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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、劇場版モノノ怪がいよいよ公開されましたということで、
個人的に大世話になっているので、金曜日の初日に見てきましたので、ちょっと感想を交えて、
ちょっとネタバレになっちゃうんで、ほぼ僕ね、映画評はできないんで、映画自体は触れてないんですけど、
Yahoo!ニュースに、劇場版モノノ怪は日本のアニメの映画化の新しい可能性をひらくか、
っていうタイトルで記事を披露してみました。これはね、本当あの、なんだろうなぁ、
映像表現がちょっとその、特殊というか、こんなの可能なんだっていう感じの作品ですからね。
足の上に描いたようなテクスチャーになっていて、なんだろう、こういうのを何て言うんですかね。
和風なんだけれども、色使いはどっちかっていうとすごい派手ですからね。
日本の色使いじゃないんじゃない?どうなんだろうなぁ。
でもなんか見てるうちに慣れてくるから不思議ですよね。
映画見終わった後に映画が出てくるとちょっと色数物足りない感じになる、すごい面白い映画なんですけれども。
こちら、ちょっと裏話を色々調べたらちょっと面白かったので、そっちをメインでヤフーの記事を書いてみました。
詳しい方は詳しいと思うんですけど、僕、すみません、知らなかったんですけども、
ノイタミナっていうフジテレビの新アニメ枠がずっとあって、そこで2006年、2007年に放映された作品がモノノケというアニメ作品で、
それの今回映画化なんですよね。
で、そのアニメのモノノケ自体は2020年にノイタミナ、歴代70作品を対象とした投票企画があって、
そこで2005年、2009年度制作部門で1位と。
テレビ放送終了、テレビ放送はもう17年前とかに終わってるんですけども、今でも多くのファンがいる作品だそうです。
この映像は、今多分YouTubeに上がってるのはほとんど劇場版の映像しかないんですけど、
一部アニメ版の映像も上がっていて、本当独特なんですよね。
アニメ版は劇場版に比べると少しパステル調というか落ち着いた色使いですけども、
やっぱりその唯一無二ですよね。
本当そのフォアのファンが今でもたくさんいる作品らしくて、それが映画化されたって感じですね。
人気アニメが映画化されるって言うと普通でしょって思う方は少なくないかもしれないですけど、
話をいろいろ聞いてみるとどうも違うっぽいんですよね。
そもそもアニメ化から17年空いてるって普通じゃないですかね。
当然そのフォアのファンがいる作品が、漫画原作のものがついにアニメ化みたいなのはあるんですけど、
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まもなくアニメ放送があったにしても2006年、2007年とかなので、一旦落ち着いている作品のはずです。
なんでそれが映画化できたかというと、どうも関係者の方々がずっとやりたいねっていうエネルギーを育ててたって話みたいなんですよね。
今回、記事にも書いたんですけれども、面白いのが制作委員会方式じゃなくて、ツインエンジンさんっていう制作会社なのかな。
プロデュース会社なのかな。が、映画化にこぎつけてるんですけど、その発表が2022年なのかな。
もののけ15周年記念祭っていうのをツインエンジンさん主催でイベントがされるんですよね。
これがオンラインでも配信されてたみたいで、同時視聴5000人とかいたらしいですけど、その時に実は振り返りのみんなの好きなシーン、
トップ3みたいな発表をして、オンラインイベントをやった時に、実は劇場版制作中で2023年公開予定です。
さらに他にもいろんなプロジェクトがあって、みたいなのを発表されてるんですよね。
会場の人たちはたぶんこの時初めて聞いたっていうことなんだろうな。
ちょっとマイクでね、やっぱり会場の盛り上がりが入ってきてましたけど。
実際にはちょっといろいろあって、公開が2024年に伸びたっていうことみたいですね。
僕も映画業界そんなに詳しいわけじゃないですけど、映画って普通は制作委員会方式で作るらしいんですよね。
制作委員会方式にするとテレビ局とか映画会社とか大手の会社がお金を出してくれるし、
参加することによってその上映関数が保証されたりとか、テレビで紹介してもらえるみたいなのが組み合わせとして行われるらしいんですけど。
これはツインエンジンさんの単独出資の作品だそうです。
15周年記念のイベントの時にこのツインエンジンの社長の山本さんがちらっとおっしゃってるんですけど、
どうもやっぱり映画家はずっとしたくていろんな会社に声をかけてたらしいんですけれども、
ずっと物の気は低い評価を受けていたっていう話をされてるんですよね。
でもどうしてもやりたくて、この15周年記念祭っていう形でイベントもやります。
その前から多分映画家のプロジェクトも動かし、15周年記念祭の発表の前にツイッターアカウントを作って、
ちょっとこの盛り上がりポイントを作るみたいな活動をされて、
その時にやっぱりその5日で10万フォロワーとかアカウントいったらしいですよね。
しかも2日間にわたってトレンド入り。
そして急に断ってた人たちが、あの話まだ参加できますか?つって声掛けしてきたみたいな話をおっしゃってましたけど、
