろうなっていうので飲み込むかな飲み込むというかそこで消化してる気がする。
でもなんか人にさあ自分の気持ちを伝えるとなんか脳みそが自動的に整理してくれるみたいなんてあるじゃないですか、そういうことなんかもね。 モレル かもしれないですね。
SNSの時代っていうのは確かになーと思った。 モレル そうだよー。僕がしてることは誰かが嫉妬する原因になるし、誰かがしてることは僕の嫉妬をする原因になるんですよ。もうそのねループなんですよこれ本当に。 そうやな。