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とるにたらんRadioあそび
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組
とるにたらんRadioあそび、通称とるたラジオへようこそ。
いつでもポップとサブのカルチャーの合間を照り立っている
パーソナリティの花田花です。
あ、前回わざわざ前工場を変えたのに今回変えるの忘れてしまった。
まあいいか、ちょっといつも通りやっていきましょう。
今回はですね、前回お話をしていた通り、エンタメモリーの方では
現在劇場公開中の映画のお話をしようと思うんです。
その前にですね、オープニングトークということで
その映画を見に行った時のちょっとね、思い出話というか
したいかなと思っています。
なんでそんな話ができるかっていうとですね、実は
今回このお話をする映画、破戒という映画なんですけど
この破戒がですね、公開されている劇場の数がかなり少なくって
私が住んでいる長崎県の方では公開が今のところありません。
なので、隣の佐賀県でも公開されていないので
福岡県までわざわざ足を伸ばしてね、見に行ってきたんですけれども
福岡県っていうと、私にとっては結構思い出の場所でもありまして
ネバーランド大団の時にもお話をしてるんですけど
私大学が福岡だったんですよ。
今回その映画を見るために博多の方にね、ちょっと出たんですけど
博多から地下鉄で30分弱ぐらい出たところが
私が大学時代に住んでた街なんですね。
今回その破戒を見るのに、お昼からの上映
1日1回しかやってなかったんですよ。
お昼からの上映だったので、朝9時過ぎぐらいにこっちを出て
車で行ったんですけど、1時間半ぐらいで福岡着くので
車止めて、映画見るまでちょっと時間潰そうかなと思って
時間見ると2時間弱ぐらいあったのでついてから
何しようかなと思って、昔住んでた街に遊びに行ってきました。
遊びに行ってきたって言っても、私が住んでた街っていうのが
実はもう大学が移転してしまってなくなっているんですね。
大学があった、校舎があった跡地にいろいろ商業施設だったりとか
いろんな建物が入ってたりとかして、もう跡形もないわけなんですよ。
車で前を通ったことはちょこちょこあるんですね。
これ何でかっていうと、私が野球が大好きなので
福岡ソフトバンクホークスの応援のために
福岡のペイペイドームの方に車で行ったりとかもするんですけど
その時に通ろうと思えば通れる場所にあるわけなんですよ、そこが。
何回か自分が住んでた街っていうのに車で訪れたことはあったんですが
実は歩きで行ったことがこの十数年なかったんですよ。
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私も思い返してみてびっくりしたんですけど、行ったことないなと思って。
時間があったので、地下鉄に乗って自分が住んでた街に行ってみようって思い立って
今回行ってきました。
ツイッターの方にその時の動画とかもちょこちょこ上げてたりとかするんですけど
いやー、ノスタルジックだった。
地下鉄の駅が当時大学の目の前、校門の目の前のところに出口があったんですけど
門も一切ないので、地下鉄の出口出たら知らない街なんですよ。
どこじゃここみたいな感じで、そこから異世界に迷い込んだ感じだったんですけど
ちょっとね、脇道にそれて当時学校があったところの横の道入っていてね
裏通りの方に入っていくと知ってる道なんですよね。
ただ見てみるとちょっとお店のラインナップが変わっていたりとか
まあそれとか道路がきれいに舗装され直していたりとかね
その中に昔通ってた安い居酒屋があったりとかバイトしてた和菓子屋さんがあったりとか
裏道の方をずっとまっすぐ抜けていくと当時住んでた家があった場所があるんですけど
学生向けの単身用のアパートだったので、現在大学がないということで
大学生向けの単身のアパートなんかも全部なくなってて
友達が住んでたアパートとかももう一切全部なくて
何になってたかっていうとね、推しがお世話になっております。URになっておりました。
URが立ってた。びっくりした。
ぐるっと一周回って自分が住んでた家の周りとかも見てきて
昔よく買い物に行ってたスーパー。それはあったんですよ。
買い物に行ってたスーパーを見てぐるっと回って
昔よく買い食いしてたコンビニとか行ったら
昔はミニストップだったんだけどセブンイレブンに変わってましたね。
それもなくなってると思ってセブンに変わっちゃってるなとか思って
それでぐるっと回って表通りに戻ってきたら
URになってるなって思いながら見てたんですけど
友達が住んでたアパートとかがね。
そしたら一周回って戻ってきたらURのお店がありました。
なので私が住んでた町で推しが広告で笑ってました。
私もちょっと一緒に笑っちゃったなとか思って
千葉くんおるやんこの町と思って。
でも推しのお仕事を見ることもできて良かったですね。
私がすごく大好きだった本屋さんが蔦谷書店になってたりとか
本当にね、町中なんですよ。
