それでは早速ですが、おすすめ法廷エンタメ第3位、99.9刑事専門弁護士です。
99.9刑事専門弁護士は、2016年と18年にテレビで放送され、2021年にはスペシャルが放送されました。
そして映画化もされた人気シリーズですね。
有罪率が99.9%とされる刑事裁判に、個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、残りの0.1%の可能性にかけて挑んでいく、新感覚痛快リーガルエンターテイメントです。
これ何か話題になりましたよね、いろんな方面から。
各方面で話題になりましたね。
今回おすすめエンタメなんですけど、ここぜひ見てくれとか、こんなドラマなんですけど、そんなもう見てないっていう人にも、ちょっと今回は説明しながらやっていきたいなと思うんですけど、どこですか、おすすめポイント。
おすすめポイントたくさんあるんですけど、まずは刑事裁判に焦点を当てているところっていうのは、そこちょっと注目していただきたいなと思うところです。
ごめんないきなり口挟むけど、民事裁判に焦点当てているドラマってある?
離婚弁護士。
離婚弁護士とか、弁護士って民事のいろいろやるけど、こんだけ刑事にがっつり焦点当てたって、初めてじゃないかなっていう。
確かに、そうね、弁護士もリーガルハイとかいろいろあるが、刑事弁護だけにっていうのが少ないってことか。
その中でもですね、さっき南口さんがご説明してくださった通り、99.9%有罪とされる中、残りの0.1%の無罪の可能性に向けて証拠収集をするところをすごく丁寧に描かれてるんですね。
これって今までエンターテイメントとして映像化されたことってなかったんじゃないかなと思って。
法廷に持っていくための証拠をどうやって集めるかとか、どうやって構築するかみたいなことが結構描かれてますよね。
そうなんです。実験をやるんですよね、その証拠を獲得するために。そこまでやるみたいなことを、すごい弁護士たちが頑張っていて、その実験してる過程がすごく詳細に描かれているっていうところが見ごたえの一つかなっていうふうに思います。
この99.9っていう有罪率が結構昔からいろんな司法の場では指摘されて、一般の人も結構知ってるんじゃないかと思うんですけど、
これ一方で、検察官とかにこういう質問しても、なんかやっぱ他国とは違って、他の刑事司法制度とは違って、検察の方で精査してるからこういうもんなんだっていうような返事したりするじゃないですか、検察の人って。
この辺に関してはロースクール出身のお二人からはどんなふうな、さらに再反論とかあります?
全然ドラマと直接関係ない質問が今いきなり来ましたね。
どうですか?
そこはですよ、検察官が収集する証拠だったり、その手前で警察官がすることもありますけれども、その過程自体にかなりアメリカだったりとは違うやり方で、要は有罪方向の証拠だけをがっつり集めてですよ。
しかもそもそもの捜査の過程が、まずすごいシンプルに言えば弁護人が立ち会えるわけじゃない中で、供述聴証をすごいがっつり取ったりとか、すごい長い間身体拘束されたりとかするじゃないですか。
で、裁判では残念ながらそうやって取ったものが割と優先されるというか、信頼されるからどんどん有罪方向になっていってるわけで、検察官が精査してるっていうことって、そんな話聞いたことないけどって思いますっていうのは言い過ぎですかね。
いや、なるほど。本当にちゃんとした手続きで、ちゃんとした手続きでっていうか、そういう疑いような全くないような手続きが取られて精査して出されてるから、こういう絞りに絞った事件が上がってるからだっていう説明ならまだそうかっていう話にも行くんだけど、
どうも本当の全部の証拠をまだ開示できてないんじゃないかとか、そういったものも見え隠れするところがある以上、それに対してはちょっとどうかなって思う時もあるってことですね。
そうだと思います。
なるほどな。山口さんは?
