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今回は、僕たちがいるこの天の川銀河、この天の川銀河から逃げようとしている
ならず者がいる、そんなお話をしていきたいと思います。 天の川銀河の中にはたくさんの星があって、中心のブラックホールに惹かれるように、その中にみんな
仲良く収まっていると思ったところでですね、 そのスピードで動いてたら天の川銀河から抜けて遠くに飛んでっちゃうんじゃないのっていうそんな星が
見つかったという研究が出てまいりましたので、こちら紹介していきたいと思います。 ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家
の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日でエピソードが1419話目を迎えています。
1400話がかなり懐かしいなぁと感じるぐらいは、なんか時間の流れがマジで早く感じている。 今日この頃でございますよ。
宇宙行って、それこそ今日紹介するような天体よりももっと早く移動しながら生活をしていれば、 時間がちょっと遅くなるっていうね。そんな何か高速移動、双子のパラドックスみたいなのを信じて、
高速で移動するっていうソリューションを持たない限りは、 無理ですね。この時間の速さをどうにかすることはできなそうという悲しい状態になっております。
はい、じゃあそんな感じで、 じゃあみんなと月の姿だけ共有して本編行きましょうか。
本日8月の29日はですね、逆三日月に近づいて、新月にかけてどんどんどんどんちっちゃくなっていっている月の姿が見えてまいります。
次の新月が9月の3日なんですね。 9月の3日だから、
あと5日って感じですかね。 まあ1週間の終わりにちょっと綺麗な欠けた月が見えるので、ぜひ皆さんチェックしてみてはいかがでしょうか。
あの繰り返しになっちゃいますけど、やっぱ台風とかがあるんでね。 月を見るのは二の次で、まずは怪我だけないようにお体気をつけてください。
はい、ということでじゃあ早速今日の本題に行きましょうか。 今日はそんなスピードで動いて大丈夫っていうそんな天体のお話です。
はい、ということで今回お話しするのは天の川銀河からいなくなっちゃうんじゃないか。 異常なスピードで動く天体、そんなお話をしていきたいと思います。
今回のお話は僕たちから400光年離れた先の天体、 そして異常なスピードで動いている天体、そんなお話ですね。
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それの大元には爆発なのか、ブラックホールによる ハンマー投げなのか、そんなようなことが起きていそう、お話ししていきたいと思います。
今回のお話は大人気宇宙ポータルサイト ソラエとのコラボ企画になっております。
概要欄に記事のリンク貼っておきますので、文字でも音声でも宇宙楽しんでいただけたらいいなぁと思っております。 よろしくお願いいたします。
はい、ということでじゃあ早速行きましょうか。 今回紹介するのは両肩座。
馴染みあんまないですよね、きっと。なんかあの 自分の星座とかになるようなものじゃない星座って、全部で星座っていくんだっけ
88?86でしたっけ?に分かれていて、でそのうちわずか12個なわけですよ。
その僕たちが生まれたら何座とかっていうようなやつは。 確かちゃんと全部含まれているはず。
含まれてなかったらすいませんね。 で、
まあそんな いろんな
星座がある中で両肩座っていうところに注目した天体になっています。 両肩座は
両肩座は確か南半球で、北半球では北半球で見える天体なはず。 こんなキャンベーンですね。
やばい、なんかちょっと今頭が全然回ってないな。 まあそんな両肩座っていう星座。
でこれが400光年先にある、そっち方面で400光年先にある天体っていうのが今回新たに発見された上で、
発見されたものがどういう天体なのかっていう、そういう起源についてお話しされた研究を紹介していきたいと思います。
で今回の研究面白いポイント、まず一つ目は市民科学プロジェクト。
つまりシチズンサイエンスをベースにして研究が行われたものになっています。 この市民科学プロジェクト名、
バックヤードワールドプラネットナインというので、バックヤードワールド、
バックヤード、裏庭で、
ワールド、世界でプラネットナインっていうのが、だから裏庭で星探そうぜっていうようなそんな感じですね。
でこのプロジェクト、NASAが2009年から2011年にかけて行われたミッションの観測データを利用して、
