近藤淳也のアンノウンラジオ。
こんにちは、アンノウンラジオです。
こんにちは、よろしくお願いします。
今日は宝示戸陽子さんにゲストにお越しいただきました。
ようこそ。
ありがとうございます。
大丈夫ですか?
ちょっと緊張してます。
緊張してますか。
はい。
今、マンスリーで滞在中ですね。
はい。
そして、朝のコーヒー会でお話を伺っていたところ、
この後どこ行くんですか?って言ったら、LAですっておっしゃってて、
もうすぐLAに行きますっていうことで、
え?みたいな。
海外で結構ご活躍が長い。
そうですね。
7年ニューヨーク、シアトル、コロナだと結構てんてんとしてました。
っていうお話だったので、
なんだそれはと思って、ぜひちょっと詳しくお話し聞かせてくださいっていうことでお願いして来ていただきました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。真っ暗なとこにいます。
ちょっとね、地下の部屋のスタジオなんで、昼間なのに暗いですけれども。
じゃあちょっと軽く自己紹介お願いしてもいいですか?
はい。宝示戸陽子と申します。
私、滑舌がすごい悪いんで、宝示戸ってなかなか言えないので、
いつも偽名を使ってるんですけども。
偽名?偽名は何ですか?
星です。星陽子。
星陽子ね。
短くて言いやすいし、外国人の方が言いやすいかもしれない。
そうですね。なんですが、漢字が宝に示すに戸棚の戸と書きます。
宝に示すに戸棚の戸。見たこともない苗字ですが。
みんなよく言われますね。
だいぶ珍しいんじゃないでしょうか。
らしいですね。
ウェブで検索すると、死んだ方も含めて200名ちょっとっていうふうに書いてありました。
日本の歴史上、200人しか存在してない苗字ってことですか。
みたいらしいですね。
だいぶ珍しいですね、本当に。どちらの地方?
千葉、茨城のところに本家があったっていうふうに聞いておりますが、今はみなさんバラバラですね。
なるほど。宝示戸さん自身はどちらご出身ですか?
私は千葉で生まれて宮城県で育ちました。
宮城県の。
宮城県の塩釜市っていう、松島と仙台の間ぐらいの港町ですね。
なるほどなるほど。
そして自己紹介的な続きでいきますと、何してる方ですか。
今だけで言うとポートフォリオワーカーって言うんですかね。
いろいろやってる人ってことですか。
そうですね、いろいろやってます。
ポートフォリオワーカー。
そんなに楽しいことっていうよりかは、ちょっとやっぱり仕事寄りが多いんですけども、今大人の事情でちょっと会社員やっていて、今までは過去5年はずっとフリーランスのコンサルタントとして働いてます。
なので副業でそっちもやっていつつ、今会社員で働いてます。
フリーのコンサルタントがメインですかね。
それでもポートフォリオワーカーっていう。
言うんですかね。
会社に所属してるからっていうことですか。
そうですね。
なるほど。
何のかなって自分で。
最近自分でタイトル作る人多いじゃないですか。
まあね、ポートフォリオワーカーって聞いても何のご専門家がわからない。
そうですよね。
何してる、何が一番こう保守予算的にはメインですかね。
そうですね、今までは戦略系のコンサルタントとしていろんな企業さん一人でポンと入ってお手伝いするっていう感じでやってました。
そうなんですか。
戦略系のコンサルティングとして一人で会社に入っていってお手伝いをする。
そうですね。
なるほど。
なんかすごそうですね。
いや、でも人が足りないから呼ばれるだけで。
あと、結構その日が吹いているプロジェクトって嫌われ役が必要なんですよね。
なので、みんな仲良くやってるとこに、全然プロジェクトうまく回ってないよってところにポンと行って、ひっつき役というか、炎上をちょっとさせてみんなに気伝いを与え、みたいな。
なので、嫌われ役っていうふうに私はいつも自己紹介入れてます。
えー。
その、まあみんな言いにくいけど誰かが言わなきゃいけないことをズバズバ言って、ダメやんそれじゃあみたいなことですか。
そうです、みんなのお尻を叩くっていう。
そうなんですか。
そこは、ほうしとさん的には嫌じゃないんですか。
そういうことがあるとすごい仲良くなるんですよね、プロジェクト終わるまでに。
あーそうなんですか。
はい。
でもそれはお人柄がいいんじゃないですか。
いやー、そういう趣味の方が多いのかよくわからないですけど。
そういう趣味。
叩かれるのが好きみたいな。
M系があるみたいなことですか。
多分そうだと思います。
でも自分たちでよくやらないけど、誰かに教えいただいてほしかったみたいな。
そうですね。だから仲良くやってるんだけど、全然なんかうまくいってないよっていうとこに呼ばれて、お尻を叩く役目。
なるほど。
はい。
まあじゃあ、うすうすみんなわかってるのかもですよね、それは。
これじゃダメだなって。
あ、そうですね。
実は思ってるから、そういうお尻叩いてくれる人を呼んできて、お願いします叩いてくださいって。
そうですね。
あ、じゃあそこが本当に強みってご自身でも思ってるってことですか。
そこの強みなのかわからないですけど、そういうプロジェクトが多いですね。
なので知り合いの、また別のプロジェクトに呼ばれるときは、その知り合いのエグゼクトブの方に呼ばれて、こういうことがあるんだけど、ちょっとみんなのお尻を叩いてくれみたいな。
じゃあもう本当にそこが強みとして他の方からも、クライアントさんからも認識されてて。
そうかもしれないですね。
ちょっとこう、硬直状態になってるプロジェクトとかに来てくれて声かかるみたいになってるんですか。
はい、そうみたいです。
あ、面白いなあ。
なんとなくイメージは、大きな会社で男性が多い環境が多い。
そうですね、男性が多い環境が多いですね。
なんとなくね、割と大きな会社でさらに今の方々がいっぱいいてみたいなイメージを、なんとなくもんやり今感じましたけど、やっぱそういうところが多いですか。
もう役割がみなさんはっきりしてて、課長さん、部長さんとか社長がいて、みたいな感じのところに呼ばれることが多いです。
なるほどね。へえ。
割と大きな会社ですかね。
そうですね。
日本を代表するような。
そうですね。
メーカーさんとか。
メーカーとか消費者とか製薬会社とか。
ああ、すごい。
2人1人で乗り込んでいって。
だいたい1人ですね。
すごい。でもね、とはいえ、こうすべきじゃないか、例えば会社として、もっとこうすべきじゃないかみたいなことって、割と専門性があったりもするじゃないですか。
それぞれの事業分野によって、技術的なことが必要だったりとか、将来どういうふうになっていくかみたいなことを割とちゃんと見極めないといけないみたいなところはあると思うんですけど、
そういうのはお一人で行かれて、なんていうんですか、だいたい分かるもんなんですか。
やはり分野の専門の方もそれぞれいて、大きいプロジェクトが大きいんですけども、だいたいなんですけども、やはりプロジェクトマネージャーっていう専門の位置づけってなかなか人材がいなくて、そういう位置づけで、総合的に横串を刺してみんなをまとめる役っていうのが多いので、その下にその専門性の分野の人がたくさんいてっていう感じが多いですね。
そうなんですか。
はい。
じゃあ、多分こういうふうにしたほうがいいっていうのは分かってるけど、実行できないみたいなことになってることが多いってことですか。
そうですね。
