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2023-01-08 11:27

821. 視野200km!?異常に広い目で地球を監視する

「だいち3号」の能力と相補的な能力を誇る「だいち4号」が登場予定!

めちゃめちゃ視野の広い新たな能力を持っているとか!?


災害サポートにも活用されうる、期待大な人工衛星が登場!

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ソース

https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/project/alos-3/index.html


00:01
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。
今回は、宇宙から地球を見る監視カメラというところで、
昨日おとといでお話しした、H3ロケットに乗る第1・3号に引き続き、
既に第1・4号計画が動いていると。
で、しかもこれもH3ロケットに乗せられるというところで、
ただ、第1・3号と第1・4号では、大きく役割が違うみたいなんですね。
なので、そのあたりの情報を整理しながら、
今回、どんな面白さがあるのかというのをお話ししていきますので、
ぜひ最後までお付き合いください。
2023年1月8日、始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、
天文学で博士号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが821を迎えるというところで、
今日紹介するのは、宇宙からの監視カメラというところで、
実はちょっと昨日とかおとといとかの話にも繋がりそうかなというところのお話になっております。
今回紹介するのは、昨日第1・3号っていう人工衛星を紹介しましたが、
今回はもうなんと第1・4号っていう計画も出てるんだっていうのを、
実は収録をした後に知って、
なのでそれについて見てたら、
またなんかちょっと面白い要素いくつかあるなぁと思ったので、
こちらについてちょっと紹介していければというふうに思っております。
もうね、2月の12日にこのH-3ロケットの1号機が打ち上がる。
そしてそれに搭載されるのが第1っていうプロジェクトの後継プロジェクトである第1・3号なんですね。
この第1・3号、昨日の回聞いていただいたらなんとなくわかると思うんですけど、
第1・2号に比べて3倍の性能を持っているというところになっていて、
世界中の地図を大体3年ぐらいかけて作っていくっていうような、
そんな人工衛星ぐるぐる回って90分で地球の周りを一周してみたいな、
そういう性能を持っている衛星を紹介させていただいたんですね。
で、一番性能がいい能力を誇った場合、
これ80センチだったかな?地上を80センチの能力で切り分ける。
見ることができるっていうところで、もうなんかね軍事衛星みたいだよねみたいな話をしてたじゃないですか。
まあそれも面白いんですけど、なんとこの第1・3号に続いて第1・4号っていうところも、
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今回注目度を集めているポイントになってたりします。
第1・4号、これまあ第1・3号が終わったら上がるっていうよりは、
もうH3ロケットの2月22日に1号機が打ち上がるっていう後、
具体的なスケジュールはもうちょい先なんですけど、
H3ロケット2号機に搭載されるのが実はこの第1・4号らしいんですね。
じゃあなんでこれ第1・3号と第1・4号っていうところで、
分けて研究を行っていくのかっていうところなんですけど、
実はこれ双方的な、双方っていうのはお互いに補完する、
お互いに補い合いながら能力を発揮していくような、
そういう仕様になっているみたいなんですね。
第1・3号の話は昨日結構して、地上を例えば本当に本気で出したら80センチとか、
カラー画像でも3メートルぐらいで見れるみたいな、そういう話があったと思うんですけど、
実はそこの能力については、第1・2号と全然変わらないような性能で、
動いていくっていうのが第1・4号なんですよ。
じゃあ第1・4号、一体どういう能力が突出してるのか。
新しく人工衛星打ち上げて、何億、何十億、何百億ってかけるわけですから、
今までと同じ能力のものを上げるわけがないんですよね。
それでじゃあどういう能力を持っているのかっていうところを調べたところですね、
視野が広いと、視野がものすごく広くなるっていうのが第1・4号の特徴なんですよね。
第1・2号から細かさ、つまり視野が狭くなるけど、より細かく見れるっていうのが第1・3号で、
第1・4号は今までの能力から変えずに、さらに広い範囲を見ていこうっていうのが、
これ第1・4号の能力になってるんですよね。
第1・4号これも本当にすごいのが、
なんと基本的にこの第1っていう人工衛星が地上を観測するときどうやってやるかっていうと、
なんかもうほぼシャッターは広げ切ったままぐらいのイメージで、
地球の周りを90分でぐるぐるぐるぐる回るんで、1日に16周するんですよ。
それに合わせて、iPhoneとかで言うとパノラマ撮影機能みたいな感じで、
ある幅のところをずっと写真として撮り続けるみたいな、そういう能力なんですよね。
パノラマ写真を撮っているみたいな状態で、カメラがずっと、ずっとじゃないけどオンになっていて、
