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こんにちは、採用の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているワーキングマザーのわかまろと申します。
今日は、ツイッターで流れてきた、ちょっと気になるつぶやきに対して思うところをお話をしたいなと思います。
何かというと、ある男性のつぶやきなんですが、会社が大好きで、創業期からすごく尽くしてきたと。
休みも問わず、昼夜問わず働いてきたのに、癌になってしまって、それを会社に告げたところ、
癌になる前のパフォーマンスが上げられないならば、辞めてもらうと言われてしまって、結局退職したっていうつぶやきでした。
これを聞いて、皆さんどう思われますでしょうか。
いろんなコメントがありまして、そんな会社辞めて正解だとか、それはその法律違反、病気を理由に退職を迫る法律違反だとか、
実際そうなんですけども、とか、はたまた会社はパフォーマンスに対してお給料を払っているので、会社の判断とした仕方がないんじゃないかみたいなコメントとかですね。
結構いろんなコメントがありました。
皆さんはこの男性のつぶやきに対してどう思われますでしょうか。
私が思ったのは、社員のパフォーマンスを短期で判断する、短期でしか判断しない会社は長期的に栄えていくことは難しい。
なので早期に会社としてなくなってしまうんじゃないかな、衰退するんじゃないかなっていうふうに思っています。
会社の、まず考えるのが会社の社員に対する責任ですよね。
病気を理由に退職、韓国ではもちろんやってはいけないことですし、法律的にもそうなんですけども、やっぱり社員の人生を守る責任があると思っています。
しかもですね、もちろん最後の最後まで会社は責任を取れないけれども、例えばがんの方にしたって治療の様子を見て働いてみるとか、一旦給食扱いにして復帰を前提にしてもらうとか、いくらでもやりようがあったと思うんですよね。
なのでそういった意味で会社は自分のできる範囲で社員の方を守る義務というのがありますし、そうしなければならない責任というのがあると思います。
逆にそれができない場合っていうのは早期に社員から会社に対する信頼というのが失われてしまいますので、会社っていうのはどんどん衰退していくなと思います。
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この短期でしか、その瞬間でしか、瞬間で切り取ったパフォーマンスでしか人を判断できないっていうのは、がんっていう極端な例以外にもあるなと思ってまして、
これがですね、出産後のわままに対する評価とか、育休中に対する評価っていうのも、その短期でしかパフォーマンスを判断しないっていうことに含まれるなと思いますし、
あとはたまた新入社員とか中途で入ってきたばっかりの人、オンボードするまでに時間がかかりますし、新卒社員ならなおさら入社後1,2年くらいは既存社員並みに活躍することって難しいですよね。
ただ、それをその瞬間瞬間のパフォーマンスだけを見て切り捨ててしまうと、結局、得を取っているようでかなり損をしている。
短期的にはすごく得をしているかもしれないけれども、長期的にはすごく損をしている。
なので、会社としては社員一人一人の長期的なパフォーマンス、数年単位による長期的なパフォーマンスっていうのを考慮して人事っていうのを評価するべきだと思いますし、短絡的な評価をするべきではない。
それはひいては社員を守ることにもつながりますし、今はすごくパフォーマンスを上げられているであろう人たちも、いつ何時長い人生どうなるかわからないですよね。
例えば、いつ誰が病気になるかもわからないですし、体がすごく健康であったとしても交通事故とかにあって一時働けなくなったり、パフォーマンスが下がったりっていうこともあるかもしれません。
はたまた自分自身は何ともなくても、家族が同じように事故だったり病気だったりなってしまったり、育児や介護、育児以外にも介護とかっていう問題が出てきたりとかですね。
ある事件の被害者の方が、事件後の裁判とかで会社を休めなくてすごく大変だったっていうことをある場所でお話しされていたのを聞いたことがあるんですけれども、
こういった人生の中では、いつ何時どんな人が何があるかわからないわけなんですよね。
なので、今どんなに活躍していて、今もフルで昼夜働けて休みも問わず働けていて、スーパーコのパフォーマンスが上げられている人でも、本当にどうなるかなっていうのはわからないわけです。
なので、会社が短期的なパフォーマンスだけを見て自分を評価していて、短期的にもパフォーマンスが上げられないとない人は切り捨てますよっていう姿勢を見せているということは、
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人材を切り捨てている、財産となる人を切り捨てていることになるので、長期的に会社が衰退していくっていうのはもちろんそうですし、
あと、社員に対するブランディングっていう意味でも、すごくいただけないなというふうには思います。
社員の方っていうのは、誰しも、男性でも女性でも、自分が弱くなって働けなくなったらどうしようっていう不安を潜在的に持っているんですよね。
