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2024-08-11 12:57

#856 【耳で学ぶ】映像のアレコレ⑥LUTって何?

<今日のメインテーマ>

  • LUTってなんだろう?
  • LUTの役割
  • LUTを使ってみたいと思ったら?


紹介したサイト:LUMIX BASE TOKYO

→ https://lumix-base.jpn.panasonic.com/color-lab/


この番組では、神奈川県にある小さな町から映像制作に関する情報を中心に毎日発信しています。


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Video Arts Laboのサクです。
この番組では、神奈川県にある小さな町から、映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
はい、ということで8月の11日日曜日となりました。
週末、いかがお過ごしでしょうか。
えー、いやもう8月も2週目入ってくるというところで、
いかがですか。なんかもう早いですよね、あっという間で。
最近本当、あの前々から言ってますけど、日の入りですよね。かなり夕暮れが早くなってきた感じがしますよね。
で、昨日はですね、あの農業祭というのがうちの地元でありまして、この農業祭の撮影にちょっとこうお手伝いとして行ってきたんですけど、
かなり盛り上がってですね、なんか地元のお祭りなんだけど、多分人数で言うと4,500人以上は来てたんじゃないかというぐらい、かなりこう活気があってですね。
なんかこういうお祭りをもっともっと売り出していくに、映像の力とかをね、使っていきたいなっていうふうにちょっと思っていたんですけど、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。本日はですね、トピックスお休みとさせていただいて、いきなりね、メインテーマから行きたいというふうに思っております。
本日のメインテーマは耳で学ぶ映像のあれこれ第6弾ということで、ラットというものについてですね、少し深掘りをしていきたいなと思っております。
それでは本編の方ですね、メインテーマ行ってみましょう。はい、ということで今日はラットというものについて本編でお伝えしていきたいというふうに思うんですけれども、このラットですよね、皆さんご存知でしょうか。
まずこのラットって何だろうなっていうのを映像を始めてから思うんですよね。今までは例えば映像を撮るにしてもMP4形式にして、撮って出しっていう形で自分で楽しんでたけど、なんかログっていうものが存在するらしいと。
あとローっていうものもあるらしいというところで、じゃあログで、私のカメラはローは撮れないからログで撮ってみようかなってログで撮ってみた結果、なんか色味が全然薄い絵になってしまったと。
で、これをじゃあどうやって扱えばいいんだろうっていう時に、この一つがカラーコレクション、カラーグレーディングという言葉が出てくると思うんですけど、その後にこのラットっていうものに調べていると行き着くと思うんですよね。
で、あれか、なんかフィルターみたいなもんなんだと、色味がちゃんとログで撮った素材にそれを当てるといい色になるんだみたいな、そういう認識のまんま来てしまうと、結構ここから独立しようと。
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そのまま独立してしまった方に関しては、なかなか危険な領域に足を踏み入れるような形になっていくので、ラットってものをきちんと理解すると、仕事も早く進みますし、クリエイティブもどんどん上がっていくので、この辺でしっかり今日、少し私と一緒に勉強していただければというふうに思うんですけれども。
そもそもこのラットってものは何かというところですよね。
このラットってものはですね、あのルックアップテーブルっていう言葉の略語なんですよね。
で、頭文字を取ってLUTということでラットと読みますけれども、これはですね、日本語では参照テーブルみたいな形で訳されるんですよね。
ルックアップテーブルですね。参照テーブル。
で、どういうものかというと、基本的なこのラットの役割っていうのは、ある色の情報っていうものを別の色の情報に変換するっていうのがこのラットの役割なんですよね。
はい。変換?そう思いますよね。そうなんです。色の変換っていうのがこのラットの役割なんですよね。
例えば、特定の赤い色があったときに、この赤っていうのをより濃い赤にするか、より薄い赤にするか、それから青っていう色があったとしたら、この青をですね、少し緑がかった青に変えたりみたいなのがこのラットの役割なんですね。
これを全ての色の情報に当てるというのがラットの役割で。
なので、時折ですね、このフィルターと一緒っていう形で認識をする方いらっしゃるんですけれども、フィルターっていうのはエフェクトになりますから、元の色に被せるというのがこのフィルターの役割なんですよね。
はい。そういうことですよね。元の絵がしっかり残っていて、ここにフィルターをかけるというのがフィルターの役割なんですけど、
このラットっていうものですね、元の色そのものの色情報っていうのを変えてしまうというのがこのラットになります。
なので、フィルターを当てるっていうのとラットを当てるっていうのでは意味が全く違ってくるわけなんですよね。
ここを理解しておけば全く問題なく作業を進められると思うんですけど、これがですね、結構ラットを知って最初に当たる壁みたいなところになってきますね。
はい。なので、このラットというものをですね、使うようになってきた時に色の情報っていうのを変えたいなと、
例えばそれを自分で変えるのは難しいと思った時にこのラットというのは大活躍するんですよね。
例えば青っていうものをしっかりとブルーというよりはちょっとライトブルーとかですね、それからもうちょっと緑がかった青みが、青みが強いけど緑っぽい要素もあるブルーとか、
いうところの色に変えていくというのがこのラットの役割なんですよね。
このラットにもですね、1Dとか3Dとかっていう種類があるんですけれども、現在大体使われているのはこの3Dラットというものになっております。
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3次元の立方体みたいな形の色の色の空間を3次元的に使うというところですよね。
