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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。
今回は、日曜特集ということで、今週1週間、毎日毎日、一体どんな宇宙の話をしていたのか、
そこを振り返っていきつつ、毎日聞いている人は、「あ、そんな角度の話もあるのか?」っていう新しい発見ができる、
そんなエピソードをご紹介していきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。どうぞ。
宇宙ばなし。
2024年4月21日、始まりました、佐々木亮の宇宙ばなし。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1290話目を迎えるというところになっております。
基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
あと10エピソードで1300話ですよ。
すごいですね。いやーなんかこの辺りも、ちゃんと振り返っていきたいですね。
来週が直前日曜特集になるから、
そこでちょっと1300回記念のお話とか、振り返っていきたいと思います。
はい、ということで、本日は4月21日ということで、日曜日。
もう結構月、満月に近づいている感じしますね。
4月の24日が満月になっているので、だんだんここからはもうまんまる、ほぼあれ?もう満月かな?みたいなぐらいの実感できる、
そんな月になっているかなと思うので、ぜひ見上げてみてください。
ちょっとね、場所によってですけど、うちの近くとかは曇りが多いかな、最近は。
ということで、じゃあ行ってみましょうか。本日は日曜日ということで、日曜特集やっていきたいと思います。
毎週日曜日は、1週間毎日毎日宇宙の話をしているこのポッドキャスト、
一体どんな1週間エピソード話してきたのかっていう振り返りをしながら、
本編で話せなかった角度で、ちょっとまた解説していくっていう、毎日聞いてくれてる人も、
なかなか毎日聞けないよっていう人も楽しめる内容になっております。ぜひよろしくお願い致します。
ということで、じゃあ行きましょうか。今週は1284話から1289話までの6エピソードを公開していきました。
まず1284話、彗星のす太陽系の外側にあるオールトの雲と呼ばれるものを紹介しましたね。
オールトの雲、馴染みがある天体なのか、そうでないのかで言うと、まあないですよね。
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まあない。オールトの雲はなかなか知られていないかなと思います。
このオールトの雲っていうエリアですね。一つの天体っていうのはエリア。太陽系の外側を球体で囲むように360度覆われている領域、
ここのことをオールトの雲って言うんですね。もう簡単です。オールトさんが見つけたからオールトの雲。
で、なんか星がいっぱいあるから、まるでこう雲みたいになっているねっていう感じでオールトの雲っていう名前がついているんだと思いますね。
で、ここ、あんまり知られてないけど、僕たちの身の回りの現象に比較的こう影響を与えているもので言うと、タイトルの通りです。
この水星、ホウキボシとかいって水星ですね。あの水星の、まあが来ている元となる領域っていうふうに考えられています。
まあなかなかオールトの雲と同じような扱いというか、太陽系からの距離間別に話されると、
えーと、あ、すっかり忘れちゃった。オールトの雲と、なんだっけな。やべ、ちょうど忘れちゃった。なんて話そうとしたんだっけ。
まああるんですよ。あって、カイパーベルトだ。カイパーベルト。カイパーベルトっていうのとオールトの雲。
カイパーベルトが太陽系の外側にあるこうドーナッツ型の領域で、さらにその外側に球体のオールトの雲っていうのがあると。
で、それぞれ太陽系の中の小っちゃーい天体、微惑星とか、あとは氷でできたものとかっていうのがたくさんあって、
まあ特にオールトの雲っていうのはその氷でできた微惑星って呼ばれるものがたくさんある。 で、それが結局水星とかもそういう氷を含んだ
天体だったりもするので、水星って王を引くじゃないですか。 あの王を引いているのって実は太陽系の近く通りますよね。
で、太陽からの熱を受けて、その 飛んできている水星の中にある
まあ氷だったりするものが溶けて、後ろに水蒸気みたいな、水蒸気じゃないんだろうけど 後ろにこうバーって王を引くような形になってるから
こう俯瞰で見ると、太陽とその星の延長線上に王が伸びているように見えるっていうね。 実はそういう性質もあったりするんですよ。