そこに知りたたき役。
はい。
ちょっと待ってください。
そのポジションになった理由、いきさつはなんですか。
いきさつなんですかね。
いわゆるね、日本人女性が普通にキャリア積んでいって、いきなりそういう役もありにならないような気がするんですけど、なんでそんなふうになったんですか。
えーとですね、5年前に日本に帰ってきたんですね、ニューヨークに7年いて、その後に何しようかなと思ったときに、お友達の紹介で、外国人の方なんですけども、たまたまその紹介で受けた仕事が、そういうお尻を叩くポジションで、
で、そのプロジェクトが1年で終わって、その人がまた、こういう人がいるから役に立つようち、君の会社でも出て、そのつながりでどんどん広がっていったみたいな。
1年やった最初のやつも、結構うまくいったってことですね、保守屋さんの方で。
そうですね。
あ、やっぱ入って、それでうまくまわったんですか。
そうですね、うまくいって、それがもう炎上してたプロジェクトで、なかなかうまくいかなくて、本部からもワーワー言われてるし、みたいな、そんな環境のところでポンっていったのが良かったんですかね。たまたま運が良かったんですよね、きっとね。
そしたらそこから尻叩き役みたいなタイトル。
なるほど、面白いですけど、え、ちょっと具体的に何するんですか。入っていって、いきなり始めたとこから入るじゃないですか。何から始めるんですか。
そうですね、そのプロジェクトの炎上の具合にもよるんですけども、まずそのメインキャラクターをポジショニングするみたいなところから始めて、この人はどういう役割で、どういうポジションでっていうのを、自分なりにマッピングする作業から始めます。
それは個別に1対1でインタビューとかしていくってことですか。
はい、聞きまくったりとか、どういう位置づけでこのプロジェクトをどれくらいやっていて、皆さん結構プロジェクトやってる方って他にも仕事やってるんですよね、その会社の中で別なポジションがあって、ただプロジェクトって位置づけでわーって位置づけ集まってきて、本業プラスプロジェクトをやらせてる人が多いので、そういう中の位置づけを一旦自分の中でマッピングして。
なるほど、人間相関図というか。
そうですね。
役者として誰がいるのかなみたいなことを整理し始めるんですね。
インタビューって何分ぐらい。
いや、本当にもう軽いインタビューですよ、15分とか30分とか。
はいはいはい。
アイスブレイク的なことをやると皆さんちょっと結構、この人は自分のお尻を叩かない人かもと思って、心を開いてくれることがあるので。
なんかね、素敵な女性にまずあなたのこと教えてって聞かれたら嬉しいですよね。
そういうのもあるんじゃないですか。
結構人間関係のひも解きと再構成みたいな感じなんですかね。
そうですね、似てるかな。
そこなんですね。
でもそんなに時間かけないでパパッとやって、そこから必要であればアジャストしていくというか、調整していくっていうような感じです。
今までのところ、本当にファッと何をすべきかみたいな話じゃなくて、
Howっていうか、人と人がどう話すかみたいな話ばっかりですけど、そこの整理でもううまくいくようになっていくっていうことですか。
そうですね。あとはプロジェクトマネジメントのフレームを使って、そこに当てはめていくみたいな。
例えば、要件はまだ決まってないようなプロジェクトだと、要件定義からとか、あとゴールとかメーカー決済とか、本当に基本的なこと、皆さんも日常的にやられてるようなことをきれいに揃えていくみたいな。
僕が戦略コンサルってお聞きして思うイメージっていうのは、どっちかっていうと、いろいろ業界のこととかめちゃくちゃ調べ上げて、
あなたの会社はこういうポジションにあるので、こういう戦略でいくのがよろしいのではみたいなことを、膨大な情報を集めて考えてくれる人みたいなイメージだったんですよ。
だから、全然そういう感じっていうよりは、もうそのプロジェクトどう進めるかのところに入っていくみたいなことをされてるんです。
それ戦略って言うんですか?
戦略言うんですかね。
私も今思って、あ、間違った。もしかして違うかもと思って。
そうなんですか。
はい。
なんか、なんて言うんですかね。会社組織の整体師みたいな、気の流れ。
そうですね。気の流れを良くするのかな。
でも嫌われ役でいくんで、そういう意味だとどうなんですかね。
いやでも、整体師もイタタタとか言って、言いながらみんな大好きみたいな感じじゃないですか。
ちょっと痛みがあるけど、その後気が綺麗に流れてくれて、物事がうまく回るようになったら、あ、良かったなみたいになるっていう。
そうかもしれないですね。
なんかそんなイメージを今持ちましたけどね。
なんか多分、お題が結構多かったのが、コロナ時代にどういうふうに営業を回していくとか、
なんかどういうふうにオフィスの位置づけをしていくとか、そういうのが結構多かったりとかしたりしたので。
そういう意味では、そうですね、プロジェクト、始まりがあって終わりがあるものが多くて、
戦略と言えば戦略、戦略でないと言えば戦略でないかな、よくわかんないですけど。
いやー面白いな、なるほどな、なんかすごく人間的なお仕事ですね、今伺ってると。
そうですね、人間のコミュニケーションが結構割合高いですね。
にしても、逆に言うとね、それできない理由って何なんですかね、会社で、言ったら今の話って、
ちょっと冷静に社内の人が、この人こういう役割だし、こういうふうに配置して、こうやってやればうまくいきそうだみたいなのってちょっと考えて、
じゃあ会議こういうふうにしようかって言えば、なんかできなくもなさそうなのに思うんですが、
それができなくて援助しちゃう要因ってどういうことが多いんですか。
そうですね、私が今までやったプロジェクトだと、やはりその人の部署とか役割立場とか、
プロジェクトっていろんな部署から集まってくるプロジェクトが多いんですけども、結構そのプロジェクト内で部署が違うと、
同じようなタスクをしよう、タスクっていうか、作業をやろうにしても、なかなかこう、上から物が言えなかったりとか、そういう立場的なものが多いんですかね。
他の部署の人にあんまり強く、これやってくれて言いにくいみたいな遠慮とかがあるってことですか。
あるんですかね。
いやーそれは日本的な感じがしますね。
そこ私あんまりなんか気にしないんで、ずかずか入っていくので。
じゃあそこが強みなんですかね。海外のご経験者が多くて、そんな組織のしがらみもない中でポンと入られて、
いやこの人この人がもっと話せばいいやんっていう、当たり前のことをちゃんと言ってあげるみたいな。
そうなんだ。
できてないところが結構多いみたいです。
なるほど、でもほんとなんか生態って言いましたけど、ほぐしみたいな。
あ、そっか。
なんかこうね、みんなが遠慮で固まってしまって、
そう。
本当はこの人としゃべったほうがいいっていう、わかってるのにできないとかっていうのをちょっとほぐしてやって、
あんたとしゃべりなさいみたいな、流してあげるみたいな感じ聞こえましたけど。
そうですね。そう、なんて言ったらいいのかな、新しいタイトルつけるとしたら、ほぐし屋。
ほぐし屋。
なんでしょう、いや僕ちょっとそういう言葉のセンスはあんまないですけど、意味的にはそんな感じの、
それで急に血流が流れ始めるみたいな印象は持ちましたけどね。
そういうタイプのお仕事の方は結構いらっしゃるんですか?