博多から地下鉄で30分圏内っていうと
福岡の地理がわかってる人はわかるかもしれないな。
意外と町中なんですよ。
当時も町中だったんだけど
さらに町中になってしまったなっていう感じで
ちょっと文化的な施設とかも入ったりとかしてたんでね。
昔は大学がある町って感じだったんだけど
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今は子育て世代とかが暮らすような町に
ちょっと様変わりし始めていて
その中で変わってなかったのが
大学の時に時間を潰すのによく行ってたマックなんですけど
結局ファミリー層が住んでいる町っていうのは変わってないので
マックは潰れずに存続し続けられているんでしょうね。
マックが普通にポンって国道に立ってて
ここは変わってないんだと思ってね。
行かなかったけどさ。
変わってるものと変わってないものがものすごくたくさん混在してて
複雑な思いを抱いてしまいました。
そんなノスタルジックな思いを抱えたまんま
博多に戻って映画を見てきたわけなんですけど。
今回はその映画のお話をしていきたいと思います。
思い出に関しては私インスタグラムの方にあげてますので
よかったら写真なんかも合わせてみていただけると嬉しいです。
では早速今週のコーナーやっていきましょう。
エンタメモリー
このコーナーでは私、花田花が
エンタメ作品の記憶、つまりメモリーを
心境問わず語っていきます。
今回ご紹介する作品はこちら。
映画 破壊
はいというわけでオープニングでもお話ししました通り
今回は真宮翔太郎君主演の映画
破壊見てまいりましたのでそちらのお話ししていきたいと思います。
現在公開中のこの映画破壊
原作は1906年つまり116年前に
執筆された小説島崎東村作の破壊です。
1948年、1962年と2回映画化された作品でもあり
今回が60年ぶり3回目の映画化となりました。
今回どうしてこの2022年という時期に
破壊がまた映画化されたかというと
全国水平社創立100周年記念映画として
作られたということです。
皆さんこの全国水平社という団体ご存知でしょうか。
人の世に熱あれ人間に光あれという言葉で
締められる水平者宣言というものを聞いたことある方も
いらっしゃるかもしれません。
この水平者宣言日本の部落開放運動団体である
日本水平社が創立時に採択した宣言文で
日本初の人権宣言と言われています。
今年この全国水平社ができてから
そしてこの水平者宣言がされてから
100年が経ったということで
それを記念してこの映画破壊が作られたということなんですね。
09:00
この全国水平社というところは
部落開放運動団体ということですが
部落差別だったりとか
いわゆる得た否認問題
現代を生きる私たちにとって
少し遠同い話かもしれません。
実を言うと私も身近にこの部落というものがあるのを知らなくて
これを機に両親に聞いてみたりとかもしたんですけど
私が住んでいる地域には
部落と呼ばれる場所がどうやらないというか
消滅したというか
そういう話をちょっとチラッと聞きまして
そしてこの映画を見に行くために
私は福岡の方に足を運んだんですけど
福岡県の福岡市には
部落と言われるような場所があるというのを
私は大学生の時に聞いたことがあって
でもあんまり身近な存在というか
身近な場所ではなかったし
しかもその部落差別を受けている人っていうのが
自分が知らないだけかもしれないんだけど
身近にはいないんですよね
なのでちょっと縁のないような
縁がないって自分で言ってしまったらいけないんだけどね
縁の遠い話だなっていうふうに思いながら
この破壊については
学生時代にも原作を読んで
今回まみやくんが映画に出るということで
また読み返したりもしたんですけど
やっぱりちょっと紙の上の存在というか
知識だけの存在だなっていうふうに
得た否認に関しては思ったんですが
ちょっといろいろ考えさせられる作品でした
まずは映画のあらすじをご紹介したいと思います
なぜ自分の故郷を語れない
なぜ好きな人に気持ちを伝えることができない
瀬川牛松は自分が非差別部落出身ということを隠して
地元を離れ
ある小学校の教員として放職する
彼はその出自を隠し通すよう
亡くなった父からの強い戒めを受けていた
彼は生徒に慕われる良い教師だったが
出自を隠していることに悩み
また差別の現状を体験することで心を乱しつつも
下宿先の私族出身の女性
そして仕事の行為に心を焦がしていた
友人の同僚教師銀之介の支えはあったが
学校では牛松の出自についての疑念も抱かれ始め
牛松の立場は危ういものになっていく
苦しみの中牛松は
非差別部落出身の思想家猪子連太郎に傾倒していく
猪子宛に手紙を書いたところ
思いかけず猪子と対面する機会を得るが
牛松は猪子にすら自分の出自を告白することができなかった
そんな中猪子の演説会が開かれる
牛松は人間は皆等しく尊厳を持つものだ
という猪子の言葉に強い感動を覚えるが
猪子は演説後性的の放った傍観に襲われる
12:03
この事件がきっかけとなり
牛松はある決意を胸に教え子たちが待つ
