今回は、世界中で協力して月を目指す月面に人が降り立った後、一体どんな科学的な課題を解決しに行こうとしているのか、この辺りについてお話ししていきたいと思います。
是非最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1490話目を迎えるというところになっておりますね。
基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピックからぜひ聞いていただけたらと思います。
昨日はね、公開から10周年を迎えたインターステラーという映画。
ブラックホールが描かれて、クリストファー・ノーラン監督のわーっていうすげー世界観が描かれている作品になりますが、
これが最上映されるということが決まっていて、一体どんなブラックホール描写があるのか、実は科学的にすごいんだよっていう話をさせていただいているので、
ぜひね、昨日のエピソードも。なんかコメントもね、いくつかいただいててありがたいことに、
みんな好きなんだなーっていうのを実感できる。そんな感じだったので、ぜひぜひチェックしてみてください。
ということで、じゃあ早速今日の本題に行きましょう。
今回お話しするのは、世界中のみんなで協力して月面を目指すアルテミス計画。
この中で一体どんな科学的な課題を解決しに行こうとしているのか、このあたりについてお話ししていきたいと思います。
で、これアルテミス計画、アポロ計画の後継プロジェクトとして、もう半世紀以上アポロ計画から経ってから、
今まさに月面に向けて飛び立とうとしている。
そのプロジェクトが進んでいて、日本もそれの影響を受けて宇宙開発が盛り上がってるし、
アメリカもバーって盛り上がってるし、世界中が月面月面みたいな感じになってるんですね。
で、月に行くのはわかったけど、何するんっていうところがわかんないと思うんですよ。
もちろん商業的な意味もあるし、それこそ科学的な意味もあるしっていう。
で、商業的な部分はちょっとまた今度お話ししようと思うんですけど、ちょっと科学的な部分。
僕も科学者を目指していた目線があるので、ちょっとねそのあたりについてお話ししていこうかなと思っております。
今日もですね、私子守りをしながら収録をしているので、子供が泣いたら今日は終わりですね。
最後まで走り切れることを願ってやっていきたいと思います。
はい、ということで、アルテミス計画、人類がもう本当に念願ですよね。
なので水が豊富にありそうな場所っていうところに対して、
例えば月の拠点、居住拠点であるベースキャンプを設置して、で、それプラス太陽光のエネルギーを取得しやすいっていうところの条件を取ったりして、
現地のね、こう滞在場所っていうのを実は今決めていたりするんですよ。
そうすると水が取れるから、その水資源がどれぐらいあるか。で、水がどれぐらいあるから月っていうのはこういうふうに成長してみたいなところも見えてくるだろうし、
あとはそれに加えて周囲にある鉱物とかね、そういったところも今回アルテミス計画の中では注目されているポイントになっていたりします。
だからこの現地で燃料をいろいろ調達するっていう目線で言うと、
1キログラムのものを宇宙に運ぶのにかかるお金ってどれぐらいかみんな知ってますかね。
これ宇宙に持っていくだけ。月に持っていくんだったらもっとかかるんだけど、宇宙空間に持っていくだけで1キロ100万って言われてるんですよ。
1キロ100万かかるっていうものを、で、現地で使うための燃料を持っていくっていうのはなかなか現実的じゃないじゃないですか。
だからこそ地産地消みたいな考え方で現地の燃料を使うっていうのが、
月面を有用に使っていくっていうところが重要なポイントになってくるわけなんですよね。
そんな感じで燃料を蓄えて、そこを拠点にどんどんどんどん他の場所を目指していくっていうのの候補地の中にあるのが火星ですね。
で、この火星を目指すことができるようになると、何ができるようになるかっていうと、
例えば2日前とかに、3日前かにお話しした火星の地下の微生物とか、そういったところを発見していくっていうのもできるようになるしっていうので。
起きちゃった。
ということで、そんな感じで火星の探査、他にも生命探査とかもそうだし、あとは地球の発展の歴史とか、そういったところにも絡んでくるっていうので、
アルテミス計画で月面を踏破できるっていうこと、そして資源探査をできるっていうところが非常に重要なポイントになってきそうなので、
ぜひですね、皆さんはアルテミス計画と一緒に資源探査の目線忘れずに持っておいていただけたら嬉しいなと思っております。
もう一つね、ちょっとね、月面でやりたい科学として月面天文台の話も書いてるんで、ちょっとこちらは明日お話ししていこうかなと思います。
書籍の話もたくさんしたいんですけど、2,3日中に書籍のカバー出てくるんでぜひ楽しみにしておいてください。
ということで、じゃあ子供が起きたのでこんな感じで以上にしていきたいと思います。
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