どうですかね、
まあでも、私みたいなそんなにたまたまプロジェクトがそうに続いただけでもしかしたら、どうでしょう。
結構珍しいからそういうタイトルもあんまり一般的じゃないのかもしれないですよね。
でも実はそういう方がいたら、中身は本人たちに向かってるっていうケースもあるかもしれないですよね。
そうですね。
面白い。
じゃあ日本では結構そういうお仕事が最近続いていて。
続いてましたね。
だいたいうまくいってるんですか全部。
そうですね、だいたいうまくいってますね。
すごい、すごいじゃないですか。
うまくいってるっていうのは、終わりがあって始まりがあるっていうのが前提なので、最後まで終わっているっていう感じですかね。
仕事が途中で終わらずに、ちゃんと最後までいってるっていう意味ですか。
でもやっぱり入ったことでプロジェクトが進むようにはなってるってことですかね。
そうですね、一応テンプレートとかこういう風にプロジェクト回すんだよっていうのも、ちゃんと皆さんにフレームを出しつつ、お尻も叩きつつみたいな。
お尻を叩くってちなみにどんな行為なんですか。
やはり皆さんそれぞれメインの仕事があるので、なかなか期限までに用意できなかったりとか調べられなかったりとかすると、それをフォローアップするというか、これ過ぎてますよね、いつまでできますかとか。
本当に当たり前なことですよ。
確かに、聞きしてたら当たり前。
当たり前なことです。
誰と誰に話して期限守ろうよみたいな話っていう。
そう。
そんなにこう。
そんなにテクニカルではないです。
先生、学校で先生がやってるみたいな、ちゃんと期限守ってくださいねみたいな。
それをこうちょっとなんか怖い感じで。
でも嫌われないでしょ。
いやでも、嫌われたりもしますよね。
あ、そうですか。でも感謝されるっておっしゃいましたよね。
ほっといてくださいとか言って。
ほっといてくださいはある?
まあね、冗談っぽく。
その後、なんとか関係っていうのは良くなっていく?
そうですね、コロナ前は結構オフィスに行ってちょこちょこ話しかけたりとか、相手のシチュエーションというか環境をちゃんと理解しながらプロジェクトを進めたんですけど、コロナになってから結構難しいですよね。
面と向かって会えないし。
だからカメラオンにしてくださいっていうのは必ず言ってますけども、なかなかオンにしてくれるような、したくない人も結構いるので、強制ではできないですよね。
何考えてるのかわかんないし。
時々オンにしてもらうと寝てたりとかするので、ミーティング中に。
あ、そんなのもあるんですか。
ありますね。
いやーすごいな。でも、方志堂さんのやっぱりその柔らかさの部分っていうのは生きてるのもあるじゃないですか。
ちゃんとはっきり言うけど、やっぱり何かこう、人柄として、なんか人間的な魅力があるんで、なんかこう、この人だったらもうしゃあないなみたいな。
なんかめちゃめちゃ、よく言っていただいてすみません。
だと思いますけど、最後だって感謝されてるっていうのはそういうことだと思うんですけど、全然嫌われてないじゃないですか。
そうですね。今までに二度と見たくないって言わないかもしれないですね。
そこなんか気をつけてることとかあるんです?
その、ちょっと厳しいことも言わなきゃいけないことがシチュエーションとして多いと思うんですけど、なんかどういう気持ちでそれを言うように。
あ、そうですね。あのー、なんていうのかな。やっぱり真摯に向き合ってるというか、もちろんなんか何かをしていただくときは本当にもうありがとうございますとか、もう当たり前のことですよね。
ちゃんとフローアップしますし、できないならできないで、なんかサポートしたりとか。
そういうところを細かくどんどん、なんでできないの?っていうばっかりじゃなくて、
その、相手のシチュエーションも理解しながら、自分が何かできることないかなっていうのを、ちょっと詰めていくっていうのがあるのかな。
なるほど。
でも、かなりあれですね、人として基本的なことをちゃんとやるみたいな。
でも、赤信号とか全然無視して渡ってるので、人としてって言われるとドキッとしますけど。
いや、人としては、その、そうですね、ちょっとまだそれは別とかね、人と人との礼儀の話ではないですよね、信号は。
そうですね。
礼儀が悪いわけではないですけど。
あ、そうですね。
なんで、そういう、礼儀?っていうところなのかなって思いましたけど、そうですか。
で、その、一回関係悪くなっても、最後はうまくいくみたいなパターンもあるってことですか?
そうですね。やっぱり関係こじれて、なんかリレーションシップってなんかそういう、こう、なんていうのかな、コブがあるともっと仲良くなるとかっていうのもよくあるじゃないですか。
一回喧嘩したら、すごい仲良くなってみたいな、最初は嫌だったけどみたいな。
なので、そういうことが多いかな。
なので、ありがたいことに、そういう、こう、あの、サイクル、一回すごい嫌われて仲良くなってっていうサイクルが終わるまでプロジェクトにいさせていただくことが多いので。
はい。いつもプロジェクトは、あの、みなさんにもいいお言葉をもらって終わることが多い。
すごい。すごいなぁ。
わかんないですよ。後ろ見な。
いやいやいや、あの、ほんとにそうなのと思いますよ。でもね、なんかちょっと、あの、繰り返しになっちゃいますけど、あの、その、ちょっと言いにくいことを、あの、言うときに、
逆に言えない理由って、ま、多くは、ま、2個ぐらいある気がするんですけど、1個目は立場上。
要は、あの、上司にはちょっと言えないなとか、その、部署が違うんで、あんまりお願いしにくいなとか、そういう立場上っていうのがあると思うんですけど、ま、それはさっきの、ま、外からぼーっと来たんで、あんまりしがらみがないっていうので、ま、わかるんですよ。
で、もう1個はやっぱり、嫌われたくないっていうのが、ま、多いと思うんです。
あんまりこう、ま、ほんとはこれ言ったほうがいいってわかってるんだけど、言うと関係が悪くなりそうなんで、言えないって言って我慢してる人って、結構多いんじゃないかなと思うんですけど、そこはどうやればいいんですか?