最後の教団へ立とうとする
これが公式から出されている映画のあらすじなんですけれども
あらすじとともにちょっとキャストをご紹介したいと思います
まず主人公の瀬川牛松を演じているのが
私の推しでもあるまみや翔太郎くんですね
そして牛松と小田川に落ちる
志穂の役を演じているのが石井杏奈さんです
そして牛松の親友役を演じているのが
まみや君の親友としても信仰の深い矢本雄馬さんですね
そして他にもたくさんの方が出演をされていらっしゃいます
小林彩子さん 高橋和也さん 大東俊介さん 竹中尚人さん
本田浩太郎さん 田中陽次さん 石橋蓮次さん 真嶋秀一さんなどが出演をされています
私ね今回このキャストの中でとっても見たかったのが
真嶋秀一さんだったんですね
真嶋さんが牛松が心を焦がす部落出身の思想家猪子連太郎役を演じているんですが
真嶋さんがやる猪子がすっごい良かったんですよね
この話はちょっと後でしたいと思います
全国水平社創立100周年記念映画ということでスタートしたこのプロジェクト
実は4年から5年前ぐらいからこのプロジェクトスタートしていたということでした
今回監督を務めていらっしゃる前田観葬監督が
映画にするなら現代に置き換えるとかそんな小賢しいことはやめて
島崎東村が書いた世界をそのままやった方がいいと思いました
っていうふうにインタビューで語られているんですね
墓碑っていう作品がどうしてももう120年ぐらい前のことを描いている作品なので
現代にそのまま持ってくると伝わりにくいのではないか
発表当時は現代小説ではあったんですけれども
もう私たちから見ると日本史の授業で出てくるような時代のことですよね
なってもう120年も前の話だったら
なので伝わりにくいかもとか
それこそ私もそうなんですけど
ブラック差別問題っていうのが現代の私たちにとって
いまいちつかみづらい問題になってしまっているとかね
そういうところを考慮して現代に置き換えたりとか
いろんな案が出たらしいんですけど
結局島崎東村の原作を生かそうっていう形で作られた作品なんだそうです
そして脚本家の方ですね脚本家の加藤雅人さんという方がこういうことをおっしゃっていました
100年経っても差別自体はなくなっていない
なぜ差別はなくならないのかというテーマで脚本を書けば
現代の人に向けた新たな破壊になると思ったということで
とりあえずですねまずこの破壊という作品の世界観だったりとか
15:00
それとか私たちに伝わりやすい工夫をされている部分だったり
変更点だったりっていうところをちょっと先に
感想の前にお話をしていきたいと思います
まずですねこの島崎東村が書いた破壊という作品を
世界観はそのまま生かしてくれたっていうのは
かなり今見る作品としてはチャレンジングなことだったんじゃないかなと
私はちょっと思いました
島崎東村って小説家である前に詩人だったんですよね
破壊という作品が島崎東村の小説家としての諸著作だったわけなんですが
その前はたくさん詩を書いていらっしゃいます
教科書とかで出てくるものだと若名集とかが有名ですかね
なので元々詩人だったということもあって
島崎東村が書く文章とっても美しいんですね
この破壊という作品の内容自体の美しさ云々は置いておいて
文章がすごく美しいんですよ
なのでこの文章の美しさをそのまま映像化したような美っていうのが
すごく見て取れる作品になっていたなと私は思います
すごく印象的なのが桜とかセミとかヒグラシとかホタルとか
自然のもので時間の経過を映し出しているっていうシーンがちょこちょこあって
これはすごく島崎東村が言葉の中で描く自然の美しさだったりとかが
映し出されているなというふうに思いました
やっぱり映像美にこだわっているということからも
監督がいろんなところでおっしゃってたんですけど
真宮翔太郎君を牛松にキャスティングした理由は美しさだというふうに言っていたんですが
この監督の言葉もわかるなと
その映像美というところにものすごく重きを置いていらっしゃるなっていうのは
すごいわかるなっていう感じがしました
あとは音響なんですけど
BGMがこの作品ほとんどないんですね
で無音の間っていうのもあるんですよ
なので本当にぜひ劇場で見ていただきたいなって感じたんですけど
この無音の間っていうところにもすごくこだわりがあるんじゃないかなっていうふうに感じましたね
それ以外にも自然の音っていうのをすごく取り入れています
風や雨の音 蝉の声 鐘の音 息遣いの一つ一つ
これらがすごく自然にBGMとして入ってくるというか
やりすぎ感は別にないんですよね
やりすぎ感なく引き込まれるっていうのはすごくうまい作りだなというふうに思いました
そして島崎闘争の世界観というのを映し出す
うまい部分じゃないかなっていうふうに私は感じました
そして発表当時は現代小説だから
時代背景が端折られているという
この破壊の現代に生きる私たちにとっての分かりにくさっていうのを
伝わりやすくしている工夫というのが何点かありましたので
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ここをご紹介したいと思います
