スピーカー 3
とはいえそれを削っていって尖らせていくというか特徴を出すために大事なものだけを残していかないといけないっていう作業になってくると思うんですけど、
それってどういうふうにされてるんですか。
頭の中で知ってるのか、実際何か調べるとかそういうステップを踏んで徐々にやっていくとかあると思うんですけど、
スピーカー 2
三池さんはどういうふうにされてるんですか。
まずはやっぱり調べたり、今回で言うとポッドキャスト聞いたり、あとはゆうやくんのノーションで情報を見させてもらって、
イメージを膨らませていって、イメージが膨らんできたらまずラフみたいな感じで、
手書きとかでもいいので落としてみるんですけど、そこでラフで何パターンか書いてみて、
実際にラフに落としてみると、頭の中から実際の絵に落とすと、
なんか全然違う、これ違うなみたいなやつとか、意外とこのモチーフハマるじゃんみたいなのが出てきたりするので、
そういう具体的な絵にしていく中で精査していくっていう感じが多いですね、私は。
スピーカー 3
じゃあまず作ってみて、落とし込んでみて、そこからまた修正かけていくみたいな。
スピーカー 2
ある程度は今までの経験から頭の中でこういう感じがいいかなみたいなイメージできるんですけど、
そこからさらに精度を上げていくっていうのは、やっぱりラフに落として、
スピーカー 3
ラフの中からさらに絞って、デザインに落としてみたいな感じが多いです。
その作業って依頼主の方、クライアントの人とかとやり取りしながらしていくものなんですか?
スピーカー 2
それとももうある程度ミュウキさんの中でやっていく?
本当にふわっとしてて、方向性からしっかり握らないとなみたいな時は、
事前にめちゃくちゃヒアリングさせてもらったり、その後のラフの段階でも見てもらってチェックして、方向性を握ったりみたいなことをするんですけど、
今回はわりとそんなに不安がなかった。
ユイヤ君との意思疎通にそんなに不安がなかったので、
ある程度、最終的にはパターン5個ぐらい出したんですけど、
このデザイン5個を初行として出してっていう感じで進めましたね。
スピーカー 5
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スピーカー 4
さっきの話じゃないけど、なんでみゆきちゃんとかに頼むと、
結構ふわっとしたディレクションでもこんなにめっちゃいいみたいなやつが来るんだろうなっていうのは、すごい不思議に思って。
みゆきちゃんから今まで働いたデザイナーさんの中では、
言っちゃ悪いけど、最初からできない人とかもいるわけじゃん。
そういうのを見てて、自分との違いみたいなのはどこだと思う?
スピーカー 2
えー、難しい。
スピーカー 4
なんかそれをセンス、センスはもちろんあると思うんだよね。
みゆきちゃんも昔からセンスはいいなってすごい思ってたけど、
でもそれをセンスの一言で片付けてしまうと、再現性がないというか、
そういうできない人はずっとできないままになってしまうかなと思ってて。
それはどういう違いなんでしょうね。
スピーカー 2
何だろうなぁ。
もう、汲み取る力かなぁ。
汲み取るためにはやっぱりヒアリングしたり、
リサーチしたりっていうのが必要かなっていうのと、
あとは結構その、それまでの経験とか、
あとどれぐらいいろんなことをインプットしていろんな引き出しを取ってるかみたいなのも大事かなって思う。
これが求められている時はこの引き出しの武器が使えそうとか、
この時はこれだみたいなのが自分の中にいっぱいあればあるほど強い気がする。
スピーカー 4
確かに僕がノーションで伝えた説明の中で、
何個かこういう参考になるポッドキャストのカバーがあって、
5個から6個ぐらい上げたよね。こんな感じにしたいんだけどみたいなのを上げたんだけど、
実はその前に違う方にちょっと手伝ってもらったこともあったんだけど、
その方はそれを出しても全然違うのが出てきたりとかして、
それで実はミキちゃんが今言ったように、
そこの僕が出した5、6個の中のイメージみたいなところに対する引き出しがなくて、
自分の違う引き出しから作ってしまったみたいな感じになったのかなみたいな。
そういうふうに思いますね。
スピーカー 3
確かに。チュッパチャップスのロゴとかももちろん知ってなければ出てこないですし、
グローバルとかいろんな味があるとか、フレンドリーでポップな感じとかあって、
スピーカー 3
まさに説明として出してくれてたところとぴったりくるのもすごい分かるし、
でも本当それってインプットがなければ、引き出しがなければっていうことですよね。
スピーカー 4
すごいよね。
スピーカー 3
そこらへんのキャッチアップってどんな感じでやってるんですか?
スピーカー 5
自然と?
スピーカー 2
でも今までお仕事でもいろんな経験させてもらったのと、
あとはデザイナーのすごい先輩とかも周りにいっぱいいたから、
そういう先輩から盗ませてもらった部分もすごいあるかなと思って、
あとは日々こういう感じでデザイン依頼してもらったりとか、
自分で全然仕事関係なく物を作りをしてたり、
そういうところでも仕事とは違うところで違うものをインプットしていけるので、
スピーカー 5
いろんなところからインプットするのが大事かなって思ってます。
スピーカー 4
量というか質度量なのかもしれないですね、そうなると。
スピーカー 3
偉大な先輩っていうのはサイバーの時代ってことですか?
そうです。
サイバーエージェントはデザイナー以外のデザイナーもめちゃくちゃ多かったですもんね。
師匠たちが。
師匠たちがいっぱいいます。
じゃあすごい学んだなというか、勉強になったなみたいな、
そういうのはサイバーエージェント時代っていうのは結構大きいって感じなんですかね。
大きいですね。
スピーカー 2
単純なデザインスキルだけじゃなくて、仕事に対する向き合い方とか、
デザイナーだけどデザインの枠を超えてグイグイ行く姿勢みたいなのとかすごい学びました。
スピーカー 3
そういうところは日本の企業のいいところでもあるかなというふうにはちょっと思いますね。
海外の企業だとそこまで立ち入った指導ってしないので、
それはある程度成長している人にとってはいいと思うんですよ。
もうその仕事に対する向き合い方っていうものとかを学んだり、
あとはもちろん仕事って言っても与えられたチケットとかタスクをこなすだけが仕事じゃなくって、
それはもちろん代理人でもできるんですけど、
そこに対して三宅さんみたいに頼まれたこと以上のものを出していこうと思ったら、
やっぱりどうしても他での自分を挙げていくみたいなこととかって必要になってくると思うんですけど、
そういったことの指導っぽいことって全然ないから、
日本の会社は逆に言うとすごい近すぎるって思う人もいるかもですけど、
かなりしっかりそういったところの指導をしてもらえるっていうのもあるかなって、
個人的には日本と海外ではそこが違うかなと思います。