どのように大人さんの中で、要するに人間として嫌われたくないっていう気持ちは、たとえ外部から来られた方であろうと、やっぱり目の前にいる人と、できれば関係よく過ごしたいっていうのはみんな多いことだと思うんですけど、なんかどういうふうにそこを考えて接してるんですか?
難しいですね。シチュエーションでも違いますし、私は、人間関係って結構、そんな得意じゃないほうなんですね。
でも、お友達は浅く広くいるタイプなんですけども、いいところを見つけるっていうのが、私結構得意なのかなと思います。自分的に。
いいところを見つける。
何かすごい態度が悪い人とか、たとえばこの人すごい苦手だなとか思う人ってどこにでもいるじゃないですか。私ももちろん、この人とはあんまり仲良くできなそうだなと思ったりとか、あんまり話したくないなと思うんですけども、やっぱりどっかいいとこあるはずだなと思って、必ずこの人でもいいとこどこかなっていうのは探すようにしてますね。
それがあると、ちょっと意味聞き事も言えるってことですか。ないないさん、ちょっと締め切り過ぎてますよ。ちゃんとやってくださいって言わなきゃいけないとして、どういうことですかそれは。
そうですね。いいとこを探して、人って褒められると、この人褒められて、自分のことよく思ってくれてるなと思うじゃないですか。まず褒めます。これは私だけのやり方ですよ。他の人がやってるかどうかわかんないんですけど、私は褒めてお近づきになります。
で、その人の一番、なんていうのかな、勘に触らないような言い方を考えます。すごい、やっぱりそこにはかなりのテクニックがありますね。そうですか。なるほど、それでそれで。
で、考えて、この人だったらこういう言い方のほうがいいかなっていうようなプロセスを考えて、それで伝えるみたいな。なので、もしかしたらすごい遠回りかもしれないんですけども、ちょっとそこら辺は気遣うかな。
プロセスっていうのは、例えば何で連絡を取るかとか、シチュエーションみたいなことを持っていることですか。そこはどういうバリエーションがあるんですか。私どっちかっていうと、今までコロナだったのであれですけど、オフィスに行ったときは、なんか待ち伏せしたりとか、給頭室行ったなと思ったら、ささっと行って、こそこそって話したりとか。
なんかそういうこともいいですかね。そこまで?
うん。事前にこうなんか、わーってなる前に、これどうなってますかね、ちょっと教えてほしいんですけど、みたいな感じで。
あーすごいわ。待ち伏せもあるんですか。
なんかよく1分間スピーチとかやるじゃないですか、エレベータースピーチっていうんですか、なんかああいう感じで、ささって行って、ささって、こう、あ、行った、今やだって、わーって行って、情報集めてくるって感じですかね。
あ、そうなんですか。いや、さらっと言ってますし、あの、なんかね、全然そんなことは大したことないみたいな感じで思われてるかもしれないですけど、めちゃくちゃそこすごい気がしますよ。
あ、そうですか。
そこが肝なんじゃないですか、実は。
そっか。
その、なんか最後、みんなが、ま、法書さんの言うことならって言って、ちゃんと受け入れられて、ま、だって外部から来てね、がみがみ言うだけだったら、ほんとの嫌われる役だったら、ほんとに嫌われて終わると思うんですよ。
でもちゃんとみんなから感謝されて終わってるって、たぶんすごいんだと思います、その今おっしゃってるところの工夫っていうか、ま、できる限りその、配慮しながら伝えるべきこと言うっていうところの工夫がすごいんじゃないですかね。
ちょっと自分を言い過ぎたかな。よく言い過ぎた。
いやいやいやいやいや、ほんとにほんとに。
すみません。
いやいや、ぼくあの、すみません、あの、ぼくもね、やっぱその社長やってるんで、立場的に伝えなきゃいけないみたいなことがやっぱどうしてもあるんですけど、やっぱあるんですよね、その言いにくいなみたいな。
これはたぶん言わなきゃいけないんだけど、しかも立場的に言うのぼくしか言えないから、どっかで言わなきゃいけないんだけど、これ言ったら気を悪くするかなみたいなずっと思って、なかなかとか、逆にうまく言えなくて、関係がちょっと、あー言い方ちょっと強かったかなってずっと後から気にしてるみたいなこととかやっぱあるんで、
それでちょっとこんな詳しく聞いちゃってるんですけど、今の聞いて、そこまで考えてやったことないなと思って、待ち伏せはなかったですね。
待ち伏せ。
ちなみに他にどんなバリエーションがあるんですか?
あとは、仲良くなるコツとしては、バリエーションじゃないかもしれないんですけども、何かこうお菓子あげたりとか、ね、近藤さんにこの前チョコレートもいただきましたけど、あんな感じで、なんかもらったんだけど食べますか?
そういう何かあげるとか。
あと、全然関係ない話なんかするとか。
はいはい。
週末何やってた?
まあなんか、スモールトークですよね。
なんかアメリカでよくスモールトークって、よく上司に言われたんですよね。
なんかお前はスモールトークが必要だから、なんか、あの、どんなことでもいいから、仲良くなりたい人と朝話せって言われてて。
ほうほうほう。
それがあるのか、それがきっかけかな?
えー、スモールトークっていうのは結構アメリカで一般的に行われる?
なんか一時流行ったんですよね、そういうスモールトークをもっとしましょうっていう本が。
えー、朝っていうのは何?会社に行ったら、仕事始める前にちょっと立ち話とか。
そうですね、なんか、あの、週末何やってたの?とか、なんかバーベキューやってたんだ、えーいいなーとか、なんかそういうかわいもない話でしょ?子供の誕生日会とか。
でもそれで、なんかちょっと関係が柔らかくなるというか。
あ、でもそれはやってるかもですよ、僕も。
あ、そうなんですね。
はい。
近藤さんの朝会いっつも脱線しますねって言われますけど。
とりあえずみんな。
集団員と脱線しちゃう。
朝会とか言って集まるんですけど、で、昨日何してた?みたいなのとか、なんか面白いことあった?みたいなことを1回ぐらい喋らないと、なんかあんまりいきなり真面目な話するとなんかしんどいなと。
あー、それを意識してやってらっしゃるんですね。
そうですね、まあ僕はおしゃべり好きっていうだけかもしれないですけど。
なるほど。
そうかー、なるほどなー。
だからその、言うべきことを言う言い方っていう前に、それを受け入れられる環境づくりみたいなとこなんですかね。
ちゃんと相手に興味があるよっていうことを、いろんな質問してみたりとか。
そうですね、心理的安全ってすごい重要だなと思っていて。
急になんか誰からかフィードバックね、あなたこうした方がいいよって言われるよりかは。
急にそれ来たらね、基本防御ですよね、そんないきなり出てきたら。
なので、そこをちゃんと作ってからですかね。
なるほど。それで、だから相手のいいところ見つけて言ってあげたりとか、お菓子あげたりとか。
そう、お菓子あげたりとか。
休日のこと聞いてあげたりとか。
聞いてあげたりとか。
まあ興味を伝えるとかっていうことなんですかね。
いやー、なるほど。
いやー、これが役に立つのかよくわからないですけど。
いや、めちゃくちゃ立ってるんじゃないですか。
なんかそこは、ほうしどさんならではのやっぱりその気遣いとかがめちゃくちゃ生きてるんだと思いますよ、実際は。
めっちゃ大きいんじゃないですか、そこは。
そうですかね。
はい、と思いました。お聞きしてて。
まあでも、環境と人に恵まれてるので今までやられたっていうとか。
いやいやいや、まあそれその気遣いができるけど、気遣いだけじゃないっていう。
その伝えないことがきゃいけないことをちゃんと伝えなきゃいけないよねっていう、
自分このプロ意識っていうか、きちっとはっきり言うことは言うみたいなのとの共存がすごいんかなっていう気がしますね。
お聞きしてて。
まあでもね、私のやってるプロジェクトのレベル感と近藤さんがやられてる。
いやいやいや。
レベル感もしかしたら全然違うかもしれないので。
いや、そんな大きな会社なんで、そっちのほうが全然あれですけど。
でもまあじゃあ、はい、今最近の日本のコンサルのお仕事はそういうのが多いってことですけど、
その前は?