まずはですね 時代背景を一番分かりやすくしていたのが
原作にはない日露戦争を描写の中に入れてきたという部分です
日露戦争は1904年から1905年の間
日本とロシアが戦争をしていたっていうね
そういう戦争なんですけれども
破壊が発表された1906年当時はね
去年おととしとかの話だよねみたいな感じで
全然説明が読む側に必要ない事象なんですが
私たちにとっては1906年っていうとね
遠い昔の話なので
こういうふうに歴史的事実を入れてくれることによって
時代背景が分かりやすくなっていました
日露戦争の時期ってどういう時期だったかっていうと
軍国主義 富国強兵 国家主義っていうような教育が
だんだん強くなっていっていた時期なんですよね
そんな国家主義の教育をやりたいという教育者たちと
人権派と呼ばれる人々に等しく
教育を受けさせる権利があるんだっていう風に主張している
教育者たちの対立が起きていた時期でもあるんです
なので国家主義教育 人権派教育っていうような
対立の部分もやや描かれている部分があったりとか
それとか教師たちもそうだし
子どもたちもこれ口にしているんですけど
お国のためにロシアと戦うんだって言ってるね
兵隊さんになるんだって言っている子どもたちがいたりとか
そういうシーンからも
その当時の時代背景っていうのがわかるなっていう風に
思ったと同時にロシアとの戦争っていう部分で
ちょっと現代と重ね合わせてしまって
苦しくなってしまうなっていう部分がありました
なんだかちょっとモゾモゾしてしまいますね
そして牛松島小田家に落ちる
司法の憧れである吉野晃子の存在です
この吉野晃子も原作には出てこないんですね
脚本家さんの創作だということなんですが
乱れ髪をきっかけに始まる牛松島との交流であるとか
雑誌明星に乗った木に死に給うことなかれという
吉野晃子の新作として発表されていたもの
こんなものを通じて文学を通して
牛松島と司法が惹かれ合っていくっていう
原作ではかなり牛松島と司法の
恋愛要素っていうのが奥ゆかしいというか
奥ゆかしすぎるほどなんですよね
なんでかというと原作では
牛松島の目の前に司法がいない時にしか
恋愛要素っていうのが描かれないんですよ
なので2人が手を繋いだりとか一緒に過ごしたりとか
みたいなのがほぼ描かれていないんですが
この吉野晃子の存在を通して
特にこの恋愛要素っていうのが強化されていくというか
2人の恋愛模様っていうのが
しっかり描かれるようになっていました
21:02
あとはですね
この木に死に給うことなかれという作品を通じて
司法の兄弟が日露戦争で戦地に赴いているという
ここで自分と吉野晃子を重ね合わせる司法っていうのも
描かれているというところで
また時代背景がわかりやすくなっていたの
というふうに思いました
そしてですね猪子連太郎の演説です
私このシーンとっても大好きなんですけど
映画でも多分一番印象的なシーンが
この猪子連太郎の演説会のシーンだと思うんですが
真嶋さんの猪子連太郎の演説がめちゃめちゃいいんですよ
ただ原作ではこの演説会のシーンありません
しかも牛松も猪子の演説会には立ち会っていないんですね
その演説会を行っているという描写はあるんですけど
牛松が行ったという描写が一切なく
猪子の演説を直接牛松は聞いていない
というふうになっているんですが
この演説会のシーンがちゃんと描かれたことによって
この後描かれるちょっと痛ましいシーンなんですが
猪子が亡くなってしまうところであったりとかが
もっと生々しくなるというか
そして得たという言葉の扱いも
今回この制作人がすごくこだわっていらっしゃるんだな
というふうに感じました
なぜかというとこの作中で出てくる猪子連太郎の著書の冒頭部分
我は得たなりという言葉があるんですけど
これがずっと牛松が読んでいる間
この一文しか出てこないんですよ
我は得たなりという一文しか出てこないんですけど
猪子連太郎の演説によって
この続きがきちんと声に出して読まれることになります
我は得たなり
されど我は得たを恥じず
って言うんですね
この言葉をものすごい朗々と口にするんですよ猪子連太郎が
またこのシーンがすごくよくって
猪子連太郎という思想家が
どんな思いを持って自分のことを得ただと言っているのか
こういうところもしっかりと描かれているなという風に感じました
過去に2回映画化されているこの破壊の中では
得たっていう言葉が差別用語なので使われていないんですよ
ただ今回はこの得たという言葉
我は得たなりという演説の中での言葉として
あえてセリフにすることによって
牛松が自分のことを出自を名乗れないっていう重みっていうのも
また生まれてきたなという風に感じました
猪子連太郎が我は得たなりされど我は得たを恥じず
っていう言葉を言った時の観客たちの興奮
演説会の興奮の渦に包まれるシーンっていうのがものすごくよくって
24:01
その中でもものすごい呆然としたような顔で
推しを見つめる牛松
私猪子連太郎と牛松が開講するシーンがあるんですけど
猪子連太郎に初めて会った時の牛松って
ただただ推しを目の前にしたオタクなんですよ
