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みなさんこんにちは、Video Arts Laboのサクです。
この番組では、神奈川県にある小さな町から、映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
はい、ということで8月の10日土曜日となりました。いかがお過ごしでしょうか。週末ですね。
今日はですね、朝からイベントのお手伝いにちょっと行ってきました。
町の農業祭なんですけれども、午後はそちらの夕方になるんですけれども、夕方撮影をね、ちょっとしに行ってこようかなというふうに思うんですけれども、
なんかこう、町の人とこう、久しぶりというかに関わりをね、持つ機会があったので、いろいろ顔を、顔合わせというんですかね、顔を出させていただいて、いろいろご挨拶とかもさせていただいたんですけれども、
かなりこう、何でしょう、普通の撮影現場とは違う新しい出会いみたいなのがあってですね、相当こう、何でしょうやっぱ、いろんなところの、いろんな業種の、いろんな場所の人たちと関わりを持つっていうのはすごく大事だなというふうに今日感じたので、皆さんも何かこう、いつもの仕事のメンバーではなく、その他のサードバージョンに関わって、
心の場所での顔合わせ交流っていうのを図ってみると、何かこう、自分のクリエイティブでもね、つながるものがあるのかなというふうに思いますので、ぜひ、いろんなところに顔を出してみてくださいというところで、今日もやっていくんですけれども、今日はですね、トピックスは、Zoom からまた新しいですね、ハンディレコーダーが出ましたので、そちらの方を紹介していこうと思います。
それから、メインテーマではですね、耳で学ぶ映像のあれこれ第5弾ということで、ローというものとログガンマについてですね、少しお話をしていきたいというふうに思っておりますので、ぜひお付き合いください。それではまずトピックスからいってみましょう。
はい、ということで今日はですね、トピックスは、Zoom のハンディレコーダー H1XLR を発売したというところでお話をしていきたいというふうに思うんですけれども、こちらのですね、H1XLR っていうのは、32ビットフロートに対応していて、なおかつ2チャンネル入力が可能というものになっております。
発売日はですね、2024年の8月下旬とされているので、もうじきですよね、出てくるというところですね。そして、なんと販売価格が驚きの17,900円。これは、Zoom が出している価格なので、もしかしたらもうちょっと落ちるんじゃないかというところですよね。
スペックのところなんですけれども、2チャンネル入力なので、モノラル×2 またはステレオ録音が可能となっております。なので、2チャンでステレオにするか、1チャンずつモノラルで録るかというところですよね。
それから、32ビットフロートで収録ができるハンギーレコーダーとなっておりまして、XLR端子ですね、こちらをメインなのかな、接続が可能ということになっております。
電子ピアノとかキーボードの演奏をLINEで録音したりとか、あとライブパフォーマンスのアーカイブとしてDJミキサーとかPAミキサーの2ミックスを録音したりとかっていうところができるので、あとはですね、外部マイクでアコースティックギターの弾き語りとか、ポッドキャストとかですね、こういうポッドキャストとかでもだいぶ使えるんじゃないかというところですね。
で、2in2outらしいので、2outらしいんですよね。なので、モノラル1チャン1チャンアウトにできるのかなっていうところですよね。ここに書いてある漢字だと。なので、たぶんこの1個あれば2人でポッドキャスト収録できたものを別々でアウトできるのかなというふうに思うので、かなり使い勝手としてはいいんじゃないかなというふうに思っております。
そしてなおかつこの価格帯ですよね。17900円で32ビットフロートの収録プラス2チャンでいけるというところなので、これは使ってみたいなと思いますよね。これはいいんじゃないですか。
で、ビデオグラファーとかもですね、手軽に多分XLRを上に外付けにつけるものでもなくて、Zoomのハンディレコーダーとかをつけて使うっていうのも可能なんじゃないかなと思うので、ちょっと私それを試してみたいなとは思っております。
はい、というわけで本日はですね、Zoomから出る予定のハンディレコーダーですね、H1XLRについてお話をしました。それではメインテーマの方に移っていきましょう。