必ず持っていると思います。
なので、自分は今はフルでパフォーマンスを出せているけれども、いざ弱い立場になった人が簡単に切り捨てられていく姿を見たときに、
ちょっとでも賢い人というか、優秀な人であればあるほど、自分もこうやって簡単に切り捨てられてしまうんだというふうに、
ちゃんと自分に置き換えることができて、そこの場所を離れることができますし、
逆に自分は絶対に大丈夫だろうって思っている、いわば想像力のない方。
想像力がない方っていうのは、他人への想像力、自分への想像力がないと、やっぱり仕事っていうのはなかなかできるふうにはなっていかないと思いますので、
そういう方の方がその会社に居残ってしまうとか、そういう形になりかねないかなというふうに思っています。
なので、すいません、ちょっといろいろ言って、今日は抽象的なお話なんですけれども、
今日のお話をまとめると、あるツイッターが流れてきたと。
それは、すごく尽くしてきた会社にガンだからという理由で退職勧告をされたっていう方のつぶやきで、
それに対して私が思っているのは、まずそもそも会社はできる限り社員の人生を守る責任がある。
責任があるし、短期的なパフォーマンスでしか人を判断できない、長期的にその人を見れない会社っていうのは必ず得をしているようで損をしている。
短期的には得だけれども、長期的に損をしている。
この話は病気だけではなくて、ガンだけではなくて、例えば産後の女性とか、あと介護に携わる方とか、
本当にいろんな人の人生において、その仕事だけにフルなパフォーマンスを出せない時期は必ず来るから、
そういった社員、想像力のある社員からする見え方もかなり下げるので、ロイヤリティ的にも、会社のロイヤリティ的にも良くない。
し、逆に言えば、そういった自分だけは大丈夫だろう、フルで働けることこそが正義、
自分だけは絶対一生何も起きないって思っている想像力のない方だけが残る結果になるんじゃないでしょうか、というお話をさせていただきました。
皆さんはこのお話についてどう思われますでしょうか。
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ということで、ここからは余談なんですけれども、
今日すごい雨でした。東京はですね、すごい昼間風とか吹いてですね、西日本の方はまたすごかったんじゃないかなと思いますし、
あと関東も明日明後日とどんどん強くなっていくかなと思いますので、皆さん気をつけてお過ごしください。
そんな中ですね、うちは夫が娘を連れて、ちょっと祖父・祖母の夫の実家の方に一日だけ一泊だけして行ってくれていました。
で、たまに3ヶ月に1回ぐらいそうやって、娘と夫だけで義理の実家に行ってくれるんですよね。
そうすると私は家で一人でゆっくりできるわけです。
この家でゆっくりできる時間って本当に貴重じゃないですか。
たまに外に一人で行くとか、仕事に会社に出社してるっていうのはもちろん一人なんですけど、やっぱり家じゃないと落ち着かない、リラックスできないので、
昨日は誰もいない夜を楽しみ、夜更かしをして、今日もゴロゴロだらだら過ごしてすごく幸せでした。
ちなみに台風がかなり止んでいる、雨風が止んでいる隙間に行ったり帰ってきたりしてこれたので、安全に移動はして、今日娘と夫は帰ってきました。
私が何をしてたかというとですね、コウノトリっていう漫画、ドラマにもなっててすごく有名だと思うんですけれども、あれをずっと読んでいました。
これは周産期医療に携わる産婦人会の話、それにまつわる妊婦さんとかのお話で、
いろんな症例とか臨床の場における病気だったりエピソードだったりが本当に具体的に詳細に書かれていて、すごくドラマチックで見応え読み応えがあるんですよね。
これを私は前の妊娠の時に読んでいて、久しぶりにちょっと思い出して、今日は何も生産的なことをしたくないって思っていたので、その漫画をずっと読んでいました。
久しぶりに読んだので、読み方、自分の捉え方が全然違ってたなというふうに思います。
このコウノトリの漫画を一番初めに読んだのは、娘を出産する前だったので、なんか怖さが先に立つというか、
出産ってこんなに恐ろしいものなんだとか、命が生まれるってすごいよねっていう、ただただ威風の念が書き立てられるような感じだったんですけども、
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第一子を産んで今2年と9ヶ月経った今思うのは、
そうですね、どんな命も生まれてきてくれてありがとうっていう気持ちになりました。
漫画で無事に生まれる赤ちゃんもいれば、生まれない赤ちゃんもいるんですけど、生まれた赤ちゃんには全員涙が出るぐらい、
生まれてきてくれてありがとうって漫画なのにすごく心動かされてしまいましたし、
残念ながらうまく生まれられなかった赤ちゃんっていうのは、お母さんの気持ちになって、これも涙がとらわらなくて、
今日はずっとコウノトリを見て泣きっぱなしでした。
もしまだ読んでいらっしゃらない方、おすすめですので、見ていただければなというふうに思います。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また明日も聞いていただけると幸いです。