あれ?で、アメリカで仕事するきっかけはじゃあ何だったんですか。
そうですね。
で、アメリカで、その時にマイクロソフトにいた時に、グリーンカードを取ったので。
はい。
その時に、ずっとグリーンカードを持ってたんですけども、日本にいてグリーンカードを持ってるけども、なかなかアメリカに住んでないと取り上げられるよっていうふうに弁護士に相談したら言われて、
で、じゃあアメリカに帰ったほうがいいかなと思って、一旦仕事辞めて、スーツケース一個でお友達のシアトルのところに行って、そこから仕事探そうと思って行ったんですね。
行ってから。
はい。なので、それが結構15年くらい前かな。
で、行った時に、なかなか仕事見つかんないなと思って、そこから、仕事見つけたらニューヨークだよって誰かに言われて、
あ、ニューヨークかと思って、ニューヨークに行きます。
すごいな、軽いですね。
そうですね、あんまり何も持ってないんで。
できないニューヨーク行ったんですか。
ニューヨーク行って、で、そこで2週間後に仕事が見つかって。
お、早い。そっちは本当に仕事あったんだ。
ありました。
はいはいはい。すごいな。
で、そこからですね、そこもコンサルだったんですけども、そこから銀行の仕事とかいろいろし始めて。
銀行の仕事。
はい。
銀行のコンサルですか。
そうですね。
えー、アメリカの銀行のコンサルの仕事をニューヨークで。
はい。
なんかすごそうですけど。
と思うでしょ。
はい。もうキャリアとしてはバリバリな感じですけど。
いやいやいや、下の下のぺいぺいなんで、何でもやりますみたいな。
だってね、金融の中心地じゃないですか。
そうですね。
そこのコンサルって、すごいですね。
なんか、資金洗浄ってあるじゃないですか。
はい、マネーロンダリング。
はい。あれの専門家としてやらせていただいたので。
え?
そのときは、その資金洗浄って何ぞやっていうのがわーってなったときだったんですよ。
はい。
たまたま日本でそういうプロジェクトをやっていて。
そのつてで。
そうなんですか。
はい。
そのつてで、やったことあるみたいな。
日本で、銀行かなんかのお仕事されてたってことですか。
そのときもコンサルだったんですけども、そこで銀行系の仕事をしていて。
で、たまたまAML、アンタイマニロンダリングの仕事をさせていただいてて。
で、それがテロとかあったときにわーってなって。
で、それが結構今までは何ぞやっていう仕事だったんですけども、だんだん専門職の方がどんどん増えていくと。
うん。
だったんですね。なので、それを専門にして7年ぐらいニューヨークで仕事を。
え?
じゃあ、ほうしとさんはマネーロンダリングの専門家なんですね。
一応そうなんですよ。
すごー。すごー。
あ、そうですか。しかもだってニューヨークだと、ほんとにそちらの方もいらっしゃるじゃないですか。
そうですね。
なんかね、マフィア的な感じとかいそうですけど、まあ映画とかでの知識なんであれですけど。
え、実際そういう方との、こう、そういう方の資産なんじゃないかみたいなのもあるってことですよね。
そうですね。そういうのを、ストーリー資産がどこに動いたとか。
あとはその、あの、なんだ、まあ、ドラッグディーラーの資本が動いたとか。
そういうのをモニターしたりとか。
プロファイル見て、あ、この人怪しいなっていう人をちょっともう1回調査するとか。
え?すご。
いや、でも、うん。
すご。それって、なんかFBIとかCIAとか関わってたりしないですか?
あー、プロジェクトによっては、あの、元FBIの人とかが一緒に仕事してたりとか、そういうことはありましたけど。
あー、やっぱあるんですか。
え、なんかすごい映画の世界ですね。
いやー、どうでしょうね。
なんかそんな、資金洗浄にワクワクしちゃダメなんですけど、ちょっとワクワクしちゃいますね。
そうですよね。なんか夢がありますよね。
夢があるって言っちゃっていいんですか?
ドラマが。
いやいや、そうですね。洗浄したいお金っていうのには何かしらドラマ性があるじゃないですか、必ずあるから。
そんなの日本でなかなかね、まあ日本もあるんでしょうけど、思ってみれば見れてこないんで。
なんかすごい世界、本場って感じするんで。
そうですね。
あ、そんなところに関わってたんですか。
なんか面白いこととかありました?案件っていうか。
これは、そうですね、たくさんありますね。
はい、やっぱり。映画が一本撮れそうなやつが。
映画一本なのかな。ドラマはたくさんありますよね。
なので、私たちがやってたことは、なんかこれすごいパターンがあるなとか、怪しい取引だなっていうのを、連邦当局にこう報告するまでが私たちの仕事だったので。
それと、金融関係のそういうふうなモニタリングの強化をしたりとか。
なので、あんまりその先のどうなったかはあんまりわかんないんですけども、やはり、あ、この人はこういう悪いことをしてる人なんだなっていうのは、何個かケースとしてはたくさん出てきたりとか。
面白そう。すごい。
それって国際的な組織だったりもしますよね、たぶん。
そうですね。会社だったりとか。
すごいね、ほんと。
いやいやいや。
そうですか。ちなみに、そこって仮想通貨とかは使ったりもするんですか?
私がやってたときは、仮想通貨はまだ使ってないですね。
その後って感じですか?
その後ですね。
じゃあ、あんまり仮想通貨系はお詳しくない?
残念ながら。
そうですか。実はここ、クリプトのバーなんで、仮想通貨でしか支払いできないっていうバーなんですよ。
あ、うそ。そうなんですか?