この南口さんおっしゃられたこととほぼほぼ同意見なんですけど、結構私も検察官って有罪っていうゴールに向けて有利な証拠を裁判に提出するっていうイメージがあるので、まだ出してない証拠がたくさんあるんじゃないかとか、その供述聴書もそうですけど、すごいカチッと出来上がったものを証拠として出せたりとか、
結構もう有罪に有利な状況が検察官にはすでに揃っているっていうイメージがある感じなので、やっぱり弁護人と検察官ってその証拠収集とか証拠提出とかの面では、そもそも対等なところからスタートできてないんじゃないかなっていうイメージがあります。
なるほど、なるほど。ちょっとまとめていくと、検察官の仕事としては疑わしい人が出て、有罪になる証拠を固めていって、犯人に適切な刑罰を与えていく、そのための手続きをちゃんと取っていくっていうのがやっぱりお仕事なので、それをやってもらうのはその通りなんだけども、ただ一方でそっちにちょっとこだわりすぎてしまってっていうことは起きることもあるかもしれないじゃないかという中で、
それが99.9っていうのはいくら精査していると言ってもちょっと偏っているような印象もあるなっていうことですかね。
はい、もちろん法廷での戦いなので、弁護人は被告人の無罪のために頑張るし、検察官は被告人がもし本当にやってたんだったら反省させるためにとか、そういうこともあってお仕事されてるから、先生おっしゃられる通りなんですけど、
その証拠っていうところで見るとちょっと差があるんじゃないかなっていうふうには思いますという感想でした。
もちろん全部がそうじゃないんだろうけど、一方で本当は刑事訴訟法的には真実の発見というか究明していくってところがポイントのはずなんだけど、
ただ有罪になるような証拠だけ出すっていうことが全くないかといったら、そんな過去の冤罪事件とか見ると見えたりもするので、そうするとやっぱり99.9はちょっと高すぎるんじゃないのっていうような感覚はありますよね。
他にもおすすめポイントご紹介していいですか。
ぜひぜひ。
今ちょっと検察官のお話があったんですけど、99.9は弁護士の話なんですが、登場人物として検察官が出てきたり、シーズン1、シーズン2ってあるんですけど、
シーズン2ではそこに裁判官も加わって、放送三者の心の葛藤とかも描かれているところもおすすめポイントの一つです。
でですね、続けさせていただくと、
どうぞどうぞ。
このドラマは原作とか脚本はオリジナルってされてるみたいなんですけど、エピソードの中には実話を元にしたお話もあって、
これってあの事件やんとか、習った犯例やんっていうような発見があって、それも結構私は毎週楽しみに見ていたポイントです。
おすすめエピソードなんですけど、
いいねいいね。
これは私の記憶に新しいっていうこともあるんですが、
映画でされたお話が、おそらくナバリ毒葡萄酒事件っていう事件がベースになってるんじゃないかなって思うんですけど、
そのもともとナバリの事件は、一審で無罪になった被告人が、検察官の上訴によって死刑が確定するっていうような事件なんですけど、
その事件をベースにしていることもあって、冤罪と死刑の問題のこととかも考えさせられたっていう点ですごく印象に残ってるので、
皆さんにもぜひ見ていただけたらなっていうふうに思います。
なるほどな。
元になってるエピソードっていうのが本当の犯例とか事件があって、
これはあれのオマージュっていうか、あれを元にしてるなっていうことが分かったりして、
考え深いものがあるっていうことですね。
なるほど。
それでは続きまして、
おすすめ法廷エンタメ第2位。
第2位は夏木静子さんの両刑です。
両刑は公文社文庫で2004年に発行された刑罰の程度を決める判断はどのように行われるのか。
裁判官が両刑を決めるまでの話し合い、合議の過程を裁判長の視点から描いた法廷サスペンスです。
母と娘をはねて、ある事情によりその2人を殺してしまった女性。
この女性の裁判を担当することになった裁判長。
彼のもとに、娘の安全と引き換えに、死刑を回避せよという脅迫状が届くところから始まる法廷サスペンスです。
ちなみに南美衣さんがこの両刑を推してきたポイントってありますか。
この本をおすすめするポイントは3つあります。
まず第1にですね、この本は4分の3ぐらいが裁判官の視点で裁判とその後の合議、話し合いですね、が描かれてるんです。
4分の3もあんの?