これもすごいいいなって思ってるんですけど
ただこの演説会の時の
あっけに取られたような牛松の表情っていうのが
やっぱりこの言葉をしっかりと猪子連太郎が口にすることによって
よりリアルになったんじゃないかなと感じました
そして最後にこの作品の中で原作と映画の大きな変更点が一つあります
これがラストの部分です
一番大事な部分ですね
原作では牛松は学校の子供たちに自分が得たであるという
羊を隠していたっていうことを懺悔します
しかも土下座をします
時代的に仕方ないのかなって思うんだけど
私これ原作を読んだ時に
土下座までしなくちゃいけないのかなって
なんかこう違和感を覚えたんですよね
そしてその後牛松は教職を辞めます
先生という仕事を辞めて
テキサスに行くためにとりあえず上京をするっていう
ちょっとぶっ飛んでるんですけど
テキサスに行かないかっていう風に進められて
その準備をするためにとりあえず上京をするっていうところで
この原作終わるんですが
ここ落としどころがちょっと違うというか
原作の牛松モデルがいるんですよ
なので事実と落としどころが違うっていう感じなんですけど
その原作の牛松のモデルになった方っていうのが
最後校長先生までなって教職を全うされているんですね
なのでこの牛松と実在の人物にはちょっと乖離があるというか
ズレがあるんですね
これはこれで作品としては面白い部分というかね
小説としてはちゃんと成り立っている部分ではあるんですが
私にとってはちょっと原作を読んだ時に
違和感を覚える部分ではありました
この映画の落としどころの方が私は好きだったなって思ったんですけど
今作は猪子連太郎の演説を受けて感動した牛松が
子どもたちに出場告白しようと決心をします
ただこの子どもたちに告白するシーン
懺悔ではありません
堂々と自分はエタであるということを告白をします
その中で君たちと勉強したり遊んだりしていたいのに
どうしてもここにはいられなくなってしまったんだっていうね
悔しさをすごい前面に出すんですよね
土下座もしないし
悔しくてつらくて膝から崩れ落ちて泣くんですよ
牛松が崩れ落ちて泣くときに握りしめた拳に
27:01
涙がぽとりと一粒落ちるんですが
このシーンがすごい痛ましいとともにすごく映像が美しいんですよ
なおかつ真宮翔太郎のが体を想像してほしいんですけど
身長179センチありますからかなり大きいんですけど
そんな牛松があんなにちっちゃくなって泣くかっていうぐらい
ちっちゃくちっちゃくなって泣くんですよ
つらい
本当に悔しいんだなっていうのがすごい前面に出ているシーンでした
その後どんな環境にあろうともまた教団に立つということを
子どもたちに対して約束をします
これがすごくいいなと思って
モデルになった方っていうのも教団に最後まで立っていらっしゃったということで
教職を全うされたということで
モデルの方に寄ったなっていうところもあるし
前を向いて子どもたちの前から去っていくっていう面でも
すごく良かったんじゃないかなと思いました
破壊っていう作品はお父さんからの忌ましめを破る
破壊って忌ましめを破るって書いて破壊ですけど
忌ましめを破ることまでの話なんですけど
この忌ましめを破ることによって
自分の殻を破る破壊する
欲圧を破壊するっていう壊す方の破壊までを描いて
その後の自らの再生新たな出発っていうところまで
綺麗に描いたのが今回の映画だったんじゃないかなって
すごい感じたんですね
政策の方のインタビューなんかも
私今回結構読ませていただいて
ウェブ上でインタビューされていたものだったりとか
パンフレットとか載ってた部分ですごく印象的だったのが
差別は現在も決してなくなっていないっていう話をされること
そして差別の種は誰もが持っているということを自覚して
その上で差別と向き合ってほしいっていう風に
再三政策の方がおっしゃっていました
その上で今回登場人物の中で注目したいなと思ったのが
牛松の同僚たちです
同僚の勝野文平と土屋銀之介の存在です
まず勝野文平
彼は牛松を追い詰めるポジションの人物として出てきます
なので牛松にフォーカスしてみてしまうと
とってもムカつく存在なんですけど
決して悪い人ではないんだろうなっていうのも
随所に描かれているんですよ
東京の大学で学んで
当時最先端の教育を受けた人っていう描写があります
彼のすごいところは
女性の社会進出に対して
とっても肯定的なセリフを言っているんですね
この時代四方の動きを見てるとすごい分かるんですけど
女の人って家庭にいて当たり前だし
なんでも男の人が出した洗い物だったりとか
そういうのも全部自分が受け負って
なんでも私がやりますっていう風にしないといけない
30:01
女性はそうしなきゃいけなかった時代
女性べし当たり前の時代なんだなっていうのも
映像見てるとすごく分かってしまう
それもちょっと私は女性としては痛いなって思う
シーンなんですけど
でもそういう女性たちが社会進出していくことは
素晴らしいことなんだっていう活の言うんですよね
だからその辺は新しい時代に対して
アップデートの気持ちができている人だなって思うんですけど