そうなんですよ。会員証をNFTで売っていて、買った人だけが入れるっていう会員制のバーなんです。
今、西日本でクリプト決済オンリーのバーって、たぶんここだけなんですよね。
で、仮想通貨系が、いろいろ面白いことやってみようみたいなんで始まってるんですけど、それを僕も関わってやってて。
すごーい。
はい。
えー、雇ってください。
えー、雇ってください。
金銭帳、何台もいらないぐらい。
雇ってください。そんな取り締まるほどのことには関わってないんで。
ならない?
はい。あれですけど。
まあ、でも今だとその辺もありますよね、たぶんね。仮想通貨とかはね。
そうですね。あと、インシュアレンスとか、私は銀行系だったんですけど、不動産とかも結構ありますし。
あ、そうですか。なるほど。すごいな。
なんか、一個一個面白そうですね。マイクロソフトのときの話もめっちゃ興味ありますけど。
あ、そうですか。
いや、だってその時期に、だってそんな大きくないでしょ、まだ会社が。
そうですね。今すごく大きくなっちゃったんですけども、まだバスでそのキャンパスって言われてる敷地内を行ったり来たりは、あの、全部一通りはできましたね。
うんうん。ということですよね。
えー、その時にストックオプションとかなかったんですか?
ありました。でもすぐ辞めちゃったんで、そんなにはもらってないです。
あ、もらえなかったんですか。あ、そうですか。
そのまま持てたらって話ですよね。しばらくいて。
そうですね。
ねえ。あ、そうなのか。はいはい。
で、じゃあそれでニューヨークの銀行のコンサルティングでマネーロンナリングの対策のお仕事を7年間?
そうですね。
されていた。
はい。
ニューヨークのマンハッタンに住んでたんですか?
マンハッタンのすごい、あの、ハーレムの上の方ですね。
ちょっとお休みのところってこと?
はい。はい。
でも、マンハッタン住まいってすごいですね。
そうですね。でも、あの、みなさんマンハッタンってテレビに映って、わあ、すごい都会だなと思いますけども、
結構なんか、あの、インフラが弱いのかな。
なんかあんまりそんなにきらびやかなとこにばっかり行ってはないので、
あの、ゴミがわあってあったりとか。
ああ、ゴミね。
夕方になると、もうなんか、下の地下道からわあってネズミがわあって出てきたりとか、
なんかそういう汚いとこもたくさんあります。
なるほどね。
まあ、そういうのも全部飲み込んでる感じがまたおもしろいかもしれないですけども。
ああ、そうですね。私は大好きですね。
大好きですか?
大好きなのに7年たって出たのはなぜだったんですか?
そうですね、なんかある一瞬、ああ、もういいかなと思ったんですね。
いつも理由がなんか、
いつも。
軽いっていうかなっていうか。
軽いですね。
えーみたいな。
はい。
ちょっとなんかいろいろ仕事でも、なんか、このまま、なんかある程度、そのコンフォートゾーンっていうんですかね、
自分が心地よいとこにいすぎると、こう、ああ、変えようかなと思うみたいですね、私ね。
なんかね、さっき言ってた、リセットボタン押すみたいな。
はいはいはい。
なので、一旦、まあ親もだんだん年取ってきたので、ちょっと7年もいたし、好きなことやってたし、
一旦変えろ、1年ぐらい変えてみようかなみたいな感じで、帰ってきたのがきっかけです。
ああ、じゃあ1年ぐらいってつもりだったんですか?
そうなんですね。
うんうん。
あ、それでコロナ。
コロナがあって、みたいな。
あ、そうなんですね。
はい。
じゃあ、1年ぐらいのつもりが、この4年間ぐらいっておっしゃいました?
そうですね。
日本になって、で、今って感じですか?
そうです。
はい。なるほど。だいぶわかってきましたけど。
すいません。
で、今京都に1ヶ月いるのは何でだったんでしょうか?
京都はすごい大好きなところで、あの、京都に住んでみたいなと思ってたんですね。
はい。
で、ずっとリモート仕事してたときも、あの、京都に何回か来ていて、
そんなに1ヶ月、あの、滞在してたことは、今回初めてなんですけども、ちょくちょく来てました。
で、今回、えっと、ま、LAに行くってことが決まって、
で、そこに通って。
そうですね。
資格を取ったら。
資格を取って、で何かちょっと、
私たぶん今もう45歳なんですけども、
いろんなキャリアをどんどん増やしていきたいなと思って、幅を。
で、モンテソーリーが、
なんか私のこの1年間、すごいいろんなところでモンテソーリーの会う機会があったりとか、
子供と接する機会があって、
なんか携わったりとか、誰か役に立ちたいなと思ったのがきっかけなので、
はい、そこをちょっとなんか、
まず資格を取ってから、
日本に戻ってくるかとかまた考えようかなと思ってます。
じゃあ資格を取って、
日本で何かそういう教育の場みたいなのを作る可能性もあるっていうか。
そうですね。
そういうのもいいなと思ってます。
いいですね。
今モンテソーリーって日本ではある、にはあるんですか?
あるみたいですね。
横浜とかにも学校があったりとか。
関西はない?