そうなんですよ。ほとんどですね。
これちょっとお聞きの皆様考えてみてほしいんですけど、
映画やドラマで描かれる裁判官っていう時に、誰が浮かぶか。
これはですね、相棒フリークの皆様は、当然ながら三久もはんじの石橋涼さんだと思うんですよ。
しかしそれ以外、いくつもありますよ。裁判官をされた良い役者さんっていうのがたくさんいらっしゃいますけれども、
裁判者といった時に主役っていうのは大体の場合が、被告人か弁護人か検察官。
あんまり裁判官の視点で裁判自体を描くってそんなに多くないと思うんですよね。
この本は裁判の進行自体が裁判官の目線で進んでいくんですね。
なので証拠調べも証人尋問も視点が裁判官なんですよ。
裁判官だけで話す合議の場、話し合いの場がすごい細かく書かれてるんですよね。
3人の裁判官がどんなふうに話していって、例えば誰が文章を考えて、誰がまとめていくのかということが書かれてます。
解説には、この本が出た後でベテランの裁判官から裁判官の内面の動きや真理の描写があそこまで真に迫っている小説も珍しい。
合議の模様もよくあそこまで取材できたものだと言われたということが書いてあるんですよ。
と言われたということが書いてある。
しかもね、だってお昼ご飯に何食べるとかまで書いてあるんですよ。
あるあるなんやな裁判官の中でも。
これは結構珍しいと思うんですね。
しかももちろん裁判だけじゃなくて、その殺人と死体行き事件が軸になるんですけど、
捜査のところなんかも、ご遺体の検出の方法、要は死因がなぜお亡くなりになったのかとか、
自主っていうのはできるのかできないのかとか、
次男って実際どうやってやるのとか、とにかくリアルに展開していくんですよ。
このリアルさがもうすごいんです。
なるほど。
これ1点目。
そっか、3点言ってたやつの1点目かこれまだ。
まだ1点目ですよ。
落ち着いてください。3つありますから。
聞きましょう。
第2に、これはですね、法廷ドラマが好きだという方はですね、
やっぱり法律の枠組みの中でどうやって勝利を勝ち取るかっていうロジック展開だと思うんですよ。
面白さって。
確かに確かに。
つまりこの小説はもちろん法廷ドラマであるので、判決をどうするにしても、
枠組みは法律で決まってるわけなんですよね。
そうですね。
で、例えば一応一例出しておくと、死刑は憲法違反ですから死刑はしませんっていう、
本来はそうあったらいいと私は個人的には思ってますけど、
そういうような大きなロジック展開みたいな、もう憲法違反です、ボーンみたいなのはないんですよ。
今あるこの事件だと死刑休憩あるよね、死刑判決あるよねっていう枠組みの中で、
この裁判長は死刑を回避したいと考えた時に、どんな理屈を組み立てていくのか。
果たして理屈は通るのか、また脅迫に屈するのか屈しないためにどんな理屈を作るのか。
という決まった枠の中でのロジック展開も相当楽しめます。
そっかそっか、なるほど。
これ2点目、そして最後に大切なことがあるんですけど、
これ先ほどの第3位のやつと違う点で、これはフィクションなんですよ。
ですからフィクションとしてエンタメがめっちゃ楽しめるんですよ。
なるほど。
つまりどうしても事件物っていうのはノンフィクションだったり、
この実際の事件をベースにしているものが多いじゃないですか。
そうするとやっぱり実際の事件の関係者のことを思い浮かべてしまったり、
あの時こうなっていればこんな冤罪でこんな風にはならなかったのにとか、
やっぱり胸が痛かったりとか悩んだりするじゃないですか。
そんな一切ないんです。一切ない。
そしてそもそもベースで進んでいくその法廷ドラマ以外に、
いやそもそもなんで車で跳ねただけの2人を殺すことになったのかとか、
裁判長の娘さんってどうなんのみたいな。
これも結構ハラハラドキドキ、これどういうことみたいなので展開していくんですよ。
なるほどね。
1個の本で背景にもいくつか事件が組み合わさってたりするので、
