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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。今回は、昨日に引き続き、スペシャルゲスト会というところで、大分県とのコラボをお届けしていきたいと思います。
宇宙で大分県といえば、スペースポート、宇宙校になりますが、宇宙校の近くにある高校、国崎高校で宇宙の勉強ができる、
親切のコースができると。で、それって既存の高校教育の中で、一体どういう枠組みで授業として扱うことができるのかだったりとか、
まあそういう宇宙コースならではの普通の数学、国語だったり、そういうところの学び方、みたいなところについても踏み込んで聞いておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
佐々木亮の宇宙話。
今までの、普通に学校の授業って、ある程度これだけの授業を受けなきゃいけないとかって決まりあるじゃないですか。
この宇宙の勉強ができるという枠は、どういう括りで入るんですか。
まずは今年の4月から始めるやつは、総合的な探求の時間っていう内容の中で、そういう学校の中でカリキュラムがちゃんとあってですね、やる時間が。
その中でこの国際講座は宇宙に、大きなテーマとして宇宙っていうテーマをしたやつで、その中で学んでいくってことで、そういう時間が実は確保されてると。
結構学校側のサイドで自由にいろんなことができるようになっているので、
なるほど。
文部科学省も含めて国も含めてですね、いわゆる多様な方に対応できるような学校のカリキュラムが編成できるようになっていると。
そういうことなんだ。
普通に総合的な時間っていうと、僕の高校とかだとロングホームルームとか言われてたような。
それとは別に今あるんですよ。
別なんだ。
別です。
そういうことか。
全然、そもそも僕が考えてる枠組みと新しいのが一個あって。
その通りですね。
数学とか英語とかと同じように、総合的な探求の時間っていうのがあって、
その総合的な探求の時間の中で、特にこの国際高校で宇宙に関係するところをやっていこうと、いろいろ。
そういうことか。
なんかあれですね。そこで勉強したことと似た分野が数学の、例えば数2のここのタイミングで出てくるとかって作られてたら。
まさにそれが。
めっちゃ面白い。
その通りです。スティーム教育なんですよね。
いわゆる軌道計算っていうのは、いわゆる数学のエリアに入ってくるんでですね。
学んでいったことが普通の教科にもリンクしてると。
もうその宇宙コース、スペースコースの学生たちの受ける数学の授業は、文章問題がもしかしたら宇宙関連になってるみたいな。
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軌道計算をしろみたいな。
そういうことだ。それめっちゃ面白い。
なのでやはり宇宙を大きな意味で捉えてて、それがいろんな学校が日々やってる学びですね。
例えば数学だったり、理科もそうですし、家庭科とか生活とかもあるんで、宇宙で暮らすにはどうしたらいいかっていうところを家庭科の領域と随分連携してたりして。
日頃学校でやってる学びって、本来は実社会にかなり密接につながってるんですけども、
何か今離れてて、学校でやる学びはいわゆる受験のために学んでるんじゃないかって考えられてる。
実はそうではなくて、高校分野からやっていく学びっていうのは本来は実社会と非常に密接に関係してると。
そういったのが今度はこの宇宙、宇宙の学ぶ中で、そういった秘密の教科にも連動していけると非常に子どもたちは何のために学んでるんだろうかっていう意味を見出せるかなというところがあるかなと。
なるほどな。
僕大学入ってから、僕物理科だったんですよ。