はい、ということでメインテーマですね。本日耳で学ぶ映像のあれこれ第5弾ということで、ロートログガンマというものについてですね、お話をしていきたいなと思うんですけれども、映像を撮るにあたってですね、このロートログっていうのは、
ローデータの特徴とは
何でしょう、映像を撮り始めた人っていうのが撮るよりは、ちょっとこう、まあ何でしょうね、自分の色を何とか色をいじってみたい。なんかラット当てるんじゃなくて、自分で色味を作って世界観を表現したいみたいな方が、最初にこう当たる壁というか、これ結局何なんだろうみたいなのが、多分このロートログになると思うんですよね。
ローっていうのは写真から入った人はご存知かもしれないですよね。要は生データっていうふうに言われるようなデータで、高い情報量があってですね、写真でいうところの現像が必要になってくるっていうのは、このだいたいローデータが現像ありきのデータになるわけですけれども、JPEGとかの圧縮されたものではない、非圧縮のデータがこのローデータというものですね。
映像でもこのローデータというものがありまして、だいぶですね、圧縮されてないので、データ量としては相当大きいものになってくるんですよね。なので、12ビットとか14ビットとか、もしくは16ビットとか、そういうビット数の高いものがこのローデータというふうに呼ばれるわけですけれども、これがですね、取れるカメラっていうのも少ないわけですよ。
ロー収録ができる、だいぶ増えましたけど、一眼ミラーレスでもだいぶ増えたんですけれども、それでもまだ少ないというところ。
だがしかしですね、ですがこのログガンマ、後に説明するログガンマというものは、だいぶ取れるカメラというのが増えてきています。
で、どっちかというと、ローっぽいものでデータが軽いのがこのログなんでしょっていうふうに捉えがちなんですけれども、そのあたりをですね、ぜひこのポッドキャストで、こういうものなんだねっていうのをですね、知っていただければいいかなというふうに思います。
で、まずですね、このローというものについてご説明をするんですけれども、ローとはですね、カメラのイメージセンサーが捉えた生のデータっていうのを最小限の処理だけを施して記録する方式っていうのがこのローになっております。
なので全く圧縮がかかってない、かかってると、かかってないか、全く圧縮がかかってないわけではないんですけれども、最小限の処理だけなのでほぼほぼ生データと言われるものですね。
カメラが捉えた情報っていうのをなるべくそのまま近い状態で保存するっていうのはこのローデータになっております。
なので特徴としてはですね、情報量が高いっていうところですね、センサーが捉えたほぼ全ての情報を保持する明るさだけでなくて色の情報っていうのも含まれておりますよというところですね。
それから非圧縮、または過逆圧縮になりますので、JPEGなどの一般的な画像フォーマットとは異なって情報の損失っていうのがあまりないですよと。
それから高いビット深度っていうところ、通常の8ビットとか10ビットよりも高い12ビットとか14ビットとかの情報量を記録できますよというところですね。
それからホワイトバランス、撮影後でもホワイトバランスっていうのを調整ある程度できますよと。
それから露出がかなり融通が効く、露出も後から大幅に調整が可能というのがですね、このローの特徴というふうに言われているわけですね。
ログガンマの特徴とは
露出を撮っておくことより、露出の調整とかサイドの調整とかいろんな調整っていうのが可能になっているわけですよね。
なので例えば映画を撮るなんていったときに、あの映画の色味っていうのを流石にログとかでもなかなか難しい調整だとは思うんですよね。
なのでJPEGとかだとほぼほぼ厳しいわけです。ホワイトバランス、ラットが出ない限りはあの色味にはなかなかならないでしょうというところですけど、
このローっていうので撮っておいて後から調整をしていくっていうふうにすると、映画のようなああいうルックを作ることができるというふうになっています。
ただですね、データファイルが大きかったりとか、あとはローをいじるには専用のソフトウェアが必要だったりとかですね、あとは処理時間がかかったり、スペックもパソコンのスペックもかなり大きく必要になってきます。
なのでこういうところがローの特徴なんですよっていうところですね。
で対してこのログってものですね、ローについてはなんとなく写真やってる方もですね、分かっている部分があると思いますし、
あとは写真やってない方、カメラを最初にいじる方でもローデータっていうものに関しては聞いたこともあるかなと思うんですけど、
この分からないのはですね、ログガンマというこの名前ですよね。
