1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 285. ブラックホールの写真は..
2021-07-22 13:20

285. ブラックホールの写真はバンバン取られる時代ですのハナシ

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads

今日はブラックホールの話!やっぱりみんな好きな話をするのが一番!

でも待てよ。。。この概要欄って誰が見てるんだろう。。。気になる。。。

あえて何も言わないとか?

めっちゃふざけてみるとか!?

んんんん、怖い。やめよう。どうぞ!!

今週末のコラボは超大手企業です!


この放送は「モリモトコウタ」さんの提供でお送りしております!


【冒頭でお名前を紹介】

一緒に日本一のPodcastチャンネルを目指すスポンサーを募集中

あなたも番組スポンサー!?個人スポンサー枠の購入はコチラから。

https://ryoastro.thebase.in/


感想、質問は「#宇宙ばなし」をつけてツイッターで呟いてくださ

すぐに見に行きます!


Voicyデビューしました!アカウントはこちら!!

オリジナルコンテンツも出すので、フォローお願いします。

https://voicy.jp/channel/1726


Instagram(ryo_astro)

https://www.instagram.com/ryo_astro/

Youtube(佐々木亮の宇宙ばなし)

https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzTA

Twitter(_ryo_astro)

https://twitter.com/_ryo_astro

00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は森本幸太さんの提供でお送りしております。森本幸太さん、どうもありがとうございます。
ということで、早速今日の本題を紹介させていただきたいと思いますが、今日の本題はみんな大好きなブラックホールのお話です。
ブラックホールの中でも、ブラックホールが周りのものをたくさん吸い込んでいる時に出てくる光の速度でものを吹き出すジェットというお話ですね。
これを発見した、発見したというか、詳しく観察したというお話です。
というのも、今回使われた望遠鏡というのが、ちょっと前にブラックホールの写真を撮ることに成功したというところで、かなり世間を賑わしてた時期があったと思うんですけど、あの望遠鏡を使ってまた違うブラックホールを撮影した。
その時の画像というのが、今回また新しく出てきたというところで、かなり面白い研究結果が出てきておりましたので、今回はそんな天文のお話をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
そんなこんなで、本題に入る前に毎日恒例の緊急報告をしていきたいと思うんですけど、
そうですね、まず一つあって、一つはちょっとしたお知らせというか、昨日Apple Podcastの接続するアカウントを変更したんですね。
基本的にはAppleのカスタマーサポートの方とやり取りしてうまく引き継ぎはできているような感じはするものの、もしかしたらどこかで不具合出てくるとか。
この先も基本的には毎日配信していたりしますので、基本的に更新が滞ることはないというところで、お手元に更新の連絡が来ないとか、そういったところがあったらぜひTwitterとか、あとは適当に概要欄にあるSNSの方からお知らせいただけたら非常に嬉しいです。
そんな感じでちょっと不安なんでね、そこだけお知らせしておこうと思います。
もう一つですね、今週の土日、最近は土日はスペシャルコラボを毎回お届けしているわけなんですけど、今週の土日はなんと初の企業タイアップというところで、しかもこの企業タイアップの相手がすごくてですね。
外資系の大手コンサルティングファーム、デロイトコンサルタントですね。デロイトっていうのは結構本当に有名な会社なんですけど、そこが宇宙ビジネスに対するコンサルティング業務とかいろいろやってるというところで連絡いろいろ取ってたら出演していただけると。
03:11
しかも社内で一応ちゃんとお話し通してしっかりデロイトとして公式に参加していただけるというところで、そこで参加していただいたお話を今週の土日はお伝えできればなと思ってます。
これラッキーだったのが、もちろん社内のお話いろいろ通すのは大変だったものの、今宇宙チームのチームリードみたいなのをやってる人がですね、アメリカでちょうど知り合った、その時彼がアメリカに宇宙政策の勉強しに行ってたときで、僕がNASAに行ってたときっていうところがちょうど被って友人だったわけです。
そこで最近ポッドキャストやってて結構こんな感じで頑張ってるんだよねって話をしたら心よくお話いろいろ進めてくれて、今回のコラボに至ったというところで、やっぱりポッドキャストすごい頑張ってるとこういったところまで手がだんだん伸ばしていけるんだなっていうところの嬉しさがものすごいと。
で、しかもこの今回ゲストに呼んだ脇本さんという方は普段僕遊んでもらってたりするわけなんで、そういったところで結構素の部分が出てたり、その感じでこう宇宙の話をガンガンするみたいなところも提供できるんじゃないかなと思ってすごく楽しみにしております。
で、もちろん企業タイアップっていうところで、別にお金が発生してるとかそういうことではないんですけど、単純にデロイトの中で宇宙ビジネスにどう関わっていくかみたいな、もうそういう大きいところがどんどん関わってくる時代に変わってきてるんで、そんな話なかなか聞ける機会もないんじゃないかな。
で、しかもなんとこうメディアに対して発表するの、なんと2つ目、1発目ではなかったんですけど、その最近出たデロイトの新しい方針みたいなのをメディアに対してはなんと2箇所目というところで選んでいろいろ発信、初めて話す話とかやってくれてるので、そういったところも楽しみにしていただければなと思ってます。
そんな感じで、これからも皆さんが気になる宇宙企業の方とかっていうところともコラボしていきたいと思ってますので、ぜひお知り合いの方いたりしたらご連絡いただけたら本当に嬉しいです。
いろんな宇宙関連の方が集まれるチャンネルにしていきたいと思ってますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。
はい、そんな感じで土日のお話と、あとちょっとアカウント変えましたっていうお話ですね。