当然のように部落差別をしているという
彼の牛松の足を引っ張ったっていうのは
四方への恋心もあるんですよね
なので牛松の足を引っ張って
あわよくば四方を手に入れてやろうという悪意もあるんだけど
基本的な根底にある価値観っていうのが
この時代部落差別は
決して叱るべきものだっていう
ある種の正義感なんですよね
市民平等っていうのが牛松の口から
子どもたちに対しても言われるんですけど
首脳交渉を得た否認っていうね
こういう身分階級制度っていうのが撤廃されて
みんな平等になったんですよっていうことを言うんだけど
まず大人たちがアップデートできていないから
子どもたちもアップデートすることができないんだっていう風に
示唆しているシーンがあるんですが
アップデートできていない大人の最たる例だったんですよ
この勝野という人物が
ある意味では無自覚の善良な市民
テンプレートのような人物っていうのが
この勝野だなっていう風に思いました
ただ牛松に堅入れして見てしまうので
もう本当にムカつくんですけど
この勝野っていう人物がね
でもこの時代の人物としては
本当にテンプレート的な人物として
この人で描かれていたなっていう風に感じますね
そしてもう一人が牛松の親友銀之介です
この銀之介のキャスティングもすごいいいんだよね
真宮くんのリアルの親友の矢本雄馬くんという人が
演じているっていうのはすごいいいんですけど
銀之介が登場人物としてものすごいいいんですよ
牛松の出自を知らないので
牛松の前でも差別的な発言を前半部分ではかなりしてるんですよ
最後あたりで気象転結の点の部分ぐらいで
牛松から出自を打ち明けられるんですけど
一番最初に銀之介が
この牛松から出自を打ち明けられる人物なんですが
銀之介ね
打ち明けられた後
開口一番謝ることができる人だったんですよ
素晴らしいですよね
この人の存在っていうのが
現代を生きる私たちにとって
銀之介はお手本なんじゃないかなって思いました
私も銀之介のようにありたいなっていう風に
今回見てすごく感じました
私たちの間では
現代人の中では
ブラック差別に限らず
33:01
LGBTQプラスの問題だったりとか
人種差別だったり
障害者の差別だったりとか
知らずに当事者を傷つける発言をしているんじゃないか
っていうことちょこちょこあるんじゃないかなって思うんですよ
それとか本当は割と最近の問題ですけど
新型コロナウイルスの問題ですね
コロナにかかった人を差別していたとしても
いつ自分が新型コロナウイルスにかかった
当事者になるかって分からないじゃないですか
なのでね
差別される側
差別する側の
敷居っていうのも
すごく薄くなっていると思うんですよ
劇中でこんなセリフがあります
人は愚かではない
弱いのだ
弱いから差別をするのだ
っていう風に言ってるんですよ
私たちは
差別される側になりたくないから
差別する側になろうとしていないかと
これってすごく弱い心ですよね
差別される側に対しての優越感を持つことによって
安心するっていうものすごい弱い心を持っているから
差別をしてしまうんだなっていう風に
私は受け止めました
なんかね
銀之助ものすごく柔軟なんですよ
牛松に対して
こんなにたくさん
お前を傷つけることを言って悪かったっていう風に
謝るんですけど
私もね
様々な生き方や
自傷だったりとか
そういうことに対して柔軟でありたいなっていう風に
この破壊を見て感じました
銀之助の存在もそうだし
勝野の存在もそうですよね
私たち現代を生きる人間にとっても
今し目となる登場人物だったなという風に思います
そして最後にですね
真宮翔太郎の美しさについて
ちょっと語っておきましょう
本当にね
この作品の真宮翔太郎も
全編ひたすらに美しいんですよ
冒頭部分でも言いましたけど
監督が美しいからという理由で
キャスティングしたのが
本当によくわかる
全編和服なんですけど
牛松がですね
ほぼ袴を着ているんですが
まず袖が綺麗
ここはね
大河ドラマキリンが来るでも
結構鍛えられたんじゃないかなと思うんですけど
袖と姿勢がものすごくいい真宮翔太郎
とっても美しかった
もうそれだけですごく綺麗だなと思いました
重い前髪の髪型をしてるんですけど
この前髪がですね
身長に合わせて綺麗に分かれていたり
落ちてきたりするんですよ
それを払う動作すら美しい
手で払う動作をするのがほとんどなんですけど
ワンシーンだけですね
手を使わないで前髪をバサバサって払うシーンがあって
またここが綺麗なんだ
これがまた美しいんだ
もう本当に真宮翔太郎ずるいな
存在が罪だなって思ってしまいました
オタクのエコヒーキーですけどね
36:00
猪子連太郎が傍観に襲われて亡くなってしまって
そこから自分の羊を告白するまでの
葛藤のシーンがあるんですけど
ここが横顔がとにかく綺麗で
着物を着ていて首元を横から見たショットっていうのが
すごい長く長回しで
結構近くから撮っているショットっていうのが続くんですけど
このシルエットが最高に綺麗なんですよね
中にこの時代の人って着物の中にシャツを着てるんですよ
襟なしのシャツを着てるんですけど