それで90分で地球の周りをぐるぐる回るから、帯状に画像がどんどんできていって、
それを組み合わせるとまるで1個の模擬の地球みたいなのができてくるっていうような、
そういう作り方なんですよ。
で、その時に第1・2号っていうところは幅でいうところの、
だいたいどんぐらいだったっけ、50キロとかっていうような幅で観測できるっていうのが確か能力だったんですよね。
06:06
で、それに対して今回、新たな第1・4号っていうところを打ち上げて、
この第1・4号が持ってる視野の広さって、これなんと200キロとかあるらしいんですよ。
やばいですよね。200キロ。
つまり、iPhoneとかで撮ってる、本当に数メートルとかの視野の幅があるじゃないですか。
それでパノラマファーって撮ってるみたいな、そういう状況に対して、
第1・4号は200キロの幅をズバーって撮っていくみたいな、
その感じで宇宙空間から地球を観測し続けるというのが、今回第1・4号の役割になってるんですね。
第1・3号はその視野っていうのを広げずに、もっと細かく地上を見れるようにしようっていうような、
より何か画素数を上げる、分解能って呼ばれる能力を上げるために能力を振り切ったっていうところで、
第1・3号が狭く深く見るみたいな、そういうイメージで第1・4号は広く浅く見るみたいな、
そういうところなんですよ。そういう双方的な能力を持っているからこそ、
例えば第1・4号は広い状態をちょっと雑に見るみたいな状況なので、
長期的な変化とかそういったところを細かいペースで見れるっていうのが特徴ですね。
一方で第1・3号、今度打ち上がるやつっていうのは、
ある一箇所の細かい動きっていうのを見ていくことができるというところで、
例えば両方とも同じタイミングで可動になりましたってなった場合、
広く見ていたところで何か問題を見つけたら、
第1・4号が問題を見つけたら第1・3号がさらに細かく見ていく、
なんていう使い方もされるはずなんですよね。
そういったところの双方的な部分っていうところに、
今後の活躍注目していっていただきたいなというところを思っているところになっております。
そんな感じで、ちょっとH3ロケットっていう新たな日本の巨大ロケットを軸にですね、
第1・3号、第1・4号、それぞれH3の1号機、2号機で打ち上がるみたいなので、
この辺りちょっと楽しみにしておいていただきたいなというところでお話しさせていただきました。
ということで、本題は以上にしていこうと思っていて、
近況報告ですね。
昨日、なんか普通に家にいたらある小包みたいなのが届いて、
何かなと思ったらSpotifyからお年賀が届きまして、
かわいいですよね。カタカナでSpotifyって書いてあって、
そこにお年賀としてSpotifyの刻印がされたドラヤキと、
あとは、もともとSpotifyと一緒にステッカー作りましょうみたいな話をしてて、
ステッカー作ったんですよ。
ステッカー作ったやつの完成版っていうのが実は届きまして、
09:01
このステッカーはアートワーク、
ポッドキャストの表面にある月のとこに宇宙話って書いてあるこれですね。
これのステッカーっていうのができたんですよ。
僕今まで一人でこのチャンネル運営してるからこそなんですけど、
グッズとかっていうのを一切作ったことがなくて、
もう手回んないし毎日更新するので精一杯なんで、
ちょっと難しいですみたいな感じだったんですけど、
Spotifyの中でそんな話が出てたので、
じゃあ一緒に作らせてほしいですっていうので作らせてもらったんですよ。
それも含めで色々配れそうなものみたいなのがいくつかあるんですよね。
っていうところでちょっとプレゼント企画っていうのを始めてやってみようかなと、
ポッドキャストで思っております。
ただこれ今までやったことないので、
どこまでどういうたてつけでやろうかなみたいなところを
ちょっと考える期間が欲しいんですよ。
ただやりますと。
番組のステッカー、初の番組ステッカーですね。
このステッカーを配ると。
しかもちょっといい入れ物があるんですよ。
アンカーの商品なんですけど、
これに入れて配りなさいと言わんばかりに、
ちょっとある入れ物とかをもらったり、
他にも色々グッズがあったりするので、
そういうのをちょっと配らせていただこうかなと思っております。
なので、1週間以内ぐらいには応募方法をもろもろ立てつけて、
ご紹介できればと思っているので、
ぜひですね、ポッドキャストを聞き続けていただけたら、
ちゃんと理解できるかなというところを思っておりますので、
ぜひこの1週間ぐらいはしっかりと聞いておいていただけたら嬉しいです。
また情報をもろもろ更新したタイミングでお話ししていきますので、
ぜひ楽しみにしておいてください。
ということで、今回は以上にしていきたいと思いますというところで、
初プレゼント企画楽しみにしておいてください。
今回の話も面白いなと思ったら、
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フォローボタンの下にあるレビュー、
ぜひよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問については、
Twitterのハッシュタグ宇宙話し、
またはSpotifyのQ&Aコーナーから、
ジャンジャンお寄せいただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。
さよなら。
11:27

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