関西、ごめんなさい。
えっと、確か京都にあったような気がします。
なんかね、確かあるって聞いたような気もしますけど。
学校は多分あるんですけど、先生を育てるようなところがあったかな。
なんかね、僕もあんま詳しくないですけど、
割とIT系の会社の創業者とか、モンテソーリー教育を受けた人とか多いみたいな話とかあるし、
なんとなくイメージは、自由に遊びながら育つみたいな感じなんですか。
みたいですね。
自発性をもんじるみたいな感じなんですかね。
ですね。
自分自身が子供の時もそういうのに近かったんで、別にそんな名前とか何もなかったんで、単に田舎で遊び回ってただけですけど。
おっしゃってましたよね。
ちょっとそれに近いのかなみたいなところは。
実際自分がこうやって会社を起こしたりとかっていうのも、結局その頃の経験が生きてるっていう感覚はやっぱあるんで、
モンテソーリーの出身の人がIT経営者っていうか企業家に多いみたいなのも、わからなくはないなっていう感覚はあります僕も。
遊びってすごいクリエイティブじゃないですか。
そうですよね。
何かしなきゃいけない、ねばならないみたいな一切ない中で、何をしようって日々考えるみたいなこととか、
何かみんなを巻き込むんで、遊びってやっぱり。
そのある程度統率というか何かチームでやる、チームで何か面白いことを成し遂げるみたいなプロジェクトが日々こう何かゼロベースで考えなきゃいけないみたいなところがあるんで、結構クリエイティブだと思って。
それが自由であればあるほど、自分の自主性みたいなものでどうやってみんなを喜ばすかみたいな訓練になってたのかもなって今思ったら思うんですよね。
いいですね。
で、やっぱりその授業っていうのも結局は人をどれだけ喜ばせれるかというか、どれだけ皆さんにいい製品とかいいサービスとかを作って届けて喜んでもらえるかっていうことだと思うんで、
何かそこって結構実は延長線上にあるような気がしていて、
だから何かこう、あんまりあれするなこれするなとか勉強しろ何とかしろっていうよりは、何か自由に遊んでいるみたいなことのそのクリエイティブさというか、
みたいなもっと何か環境としても子供に提供できたらなみたいな気持ちは僕も。
いいですね。
それが別にあんまうまくいってないと思うんですけど、いっているかどうか分からないですけど自分の子供はね。
だけど結構そういうことは思ってて、ちょっと調べたことも実はあったんですけど、
なかなか何かね日本でそこまで一般的ではないのかなっていうところで、
どうしたらそういう環境を子供たちに提供できるんだろうっていうのは何かちょっと僕も興味はあるんで。
じゃあぜひぜひ情報交換。
そうですね。大人さんの今後の活動もすごい気になりますけど。
でも何かその感じだと、何か行ってみてねって何かやってるうちにこんなことがしたくなってって言い出しそうですよね。
また違うアイデアがボーンボーンみたいな。
全然違うことやってるじゃんみたいな。
数年後のことはあんまりこうなるつもりですとか言ってても。
人生短いしいろいろトライしたいみたいな。
その時これを言ったけどこれをやりたいと思ってとか言ってそうなんで。
あの時あんなこと言いましたっけ。でも今はこれが好きですとか。
ねえ、言いそうですよね。
なのでまあそれはそれでね、何が出てくるかまた楽しみですけど。
いやーまた面白いですね。
でも好きなことを仕事にされてる近藤さんはすごい私はすごい恨ましいなと思っていて。
そうですか。
はい。
違うんですか?北条さん。
私はまだそこの領域まで行ってないですね。
えー。
はい。
いやいやいやいや。
今までの話を聞いて好きなことを仕事にしてないって言ったらちょっともうあれですよ。
えーってなる人いますよ多分。
うーん、なんか本当に好きで、今何時かな。
もう夜中だこんな時間になってるっていうまで仕事をしたような気分になってないなと思って最近。
ぼっとしてないっていう感じですか。
この歳であります?ぼっと。
そうか。確かに。
いや、ぼっとしてる時ありますけど僕は。
なんか近藤さんはすごいなんかいろんなバー作ったりとかそのコミュニティ作ったりとかそのコミュニティを大切にされてるような仕事の仕方で周りにいつも人がいらっしゃるじゃないですか。
なんか恨ましいなあ。
あーそうですか。
うん。
温度車入ります?
なんかやれることあります?私が。
わかんない。
どうでしょうね。
掃除屋さんで。
でもあれですね、いぶきちょっと海外展開とかしたい。
そうなんですか?
アメリカ大陸ちょっと展開とか考えてるんですけどどうですか。
じゃあぜひ。
本当ですか?
はい。
本当に?
うん。
え、じゃあちょっと後で相談させてくださいとか言って、本当かよみたいな。
でもちょっとおまじめにじゃあ後で。
ぜひぜひ。
これも何かのご縁なんで。
そうですね。
でもそんな風に見えます?
うん、なんか肌のツヤが違う。
そこ?
この肌は楽しそうなことしてるだろうみたいな。
してるだろう。
なにそれ。
え、別に多くないですか?そういう人。
いや、少ないですよ、めちゃめちゃ。
あ、そうですか。
日本で?
日本でなかなかいないです。
あ、そうですか。
それ、なんかわかるんですか?
あの、わかんないですけど。
さっきのあの人間観察のような中で。
今度肌のツヤがいい。
楽しそうなことやってるやつだ。
いいもの食べてそうみたいな。
なんかそういうメモになってるんですか?僕のプロファイルが。
プロファイル、私の中では。
パパパー。
あ、そうですか。
いや、でもあの、やっぱり笑顔とかね、全然、本当になんかこう楽しそうだし、
お話し、お仕事のお話しされてるときも、なんかこういうのがあってとか、なんか恨ましいな。
あ、本当ですか。
いや、そんなのね、言ってもらったら、ちょっと報われる気がしますけど、
いろいろ悩みもありますよ。
そうですよね。
なかなか赤字を脱出できないとか。
そうですよね。
社員さんがいるとね、やはりいろんなことがありますし。
そうですね。
まあでも、自分が楽しいと思ってるところからスタートしてる授業ばっかりなんで、今。
まあそういう意味では楽しいことやって、それを仕事にできてるかなとは思いますね。
いいですね。
あとは、確かにおっしゃるように、人と接するところを失わないようにはしてるかもです。
結構前の仕事は、ハテナっていうインターネットの会社だったんですけど、
最初は使ってくださってる方と会う機会とかも結構あったんですけど、
なんかだんだん会社が大きくなってきて、会社の人とは会ってるんですけど、
使ってくれてる人と会う機会がどんどんなくなっていってしまって、
なんかそれが今思うとすごく分岐点というか、
結局何を作るかも見えなくなっていったりするし、それだと。
あとやっぱり作ったのに喜んでもらってる顔とか見てないと、
なんかあんまり数字だけ増えたところでっていうところがあるんで、
特に自分は物を作るのが好きなタイプなので、
作った物と使ってくれてる人とかに会う接点を失わないようにしたいなって、
次やるときはって思ったような気がしますね、今思うと。
なるほど。
あと意外とそうですね、僕もそんなに人付き合いは得意じゃないので、
放っておくと結構パソコンに向かってずっとやっちゃうタイプなので、
普通のオフィスとかだと、朝から晩までずっとパソコン向かってて、
誰とも会わなかったなみたいな感じになりがちなので、
こうやって宿をやってたりとか、コワキングやってたりとかすると、
こうやって自然に出会うじゃないですか。
そういうのもあります。勝手に出会いが生まれるシチュエーションを無理やり作ったっていうか。
そうなんですね。
で、こうやっていろんなお話を伺えたりとか、いろんな仕事をされてきた方のお話とか伺えてっていうのは、
すごいやっぱり、自分の中ではあんまり自分から積極的に、
今度お食事でもどうですかとか言って連絡取って番号を誘ったりとかって、
なかなか自分からしないタイプなんで、
このポッドキャストっていうのもすごいよかったなと思って。
ラジオ撮りませんか?って言って、こうやってお話しする機会ができたりとかっていうのも、
やってて面白いなと思ってますけど。
いいですよね。そのきっかけは何であれ、こういうふうにお話を聞いたりとか、
ランの人に聞いたりとか、
さっきも私、さっきそこでナンパされたんだよみたいな。
そうですね。
一緒にまた会いましょうみたいな手振って見送りしましたけども、
なんかああいう出会いってそんなにないじゃないですか。
こういうとこじゃないと、こういう雰囲気だし、
こういう場所だから、みんな優しくなれる場所があって、
これがもしね、ビジネスホテルとかだと、そういう出会いって絶対ない、ほとんどないですし。
ビジネスホテルでいきなりね、今度会いましょうねみたいな。
さっきね、アンヌンラジオ撮らせてもらったこの桑島さんとね、
Facebookで交換されてましたもんね。
また連絡取り合いましょうみたいなね、お友達になっちゃってましたもんね。
いいですね。こういう出会いはね、なかなかないですね。
そうですね。
勝手に仕事辞めてきたってワーってきたら、おいおいおいとか思うけど。
そうですね。
なるほどね。なんとなくありますね。根拠なくポジティブみたいな感じがあるんですね。
ですか?私すごいネゲティブってみんなに言われるんですけどね。
どこが?