物理の中をすごい細分化した物理の勉強をひたすら研究室とか入るまでの3年間ガーってやるんですけど、
僕は結構そこのカリキュラムに感動した部分が実はちょっとあって、
それが今まで別々で考えてた、例えば力学の授業と熱力学っていう熱の動き見るのと、
あと新しく例えば量子力学とか入ってきたりとか、それに使う数学の勉強もさせられてってなった時に、
1年間で勉強する内容で同じ時期に動くやつって結構相互的にこっちの授業で使ったやつがすぐ隣の次の授業で使えるみたいな立て付けができてる部分が結構あったんですよ。
はい、ですね。
ってなった時に、だから実はバラバラに見えて賞味勉強する量って感覚値よりも多分一回り小さいけどより深く勉強できるみたいなところが、
お互いの授業の関係性をちゃんと作り上げられた授業で動いてるんであれば、そこの理解もめっちゃ深まるなっていうのを思ってて、
それが宇宙コースっていう一種、宇宙っていう軸を基盤をそこに作っておくことによって、繋げやすくなるっていう。
それってすごく面白いかなと思ってですね、非常に。
そうですよね。それを一から考えるのも面白そうですね。
面白いですね。
杉浦さんまさにそこのお仕事ですもんね。
そうですね。そういった仕事をしています。より学びが面白くなるかな、そういうのを新しい国崎高校で展開できればと思っています。
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じゃあもう最終的にはやっぱり宇宙企業を作る学生だったり、宇宙飛行士になる学生とかが出たら嬉しいなみたいな。
もちろんそうですね。世界を牽引するような人材とかですね、いうようなことをなれるといいかなと。
一番大事なのは子どもたちが高校に行ってそんな学びをしてすごく面白いなと思ってもらいたいですね。
あれですよね、あんまり宇宙の専門学校ぐらいに捉えちゃうとちょっと行き過ぎな感じですよね。
行き過ぎですね。もちろんやる中では月面ローバーを勉強したりとかですね、またそういう宇宙の生活とか宇宙植物栽培みたいなところも今後やっていければと思うんですけど、
そういう狭く入る領域もしかしてあるんですけれども、もうちょっと広く捉えてですね、宇宙視点でいろんな物事を捉えていって、
例えば今地球どこで脱炭素についてもですね、宇宙のことを学んでいく中で地球を見たときにどうやってこういう問題にトライしていけばいいのかって考えていくとかするのがいいのか。
特に宇宙で一番あるのは水問題とかよくありますよね。宇宙空間の水の状況と地球上で、日本ではなかなか水の枯渇する状況ってないんですけれども、
やっぱりそういった問題ってすごいリンクしてたりとかするんで、そういったのをチャレンジしていく。
考え方の視点がだいぶ変わるんですね。
そうですね。
寄りかけぐらいか。
そうですね。より宇宙の方が厳しい環境にあるからですね。そういうのを学ぶ中でいろんなことが考えられるかなと思います。
僕的には、僕はずっと宇宙の研究してタクシーまで行ってっていうところだったんですけど、結局今本業でやってるのってちょっと宇宙とまた違うところの仕事をしてるっていうところも、僕的には結構高校生に伝えたいなって思いはあって。
それがありがたいですね。
結局宇宙でやったことをもうちょい俯瞰してみた時に横展開できる技術がたくさんあるよみたいな話とか。
本当に狭まるわけじゃないですもんね。宇宙コース行くっていうことが。
そうですね。狭くなるわけじゃなくて、そこに行くことでいろんな視点とか考え方とかそういうのが育成していけるかなっていうふうに思ってるんで。
それは多分、いろんな業界とかのとこでも使えるんじゃないかなという。
非常にスザキさんみたいな感じだと思います。まさに。
そうだから横展開していってほしいなって思う。
これなんか全然違う話題になるんですけど、釘宮さんって元々宇宙好きだったんですか?
