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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。今回はスペシャルゲスト会というところで、再び大分県との公式コラボになります。
今回ゲストに来ていただいているのは、大分県の高校教育課というところから、釘宮さんに来ていただいてます。
なぜ今回、高校教育課なのかというと、大分県にスペースポート、宇宙港ができるという中で、そこの近くの高校である国崎高校に、宇宙が学べるコースが新設される。
つまり、公立の高校で、宇宙を専門に勉強できるような学校ができるというところで、一体どういう思想を持って、どういうところを目指しているのか、みたいなところを担当の方に聞いていくという、そういうゲスト会になっておりますので、今回もぜひ楽しんでいただけたらと思います。
大分県の高校教育課から、釘宮さんに来ていただいてます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回、大分県に宇宙が学べる高校ができるという話が出たと。
はい。
で、それのご担当されている釘宮さんに、いろいろお話を伺いたいなというところで収録の機会をいただいたという感じなんですけど。
はい。ありがとうございます。
これ多分どうなんだろう。結構リリースとかも出てるとは思うんですけど。
実際に、高校で宇宙勉強できるってどういう状況を想定しているのか、みたいなのから話を聞くのがいいのかなと思うんですけど。
はい。実際にはですね、今回大分空港の方がアジア初の水平型宇宙航空として運用される予定があるんですけども。
これに関連して、空港の近くにある地元の国崎高校というところで、将来的な宇宙産業を担う人材を育成するための生徒を作っていくために、いわゆる専門的なコースというのをR6年度から設置をしていこうというふうに考えているところです。
それに伴ってですね、今年の4月R5年度からですね、宇宙に関する学び、宇宙スティーム探求というのをですね、始めようと考えているところです。
宇宙スティームってなると、スティームってあれですよね。頭文字とって、サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アート、マスマティクスでしたっけ。
そうです。はい、その通りです。
それを宇宙軸で勉強できる、学校ができる。
そうですね。
この動きが始まったってことなんですね。
はい。宇宙視点で大きな物事を捉えていくようなですね、そんな学びを始めていこうかなというふうに考えているところです。
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確かに全部含まれてますね、宇宙っていう観点だけで。
そうです。
宇宙話。
スティーム教育、サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マスマティクスはもう何か言わずもがなって感じと思うんですけど、アートもあれじゃないですか、今度前澤さんが月に向かうっていう時に基本アーティストばっかり連れて行くじゃないですか。
そうですね、はい。
やっぱなんかアート色も結構強くなってくるのかなっていうのは個人的には思ってたんで、スティーム教育かそういうことか。
はい。
そこってもうあれなんですか、がっつり宇宙のためのコースが最終的にはできるってことですよね。
そうですね、一応R6年度からまだ名称も正式に決まってないんですけど、スペースコースということで、宇宙の関係する学びをしっかりやれるようなコースをしっかり作っていこうというふうに考えています。
これはもうやっぱ大分県に宇宙港があるからっていう流れがでかいんですか。
そうですね、まず最初はそういうところがあるんですけども、今後宇宙産業のところを見ると非常に広くなっていって成長していくっていうところで、そういった中でいわゆる日本からそういった人材がたくさん輩出できるといいなというふうに考えているところです。
前、高野さんに出てもらった時も、人の行き来がやっぱすごいことになってくるっていう話があったのを聞くと、例えばそういう人、アメリカの会社だったりとか海外の会社が大分県から物を飛ばす、宇宙に飛ばすってなったら人が集まってくるっていうところと、
例えば合わせてそこの話が聞けるタイミングが用意できたりとかっていうのも目論みとしてはあるんですか。
そうですね、今後はそういうところを視野に入れて、たくさん宇宙港になっていくといろんな人材の方々が集まってくるんで、よかったらそういった方々の力を借りながら学校の学びのほうに活かしていきたいなというふうに考えています。
確かに普通のどっかの高校で、一人ガッて宇宙系のパワーのある人を公園に呼ぶっていうことじゃなくて、もうそこ自体が集まる場だから、来たついでにちょっと話しに来てくださいみたいなことができなくもないってことですもんね。
そうですね、それとまた今回学ぶ国先高校っていうのが宇宙港からわずか10分という立地的な条件があるんで、近いんでコンビニに行くより近いかもっていう感じでですね。
今コンセプトが国内では宇宙に一番近い高校ということで、もう本当物理的に10分しかかからないんでですね。
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そっかー。
そしたら子供たちのほうが学校に来てもらうのもいいんですけども、実際そうやってる場面のところに、今日午後からそういうの見に行こうよというような授業ができたりとかですね。
確かに。
そういうのができるかなと。
はー、めちゃめちゃ面白い経験だなそれ。
そうですね。
高校生のうちから宇宙の触れられるってなんかあれなんですね。時代変わったんですね。
