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和田おはまです。今日は、配られたカードで勝負する、というテーマでお話ししてみたいと思います。
昨日、たまたまテレビを見ていたら、奈良県の天理高校と生駒高校の高校野球の再試合のドキュメントをやっていました。
夏の高校野球の奈良の地方大会で、天理高校と生駒高校が対戦することになっていて、直前になって生駒高校の選手が、かなりの人数がコロナに感染してしまって、
万全じゃない状態で試合をして、結局天理高校が大差で勝つんですけれども、その時に天理高校の監督が、みんなが元気になったら再試合をしようという提案をして、
実際に9月に再試合をやって、本当の地方大会の時は勝っても喜ばないようにしようと天理高校は言っていて、でもその9月の再試合、本当にみんな元気になって、
当初から出る予定だったメンバーがみんなで戦った時には、また天理高校が勝つんですけれども、その時はみんなで喜ぼうと言って、その喜んでいるところに生駒高校の選手も一緒に喜んでいたというお話でした。
本当にここ2年ぐらいの間というのは、高野球も、多分大会自体やらなかった時もあったかなと思うんですけど、
いろんな人がいろんな形でやりたいことができなかったり、頑張ってきたのに結果を残せなかったりとか、いろんなことがあったんだろうなって、それを見ながら思いました。
そういう時に誰かを恨んだりとか、何かのせいにして、だからしょうがないなってなってしまうのは簡単なんですけれども、でもやっぱりそういう時だからこそ、その時の自分のベストを尽くすというか、
特に今回の場合だと、相手のことまで思って、そこで行動するっていうのが、やっぱりすごい感動的だったなって思いました。
今回はコロナですけど、私たちって本当に環境だったりとか、大きな災害が起こったりとか、いろんなことがあって、病気になることもあって、
こんなはずじゃなかったのにとか、もっとこうだったら自分はこんなふうにできたのになって思うことはやっぱりあると思うんですけれども、
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でもやっぱりですね、配られたカードで勝負するしかないんだなっていうのをそれを見ながら思いました。
そこで頑張ったり、そのベストを尽くした経験っていうのは、やっぱりいつか自分の力になるっていうことを考えると、
高校給仕たちの爽やかな姿を見て、やっぱりすごいいろんなことを考えさせられたなっていうふうに思いました。
ということで、最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。