宇宙は好きなんですけど、そんなに詳しいわけじゃないというところで。
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まさに今回の取り組みもそうなんですけども、より私自身が詳しいわけじゃない、詳しい人たちに助けていただくというところで。
まさに今回の栗崎高校である新しいところは、いろんな外部の方とか中でもチームの方がいらっしゃって、チームメンバーの方が非常にいろんなことを頑張っていただける予定になってます。
特に今は高校とかもそうなんですけど、開かれた学びということで、学校の先生よく聞かれるのは、こういう宇宙をするんですけど、学校の中に宇宙を教える先生はいるんですか?と。
もちろん宇宙を専門にしてる先生は多分一人もいないと。
宇宙に興味のある先生は結構いたり、あとは教科としては地学という領域が宇宙になるんですけども。
もちろんそれを専門にしている先生もいらっしゃるんですけども、宇宙の専門家ですか?って言われると皆さんそうではないんで、もちろんそういう先生方も一緒にやっていただきながら、外部のいろんな企業の方々とか団体の皆様方とか、いろんな方々のお力を借りながらですね、こういう新しい取り組みをやっていければなというところになる。
じゃあこう結構久喜宮さんの目線が、いろんな人、興味ある人を引っ張ってくるというと、高校生側の目線に近いって感じですか?
おっしゃるとおりですね。私がそんなに詳しいわけじゃないんですけども、でも宇宙が好きかというと宇宙は非常に楽しいし。
例えば去年の夏、8月ぐらいの国先のエリアのところで中学生と高校生を集めて、小型人工衛星で有名な東京大学の中塚先生に来ていただきまして、講演してもらって、その後2日間カンサットという小さい人工衛星のみんなでトライアルの大会をしたんですけども、すごく子どもたちの声で面白くてですね。
手工法作業をやってたりとか、あとは11月ぐらいからはモデルロケットの飛ばすやつをいろいろしてたりして、やってて、この1年間すごく宇宙に詳しくなってきたと。
でもモデルロケットはちょうど3週間前の大人たちだけでやってみたりする、そういうイベントを。教える人も大人、受ける人も大人だけで、大人も興奮するという。やっぱりロケットが上空に4、50メートル上がっていくのを自分で作って上がっていくというのは感動しますねっていう。
いやー思想めっちゃ面白そう。
それをまた今月末に2回ぐらい子どもたちにイベントを今する。
そうなんだ。
なのでやっぱり早い段階からやっぱりそういう、正直宇宙っていうとワクワクしたりとか、やっぱり夢が持ってるなっていう。大人ですら持てるから子どもはもっと持てるんじゃないかなっていうところで。
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やっぱりそういう、さっき戦ったように、なんで早くかというと早い段階からそういう体験とか思いっていうのができてくると非常に面白い人材になっていくんじゃないかなっていう。
確かにな。
結局僕らも想像できないんでしょうね。
そうですね。
高校生たちが大人になっていくタイミングの宇宙開発がどこまで進んでるかもわかんないし。
わからないし。
そもそも社会的なあれも多分違うじゃないですか。
昔みたいに規定路線を探しに行くっていうよりは。
そうですね。いわゆる昔ながら成功モデルっていうのがなかなか今は描きづらい世の中になってきてるんで。
そういった中で今変化が激しい時代にどんな時代であってもしっかり物事を考えてそれに果敢にチャレンジしていって失敗しても次に活かせるような。
そんな子供たちになるような教育っていうのができるとめっちゃ楽しいんじゃないかなって。
確かに確かに。
これいいですね。
本格的に高校のがスタートしていくのが令和6年だから2年後?
佐々木亮の宇宙話。
いかがでしたでしょうか。ということで2日目はこんな感じになってますね。
今まで私たちの知ってる高校教育とは最近は別の枠組みでいろんな勉強ができるっていうところが出てるっていうのも結構面白いなと思いましたし。
そこから宇宙に世界が広がっていくっていうところも結構楽しみな展開だなというふうに個人的には思いました。
でですね、明日が実はコラボ会最後になるんですけど、日本全体で宇宙が学べる高校他にもできるらしいと。
しかもこれって日本だけの枠組みじゃなくて世界にあるスペースポートの近くにある学校だったりとかそういったところと世界的にも連携して大分県どんどん展開していこうとしているというところを伺っておりますので
次回はここらへんについて伺っていこうと思っているのでぜひ楽しみにしてください。
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