これをですね、フォルダというかこれでラットを作るとキューブっていうドットキューブっていう形のファイル形式になるんですけれども、
1Dラットっていうのは平面の処理っていう形なんですけど、この3Dラットっていうのは各RGBっていうのを同時に処理ができるというより複雑な色変換が可能になっているのがこの3Dラットになっております。
より多くの情報を入れることができるというものになっておりますね。
なので、この大体3Dラットっていう形でラットを作られている方はドットキューブっていうので作るというところですね。
今気軽に手軽に誰でもラットを作れるようになりましたけれども、多分こういう情報っていうのをしっかり自分の中で入れとかないときちんとしたラットを使った色味にならないというところがあるので、
基本の情報ですけど知っておかなきゃいけないものかなというふうに思います。
ラットの役割とラットって何かっていうものをこちらでご説明させていただいたんですけれども、
実際にラットを使ってみたいと思ったときにどうすればいいのかっていうところで、ラットの注意事項をいくつか挙げたいなというふうに思います。
このラットの注意事項なんですけれども、ざっというとラットっていうものはフィルターとはちょっと違って色情報の変換なので、そもそもない色に関しても変換ができないんですよね。
なのでそのない色っていうのを極力なくすために適正な露出で撮る必要があります。
なので元の映像をしっかりと作り込んでいないとこのラットが効果を発揮しないというところは注意点としてあるんですよね。
なので例えばごまかしにラットを使うっていうのはやってらっしゃる方いるかもしれないんですけれども、それだって効果は薄いというところなので、
しっかり適正で露出を取った後ですね、その後にこのラットを当てるとうまく自分のハマった色になるかなというふうに思いますので、
まずしっかりと素材を取るというのがラットを使う前提ですよね。
そのときはしっかりとした素材を取るということを心がけるというところがありますよね。
それからですね、あとは複数のラットを重ねていくと、これもいろんなクリエイターさんが最近出してますけど、
ラットの重ね掛けみたいなところで出してますけど、それも適正露出ですよね。
そちらが撮れてないとやっぱりなかなかガタガタした色になってしまうので、そこは注意しましょうというところとかですね。
あとは元の映像っていうのもしっかりとっておきましょう、バックアップとりましょうということですね。
ラットをつけて焼いて出すお仕事をしている方はそんなことほとんどないと思うんですけれども、
仮に自分で趣味で撮った映像にラットを当てて出して、元の映像を消しちゃったという場合はバックアップを取れなくなります。
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フィルターを消せばいいというような方式ではないので、色情報の変換というのがラットですから、
なので元のファイルはとっておきましょうというところですね。
それから最終的な出力の問題を考慮してラットを選択してくださいっていうのはここに書いてありますけれども、
でもそれぐらいですかね。
でも本当にラットを使う場合は、まずはラット前提で編集というか撮影をしている場合は適正露出にしっかりとるというところですね。
ホワイトバランスをとってしっかり露出をとるというところが基本になってくるかなと思うので、ここだけ覚えていただければと思います。
というわけで、実際にその辺がわかったところで、ラットってどうやって使うの?撮るの?みたいなところなんですけど、
LUMIXというパナソニックのカメラですけど、このLUMIXのLUMIXベース東京っていうのが青山にあるんですけれども、
こちらがホームページを持っていまして、このホームページからラットが無料でダウンロードができますというところで、
今回ちょっとサイトを紹介させていただきたいんですけど、これPRとかでも何でもないんですけど、PRというか案件でも何でもないんですけど、
こちらのLUMIXベース東京を調べていただくか、公式のリンク貼ってありますから、こちらで行くとLUMIXカラーラボというページにつながります。
このLUMIXカラーラボの中には、LUMIXを実際に仕事とかでも使われている方がラットを実際に作ってくださって、
このラットがホームページではダウンロードができてしまうというものになります。すごくないですか?
ただでラットをもらえますよ。なので、こちらのラットですね、ぜひいろんなラットがありますからダウンロードしていただいて、
ご自身に合うラットを選んでいただいて使っていただければなと思います。
LUMIXのカメラには、このラットを当てはめて写真に焼くことができるリアルタイムラットという機能が、動画でも使えるんですけどあるので、
自分の作ったラット、もしくはこういうところでダウンロードしたラットを写真にそもそもJPEGで焼き込んでデータの保存ができるということになりますので、
もちろんRAWとこのJPEGという形で保存を2つするとしたら、JPEGのほうにリアルタイムラットの焼き付けができると、
RAWのほうはRAWで撮っておけるので、これ結構いいなと思うんですよね。
なので、そういう使い方がLUMIXのカメラはできますので、ぜひLUMIXのカメラをまだ使ったことがない方は、
いろんなカメラの量販店さんとか、それこそLUMIXベース東京、青山にありますけれども、
そちらに行っていただくと機器の体験というかパッチ&トライみたいなのができますから、
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そちらでSDカードを入れてパシャパシャ撮ってみて、ぜひリアルタイムラットを使っていただけるというふうに思います。
というわけで、本日は以上となります。この放送では小さな街から映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
気になるトピックスはですね、メールフォームとかですね、Spotify、YouTubeのコメント欄からぜひ募集してますので、どしどし送ってみてください。
それからですね、X、インスタグラム、ノート、ブログやってますので、ぜひ遊びに来てください。
それではまた明日お会いしましょう。
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