で、このオールトの雲、質問 いただいたところだったり、これまで紹介してきた内容に近いからお話しさせていただいたっていうのもあるし、
最近はネットリックスでドラマ化した三体、かなり話題になってますね。 で、三体の
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シーズン3、シーズンっていうのかな? 小説が、本ちゃんのものというかが3部作あるんですよ。
3部作になってるうちの最後の時には、これオールトの雲って 太陽系の結構外側まで行ったっていうのの基準の天体として結構出てくるんですよね。
あんまり説明されないのに、みたいな感じで、三体好きの人はオールトの雲かってなって、もしかしたら調べた人もいるんじゃないかなっていう、そんな内容です。
ドラマでもし興味持った人はね、ぜひ小説行ってみると面白いかもしれないですね。 ちょっと喋りすぎちゃったな、やべやべ。
で、1285話、星の赤ちゃんのくしゃみっていうので、これ タイトルすげーシンプルで可愛いなぁと思ってるお気に入りのエピソードなんですけど、
まあ直近リリースされた論文ベースに紹介させていただいてます。 簡単に言うと、星の赤ちゃんが外に向かって
溜まっていた磁力みたいなのを外に吹き出す現象ですね。 これがなんか赤ちゃんのくしゃみみたいで可愛いね、面白いねっていう研究が出てたんですよね。
なんか いいですよね。この星が生まれてくるタイミングって
意外とみんな知らないというか、このポッドキャストでも 何度も紹介してるけど、伝わってんのかな、伝わってないのかなって感じはしたんですよ。
星って宇宙空間の塵とかガスとか、ちっちゃい天体バーって集めて、 で、あの太陽みたいな星とかを作っていくんですね。
なんか宇宙空間って何もないっていうイメージを持ってる人いるんだけど、実はそういう 塵とかがたくさんあって
で その塵とかが集まってできてる。
ただできるタイミングでいろんな所条件が揃わなきゃいけなくて、 その揃う条件の中にこのくしゃみ現象があるっていう。
ここね、ぜひ星ができる過程とか知りたい方はチェックしてみていただけたらいいんじゃないかなと思いますね。
続いて1286話。こちらは1億光年先から来た何も正体がわからない謎の光っていうのを紹介させていただきました。
これ不思議ですよね。 本当に論文ちゃんと読んだんですよ。で、なんかいろんな可能性とか指摘されてるけど、本当に正体わからないというので、不思議がられてる天体の一つになります。
いいですよね、こういうの。宇宙の研究っぽくて。 なんか光ってるんだけど本当に正体わかんないお手上げですみたいな。
今の科学じゃわからないのか、僕たちに情報が足りなすぎるのかわかりませんみたいな。 そんな状態の研究っていうのが、なんかこう論文として
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受理されるっていうのもすごいですし、今後未来の観測技術が発達していく中で、 まあ
解明されていく面白いポイントがあるんじゃないかなと思っているので、こちらちょっとね ぜひ注目のポイントになっております。
はい、ということでじゃあ続いて、これが水曜日ですね。 ということでじゃあちょっと一旦
中間トーク挟みましょうか。 僕今すごいミスを発見してまして、ちょっとポチッと音をしますね。
今なんか音聞こえたなと思うかもしれないですけど、最近ポッドキャスト撮りながら動画回してるんですよ。 で動画回してて横にカメラ置いてあるんだけど
カメラの録音ボタンを押すの忘れてましたね、完全に。 最悪です。
今撮り直そうかすごい悩んだけど、もう10分喋っちゃったしなーみたいな。 いっかーと思ってとりあえず途中から撮ってみました。
なんか なんでこうやって動画回してるかっていうと、そのうちYouTubeとかにも上げていこうかなと思ってるんですね。
今のこの音源とかって実は今YouTubeでも聞けるようになってるんですよ。 YouTubeにポッドキャストの配信でこうSpotifyに流すとか
Appleに流すとか選択肢がある中で YouTubeっていうのもその選択肢の一つとして今変わってきてるんですね。
でそんな状態で流してるんだけど、やっぱ数十回ぐらいしか再生されないわけですよ。 まあそれはそうですよね、なんかYouTubeって動画見たいのにそこに音声だけつけてもなかなか
聞こうかな見ようかなって思わないというか、そのくせみんな どうせYouTubeの画面って見てないんでしょみたいな。あるじゃないですか。
動画はあるんだけど動画は見ないみたいな、なんかそんな状態で楽しむことが多いかなと思っていて。