そのボタンをプチッて外す仕草があるんですけど
この手元まで美しい
そこから美しくない洞窟があるんですよ
ものすごいうめき声を上げるんですけど
またここの落差っていうのもそれがいいなっていう感じでした
そして銀の助に告白するシーンっていうのもすごく美しくて
ここはセリフを一言一句ちょっと読み上げたい
なぜふるさとを語ることができない
なぜ好きな人に思いを伝えることができない
なぜ僕はこんなに苦しまなくちゃならない
なぜなんだっていうセリフがあるんですけど
これを噛み締めるように言うまみや翔太郎がまた美しいんですけど
なぜ僕はこんなに苦しまなくちゃならないから
なぜなんだの間に涙が一滴だけポタッて落ちるんですよ
完璧本当に最高
このシーンはリアルも親友同士である
二人の関係性っていうのも素晴らしかったんですけど
これは矢本くんが言ってたんだけど
どんな顔で相手の顔見ればいいんだみたいな
ちょっと笑い怒られたみたいな
茶化して言ってるところもあったんだけど
でもこの二人の関係性だから
すごくいいショットになったんじゃないかなっていうふうに思いました
子供に対する対応っていうのもすごく良くて
まみやくんからの発案で
牛松は子供たちに対して敬語を使うようになったらしいんですよ
もともと脚本敬語じゃなかったらしいんだけど
敬語になったみたいなんですね
生徒たちに対する牛松の口ぶりとかもすごく良くて
私牛松にとっても言われたいセリフが一個あって
子供が授業中に音読をするシーンがあるんですよ
朗読って作中では言ってるんですよ
朗読をしてそれを牛松が褒めるんですよ
牛松がその読んだ子供に対して
センタさんっていう子が読むんですけど
センタさんの朗読は言語明瞭で大変結構ですって言うんですよ
もう言われたいセリフナンバー1
超言われたいこのセリフ
いいなと思って
子供たちに対する対応とかもすごく良くて
しかも生徒を抱きしめてあげるシーンがあるんですけど
39:01
またここも良かった
手にフォーカスすること多いなって思ったんですけど
もしかして監督マミヤの手好きかなと思って
私がマミヤ君の手が好きなので
全体的にすごく良かったです
嬉しかったな手にフォーカスありがとうございました
生徒たちに言及したので
ちょっと子役さんたちの話をしておきたいんですけど
この作品子役さんたちがすっごい良かったんですよ
役名のある子たちはもちろんなんですけど
セリフがないような子たちも
ちゃんと牛松の生徒としてそこにいるんですよね
特にその牛松の告白のシーンで
生徒たちがちょこちょこ映るんですけど
感情の動きがちゃんとしているっていうかね
うるうる泣き始めて
ぐすんぐすんみんなが涙を落としていくっていうところも
時間の流れもちゃんとしてるし
なんだか本当に子供たちも牛松と一緒に
そこに生きているみたいな感情を見せてくれたな
っていうふうに思いました
ラストのお別れのシーンですね
お別れのシーン本当に言いたいことがたくさんあって
子供たちもめっちゃいいし
銀之介もめっちゃいいし
牛松がいいんだ牛松が最後だけ笑うんですけど
牛松の笑顔ね
すっごい良かったね
牛松が笑って最後に言うセリフがあるんですけど
そこを言うためにちゃんとあったなっていうか
笑った牛松が
生きていればきっとまた会える
その日までさようならっていうセリフを言うんですけど
ここの牛松!ってなる
ちょうちょ
ちょうちょちょうちょ
すごい良かった
ラストのシーンもそうだし
本当に見どころだらけなんですけど
ここはね銀之介本当によくやったっていう感じで
銀之介が楽すんなよって言いたくなるシーンとかもあったりするんだけど
本当にいいやつすぎて銀之介が
銀之介と牛松の友情っていうところと
牛松と司法のこれから育んでいくだろう
愛情っていうところがすごく明確でする
いいラストでこの作品終わったなっていうふうに思います
パンフレットの方で山本雄馬くんがものすごい良いこと言っていて
これだけは一つお伝えしておきたいんですが
完成した映画をご覧になった感想をお聞かせください
っていう質問に対して山本くんこんなこと言ってるんです
僕が一番伝えたいのはこれからの二人がしんどいぞってことです
二人が皆さんの暮らす街を訪れた時
銀之介と同じように柔軟な心で受け入れてあげてください
山本雄馬いいこと言う
この作品においては山本雄馬は私の中でめちゃめちゃ功労賞なんですけど
いいこと言うなっていうね
私はどこかで牛松みたいな人に出会ったら
銀之介のようにいられるかなっていうふうに
本当この作品最後まで見てその後ずっと考えてるんですけど
42:03
柔軟な心持ちたいですね
そういう人でありたいなっていうふうに思いました
牛松を通して広い意味での差別っていうものに関して
ものすごく思いを巡らせたし
生きるって何だろうってすごい思ったんですよ
牛松って自分が自分として生きていくことが今までできなかった人だったのに
ラストで東京に出ていくときに
ようやく自分として生きていくことができるようになったと思うんですけど
この後どうやってこの人生きていくんだろう
生きるって何だろうってすごく考えさせられました