もうエンタメとしてもめちゃくちゃ面白い。
なるほど。
なので法律を知りたいなとか裁判に興味があるなとかいう人がめちゃくちゃリアルに知れる。
なるほど。
1番目の理由ね。
2つ目に法廷エンタメ、ロジック展開好きっていう人にもだいぶおすすめ。
そして何よりサスペンスものを純粋に読みたい推理小説好きにも超おすすめという作品になっております。
いや、まあでもちゃんと謝るしかないなとか言ったら、いきなりね、なんか止まれーってなった後ね、ショットガン向けられて、
えー。
えー。
腕を上げろーとかなるんですよ。
はい。
で、警察連れてかれて、お前なんでここ来たかわかってるなとかって言われて、
はい。
いや、まあはい、あの最初はやる気はなかったんですけどとかって言ってたら、
うん。
なんと、その少年たちが出てった後にそこで殺人事件起きてて、
えー。
なんというタイミング。
そう。で、何罪について、まあここでね、お前は何罪が疑われてるとかっていうやりとりがあればよかったんですけど、
はい。
ツナ缶で怒られてると思ってるわけじゃないですか、その主人公の男の。
なるほど。
主人公というか、まあ主人公のいとこの子ね。
はい。
で、いや、ちょっといつからそうするつもりだったんだとか、計画的殺人かどうか警察が聞くんだけど、
はい。
いや、あのそんな最初は思ってなかったんだけど、
あー。
そういうことになってしまってとか、
はい。
こう答えていくんですけど、
はい。
で、じゃあ友達は共犯者かとか言ってて、手伝ったのかとかって言うんだけど、
はい。
いや、別に彼は今回の関係ないんじゃないかなとかってこういろいろやっていくんだけど、
しばらくやってって、
はい。
だから、死刑にもなる事件だからみたいになって、
え、なんで?って缶詰めて?って言ったら、お前は第一級殺人に疑われてるんだとか、
えー?とかってなって、
はい。
ジェイルに行って、
はい。
で、ちょっとお母さんに電話するんですよ、
はい。
あの、なんかちょっとごめん今ちょっとあらわま臭で、
はい。
警察に捕まってさ、お母さんがまたけーってなるんですよ、
なんなにしてんのあんたはもう!とかなって、
はい。
で、あんた何で捕まっとるんやって、
はい。
ちょっと殺人かなんかで、あたまたもう!みたいになって、
はい。
で、あれ違うから、僕じゃないから!とか言って、
うん。
なんかこう、弁護士さん何とかして欲しいな!とか言って、
そんなお金あるわけないだろう!みたいなことは!ってなってて、
はい。
あ、そういえば、親族に弁護士になったやつおるな!ってなって、
はい。
あー。
で、あ、いとこのビニーが確か弁護士だったぞ!つって、
ジョーペ氏が怒られてくるっていう、
そこで。
映画です。
いとこのビニー出てきた!
うん。
で、またね、このね、さっきも言った通り、
で、コメディ映画のよく出てる、
はいはい。
有名な人なんですよ、ジョーペ氏。
はい。
だから、もう出てくる、出てき方とか、
うんうん。
最初になんかこう、面会に行く時とか、
うん。
例えば本当のいとこ知ってる方は、ちょっと疲れたから寝てるんですけど、
友達の方は、いとこのビニーに会ったことないじゃないですか。
はい。
でね、なんかこう、部屋に来てね、
うん。
どうしたんだ!とか言ってた。
でもね、なんかほら、若い男の二人が、
うん。
ジェイル入ったら、
うん。
心配してたのは、
必修養者の人たちからなんかこう、性的な虐待を受けるんじゃないかとか、
いじめにあうんじゃないか、みたいなことを、
うん。
恐れてたんですよ、ずっとビクビクと。
うんうん。
で、ビニーを知らん方が、部屋にビニーバンって入ってくるから、
うん。
ちょっと待ってくださいよ、って。
あの、さすがに初日でそれはちょっとひどくないですか、とか言って、
なんだ、お前のために来てやったんだろう、とか言って、
うん。
困ったらすれ違いのまま会話が進んでいって、
はい。
で、僕は何したらいいんですか、とか言って、