でまぁその中でYouTubeでもポッドキャストを聞いてくれたら嬉しいなぁと思って、まぁ後追いだけど動画もちょっとずつ流していこうかなと思ってとりあえず横で撮ってるんですね。
いやだから実は今週1週間ほとんど撮ってたんじゃないかなと思うんですけど 録画ボタンを押すの完全に忘れてました。
悲しいですね。 なんでこれ撮ろうと思ったかっていうとこの間ね、この間ちょっとポッドキャストの話しまくるご飯会みたいのがありまして
あのもう超有名人ですよ。 Mフローっていうアーティストいるじゃないですか。Mフローのたくさん、たくたかわしさんがこの宇宙話聞いてくれていて
で前も1回ご飯行かせてもらったんですけどまた今回もね あの一緒にご飯食べさせてもらう機会があって
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でその時にポッドキャストの音についてめっちゃ話したんですよ でこのそうそうでそのたくさんのと一緒にご飯食べに行くときに
ポッドキャストの音とかスタジオとかについてめっちゃ喋りたいよねみたいな話をしてたので あの
ちょっとね今休憩期間入っちゃったけどゴテンラジオってあるじゃないですか ゴテンラジオのバジャさん
と一緒にご飯食べ行ったんですよ。でそれでわーでわーって喋ってたときに いやポッドキャストも結局なんか映像撮らなどうにもならんよねみたいな話になって
確かにーみたいな。ってなって僕そういうのすぐ あ、じゃあ撮りますみたいな感じになっちゃうんでとりあえず
こうポッドキャスト撮りながら横でカメラ回しておこうかなみたいな まあ載せる載せないは別にして一旦撮っとけばどうにかなるじゃないですか
だからとりあえず撮っておこうかなっていうのでポッドキャスト 映像でも残しておくっていうことにしています
前もねなんだかんだこう残してたんだけど どけっちゃったんですよね
映像を処理するのやっぱめんどくさくて ポッドキャストもこれ全く編集しないで出してるから
どうやって編集するのかなーみたいな できれば綺麗な音では流したいなーとかやっぱ欲望が出てきてしまうんですよ
ポッドキャストってなんか音質命みたいなとこあるじゃないですか 音質命の中でなんかyoutubeのだけ音質悪くても出しとくよみたいなのも
どうなんだろうなぁ けどこの撮った音源とその動画と
なんか一緒に出すのも大変だよなぁそんなことを思いながら やってますまあまあまあそんな感じで
とにかくそのうち動画が出てきてどんな感じで僕喋っているのかなっていうのが 顔見ながらわかるタイミングも来るかなと思うんでぜひですねこちら
楽しみにしておいてください そのままスポティファイの方あれだねビデオポッドキャストにしちゃってもいいよね
一切編集なしだけどはいちょっとまぁそんなことも考えていたりします ということでじゃあやばい続き話していきましょうか
日曜特集後半ですね3エピソード1287話から1289話 昨日のエピソードまで紹介していきたいと思います
はいで1287話目 こちらですね36億年前に火星に生命がいた可能性が浮上したというところで
過去の火星の大気に関する研究紹介させていただきました 火星ねー
これからめちゃめちゃ盛り上がっていく研究分野なんですよ まずアメリカが今
火星にローバーとかヘリコプターとか飛ばして実験しまくってる で火星の物質とかもこうサンプル採取するっていうミッションを成功させてるんですね
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けど採取した後に 持って帰ってきて研究してっていうとこまででようやく火星の全容が明らかになるみたいな
部分あるじゃないですか でそんな中で
これからヨーロッパがそのNASAが取ったサンプルを持って帰ってくるっていう話もあるし 日本も火星の月
に対して探査を行っていく MMXプロジェクトっていうのも進んでいっていると そんな中でこの
こうやって火星のミッションがどんどん出てきている中で36億年前の火星が 生命にとってすごいこう誕生しやすい環境だったんじゃないかっていうね
ここの指摘が出てまいりました で今回この研究聞いてもらって今後の火星探査でもしかしたらそれが
再度確かめられる実際の観測値として っていう結果につながってくるんじゃないかなと思ってるんでぜひですねこちら
一旦聞いてみていただけたら嬉しいなと で火星の研究をもっと知りたいなっていう人いたらどんどん紹介していくんでぜひ楽しみにしておいてください
そして続いて1288話ですね X線で見るブラックホールで文部科学大臣賞を受賞したっていう愛媛大学の
志達さんっていう方の ちょっとお話をさせていただきましたこれだから昨日のエピソードとも関わるのかな
1289話ブラックホールを5ヶ月間ストーカーすると変化がわかるのかっていう そういう研究ですねこれは