太陽系の未発見の惑星だったりとか、 褐色外星と呼ばれるような暗い天体だったりっていうのを、
とにかくデータもったいないからどんどんどんどん探していこうよっていう、そういうミッションですね。
でこれに参加したのは合計で8万人以上の市民科学者だと言われていて、かなり大規模なシチズンサイエンスプロジェクトの一つになっていたかなというところですね。
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でそんな研究の中で市民科学者たちによって発見された天体っていうのが今回の対象になっていて、
名前はめっちゃ無機質ですよ。
J12493621というもう完全にただどこの場所にあるかっていう情報が羅列されているだけの場所って感じですね。
Googleマップぺちっと押したらなんかわけのわかんない数字とか表示されるじゃないですか。
あれと同じような感じ。
そういった星の位置だけを示すような名前しかついてないマイナーな天体が今回の研究対象で、
非常に面白そうな天体だからということで、追加の観測が行われたわけですね。
そうするとこの天体面白いことがいくつかわかってきました。
そもそもこの天体が何で面白いのかっていうと、異常な速さで動いている。
もう右から左にワーッみたいな。奥に向かってバーッみたいな。
どんぐらいかっていうと、太陽っていうのは天の川銀河の中を動いてますね。
天の川銀河っていうのは夏の夜空、まさに今の時期に見上げたら環境の良いところだったら見える天の川。
あれって僕らが銀河の中に所属しているよっていう話を象徴している天体として見えるものの一つなわけですよ。
そんな中で、この天の川銀河の中で太陽、内緒は太陽系の僕たちの系っていうのは、
秒速約220kmでその中を好天して回っていると。
秒速220km。
わからないですね。全然桜の花びらが落ちるスピードが秒速5cmだみたいな話をしてたところから考えると、
かなり速いということだけ理解してくれればいいわけなんですけど。
そんな中で、220km毎秒で進んでいる太陽に対して、今回発見されている天体、
400光年先で見つかった天体は、なんと456km毎秒。
つまり、太陽が220に対してこの天体は456、つまり2倍以上速いと。
これを時速に焼き直すと、時速164万km。
相当速いですよね。
なので、高速移動する天体の一つなわけです。
不思議じゃないですか。
そんなものに対して観測を追加で行った結果、かなり小さい天体であるというようなことが分かってきたんです。
太陽の質量の10分の1とかというような重さは、軽いな軽いなという話になっていただけじゃなくて、
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なんでこんな軽い天体が天の川銀河からいなくなるような異常なスピードで動いているのかという話。
これ、かなりダイナミックな説が2つ、今回提唱されていて、1つが爆風を受けたんじゃないか。
特に、超新星爆発と呼ばれるものの風を受けて吹き飛んできたんじゃないか。
そんなお話です。
今回の話の超新星爆発というのは、1a型超新星と言われていて、
僕がよくポッドキャストでお話しする、星が一生を終えた後に起こす大爆発、大花火みたいな、
そういったところとはちょっと違う、白色外星と呼ばれる、ちょっと不思議な天体の表面で発生した、
そこをきっかけに起きる大爆発のことを、1a型超新星爆発って言うんですね。
これが、宇宙全体の広がりを表す、広がりを観測するために使われる爆発だったりとかで、結構奥深いのが1a型超新星爆発なんですけど、
これ、いずれ紹介しようかな、ちゃんと。天文検定とかにも出てくるぐらいの非常に有名な現象ですね。
で、その天体の周りに、元々この高速で動いている、今回発見された天体っていうのがあって、
爆風で吹き飛ばされて、あとはそいつと一緒にぐるぐる回ってた時の、ハンマー投げみたいな感じでブイーンて飛ばされる、
プラス爆発するっていうので、異常なスピードを獲得したんじゃなかろうかというふうに言われているのが説の一つ。
で、もう一つが、これブラックホールによって、カタパルト的に、それこそハンマー投げみたいにボカーンて投げられた説。
ロマンチックですよね。ロマンチックっていうか、すげーなみたいな。ブラックホールに吹き飛ばされた天体って面白いですよね。
なんかこう、球状星団って呼ばれる星の塊の中にそいつ、今回発見された天体がいて、
で、その発見された天体は、周りにブラックホールとかがあって、一緒に成長して、
そしたらそのブラックホールがたまたまこう吸い込もうとしたけど、うまく吸い込めなくて、カタパルトみたいにドカーンと吹き飛ばしたんじゃないかっていう。
