00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、リサイクル着物、ゴフクの菊谷さんの提供でお送りしております。
ゴフクの菊谷さん、どうもありがとうございます。
お店のホームページのURLは概要欄に貼っておきますので、ぜひゴフクの菊谷さん、覗いてみてください。
よろしくお願いいたします。
この冒頭で読んでいるスポンサー枠については、私のこのポッドキャストチャンネルを日本一にするための活動費として当てさせていただいておりますので、
興味がある方は、ぜひオンラインショップ、天文やスペースベースで検索してみてください。
よろしくお願いいたします。
ということで、今日の本題を早速紹介したいと思います。
今日の本題は、土星の輪っかがどんどん傾いているというお話をしていきたいと思います。
今日は太陽系の土星のお話ですね。
土星って結構好きな方多い気がするんですよね。
いわゆる輪っかがついている、独特な形をした星ですね。
ブランドとかのロゴにもなっていたりして、ビビアン・ウエスト・ウッドとか、そういうのも確か土星をモチーフにしたロゴになっているといった感じで、
独特な形をしているからこそ、いろんな人気も高かったりというような感じがあったりします。
そんな土星の輪っかですね。
実はかなり傾いているんですね。
傾いているってどこからかっていうと、
太陽の周りをぐるぐる回っているわけじゃないですか、土星とかって。
その面に対して単純に輪っかが同じような面になっているかっていうことではなくて、
実は土星の輪っかっていうのは、その回転の面に対して30度近くも、実は27度傾いているっていうところなんですね。
この傾き、どんどん大きくなっていくというのが最新の研究で予測され始めましたと。
今回の話はですね、これ実は昨日のハワイと日本が近づいているっていう話にも、
ちょっと似たような数字が出てきたりと結構面白いお話になっておりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
ということでですね、まずは毎日恒例の近況報告、活動報告になりますが、
今日もPodcastのゲスト回を収録してきました。
最近はPodcastが好調なおかげでですね、いろんな方に出ていただけるチャンスっていうのもいただけております。
03:04
今回もなかなか大物ですね。
今回のゲストは、企業家であり投資家の富村光さんという方をお迎えしております。
シリコンバレーと、アメリカと日本で会社を経営をしていたりとかで、
結構アメリカのシリコンバレー周りのお話とかすごい詳しかったりとかするので、
実際にあそこらへんの宇宙ビジネスってどんな感じですかとか、
あとは私こうやってPodcast結構ちゃんとしっかりやってますので、
音声市場ってどんな感じですかとか、
アメリカの温度感みたいなのと比較しながら話聞かせてもらいました。
今日の収録会についてはまだちょっと先かなっていう感じになるので、
ぜひお楽しみにしておいていただければと思います。
なんと今週末はPodcastチャンネル、
俺たちライブズマターとのコラボ収録になってます。
そちらの放送は多分来週の放送とかになるのかな。
先方と合わせて放送していくと思いますので、
ぜひお楽しみにしておいていただければなと思います。
よろしくお願いいたします。
ということでこんな感じでPodcastこれからもいろいろ盛り上がっていきそうな感じするので、
よければチャンネル登録して次のお話をお待ちしていただけると非常に嬉しいなと思っております。
ということで今日の本題に入っていこうかなと思うんですけど、
今日の本題は、
女性の輪っかの傾きがどんどん急になっていっているというお話をしていきたいと思います。
これですね、今回注目しているのは太陽系の中で2番目に大きい惑星である、
土星のお話になっています。
この土星が冒頭で話したように、
太陽の周りをぐるぐる回っている面を基準にしたときに、
その面に対して大体30度ぐらい、
実際は27度傾いているというような状況になっているんですね。
この傾き具合というのが実は星によっていろいろバラバラなんですよ。
例えば木星だったら3度ぐらいしか傾いてないし、
逆に天皇星、太陽系の端っこの方の星ですね、
はなんと98度も傾いているというような感じでほぼ横倒しになっているみたいな感じなんですよ。
これじゃあ、今回最新の研究では、
この土星の輪っかの傾きが今までもずっと傾いてたのかとか、
これからこの傾きどうなるんだろうみたいなお話を繰り広げている論文になっておりました。
06:04
そうするとですね、土星の傾きっていうのは、
土星が誕生してから大体30億年以上はほとんど傾いていなかったと考えられるみたいなんですね。
ただ、今から約10億年前ぐらいに現在の傾きぐらいまでちょっとずつちょっとずつ傾いてきたというような感じで、
今回の研究では理解されているとのことでした。
じゃあこの傾き、なんで傾いてしまうのかっていうところが結構ポイントになってくると思うんですね。
これはなんと土星の周りに回っているタイタンと呼ばれる衛星、
こちらが非常に重要な役割をしているということが今回明らかになりました。
このタイタンっていうのがですね、土星の傾きとかっていうのを結構担っているような、
意外とこの土星にとっては非常に重要な役割を示す衛星になっているんですね。
こいつらがお互いの重力によってバランスをとっているからこそ、
星自体の傾きっていうのが一気に急にならなかったり、
ぐらつかなかったりっていうような状況になっていったりしているわけなんですね。
ただ、このタイタンと呼ばれる衛星、土星にとっての月みたいなものですね。
こちらがなんと毎年11センチずつ土星から離れていっているというようなことが明らかになっているんですね、過去の研究で。
つまり、これ土星の周りから重力のバランスを保ってくれてた衛星がいなくなってしまう。
というところで離れていけばいくほど、その星のバランスっていうのが崩れていって、
だんだん傾きが強くなっていくみたいな感じになったりするのが今回明らかになったお話ですね。
これが、このタイタンと呼ばれる衛星が土星から離れていくスピード。
これがなんと毎年11センチなんですね。
昨日のポッドキャストで聞き覚えのある数字じゃありませんか。
ハワイと日本がだんだん近づいていると、表現の上ではハワイが日本に近づいているってことにしてるんですけど、
このハワイが日本に近づいてくるスピード、こちらが年間11センチ、12センチぐらい言われてるんですね。
なので、地球上でその島同士がくっついていくスピードと、この土星と土星の周りを回っているタイタンという衛星、
09:02
こちらの2つが離れていくスピード、これが一緒っていう、この2日間わざわざ連続で紹介したのは、
単純なこの1年間で11センチというワードを共通に見せたかったっていうだけのお話です。
今後はあくまで今もこのタイタンというのは離れ続けてますし、
今後、このタイタンというのが離れている理由っていうのが海洋性、外側に海洋性ってあるじゃないですか、太陽系の。
そいつの影響だと言われていたりします。
その影響でだんだん土星の傾きも強くなっていって、今後だいたい数十億年とか経ったときには傾きが2倍とかになっている。
つまり60度近くまで傾いている、みたいな状況になり得るというようなお話でした。
ただですね、この研究が実証されることは何十億年も先の話になるので、なかなか難しいんじゃないかななんて思っております。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のPodcastアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
今日覚えて帰ってほしいのは、
土星の周りを回っているタイタンと呼ばれる星が、土星から離れるスピードと、日本とハワイがくっついていくスピードっていうのは同じであるというところだけ覚えて帰っていただければと思います。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。