金曜紹介した文部科学大臣賞を受賞した 志達さん一体どういう研究しているのかっていう話と
で概要の話を金曜日にして1288話ですね で1289話でその1個2022年かなに出た論文っていうのを紹介させていただいた
この一連の流れ別に片方聞いてもらっても全然楽しめるとは思うんですけど まあ連続で聞くといいかなって感じですね
でなんでこれピックアップしたかっていうと僕がいたフルスX先天文学っていうところから 文部科学大臣賞を受賞したっていう流れができていること
そしてこの受賞された志達さんっていう方が僕 その研究やってて国際宇宙ステーション装置の運用とか分析やっていた中で
一緒のチームにいて大変お世話になった方だったので なんかこうねポッドキャストでちょっとでもこう注目の
流れが作れたらいいかなと思って紹介させていただいた感じですね 全然本人には全く言ってないし覚えてるのかなって感じもするけど
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論文僕が書いた論文とかも手伝っていただいて協調で入ってもらってとかで そんな方がやっぱ受賞したのはすごいなぁと思って紹介させていただきましたね
ブラックホールの研究ってX先天文学っていうところにおいても花形というか 一番重要な分野の一つなんですよね
というのも ブラックホールを
ってなんか存在自体はなんとなくみんな うーんって感じでピンとくる人もいると思うんですよ
でそんな中でブラックホールの 観測的に明らかにしたみたいなその存在をっていうのって今までそんなに
あのそのそれまでずっとなかったんですよ ただX先天文学が生まれてブラックホールを観測的に見ることに成功したんじゃないかっていう話が出てきてから
ブラックホールの観測の研究ってすごい注目を集め始めたんですね でそのX先天文学っていう分野こそが日本が引っ張っていってる分野だから
その中でブラックホールの研究して文部科学大臣賞というとこまで繋がってるっていうのはなんかすごい良いストーリーだなぁと思ってるんですよ
この辺りもちょっとポッドキャストのエピソードの中で喋ってるんでここに結構僕的には聞いていただきたいポイントかなぁと思っております
はいということで1週間振り返っていきましたがいかがでしたでしょうか 皆さん今週好きだったエピソードとかぜひね教えてくれたら嬉しいです
はいということでじゃあ一つお便り紹介していきたいと思います リスナーネームフェリックスさんから頂きましたありがとうございます
1278話拝聴しました先週ですねいつも貴重なお話ありがとうございます 祝若田さん再指導アジアを代表する宇宙開発経験者としてISSに関わる
新宇宙ステーションの開発に大きく関与されるとのこと 聞いているこっちまで元気になる情報です
毎日のように宇宙ビジネスがメディアの話題になり宇宙開発が新たなフェーズに入った という感じがします
いいですねほんとそうだなぁと思います もうちょっとねコメント続いてるんですが一部読み上げさせていただくと
1275話でイブキという名前を聞くと第二次世界大戦に未完成空母イブキ そして映画になった空母イブキを連想してしまう私
でも現役の地球観測人工衛星イブキは知りませんでした勉強になります というふうにいただきましたありがとうございます
フェリックさんいつもコメントくださるんでねほんと励みになってますね嬉しい そう僕そこ全然繋がってなかったからやっぱイブキその空母イブキと
人工衛星のイブキ なんかやっぱ日本人の中でイブキっていう言葉がすごいしっくりくる
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流れっていうかなんか気持ち的な部分はあるのかもしれないですね もしかしたらしかもこうポッドキャスト聞きながら空母じゃんって思ってた人も多いんじゃないかな
実際なんか イブキって人工衛星の方ってあんまなじみないと思うんですよ
なじみないけど日本の歴史上こうやって重要なものとしてあったり 映画好きの人はやっぱ空母イブキで覚えてたりとかするかもしれないんでちょっとどっちで
連想したよとか他の人あればぜひぜひ お話聞かせてくれたら嬉しいです
フェリックさんいつもコメントいただいて本当にありがとうございます ということで今回のエピソードは以上にしていきたいと思います
日曜特集ですね毎週お届けしてますので毎日全部聞けないよという方はまず日曜から聞いて いただいて面白そうなエピソード発見したらそちらから深掘りしてくれたら嬉しいです
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ばいばーい