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2021-10-08 14:12

366. 【sorae】100億光年先の宇宙でガス欠!?なハナシ【重力レンズ】

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宇宙ポータルサイトsoraeとの週一コラボ企画!100億光年先の宇宙でガス欠!?なハナシ。

https://sorae.info/astronomy/20211002-hubble-alma.html


宇宙130億年の歴史の中で、初期の頃はやっぱり激しい宇宙だった!

星もたくさん作るし、ガスまみれ!

なのにもかかわらず、初期の宇宙をみてみるとガス欠な銀河が見つかったとか。。。!?


soraeの記事はこちら

重力レンズで拡大された初期宇宙の銀河の「ガス欠」 ハッブル&アルマが観測

https://sorae.info/astronomy/20211002-hubble-alma.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということでですね、今日は大人気宇宙ポータルサイト【sorae】との1週間に1度のコラボ企画というところで、
記事と音声と2つの面で宇宙を楽しめる、そんな話題をお届けしていこうと思っております。
でですね、今日の本題は、100億光年先の宇宙の初期の頃の情報を見たときに、なんとある銀河がガス欠で止まってしまっているというような、そんなお話をしていきたいと思っております。
でこちらですね、まあ【sorae】の方でも非常に評判の良かった宇宙ネタになっていて、簡単に言うと宇宙って130億光年ぐらいの歴史がある中で、望遠鏡を使って100億光年先を見てあげたんですね。
そこにある銀河を見てあげたんですよ。銀河っていうのは、星が何億個も集まってできている1つの集合体みたいな。
でそんな中で、実はそこって初期の宇宙って星をたくさん作るような、そんな段階が予想される一方で、全然星も作られないような、なんか燃料不足みたいな銀河がいくつか見つかったというところで、なんでそんなのが起きてしまったんだって言った、そんな観測結果を今回は【sorae】の記事と一緒に紹介していこうと思っているので、興味が出た方はぜひですね、
概要欄に貼ってあるリンクから記事の方を飛んでいただけると、写真だったり正確ないろんな数字とかが出ている情報で宇宙楽しめると思うので、気になった方は覗いてみてください。
ということで、本題に入る前に毎日恒例の緊急報告というか活動報告をさせていただこうと思うんですが、今日は金曜日というところで、昨日おとといで宣言していた、夜のうちにしっかりと収録を済ますというミッションは現在遂行中でございます。
というのも、今は10月7日の深夜12時半というところで、しっかりと寝る前に収録を進められているというところで、僕の成長を褒めていただきたいというアピールです。
そんな感じで、今日は収録しているわけなんですが、土曜日、日曜日というのはゲスト会というのを最近お届けしていると思うんですね。ここでいろんな違うポッドキャストチャンネルとかも知っていただけているかなと思うんですが、今週末はAラジオ、Twitterとかだとキレラジとかで見かけた方いるかと思うんですが、女性2人のポッドキャストチャンネルとのコラボ企画になっております。
僕は向こうに遊びに行かせていただいて、いろんな犬の話とか、最近犬飼い始めたんで、そんな雑談っぽい話とかもしつつ、こっちではですね、ブラックホールについて語り合うというような企画を立てております。
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2日間に分けているんですけど、これがまた結構先週の世界変態大全と同じぐらい攻めてる感じになっているんですが、とにかくコメディーチャンネルなので、宇宙をポップに楽しめるっていう目線では完璧な土曜日回となっております。
と言いつつ、これからまだ編集が残っているわけなんですが、出会っていて、ただですね、収録していてあまりにも土曜日ふざけすぎたと。土曜日分ふざけすぎて、宇宙の話があんまり進まないみたいな。宇宙の話は進んでるんだけど、実はお二人がコメディーチャンネルのしっかりとして役割を果たしすぎて、
お二人自身が宇宙好きなのに、宇宙の質問を僕にできないっていう職業病みたいなことに陥ってしまったんですね。なので、急遽この土曜日にものすごくふざける、ブラックホールについてふざけて語り合うっていうのと、
全く同じ路線で単純にお二人の持っているブラックホールだったり、宇宙に関する興味に応えていくっていう、そんな不思議な土日会になってるので、聞いてる方も宇宙に関する興味とか、そういったところの持ち方だったり、宇宙ネタでどうやってふざけるのか。
そして、宇宙に対する理解っていうのを深められるっていう、なんか結構面白い土曜日、日曜日の会になると思っているので、なんかそのあたりは楽しみにしていただければと思っております。ハードル上げても全然いいなって思うぐらいの出来栄えになっているので、ぜひお楽しみにしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
そんな感じでですね、まあじゃあ本題入っていこうかなと思うんですが、今日の本題は冒頭話したみたいに、宇宙系ポータルサイト、ソラエとのコラボ企画になっております。
ソラエで評判の良かった宇宙ネタを音声でもお届けするこちらの企画。今回は宇宙の初期の情報、だいたい地球から100億光年先の天体を見たときに、なんとそこで起こるであろう現象が起こらないガス欠状態に陥った銀河が発見されたという、そんなお話をさせていただこうかなと思っております。
でですね、今回紹介するのは100億光年先にある銀河です。銀河っていうのは、私たちも天の川銀河っていう銀河の中にいるわけなんですが、簡単に言うと中心になんかブラックホールみたいなものすごい重力の天体があって、それの周りに星がたくさんできると。
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だいたい本当に何億とか、っていうようなレベルの星ができるんですね。で、それでまあ重力、ブラックホールとかの重力につかまって、大きくぐるぐる、なんか例えば楕円型になっていたりとか円盤型になっていて、みたいな、そんなのが銀河なんですね。