そうですね。目指してるところは高校だけではなくて、そのエリアにもちろん小学校とか中学校とかもあるんで、できればそのエリアですね。
小学校、中学校、高校含めてですね、そういう宇宙関連のところに携わっていければいいかなっていうふうに。
はいはいはい。
はい。
まあ確かに。
だって東京とかで普通に例えば暮らしてても、絶対になんか宇宙の現場をチラッとでも見ることって基本ないじゃないですか。
そうですね。
だからもう大分空港が目に入るだけで、多分宇宙への興味って多分他の県の人よりは絶対に学生としても多分あるんだろうなと思ってて。
そうですね。
そこにもうじゃあ受け皿を用意しとくみたいな。
はい、その通りですね。
早い段階からそういった体験とかですね、経験を確保することで子どもたちが今後に向けてですね、いろんな思いとか夢とかを描いていけるんじゃないかなというふうに考えてるとこです。
そうか。
国崎高校って公立の高校ですよね。
そうです。
はい、その通りです。
公立高校なんですよ。
なんか前回高野さんからチラッと聞いたときに、学区が撤廃されるみたいな、誰でも受け入れるみたいな話もチラッと聞いた気がするんですけど。
この4月から入学者を募集しているところなんですけども、いわゆる全国募集というところで、実際はちょっと枠があるんですけども、実際の学校が募集する定員の10%はですね、別に大分県じゃなくても県外の生徒さんも学ぶ、来れることになるというようになります。
そういうことか。だから別に今ポッドキャスト聞いてる人がどこに住んでようとチャレンジはできるってことですよね。
よかったら国崎宇宙、国崎高校宇宙とかで調べてもらうといろんな情報が出てくるので。
概要欄にちゃんと貼っときますよ。
ほんとですか。学生の皆さんがもし進学するときに少しでも宇宙を学んでみたいなと思えば、なかなか公立の高校をやってるところはもう少ない、非常に少ない。
ないですよね。
しかもスペースポートが横に立っていると。
すげー。
これでもなんだろうな、僕からしてみると高校の頃って全く宇宙関連の話わからずで生きてきて、大学の研究室を選ぶみたいな段階でそういう進路に振ったみたいなところがあるんで、
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多分踏み込む、宇宙っていう業界に踏み込むタイミングで言うと、僕の入ったタイミングよりも6年7年早く宇宙、高校1年生からって考えるとなるのかなって思うんですけど、
そのタイミングから行くメリットみたいな、そこで宇宙学ぶっていうのがどんくらい大事なんだろうなっていうのが、
面白そうだなと思うんですけどピンとこない部分もちょっとあって。
なるほどなるほど。
どんな感じで考えてるのかなみたいな。
簡単に個人的なところにはあるんですけど、この新しい学校に行くとどうなれるかっていうと、簡単に宇宙人になれるかなというふうなところが。
大分県の宇宙人割の宇宙人。
宇宙人になれるかなと。
教育の分野でいうと、宇宙視点で大きく物事を捉えて、地球のいろんな様々な課題に新たな価値を創造する力っていうのを得るためには、
早い段階からそういった教育の場面でやっていくといいのかなと思っていますと、
例えば身につけた知識をそのままでなくて活用して探求していくことで、多面的な視点から色々大きな社会変化に立ち向かって対応できていくような生徒たちを作り出していきたいかなというふうに思っているところです。
そうなると早い段階からやっていくし、
より宇宙とかワクワクするような人たちが多いので、そういう人たちと早い高校生の段階から接点があるとですね、
子どもたちから何のために学んでいくのかという大きな勉強をするきっかけにも繋がるかなというところがあって、
そういうきっかけを作っていって、色んな道に進んでいくようなのが非常に大事じゃないかなと。
ポイントを早ければ早いほどよりいいのではないかなというふうに考えているところですね。
それに別に宇宙の専門っぽい雰囲気が出てるけど、わざわざ宇宙関連のところに就職しろとか進学しろって言ってるわけではない?
そうです。そういうわけではないですね。
そういった宇宙っていうのを題材にしたら、学んでいくことで様々な分野で活躍できるような人材になるのかなというのと、
でも宇宙産業を考えた時に非常に進むのがひどくて、地球で行っている産業と同じようなことを宇宙で今後行ってくるのはもう分かってるんで、
そういった意味では早い段階から宇宙の少しでも学んでいれば、将来的に色んなジャンルに進んだとしても、
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結果最後はまた宇宙に戻っていくってことになるのかなという。
確かに確かに。そうですよね。だからもう高校生のうちからプログラミングやっておきましょうぐらいの感覚で、
宇宙の基盤も作っておこうねっていう。そういうことか。これでもあれじゃないですか。
今までの、普通に学校の授業って、ある程度これだけの授業を受けなきゃいけないとかって決まりあるじゃないですか。
決まります。
この宇宙の勉強ができるっていう枠はどういう括りで入るんですか。
佐々木亮の宇宙話。
はい、ということで1話目いかがでしたでしょうか。
大分県といえば最近はスペースポート宇宙校っていうところで、まさか宇宙校っていうところを軸に、
ここまで面白い展開が来るのかというようなところが伝わったんじゃないかなというふうに思うんですね。
で、2話目、明日ですね。
明日は、宇宙の勉強が高校のカリキュラムの中でできるって、どういう仕組みなんだろう、みたいな。
そういうところの話を深掘りしていってですね、
普通の授業に組み込むっていうやり方について聞いた上で、
どういう勉強ができるのかっていうところまで伺っていきますので、
最後までぜひ楽しんでいただけたらと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。