どこが?
すごいネゲティブって言われますね。
どういうところが?
いやー、なんでしょう。シニカルとネゲティブって裏表近いのかな。
シニカル?
うん。なんかこう、シチュエーションをシニカルにとるってよく言いません?日本語なのかな。
なんかニューヨーカーって結構なんかそういう辛いコメント言うみたいな。
へー。
なんかそういうので、私も。
冷静みたいなことですか?
そうですね。なんか辛いコメントが言うのが、ニューヨークにいて得意になっちゃって。
ちょっと客観的みたいなとこですかね。
そうですね。客観的。
自分のことも辛いこと言うし、だからお尻叩くのが得意なんでしょうけど。
でも、
ちょっとこう、主体から離れるっていうか。
そうかもしれないですね。
なんか入り込みすぎないみたいな。
3対3者的にこう、物事を見るみたいな。
なるほどね。
すいません、話が逸れちゃって。
いやいやいやいやいや。
面白いですけどね。
面白いですか?
はい。
まあ、少なくともお尻叩き役は、その絵がかなりハマってそうだなとは思いますけどね。
あ、そうですか?あってますか?
あってるんじゃないですか。あんま入り込みすぎるとややこしいじゃないですか。
そうですね。
そんな悩みまで全部聞いてられないよみたいなのがあるかもしれないし。
そうですね。
なるほどな。はい。
えーと、じゃあそんな感じでまたアメリカに行かれるってことですけど、
はい。
今後の人生はどうなっていきそうですか?
えー、なんか重いな。
いやいやいや。なんでしょう?
まあでもさっきの教育とかは?
あ、そうですね。教育とか、なんか子供、私はできなかったので、子供の何かに携わりたいなっていうのがありますね。
そこなんかやりたいのと、
あと、近藤さんみたいになんかこう、なんていうのかな、いろんなことにチャレンジしてみたい。
例えばバーやってみたりとか、まあバーはどうかわかんないですけども、
なんか自分が得意じゃないとこもなんかいろいろやってみたいな。
でも自分が楽しめることもやってみたいなっていったくさん、なんかやりたいことが。
いろいろやりたい。
はい、すいません。
えー、場所ではどこでってなるんですか?日本に帰ってくることもある?
ある可能性ありますね。なので、一番いいのは行ったり来たりっていう。
行ったり来たりしたい。
はい。
あ、そうなんですね。
アメリカはどこがいいっていうのはあるんですか?
私はどちらかというと、東海岸のほうが自分に合ってるかなと思います。
シニカルだから。
そう、シニカルだから。
ちょっと情熱的な感じありますからね。
そうですね。
西海岸の主体的な感じ。
のんびりしてるうちに見ると、なんかタタタタって、どんどん早く歩いてみたいな感じがあるのかな。
せっかちなんですかね。
西海岸が?あ、東海岸が。
東海岸が。
あー、なるほどなるほど。が、合ってる?
合ってるかなって思います、自分で。
あー、なるほどね。
じゃあ、ニューヨークとかと日本と。
ですね。
とかなるかも。
いかなったら、一番うれしいですね。
あ、そうですか。日本はどこですか?
京都。日本に帰ってくるのっては京都。
あ、そうなんですか?
はい。
そんなに?
大好きですね。
えー、あ、そうですか。別にゆかりはないんですよ。
ないです。
でも、私、自分に生まれる前に、絶対京都人だったなと思って。
あ、そうですか。
思って、街歩いてますね。
えー、どこに惹かれる?
あのー、みなさんの生活の、なんていうのかな、クオリティが高い。
え?
丁寧に、みなさん、生活なさってるじゃないですか。
ほー。
すごい丁寧。
丁寧とは?
丁寧とは、あのー、雑じゃない。
私みたいに雑じゃない。
どういうこと?
なんか、例えば、朝、私、鎌川走るんですけど、掃除してる人が多いんですよね。
で、なんか、たぶん、近所の方とか、ボランティアの方が掃除してると思うんですけども、
必ず朝ちゃんと掃除してたりとか、
ご近所同士のご挨拶も丁寧になさってるし、
なんか、お庭も見ても、すごい丁寧に鉢とかちゃんと飾ってるし、
なんか、そういうのが、すごい素敵ですね。
センスが。
そういうところですか。
日々の日常の生活に、ちょっと気を配って、手を入れたりとかしてるところが、ってことですか。
そうですね。あと、ご飯とかも、みなさんね、ちゃんときれいに食べて、ちゃんと。
ちゃんときれいに、何を見て、何を見たんですか?
ちゃんとご飯をきれいに食べてる?
飲食店でってこと?
飲食店も、なんか、バーッと出さないで、ちゃんとなんか、お茶出てきて、
なんか、前菜出てきて、とか、お野菜とかもちゃんときれいに切ってあったりとか、
なんか、そういうのって、日本にはそんななくないですか?
あ、そうなんですか?
塩、塩釜。
塩釜にはないです。
塩釜にはないですか?
塩釜にはないです。
ないんですか?
地方どこだとね、なんか、そんなお掃除とか、当たり前にみんなさんしたりとか、しないんですか?
もっと丁寧な感じがします。
そうなんですか?東京でもない?
東京でも、そんなにないかもしれないですね。
でも、なんか、そのニューヨークの、ちょっと早い感じ?
はい。
逆のこと言ってません?
言ってます。
それは、日本に求めるものと、アメリカに求めるものが違うって感じなんですか?
違いますね。
なんか、よく私の友達が言うときに、
英語しゃべるときと日本語しゃべる自分って、全然違うんだよねって言ってて、
あ、そうだなと思って。
私もちょっと違うかもしれないですね。
じゃあ、まあ、ちょっと丁寧な暮らしみたいなことと、
すごいこう、急いで、あれこれやるぞみたいなのに拠点ができたら楽しいことなんですか?
そうですね。
へえ。
まあ、でも、最初にありましたけど、
ほうしとさんの二面性みたいなの、表してるかもですね。
そうですか?
はい、そのポンサルで言うべきことはちゃんと言うみたいなことと、
めちゃくちゃその皆さんにちゃんと丁寧に、
その言うシチュエーションとかを考えられて、待ち伏せまでしてっていう、
その聞くばりっていう丁寧さとの共存みたいなのが、すごい僕は印象的だったんですけど、
そうですかね。
そういうのが多分両方、はい、お持ちなんだと思いますけどね。