このログガンマが何なのかというところはですね、ちょっとこう経緯というか経過を知る必要も少しあってですね、歴史的なところですよね。
このガンマっていうのはですね、そもそも映像の明るさの記録や表示の特性というのを指すわけなんですけれども、
通常のカメラっていうのは人間の目の感度に近い特性で映像を記録しますというふうに言われているんですよね。
なんですけど、この記録方式だとですね、非常に明るい部分とか暗い部分とか細かい情報っていうのが失われてしまうので、
晴れた日に撮影して空が白飛びしちゃったりとかですね、白く飛んじゃったり、逆に暗い部分だと影の部分が黒く潰れてしまったりということが結構あったと。
そこで登場したのがこのログガンマっていう保存形式というか保存方式なんですけれども、
ログはですね、この対数っていうものの、よく数学ではログって出てくる、あれがログなんですけれども、
明るさの情報っていうのを対数的に記録する方法っていうのはログ方式なんですよね。
なのでこの方法を使うとダイナミックレンジっていって、明るさの範囲ですね、これを広範囲に撮ることができる、広範囲に記録できるっていうところとですね、
あとはですね、後から調整、要は撮影でダイナミックレンジが確保できているので、撮影時点では眠たい絵って言うんですけど、
色味がすごい薄いように見えますけど、これ後から調整が可能というところになっております。
で、カメラのセンサーが進化したっていうところが、このログのガンマができた背景にはあるんですけれども、
それでもですね、RAWよりもデータ量を下げることができるっていうところが結構ね、特徴としてはあるのかなっていうところですね。
で、このログガンマに関しては必ずですね、この平坦な色にRATだったり、それから709っていう形の、
普段私たちが見ているテレビとかね、見ている色味に戻してあげる作業とかっていう形で、
必ず何かしらのこの色の処理っていうのをしていかないといけないんですよね。
それからですね、あとは細かい調整ができるようなスペックのパソコンを用意したりとかですね、
っていうのが必要になってきます。
なんですけど、このログでとっておくことにより、RAWよりもデータ量を抑えつつ、
ダイナミックレンジを確保できているので、ある程度のブックを作ることが、色味ですよね、
世界観を作ることができるというものでかなり重宝されているものかなというふうに思います。
ログガンマとRAWの違い
この対数的な記録っていうのは、説明するとすごく長くなってしまうので、
ちょっとここでは今回割愛させていただくんですけれども、
RAWとLOGγの違いについては、何となくご理解いただけましたでしょうか。
RAWっていうのは基本的に圧縮がそこまでかかってないものっていう認識でいいと思うんですよね。
それでデータ量が多いと。
なんですけど、このLOGγっていうのはRAWっぽいものではなく、
ちゃんとした撮影方式なんですよね。
なので、白飛びと黒飛びを確かにRAWみたいに防ぐっていうものがあるんですけれども、
そこにはこのLOGっていう対数的に記録する方式っていうのがあるんだよというのを知っていただければと思います。
なので、このLOGγを対比的に考えるという時に、
リニアという考え方があるんですよね。
直線ってやつですけど、
LOGγっていうのはその直線に対して曲線になるんですよね。
これがリニアとLOGγっていう対比のやつでよく使われるんですけれども、
なので、このLOGγとRAWって同じ、もしくはRAWのデータ量が小さいのがLOGγだよねっていう認識ではないよというところだけ、
今日分けていただければいいかなというふうに思います。
このLOGに関しては理解だったり説明だったりするのがものすごく大変になってしまうので、
今日のところはRAWっていうものはカメラが捉えたそのままのデータ、ほぼそのままのデータっていうのがRAWっていうものですよっていうところですね。
さらにLOGγっていうのはそこに圧縮というよりは変化を加えたものだよというところですね。
なので、RAWとLOGイコールではないよっていうところを知っていただければというふうに思います。
はい、というわけで、もうちょっと詳しく聞きたいという方はですね、
ちょっとそれ専用のPodcast用意しようかなというふうに思いますので、
もしそういう要望があればコメントとかで教えていただければと思います。
はい、というわけで本日は以上となります。
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それではまた明日お目にかかりましょう。