まず、助けてくれって普通に頭を下げるのが普通だろう、とかってね、ビニーは言うんだけど、
はい。
なんで、襲われる僕がそんなこまでしないといけないんですか、とか言って、
なんかこう、しばらくやりとりがあって、とか。
僕はまた、映画を見てる人たちの爆笑チーンなんですよね。
はい。
はい。
っていうのがあって、ただのコメディかと思いきやですよ。
こっからです、こっから。
はい。
はい。
むちゃむちゃしっかりした裁判の、
はい。
映画なんですよ、これ。
あ、そうですか。
これね、僕ね、大学時代に英米法とかの、
ほう。
授業とかでも、進められてみたりとかしたんですけど、
うん。
すごいちゃんと意義ある、とかね、オブジェクションとかってこう、わーって、
マイオーナーとかって、こう裁判官の、アメリカの刑事司法制度がむちゃくちゃよく分かって、
えー。
今この予審の段階ですとか、
はい。
本当の裁判入りましたとか、こういうふうに意義申立てしますとか、
はい。
証人に対しての質問はこうやっていきます、みたいな、むっちゃしっかりしてるんですよ、コメディでありながら。
えー。
授業で進められる。
そう、むちゃむちゃいい、これ絶対見たほうがいい、で、
うん。
なんでかなってこれ、映画自体は好きやからこうやって前から進めてたんですけど、今回こう説明するにあたって見直したら、
はい。
その理由がなんとなく、なんとなくっていうかはっきり分かってきたくね、
ジョナサン・リンっていう人が映画監督なんですけど、
はい。
この人なんとね、僕これ最近知ったんですよ、この、こんだけ進めてきながら最近知ったんですけど、
はい。
なんとね、ケンブリッジ大学の、
はい。
法学修士号を持ってるんですよね。
なるほど、もうだからすごく。
そう、自分が訴訟手続がデタラメな映画って自分は見てて耐えれないと。
あー。
なんだこれは法律監修がクソみたいな映画はと。
うん。
で、コメディだけど、そこなんだこれこんなこと起きるかいみたいなことは絶対嫌だったんだって言って。
あー。
で、コメディでありながら裁判手続きはおかしくないようにやったって、すごいって。
すごい。コメディ要素もしっかりしていて、法律監修もしっかりしていて。
そうなの。でね、この二人が収容されるジェイルの前で、死刑反対みたいなデモやってる人たちも差し出されるんですけど、
うん。
で、監督自身は死刑反対論者なんですね。
うん。
で、その理由の一つがまあ色々ある中で自分が法学勉強してきて、
うん。
まあ一個理由としては簡単に冤罪が出やすい訴訟の構造上。
うんうん。
で、善意の人たちのミスが多い、それも。
うん。
で、それを描きたかったらしくって、だからみんな出てくる人基本みんな良い人なんですよ。別にね、あの警察も悪い人じゃなくて、
うん。
さっきも言った通り、まあ悪い人じゃないっていうか、最初に何の罪状かって聞かへんかったとか悪いとこやけど、
うんうん。
別になんか無理やり自白させようとか、そういうのではないんですよ。
うんうん。
で、それを描きたかったし、なんならなんかアムネスティの看板とかも立ってたりとかして、反対デモしてるとか。
へー。
で、さらにそれを撮影している時に、ちなみにこの舞台はアラバマ州ってことになってんだけど、
はい。
これアラバマって今でも死刑の問題で、
うん。
例えば最近の問題で言ったら、
うん。
2022年に最近の話ね、また損地してるしココナ州。
うん。
で、ご存知の知りますかね、あの天敵で今薬物注入で死刑執行するじゃないですか、アメリカの薬物注入でね。
うんうん。
この針が通らなくって、数時間かけたけど中止されて、
はい。
で、2024年の今年か、2024年の1月に窒素吸入させて執行するっていうようなとこなんですよ、アラバマ州。
うん。
結構だから原発下で死刑も全然今でもやってるっていうような州を舞台に、
はい。
これを死刑反対の意味も込めてやるとか、
はい。
っていうようなのも意味も込めたし、