いや、すごすぎますね。カタパルトってなんかあんまり僕たち想像しきれないけど、
ハンマー投げ、例えば室伏選手が有名すぎてピンとくるっていうね。まああんな感じで吹き飛ばされたんじゃなかろうか。
それによって、天の川銀河の中をゆらゆらと動いている太陽よりも倍のスピードで動いていて、
このスピードで移動している場合、天の川銀河から脱出していく可能性もあるっていうところで、
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今後注目されていきそうな天体だなぁというところですね。 ただまぁ今の状況だと、例えば爆風で飛ばされたってなっても爆発の痕跡、
もうかなり昔だから見えないだろうって言われてるし、 じゃあ元のブラックホールがありそうだった場所っていうのを見つけるっていうのもこれからまた
研究が大変そうだしっていうので、 まあ元素を調べたりとかいろんなアプローチがこれからもどんどんされていきそうなので、
もし続報がね出てきたら見かけたときは、ポッドキャストで共有させていただきたいなと思っております。
ということで今回は大人気宇宙ポータルサイトソラヤとのコラボ企画ということで、
太陽系から吹き飛んでいきそう、天の川から、天の川だ、天の川銀河から逃げていきそうな謎の天体、そんなお話をさせていただきました。
はい、ということで明日ですね。明日はこれ、めっちゃ面白そうな話。 で何かっていうと、量子コンピューターとかね、それを繋ぐ量子ネットワーク、インターネットとかそういったのを作り上げようとしている
その量子技術ですね。これを使ったら天文学がめちゃめちゃ発展するかもっていうのが、
ネイチャーの記事に出ていたのでちょっとこちら紹介していきたいと思います。 なんか量子コンピューター、量子インターネットと天文学って
ひも付けて考えたことなかったんで、僕の中ではかなり面白い研究だなぁと思いました。 一体どういうことなのか、ちょっとこう量子力学的な話もしつつですね、
なるべく噛み砕いてお話ししていこうかなと思っております。明日もぜひ楽しみにしておいてください。 アフタートークです。
はい、ということで以上ですかね。 今ですね、ポッドキャストのレビュー数がマジですごいことになっている。
これApple Podcastのレビューが569件つけていただいてます。マジで嬉しい。ありがとうございます。 そんな中で1個コメントをいただきました。
リスナーネーム112780×3からいただきました。 いつも楽しみに聞かせていただいています。
中学生ですが1200話から聞かせていただいてます。 中学生聞いてくれて嬉しいですね。ありがとうございます。
ところで質問です。子供の名前は何ですか? 教えません。
子供の名前なんですか? すげーなんかピュアに聞かれたから、うおーすげーと思って答えようかと思っちゃいましたね。
はい、まぁ、内緒で。 ベビータンとしばらくは呼んでいきましょうかね。
そいつがだんだんキッズになって成人する頃までやってるかもしれないですけど、 とりあえずはうちのベビーガーと言い続けていきたいと思います。
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ありがとうございます。コメントいただいて。 で、レビューこれ、まあスポティファイの方もかなりつけていただいていて、今レビュー数が773件。
やばすぎる。 777があと4件なんですよ。
で、これ今このエピソードを最後まで聞いてくれている人の中に、レビューまだつけてくれてない人絶対いると思うんですよね。
だからぜひ777を狙って コメントしてください。よろしくおね、コメントじゃないレビューか。よろしくお願いします。
はい、ということで、そんな感じでみんなでポッドキャストを盛り上げていきましょうというところと、 まああの僕がもう1回やってるポッドキャストチャンネルの最新エピソード公開されています。
で、今回のタイトルは強化学習はAIの未来 ドラえもん時代に伸びたというソリューションをというお話ですね。
僕が毎回超ふざけながら タイトル考えてるんですけど、割とAI関連の話だったら面白い話今回できてるんじゃないかなと思いますね。
隣のデータ分析屋さんこちらもチェックしてみてください。 さすがにみんなドラえもんは好きでしょ。はい、ということでよろしくお願い致します。
そんな感じで今回は以上にしていきましょうか。 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、フォローボタンの
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。