自分の中にある差別心だったりとか
自分が上手にできないところ
何か言葉として難しいな
うまく人と関われないところだったりとか
そういうところに何となくうっすらだけど気づかされたというか
自覚を持ったらもうちょっと自分って変われるんじゃないかなって
だから差別に対して意識をするってものすごい大事だなっていう風に
私は今回この破壊という作品を通じて思いました
もっと重たいかなって思ったんだけど
割と差別のシーンがサラッとしていたことによって
見やすい作品にはなってたと思うんですよね
ただ見やすいから軽かったかっていうとそうではなくて
ブラック差別に限らずいろんな差別問題に対して
思いを巡らせることができるとても上質な作品だったなっていう風に思いました
今回私はこれは推しが主演をしてくれて本当に良かったなと思っていて
切ないかな公開されている劇場の数がものすごく少なくって
公開時の舞台挨拶でまみやくんが七夕の次の日だったんでね
7月8日から公開だったので七夕のお願い事何にしますかって言われて
破壊の公開劇場数がもっと増えますようにっていう風に言ってたんですけど
本当に私もそれを願ってやみません
できれば地元にも来てほしいですね遅れてもいいので
是非いろんな都道府県でもっとこの映画破壊見てもらえることを
一ファンとしては祈っております
そしてもう一回ぐらい見たいな
私はこの作品DVDとかが出たら絶対欲しいなと思ってるんですけど
もう一回劇場で見たい
映画館で見るからこその情緒っていうものがものすごくある作品になったなという風に思っているので
是非お近くで上映されている方は
公開されている期間も短いところ結構多いようなので
是非是非足を運んでみてください
映画破壊は7月8日金曜日から丸の内東映他全国で公開中です
というわけで映画破壊についてのお話でした
エンディングです
45:10
この映画破壊という作品ですね
公開が決まってから私すぐ原作を読み返したんですけど
何でかっていうと文庫本でおじが買って読んだらしかったので
私も文庫本買って読み返したんですけど
おじと同じ本を手元に欲しかったっていう
どっちかなっていう
2種類あるんですよ破壊の文庫版っていうのが
まみやくんが買ったものと同じものだったかどうかわからないんですけど
読み返したくてちょっと買ったんですけど
それで小説破壊の方も
私実は別番組の方で書評収録をしてまして
概要欄の方にリンク貼っておきますので
よかったらそちらもぜひ聞いてください
今回のこの映画破壊の感想聞いていただいて
書評の方5分くらいすごい短い収録になっているので
そちらと聞き比べていただくと
また違う部分とかも気づいていただける部分あるんじゃないかなという風に思います
私映画を見ながらちょこちょこ思ったこととかをメモってたんですよ
そのメモを元に今回収録の原稿作ったりとかもしたんですけど
私ね一番最後にテキサスは?って書いてたんですよねメモの最後に
テキサス行かねえのかよっていう感じで
メモの最後テキサスは?って書いてあったんだけど
まあテキサスに行かなくてよかったですね
映画には映画のこの後味というものがあったりして
なんか小説破壊の方は結構
牛松は本当にテキサスに行ったのか行かなかったのか問題みたいな
結構取り立たされることもあって
なので不思議な作品なんですけど
破壊の撮影時期の話をちょびっとしておこうかな
実はですねこの映画破壊去年の夏に撮影をされていたそうで
作品自体は明かされていなかったんですけど
2作並行して撮っていたらしいということは
実はファンクラブの方とかでちょっと匂わされていたんですよね
2021年去年の夏まみやくんが何を撮影していたかっていうと
テレビ朝日系列で放送されていたドラマ
IPサイバー捜査犯ですね
このドラマ京都で撮影していました
そして映画破壊も京都牛松映画村で撮影をされていた部分がかなり多くて
なのでIPを見ると破壊の時とビジュアルが結構近いですね
髪型も一緒なんですよね
IPの時は田畑翔平という役柄を演じていたんですが
この時のビジュアルがとってもいいんだ
とってもいいんだ
私はすごい好きなビジュアルだったので
IPと破壊という2作品でこのビジュアルが保存されることを
ものすごく嬉しく思っております
暑い時に大変だっただろうね
去年の夏も暑かったですからね
そんな夏を駆け抜けた推しの姿を
48:02
劇場でしっかり見ることができて本当に良かったです
ただ本編も最後で言いましたけど
公開している劇場の数もっと増えてほしいですね
私の地元にもぜひ来てほしいなと思います
進めたいんだけど進められないんですよ
今回この作品
あんまり東映なのにね
東映の配給作品なのに
本当に公開している劇場の数が少なくて
なんか題材の問題とかもあるんですかね
なんかちょっと悔しい思いをしてますが
ぜひ足を運んでくださる方が少しでも増えれば
私もファンとしてすごい嬉しいなと思っています
というわけで今回はこの辺でお別れにしたいと思います
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