で、そんな何億個も星を持つ銀河っていうのを100億光年先からまず見つけたと。この時点で結構もう今の天文学としてやっぱすごいわけですよ。単純な普通の望遠鏡ではそんな100億光年先っていうのは見つけられないんですね。
じゃあどうやってそんな先の、100億光年先ですから、宇宙ができたのが130億年前だとしたら、本当に宇宙の初期の状態が見れるわけですよね。どうやってそんなものを見つけるのかっていうと、これ今日覚えていただきたいワードなんですが、重力レンズ効果と呼ばれるものです。
これ多分今まであんまり紹介してこなかったんですよね。ちょっと複雑な話になってしまうので。ただ今回はちょっとこれ覚えていっていただきたくて、この重力レンズ効果ってどういうものかっていうとですね、なんか太陽みたいな星とか基本的に星って大きな重力を持ってるじゃないですか。
それのおかげで私たちは地球の地表に留まることができていたりとか、地球は太陽の周りを回れていたりだとか、そんな風に重力っていうのはどこにでも、しかも割と強く働いていたりすると。
で、この重力がなんと虫眼鏡みたいな望遠鏡みたいな役割をしてくれるっていう、そんな言葉が実は重力レンズ効果っていうところに意味をしてるんですね。どういうことかっていうと、例えばなんか本当に100億光年先まで見えるような見晴らしのいい場所があったとしましょう。
ただ100億光年先から来る光っていうのはやっぱり遠すぎて、なかなか光が弱くて見えないんですよね。ただそんな中でその100億光年先にある星と私たちその間にものすごく強い重力を持った天体がいると、これどうなるかっていうと、この薄まってしまった光がこっちにバーって飛んできたものを
自分の重力によってギュギュギュッと曲げて、虫眼鏡で焦点に光を当てるみたいな感じで一気に地球に向かって光をすぼめて届けてくれるというところで、天然の望遠鏡みたいなのを天体で作り出すっていうのが重力レンズ効果なんですよね。
これぜひ覚えていただきたくて、詳しくは画像と一緒に今回記事の方で見れるのでそちらを見ていただきたいと。そういうことを行うことによって100億光年先の光っていうのを今回は取得できるようになったっていうかなりこれ面白い研究なんですよ。
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そんな130億年の歴史のある宇宙の中で、初期の30億年という非常に初期の宇宙の情報を今回は研究の対象としているわけですね。
で、その初期の宇宙の中っていうのは結構活発な状態が続いていただろうと予測されていて、特に今回お話しするような銀河みたいな星が密集しているところでは、もうどんどんどんどん新しい星が生まれていただろうと言われています。
で、これはなぜかっていうと、星の材料になるものっていうのは何かっていうと、これ宇宙空間に漂っているガスとかチリとかなんですね。
で、これ多分ポッドキャストで何度か話しているので、知ってる方は知ってるよっていう感じかと思うんですが、そういった宇宙空間に漂っているチリとかガスとかがだんだんお互いの重力でくっついたりして一つの大きい塊を作る。
これが星ができるファーストステップなんですよ。で、ただこれ、そのつまり周りにガスとかチリとかがあればあるほど星はたくさんできるんですよね。
ただ、そういう材料がたくさんあるであろうと思われる環境、つまり宇宙の初期っていうのはそういう材料がたくさんあるというふうにずっと考えられていたにもかかわらず、今回100億光年先の天体っていうところ、銀河の中を見てみると、そういったガスが全然見当たらないと。
ガスが見当たらないから星が作られるっていうそのプロセスが発生していないんですね。なので、完全にこのタイトルにつけた通り、銀河内がガス欠状態に陥ってしまっているというような状況が今回の研究で明らかになったわけなんですよ。
で、まあもともと話していたみたいに、銀河っていうのは何億個もの星っていうのが一つの塊となってできているわけですよね。で、これってどんなに強い重力の天体があっても、周りから何億個っていう星を集めてくるっていうのは結構至難の技で、どっちかっていうと何個か星は捕まえられるものの、
自分たちのその、自分の重力で捕まえてきたガスとか塵とかで、自分のその銀河の中でどんどん星を作っていって成長していくなんていう姿が見られるわけなんですが、今回そういったまず銀河として一旦成長したにもかかわらず、今現在はその銀河の中で星が全く作られていない。
しかも宇宙の初期の本当に活発な宇宙の状態にもかかわらずなんですよね。
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といったところで、今まで当たり前だと思っていた初期の宇宙の状態っていうところに、何か一つ異常なポイントっていうのが見つかったっていうのが今回の研究なんですよ。
なので、今まで当たり前だと思ってた部分が覆るポイントっていうのがいくつか見つかるっていうのも、この天文学の面白い部分かなと。
プラスして、やっぱりどんなに今観測機器が発達してきているとはいえ、こういうふうに天体の重力を使って光を集めてくる自然の望遠鏡みたいな、そんな仮想の物質を使って
100億光年先の星っていうのを見る、そんな研究もどんどん進んでいるっていう、なんか目新しいものがいくつも含まれているかなり面白い研究だったなと僕は思ったので、今回はこちらの研究を紹介させていただきました。
なので、ぜひ今回ポッドキャストを聞いている方は、今までお話しした星のできる仮定であるガスですね。ガスによって、塵で星ができるっていうところ、そして天体の重力によって光が曲げられて天然の望遠鏡みたいなのができるっていう重力レンズ効果、こちらだけ覚えて今日は帰っていただければなと思っております。帰ると言っても関係ないですね。
こんな感じで今日は、宇宙の初期の頃に発見された銀河がガス欠で動いていないぞというお話をさせていただきました。今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問については、ツイッターでハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。今回の紹介したネタについてはですね、日本語で詳しく紹介されている記事、概要欄に貼っておきますので、ぜひそらへの方も覗いてみてください。それではまた明日お会いしましょう。明日はゲスト回です。
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