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ファンの盛り上がりが可視化されたことによって、やっぱりその勢いがついたっていう背景があるみたいですね。
で、この15周年記念の時にクラウドファンディングをやりますって発表されて、これが目標1000万なんですけど、
6000万近く集まったんですよね。
映画のクラファンっていうと、この世界の片隅にが大成功事例として有名ですけど、
それが4000万弱だったんです。2016年公開ですね。
いや、それを1.5倍集めてるんですよね。
だからこの世界の片隅にもコアなファンがいて、映画家のクラファンに大勢の人が集まって、
それをエネルギーに劇場を広げて、あれは本当に興行収入めちゃめちゃ伸びた作品でしたけれども、
それに近いエネルギーがあった作品だったっていうことだったと思うんですね。
でもやっぱりその制作委員会方式とかで普通に映画化しようと思って、
大手の会社は確実に売れる作品の方にお金を突っ込んじゃうんで、
いわゆるジャンプとか、現在進行形で連載されていてめちゃめちゃ漫画が売れてますみたいな、
もしくはテレビアニメ化されてめちゃめちゃ視聴率もいいですみたいな、
作品じゃないとなかなかその映画家のプロジェクトって動かないんだそうです。
映画関係者の方とかにも聞くと、やっぱり今って、
大作はめちゃめちゃヒットするんですよね。
やっぱりシネコンにずらっと並んで、大作の売り上げってもコナンとか100億来ますみたいな、
大作は上がどんどん上がってるらしいですよね。
なんで鬼滅の刃が400億行っちゃったみたいなのは、やっぱりその上はとにかく大ヒット。
みんなが観に行くとみんなが観に行くからみんな観に行って大ヒットになるっていうことが起こるらしいんですけど、
やっぱりインディー作品とか単独出資の作品ってなかなか難しいらしくて、
単独出資だから当然制作委員会方式になってないんで、
そことか絡んでないと上映関数の担保難しいし、
IQが頑張って上映関数の担保しないといけないみたいなのがあるんで、
そうすると制作委員会方式にしてもやっぱり、
いろんな企業がリスクがあるからって乗っかってこないみたいになりがちらしいんですよね。
でもこのツインエンジンさんはそうじゃない作品をちゃんとやろうっていうことで、
実はノイタミナの枠をされていた、編集長を務めていた山本さんが2014年に設立して、
キャッチコピーがね、自ら作り自ら届けるんですよね。
だから映画もアニメもちゃんと自分たちで作って届けるところまでやるっていう。
従来のアニメ制作会社はどちらかというとやっぱり下請けになりがちで、
儲かったら制作委員会が持ってっちゃうみたいなのがよく言われてましたけど、
そうではなくて自分たちで出資して作ることによって、
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うまくいったらその分の利益も返ってくるし、
作品もその分こだわって作るみたいなことが可能ってことだと思うんですね。
今回の作品、よく分かってますがカット数が2600カットって通常のアニメ映画の倍らしくて、
シーンの切り替わりがめちゃめちゃ激しいから声優さんがめちゃめちゃ大変だったみたいな、
逸話が事前の舞台挨拶みたいなのが出てましたけども、
そこにやっぱりファンがいるんだけれども制作委員会みたいな、
今流行ってる作品しかやりませんみたいな形式だと、
映画化されないものがこうやってついエンジンさんみたいな会社と、
クラファンのファンの支援によって公開される。
今多分200巻ぐらいで公開されてるんですよね。
今週6位ぐらいに入るかなぐらいらしいですけどね。
やっぱりブルージャイアントなんかも去年、
多分そんなに対策映画としては注目されてなかったのが評判が良くて、
かなり売上伸ばしてみたいになりましたけども、
こういう、いわゆる対策じゃないんだけれどもコアなファンがいて、
思いがある制作の方々が頑張って作ったものが、
ちゃんと評価されて公開されてうまくいくっていうサイクルが増えると、
いわゆる本当に超人気漫画の対策系の映画ばっかりじゃなくて、
こういうパターンのスマッシュヒット的な映画が作られるパターンも増えてくるんじゃないかな、
みたいなちょっと感じたので期待も込めて描いてみました。
ネタバレは一切ない感じの記事だったんですけど、
作品はね、ストーリーが何回だっていう感想はすごいありますけど、
やっぱ映像美が素晴らしいんで、これは映画館で見といた方がいいやつだと思いますね。
実際、多分アニメシリーズを知らないとちょっと置いていかれるシーンは結構あると思うんですけど、
個人的には結構ね、何だっけな、合成…難しいテーマが設定されていて、
やっぱね、組織に所属することによって失うものみたいなテーマなんで、
ちょっとこう、自分が新入社員でNTTに入ってもやもやしてた頃を思い出す感じのストーリーにもなっていて、
非常に興味深い作品でした。
ぜひ、いい映画館で見れるうちに見に行っていただければと思います。
はい、こちらのチャンネルでは、日本の映画のための人々に応援したいなと思っていますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。