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和田おはまです。今日は、「営業というお仕事」というテーマでお話ししてみたいと思います。
私は今、NHKの朝ドラ、「舞い上がれ!」というのを見ているんですけど、
この主人公の舞ちゃんがパイロットになると言って、すごく頑張って夢を叶えたかに見えたんですけど、
その後、町工場をしていたお父さんが急に亡くなって、その後を継いだお母さんを助けるために、
内定をもらっていたパイロットのお仕事を諦めて、家の会社を手伝うという決断をしたんですね。
新しい仕事を取ってこないといけないということで、いわゆる営業のお仕事を舞ちゃんが始めるというのが、
ちょうど先週のお話になっていました。全然やったこともない仕事なので、最初はもう本当にうまくいかなくて、
電話をしてもけんもほろろに断られて、営業先に行ったら行ったで、自分の会社の商品も何も分かっていないのに、
そんな人から話は聞けないよみたいなことを冷たく言われたりとか、本当に心が折れる場面がいっぱい出てきていました。
私も商権会社で営業の仕事を始めたのが37歳のときで、それまでは同じ会社の事務職をしていたので、
全く未経験の営業という仕事に移ったときに、本当にすごい大変だったことを思い出していました。
私の場合は同じ会社だったので、商品自体はある程度は事務職でいろいろ分かっていたつもりではいたんですけれども、
やっぱりそれを言ったら電表を処理する仕事と、実際にこの商品はどういう中身なのとか、
運用成績が今あまり良くないけどどういうことみたいなことをパッと聞かれても最初は本当に全然答えられなくて、
本当に何も分からない状態だったんですね。
もちろんお客さんに電話とかしても本当に冷たく断られるというのも実際私も体験してきました。
ではどうやってそこから仕事をやっていったかというと、これも本当にまいちゃんと同じだなと思ったんですけれども、
本当に秘策というのはなくて、商品の知識を身につけたり、お客さんのためにどんな提案ができるかを考えたりとか、
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そういうことの一つ一つの積み重ねだったなというのを改めて思い出しました。
一般的に営業職というと、ノルマに追われてきつい仕事というイメージだったりとか、
あとは営業される方、自分がお客さんの立場になってみると押し付けられたとか売り付けられたみたいな、
そういうイメージで語られて、どっちかというと営業ってあんまりいいイメージを持ってない人が多いかなと思うんですけど、
この朝ドラの中でもまいちゃんはすごく頑張って、一旦断られた相手さんから仕事を取ってきて、
本当にみんなで喜び合うというところがあったんですけど、やっぱり人対人だからこそ、
そういう一生懸命頑張る姿だったり、あとはその人のために自分ができることを積み重ねていくとか、
そういう目に見えないところがやっぱり人を動かしていくんだろうなということを思いました。
ということで最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。