基本的には皆さんに迷惑はかからないと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
そんなこんなで毎日恒例の緊急報告が終わったところで、本題に入っていきたいと思います。
06:04
今日の本題はブラックホールですね。
ブラックホールから飛び出てくるジェットっていうもののお話をしていきたいと思います。
これぜひ画像を調べながら見ていただくのが一番いいかなと思ってます。
っていうのも、やっぱりブラックホールっていうところですらピンとこないタイミングで、そこから飛び出てるビームみたいなジェットってなんだろうっていう話になってくるんで、
今回はケンタウルスザAっていうブラックホールを見ていくので、もし興味がある方は調べながら見ていただけたら嬉しいです。
このケンタウルスザAっていうのは本当に銀河なんですね。銀河で、その銀河の中心にはブラックホールがあると。
このブラックホールが結構巨大で、だいたいそのブラックホールの重さっていうのが太陽の5500万倍とか、わけわかんないぐらい大きいんですけど、
この5500万倍の太陽に比べて5500万倍の重さを持つブラックホールについてものすごく細かく観測してあげた。
どれぐらい細かいかっていうと、これがちょっと前にブラックホールの写真を撮影することに成功したなんていうふうに言われてたあの望遠鏡を使ったんですね。
今回、このめちゃめちゃ重いブラックホールを観測したと。
ただ、今回すごいのが倍率10億倍とかっていう規模のズームができるぐらいの性能の望遠鏡を使っていると。
今回見るこの天体ですね、ケンタウルス座Aっていうのの地球からの距離っていうのはだいたい1300光年とかぐらい離れてます。
なので、今本当にこの星が全くないとしても1300年後にしかわからないみたいな、そんな感じですね。
で、今回銀河系、今回紹介するのは太陽の5500万倍の重さを持つブラックホールなんですけど、そこからジェットっていう構造が出てるんですね。
これブラックホールの話結構ポッドキャストで取り上げるのでジェットわかるよっていう人も結構いると思うんですけど、
簡単に言うとブラックホールからビームみたいなのがバーッと出てると。
で、これなんで出るのかっていうと謎に結構包まれている部分ではあるものの、ブラックホールってものすごく重力が強いんですね。
ものすごく重力強くて、もし周りに星とかがあったらそいつらをどんどん吸い込んでいくような感じになると。
今回の場合だとこれ銀河なんですよ、銀河。銀河なので周りに星がたくさんあって天の川的な状態になってると。
09:02
で、それで星をたくさん吸い込む。あ、銀河じゃなかったかな。すいません、銀河で大丈夫ですね。
で、銀河でものをたくさん吸い込んでると。で、そのまま吸い込んだものが全部ブラックホールに落ちていけばいいものの、
何かしらの作用が働いてその落ちていく物質が弾かれる。ブラックホールから弾かれて外に向かって思いっきり吹き飛ぶというような現象が見えるのが
このケンタウルス座Aっていう星なんですよ。星というかブラックホールですね。
で、しかもこの吹き飛ばされる速度っていうのが光の速度にものすごい近いというところで、
物を光の速さ近くで飛ばすぐらいのエネルギーを放出する謎の現象がジェットと呼ばれるものなんですね。
で、それに対してブラックホールって元々どうなってるかもわからないし、ブラックホールの近くでどういうことが起こって、
そんな光の速度まで加速されてものが吹き飛ばされるのかもわからないから、
その天文学者の方々っていうのは基本的にはそういうのを計算のモデル、スーパーコンピューターみたいなの使ってみたりとか、
いろんな数値計算を行って、その物質が吹き飛ばされるのってこういうふうに説明できるんじゃないかみたいなのをずっと研究してるわけですよ。
で、なら見れるところまで細かく見てしまおうっていうのが今回の研究で、
ものすごく目のいい望遠鏡を使って、そのブラックホールから飛び出てるジェットの根元を見てあげたんですね。
そうしたら、やっぱり根元のところもその引きで見てた時と同様にものすごく明るいと、
しかもそのジェットが飛び出てる端っこの方が明るいみたいな、っていうような状況が見えてたらしいんですよ。
で、これが今回大きい発見で、今までなんかちょっと引き目で見た時に、
ジェットの端っこっていうのはなんか中央の部分よりも光ってるように見えてたんだけど、
それが、じゃあより根元に近いところでも本当に光ってるのかっていうところが明らかになったので、
今までいろいろ数値計算されてきたものの中で、その根元が明るく輝く、
ジェットの根元が明るく輝くっていう特性をつかめていない数値モデルっていうのはここで消し去られたというところで、
今回の研究っていうのが何か新しいものを見つけたとかっていうよりは、
どっちかっていうと、今までたくさんの考え方があったブラックホールのジェットっていうものの例え計算に対して、
より制限をかけたことで、今までまるで最もらしく見えてた数値計算っていうのをどんどん排除していったと。
結局はこういうふうに詳しく観測して新しい見方が分かれば、いろいろ提唱していた説が消えると。
12:04
もしかしたらこういうふうに攻めていけば、最終的に残った1つっていうのが全てのブラックホールに当てはまる。
またはそのブラックホールに当てはまる理想の数値計算だったっていうことになると思うので、
今、周りをちょっとずつ削っていって本物の化石を探り当てるみたいな、そんなアプローチになってるわけですね。
なので今後は、今まで天文学って結局、実験というか観測的にものを見る人と、
そうではなくて数値から宇宙を解き明かそうとしている2チームがいるっていう話をしたと思うんですけど、
そこの攻めぎ合いっていうのがよりブラックホール周りで加速していくんじゃないかなというところで、
僕は非常に注目しているというところになっております。
ということで今後も、皆さんもし知りたい宇宙の話とかあったらTwitterとかでご意見いただけたら嬉しいです。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のPodcastアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問はTwitterのハッシュタグ、宇宙話で呟いていただけたら見れるので、
ぜひ呟いてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
13:20

コメント

スクロール